田は朽ちて遥か遠くに去る声の
懐かしきかな小さきかはず
消えそうで消えない{ルビ数多=あまた}の古傷が
今夜は特に{ルビ疼=うず}いている
闘いに明け暮れた若き日々
今宵はフラッシュバックに襲われて
モノクロ映画のような夢を観るだろ ...
悲しみを
そっと忘れてしまうため
安めの言葉に身を委ね、眠り
罪深い
愛がこころを満たすとき
忘れたいほど消したい君を
轟いた
雷鳴 ...
ぼくは 眠れない夜に
夜風の海を たゆたう
青いくじらを 見た
白い雲さえ 追いやって
星を ごくん と飲み干して
おしゃべりな 雨音とともに
故郷を捨てて 来たらしい
月のよう ...
それは夜
さざめく宇宙の 真ん中で
おれは命の小ささに 顔をしかめる
川の流れが おれの鼓動を押し流す
風の息吹が おれの呼吸を運ぶ
草木はおれに 踏みしめられながら
おれよりも ...
ユキノシタが食べれると知って
そわそわする
4年ほど前、「傾き者になりたい」と言っていた彼
その数ヶ月、後彼は舞台の上で赤い派手な着物を着て
見事、傾き者になってみせた
見る者を魅了させる
粋で艶やかな立ち姿
それから、月日は経ち ...
詩は果てる?
男じゃあるまいし
じゃあ 言葉は気持を超えられる?
女じゃあるまいし、むりだよ
そんなことより
そんなことより眠っておいで
寒くてみじめで、女で男で、大きくて小さくて ...
ギリギリ目標に沿えた
内容はスカスカ
年々吊り上がる目標
本音は
そんなん無理やねん
やってる振りだけ上手くなっていく
上司との面談
業務の成果を
大盛りにして報告する
寒風を浴びながら
カッと眼を見開き
澄んで透きとほるよな
この肉身 冬空の青に曝す
ひろいひろいこの世界の照準に自らを寄り添わせ 、
夜な夜な無機小人の群れ
襲い来て粉砕され埋葬さ ...
木枯らしが街に吹き込んで来て
にぎやかなイルミネーションの饗宴がはじまる
厚着をした早歩きに急ぐ人々のそばを
黄色い大きなランドセルの集団が跳ねまわる
日暮れには
...
これ以上失えないっていうくらい深い夜から君は見つかる
簡単な夢を見ている 生温い浅瀬であなたが手を振っている
(番外編41―22―5)軍神につづけと言うが
新田義貞、吉田松陰、楠木正成に續けとは戸惑う
ドリフターズいかりや長介さんに續け歴史観に戸惑う
8時だよ全員集合 大政翼賛会文化部御中 ...
○「携帯トラブル」
妻「どうしてすぐ出ないのよ!」
夫「トイレだよ!」
妻「どうしてすぐ出ないのよ!」
夫「運転中だよ!」
妻「どうしてすぐ出ないのよ!」
夫「風呂だよ!」
妻「どうして ...
夜の街燈はいつも
何かを考えている
光を灯すだけでなく
決して暗いことばかり
考えているわけではない
夜の街燈の思考が閃いて
宇宙が一輪の花になる
あまりの果てしなさに
自分の孤独を感 ...
あなたしか、いないんだ
待ってください。
あなたしか、いないんです
時は、流れ、流れ、流れ、つづけ
すべては、変わる、
変わる、
変わる。
もう
ちょっと
...
女性の性的搾取とフェミニストの言う
でも、ホモ漫画読んでるんでしょう?
おかげでLGBTだ
ベーコンレタスバーガーか
精神的にレイプされているケースは
男女を問わない
母親に息 ...
街は今
昨日を忘れた 月曜日の静けさ
誰もが 消えた そこを
弱い流れの川が流れる
みんなどこかに行っちまった
だけど思い出さえ持たない
大人たちは
あれからどこに行ったのだろ ...
ダイナーに置き去りにした昨日の心は椅子の上で干乾びていた、埃を掃うように手で落として腰を掛けると今がいつなのか分からなくなった、せめて注文は違うものにしようと思ったが結局同じものに落ち着いた、なに ...
まるで儚い
これはまぼろし
どうしてなぜ微笑む
愛しいヒトよ
この指先ですら届かぬ想い
貴方に触れることすら叶わぬ
悲しみが胸の奥深くに突き抜け
やがて渇れ果てて砂漠となる
こ ...
あれは欲求の充足が阻止されたことの
一時的な怒りだったのか
なんにも知ってはいなかった幼女の
ヒステリックが沸点に至り
あの時、
一軒家の玄関ドアに嵌め込まれた
デザ ...
