すこしだけ慣れて来たから
美しい声と想えた
晴れるならさわやかな空
水色に映る微笑み

真空のこころ潤す
恥じている君を抱きたい
ささやかなときが流れて
やすらぎの肩を抱きしめ ...
ねえ、おかあさん
どれがいい?
大人になったら買ってあげるね
これ、ダイヤじゃん
ガラスみたいでつまらないよ
こっちの赤とか緑のとかがいいよ
この紫の綺麗だな
高いんだろうな
...
地は堕ち人々の叫びが聞こえる
笑い合った家族が一瞬にして哀しみに変わる
疲れ切った人々の朦朧とした現実
瓦礫の下に生き埋めとなった人々の無念な嘆き

年の始まりが自然による災いの炎と化す
...
わたしはいなかった。 人を一人も殺さなくて、男と言えるかね? 
人間と言えるかね?
もう一度言おう。
人を一人も殺さなくて、男と言えるかね?
人間と言えるかね?
太宰治は沢山人を殺したよ。
ジョンレノンだって、 ...
             早春が癇癪も躍ったものの
       ぽつんと見えている天窓などあれば私は、
     気持ちの頬骨が保持できるぐらいの欲しがる

 芯に往復する棹だ。雨曝しに ...
蒼い蒼い海が拡がる
私が仰いで憧れた

白い沫に包まれながら
思いっきり泳ぎたい
願いは届いただろうか
あの海に

どこまでもどこまでも泳いで
辿り着きたい夢の天(ソラ)
奇跡と奇跡が重なって
僕は芽生えた
勾玉のような魂と肉体
トンネル抜けて
命の泣き声をあげた

今は暗闇で泣いている
八方が塞がって
どこにも居られない焦燥感
僕が僕を否定する
鏡 ...
朝に行き交う人々の
一人一人の顔を見定めて

誰一人からも救い手のない
自分自身を改めて見定めて
ふっと安堵しすっこ抜け

東京の新年の日々は快晴続き
透空澄み渡り青い明るみの
只々 ...
思はず
詩のパンチラインに
「よく分からないけれど」と
書いてしまつたが
詩は
よく、分かつた處、に
宿るものだ
これは勇み足
反省頻り

神の事はよく知らぬ
それは本当なのだが ...
冬飲む水は
躰を冷やすので
内からの震へを
伴ふ
内なる震へ
何やら
神の事を思ふが
水といふ
即物的なものゝ代表格
にも
その反應は
齎されるのだ

尤も
神への震へは
...
(544)するすみ(匹如身)

かつて派遣切り暴力企業全盛のころ
日比谷公園での炊き出しがあった

大空を翔けていく その前に

あの子犬タロモモとの暮らしと生涯9年と11年も

わ ...
 {ルビ形象=フオルム}を一つ一つとらえ、それを書物のなかに閉じこめる人びとが、私の精神の動きをあらかじめ準備してくれた
(マルロオ『西欧の誘惑』小松 清・松浪信三郎訳)

 言葉ができると、言 ...
 「クレクレ星人の独り言 16」の続きを書く。
 「銀河騎士隆盛記 零」の感想を、悲壮な思いで待っていると書いたが、実のところを言うと、現代詩フォーラムの投稿仲間のA氏に、作品を読んでみて欲しいとお ...
[鬼子母涙次キシモ・ルイジ冬の句③]

風邪引きの貴女が今日もミニとはね

水鳥や水掻き持つは足掻く為

取り敢へず手を繋いだり冬夕焼け

風呂吹きは裸に昆布コブを纏ひたり

...
 冬日さす
 湖面を西風渡り行き
 岸の石垣でひとり聞き入る
 しづかな波の音

 水鳥が、あちらこちらで
 織部色の小々波についと潜り
 また現れて陽を浴びつつ
 光っている
 冠 ...
書けないのなら
書く必要がない

心の縁から
投げ込んだテーマが
もったり沈んでいくのを
焦げたトーストを齧りながら
眺めていた

書けていないのなら
書く意味がない

心 ...
[平手みき② 佛道歌十首]

