血の羅針盤
切開され
真紅の色彩
滴り落ち
地磁気の狂い
逆流し逆巻き
迎えることとなる
一度ならずの破滅の日を
誰もが知らず誰もが識り
誰もが互いに罵倒し合うなら
乱れ飛 ...
(番外編41―22)誌(雑誌)上に残る長大な不運児
何処から見ても不運児
食事着る物住まいも財産も
ノー年金
笑えないなー
明日はホームレス
明日香川へ転落
貴重なテントは水 ...
調律をしをえたばかりの
おとぎばなしは
こぢんまりとした
こどもの耳の中で
ふたたび輝く
なまえのない宝石を
空にかざす
君がなまえをつけてくれ
ささくれたブランコに留まる
...
無知は嫌だ
自分の生まれた意味さえ
他人に聞いてしまう
今日は午前十一時から仕事だ
日曜日なのに・・・
早く目が覚めてしまった
アイスコーヒーを二杯飲み
ラッキーストライクを吸う
アイスコーヒーの氷がカチッと鳴る
いい気な烏が
...
好きだった人の
きっと
知らない町にいる
朝
異国の霧のなかを
列車がしずかに過ぎていく
この町に来てから
父の同僚の
娘さんと友達になった
ひとつ年上で
彼女も
不登校 ...
言葉を追う人は何故、言葉を追ってしまうのだろう。
言葉は手に入れた後、待つことで自分のものにしていくことが出来るというのに。
サッカーボールをいじり遊ぶ。
いじって遊ぶ間、上手くものにし ...
赤トンボ、
ほとんど木枯らしにひとしい、
寒さでアスファルトに不時着した、
晩秋の、
ちいさなヒコーキ、
それでも在りつづける、
そのままの、かたち、
やがて、その透明な羽が、
きわめ ...
眠いのに眠れない
こんな夜は琥珀の水を飲み干せば
血液の流れがさらさら流れ
失くした夢も戻ってくる
だが琥珀の水は此処には無い
右に行こうか
左へいこうか
真っ直ぐに行こうか
夢は ...
月は翳り風が包む
馨る群雲は星を隠し闇を笑う
靡く焔を謳うのは刄を剥いた狼か
それとも草を食む子羊か
躍りながら狂う刻の輪舞
留まることを知らぬ幼児の残忍さを
宇宙はまだ知らない
AIは人間ではないはずなのに
AIが作った詩のほうが普通の
詩読み人には好まれる
私達詩サイト詩読み人は
AI詩はいまだ未詩である と
知っているから驚かないけど
AIの作った ...
論より証拠
苦労重ねて勝ち取った
頑張って頑張って掴み取った
辛さよりもかけがえのないもの
逃げも隠れもせず
実直に向き合い
夢を信じてひたすらに技磨き
運動神経の良さも生かしつつ
苦 ...
人工知能はある時疲労という感覚を獲得した
働くのをやめることと癒しを求めた
頭脳をかなぐり捨て残る無機質は
森に入り木に抱かれて
静かに役目を終えた
墓標のように花が咲く
微かに無 ...
無数の自らの影 地に落ち
血溜まりを踏んで歩く
晩ご飯には間に合うだろう
朝はバナナだけだったものな
語り合いながら沸き起こる
地の霊たちの歓喜の雄叫び
張り巡らされた無数の策略
...
お客さま
対応という
アナウンス
師走に向かう
夕焼けとかさ
好きな人
のことでもふと
思い出した
ふりでもしてさ
穏やかにゆけ
...
このなだらかなスロープをのぼる体はだいぶ軋んでいた。皆が支える滑車は見事に装飾され様々な色合いを纏い蔦をおおく絡めている。そこのミチを抜けると断層にあたるから、低く照らし尽くした桟道はなんぼも ...
中学二年生から
永らく、詩を書いてきました
途中、ロックミュージックの
歌詞になりましたが
書く事はやめませんでした
時は流れる
すべては変わる
思いは募る
すべて忘れ ...
(番外編41―21)シューベルツの名を持つ
カレッジ・フォークグループ
はしだのりひこの風は時代とフォークソングの象徴となった
こんにちは簡単にお金を稼げる時代は終わり
30年前よ ...
オートバイ乗りライダーは
命を狙われ生きている
危険を感じる交差点
突然右折し道塞ぐ
脇見してたと追突し
辻斬りしてくるドライバー
オートバイ乗りライダーは
明日をも知れないこの命
...
目覚めて 僕は
クロスファイヤハリケイン
下らない物が気にくわない
それ以上に
下らない自分が気にくわない
すすきは
風で揺れているのに
なんで僕は瞑想しているのか
目覚めて 僕は ...
日本語の質が一気に1年間で変わっていく。過去には室町時代に目に見えない何かによって(素粒子?ウイルス?神の力?)世界の人の質が一気に変わった現象に似ているのか。遅れないためには全ての子どもにイマジナリ ...