白いキャンバスに
不平不満を吐き出して
ただ白が汚れていく
糸一本分でも
現在と繋がる未来を
描けたら
絵となるのに
やがては海に還り
また雨になるだろう
けれど
地につく足は日々の中
飛べないのだから
歩きます
マッハでまわる地球の上を
...
間借りした住処を転々とし
強い想いを尚一層と強め
空漠を渡っていった独り人、
濃くなる想いに空漠の果て
焦がれる雪峰を終に越え
紺青の宙から木霊伝えば
後に残した子らの脳髄穿ち
忘れ去ら ...
(番外編41―22―3)亡霊が闊歩する
アメリカ人の我が家、故郷の人々、スワニー川
牧場の中もおお牧場は緑 丘に山の上ホテル
大草原の小さい我が家も
アメリカ西部に開拓民インガルシ ...
翼は漆黒となり天を覆い隠さんばかり
羽ばたくごとに羽は舞い上がり
轟音とともに嵐が激しく巻き上がる
自然に削り取られた猛々しい崖は
空の猛者を見上げてこう言った
「これこそ勇猛果敢に ...
○「一番大事なこと」
一番大事なことは
外見でも年齢でも地位でもなく
信じられるかということである
手術前の医者の言葉は重い
○「難しい伝えるということ」
自分の気持ちを言葉に変換して ...
混乱している朝も潮がひけて
遺ったものはなにとない
ぼうとした心だけ
今日一日
一体何を捜すやら・・・
歩きつめても 歩きつめても
果てどなく 果てどなく
さいきん
無理に ...
「最近のカローラ、乗り心地良いね」
「あ、これ、メガーヌっていう車です」
出席するだけの会議のあと、家まで送ってもらい、
黄色いルノーを国産車と勘違いしてしまった
そういやあ、ヤリスとプジ ...
僕らは階段の話をした
かいだん、と言う
君の発音が好きだった
一日中、階段の話をして過ごした
街では日々
階段は増え続け
壊され続けたから
話が尽きることはなかった
このまま二 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
かはず
栗栖真理亜
短歌
3
24/11/19 21:35
五行歌 還らざる日々
レタス
自由詩
9*
24/11/19 21:14
悲しみの夜遊び
秋葉竹
短歌
0
24/11/19 21:06
夜のくじら
みぎめ ひだ...
自由詩
5
24/11/19 20:13
アトラス
〃
自由詩
6
24/11/19 19:50
めも
うし
自由詩
3
24/11/19 19:41
傾(カブ)く者
栗栖真理亜
自由詩
2*
24/11/19 19:22
震えて眠れよな
はるな
自由詩
6
24/11/19 19:14
見栄
海
自由詩
4*
24/11/19 18:39
この世界に染まり染め抜きながら
ひだかたけし
自由詩
3
24/11/19 17:49
黒いランドセル
アラガイs
自由詩
7*
24/11/19 17:26
簡単な夢
はるな
短歌
2
24/11/19 13:37
(531―22―5)野施行千代に八千代に
水恋鳥魚夫
散文(批評...
1
24/11/19 13:16
独り言11.19
zenyam...
自由詩
2*
24/11/19 9:57
Cosmos
鳥星
自由詩
16*
24/11/19 9:24
寒気
秋葉竹
自由詩
4
24/11/19 7:59
性の肝
りゅうさん
自由詩
2*
24/11/19 4:40
駐車場
番田
自由詩
3
24/11/19 1:57
定めの夜
ホロウ・シカ...
自由詩
3*
24/11/18 21:59
儚愛
栗栖真理亜
自由詩
1
24/11/18 21:38
拳
リリー
自由詩
7*
24/11/18 20:02
白を汚す
海
自由詩
4
24/11/18 19:47
めも
うし
自由詩
2
24/11/18 19:17
響
ひだかたけし
自由詩
6
24/11/18 17:49
(531―22―3)野施行千代に八千代に
水恋鳥魚夫
散文(批評...
1
24/11/18 12:48
翼
栗栖真理亜
自由詩
0
24/11/18 10:38
独り言11.18
zenyam...
自由詩
3*
24/11/18 10:22
果てどなく
田中教平/K...
自由詩
4
24/11/18 8:05
value
atsuch...
自由詩
11*
24/11/18 6:51
囁き
たもつ
自由詩
3
24/11/18 6:41
150
151
152
153
154
155
156
157
158
159
160
161
162
163
164
165
166
167
168
169
170
171
172
173
174
175
176
177
178
179
180
181
182
183
184
185
186
187
188
189
190
加筆訂正:
Cosmos
/
鳥星
[24/11/19 20:57]
少し推敲しました。
黒いランドセル
/
アラガイs
[24/11/19 18:19]
叫んだよ→指をさす。に変更します。
黒いランドセル
/
アラガイs
[24/11/19 17:56]
少しだけ追加しました。
4.49sec.