地獄と云ふこなれた概念坐右に置き修羅行く人は分かり易くて

羅漢如何に行基菩薩に問ふたれば沈黙やがて黙殺と分かる

衆生みなみなの顔など覺えをる良寛の如き雑魚 ...
ほざく
ほざく
私の肩を叩き
きつと今日はいゝ詩が書けるよ
と励ます替はりに
あなたは自己宣傳に
汲々としてゐる

自問自答
たゞ老兵は去るのみなのか
否、粘れ 何かゞ生まれる迄
...
人生を捻じ曲げる、
まっすぐに終わりへとむかう
ひどく短絡的な直線を
乱暴にぐいっ、と曲げる

きっと皆は、この僕が
まっすぐ進むと思っていただろうな
でも突然、進路を捻じ曲げたから
...
溶けないで音なく積もる白いゆき とても簡単に すべては失われ
冬の窓ガラスのように
冴え冴えと濡れて光った

街そのものだ

あなたが評した私
哲学は究極的に 不可視である

見えないもの
知らないことを
死ぬまで
天国まで
じっと 持っていかなくちゃいけない

それは祈りだ
わたしでは どうすることもできないから
答えが ...
「日本を失敗できない国にしない」
というコピーを見た
あまりいいコピーだと思わない
日本はもう失敗できない国だからだ

だいぶ前から若い子は
「間違えたら、死あるのみ」と思って
事に当た ...
口に出すほどのことでもない
君たちに大事なものが
わたしにも大切に思われる
そんな時もあるだけ

よこを歩くひとりのあなたを
きいろい満月みたいに見ている
足もとには銀河が広がって
わ ...
夏の匂いがまた今年も風に運ばれてくる
青臭い山の薫り
土臭い大地の薫り
記憶の中で蘇る
荒い息と混じり合う快活な笑い声
額や首回りの汗を拭いながら愉しい目的地に思いを寄せたあの高揚感

...
膨らんだ
腹と裏腹の虚しさが
溢れて伝う
涙一筋
誤魔化せず
開き直るが正解か
職場で漏れる
五十路のおなら
何度でも
プリントし直す
履歴書を
日付あちこち
書き直す度
どん底の骨と川に浸かっている
沈香砂丘に書き記した記憶がある
腐敗したつぼみが脳裏に痺れを齎すけれど
死ぬ前に丸暗記した。発達したからだつきで
行き詰まったままより展望が開けている
外見 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
しろいやすらぎ秋葉竹自由詩025/1/15 8:17
トロイメライたもつ自由詩225/1/15 5:30
共に越える栗栖真理亜自由詩4*25/1/15 0:24
地球最期の日すぬかんなが...自由詩325/1/14 23:13
おにいちゃんへ②鏡文志自由詩3*25/1/14 22:53
あらい自由詩125/1/14 22:32
楽園栗栖真理亜自由詩0*25/1/14 18:51
顔を失って自由詩6*25/1/14 18:50
新たな朝にひだかたけし自由詩6*25/1/14 18:21
いゝのかも髙任勇梓 T...自由詩125/1/14 17:57
震へ自由詩025/1/14 17:23
野施行十二単衣 ㉖水恋鳥魚夫散文(批評...225/1/14 15:51
LET THERE BE MORE LIGHT。 ──光の詩 ...田中宏輔自由詩9*25/1/14 14:34
「クレクレ星人の独り言 17」ジム・プリマ...散文(批評...1*25/1/14 13:10
鬼子母涙次③髙任勇梓 T...俳句125/1/14 12:53
冬景色リリー自由詩8*25/1/14 12:44
勝手に咲いてしまう花夏井椋也自由詩9*25/1/14 11:38
平手みき②髙任勇梓 T...短歌025/1/14 11:04
悟空の獨り言自由詩225/1/14 10:10
atsuch...自由詩24*25/1/14 9:22
こんこん、こなゆき足立らどみ俳句325/1/14 8:52
とても簡単にはるな自由詩425/1/14 8:14
不可視みぎめ ひだ...自由詩125/1/14 7:38
夢想と現状りゅうさん自由詩025/1/14 7:08
きいろい満月よるもと自由詩925/1/14 1:14
夏の喪失栗栖真理亜自由詩125/1/13 23:57
腹と裏腹まーつん短歌225/1/13 23:52
短歌125/1/13 23:29
経歴短歌125/1/13 23:25
睡蓮の郷あらい自由詩225/1/13 22:30

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