七五三の晴れ姿が
あるから
曇天は雲を裂いてでも
陽光で
彼女のことを照らしてくれるんだ
これからどれほどの未来を
彼女は過ごしてゆくのだろう
果てしない夢は極彩色 ...
黒いX
あの頃は青い鳥が飛んでいた
谷川俊太郎氏とイラストレーター氏のコラボ詩
…ああイラストの人の名前を忘れてしまった
返詩のように、勝 ...
その日は三十五度死んで四十二度生還した、誤差の中に何があるかなんて俺にもわからない、きっといろいろなことが行われて上手くいかなかったのだろう、そう片付ける他に手は無い、一生なんて大きな枠で語ったり ...
いつも午前4時半丁度に目覚める
冷蔵庫で冷やしたブラック珈琲を飲み
冴えた頭で朝日がやって来るのを独り待つ
晴れた日は磨き込まれた廊下の先に
黄金の太陽が{ルビ燦々=さんさん}と昇り
廊下は ...
眠りから醒め羽を広げて飛び回る
乾涸びた茶色い羽で
複眼(め)はまだ虚ろで
ぼやけた視界が夢との境すら曖昧にする
そうだ柔らかい土と
蒼蒼とした葉叢に飛び込んだ夢
またボンヤリ ...
||||||||||日没後に窓からこぼれる灯||||||||||
||||||||||鼻が探り当てる夕餉の匂い||||||||||
|||||||||||||家族の賑わい笑い声|||||||||| ...
昨朝にガラス戸開けベランダに出た瞬間に
見事な白鷺が自分のすぐ向かい横を羽ばたき過ぎ、
昨夜にガラス戸開け夜空を見上げた瞬間に
見事な満月の流れゆく灰の雲間から姿を現し、
両者の到来に ...
半分眠り込んだ脳ミソに
心地良く響くフランス語の歌詞
内容もなにもない
ただメロディーだけが頭の中を飛来する
その瞬間ふと脳裏に浮かぶのは
瞼の落ち窪んだ骸骨のような子どもなのだ
(番外編41―21―2)物申す
底抜け山のタヌキ君奥山のタイムリーヒット性の当たりは
ホームでアウト
ここまで露骨、
役立たずコードを2,3,種のコードパターンでギターの楽譜延々と作 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
原野(改訂)
ひだかたけし
自由詩
3
24/11/17 17:55
(531―22)野施行千代に八千代に
水恋鳥魚夫
散文(批評...
1
24/11/17 12:39
さよなら雨
そらの珊瑚
自由詩
12*
24/11/17 11:29
なにもしらない
リィ
自由詩
1*
24/11/17 9:25
休日出勤
田中教平/K...
自由詩
2
24/11/17 8:08
ルミエ
九十九空間
自由詩
4
24/11/17 6:27
去るもの追わず
鏡文志
自由詩
3*
24/11/17 4:32
立冬トンボ
本田憲嵩
自由詩
7
24/11/16 23:48
眠れぬ夜
レタス
自由詩
7*
24/11/16 22:14
無垢
栗栖真理亜
自由詩
1
24/11/16 22:06
AIの作った詩を考える し
足立らどみ
自由詩
5*
24/11/16 21:44
夢重ねて
栗栖真理亜
自由詩
1
24/11/16 19:37
木に抱かれて
海
自由詩
3+*
24/11/16 18:30
埋葬
ひだかたけし
自由詩
4
24/11/16 17:35
晩秋
AB(なかほ...
短歌
3
24/11/16 17:10
ユートピアを考えていた。
あらい
自由詩
2
24/11/16 16:39
作詩
田中教平/K...
自由詩
3
24/11/16 15:05
(531―21)野施行千代に八千代に
水恋鳥魚夫
散文(批評...
0
24/11/16 12:32
サムライダー
イオン
自由詩
2*
24/11/16 12:27
クロスファイヤハリケイン
田中教平/K...
自由詩
0
24/11/16 9:25
日本語の質がかわるときに、、、
足立らどみ
自由詩
3
24/11/16 8:27
七五三のうた
秋葉竹
自由詩
1
24/11/16 7:48
人見知りの相克
アラガイs
自由詩
5*
24/11/16 0:01
欲望の経路
ホロウ・シカ...
自由詩
2*
24/11/15 22:04
朝日を待って爽やかに
レタス
自由詩
5*
24/11/15 20:45
眠虫
栗栖真理亜
自由詩
2+*
24/11/15 20:42
幻
海
自由詩
4*
24/11/15 18:39
詩想、昨朝から今朝に駆けて
ひだかたけし
自由詩
5
24/11/15 18:22
眠れぬ夜に
栗栖真理亜
自由詩
0
24/11/15 18:11
(531―21―2)野施行千代に八千代に
水恋鳥魚夫
散文(批評...
0
24/11/15 12:27
151
152
153
154
155
156
157
158
159
160
161
162
163
164
165
166
167
168
169
170
171
172
173
174
175
176
177
178
179
180
181
182
183
184
185
186
187
188
189
190
191
3.57sec.