午後の水泳の後のような
細く眩しい筆跡
液状のカーテンでは
不都合なことが多々あり
懸案となっていた模様替えの
おさらいをしておいた
燃えるごみの日の
温かな坂道の傾きを指で ...
○「愛する孫たちへ」(改訂版)
足元をよく観てごらん
幸せは
あなたたちの足元に
野の花のように
いっぱい咲いているから
見上げてごらん
希望は
あなたたちの頭上に
青空のよ ...
あまりにも遅すぎた桜の並木道、
ひるがえる、むすうの落ち葉たち、
まるで、うろこが剥がれ落ちてゆくような、
つよい晩秋の風は、
アスファルトのひび割れた路面を、
女の本心のように露わにさせる ...
あまりにも
自分の呼吸が穏やかなものでしたから
なんだか
生きてるのか死んでるのかさえもわからなくなりまして
そうだ! と
パチンと手のひらを鳴らしながら
頭の裏側で埃被った宝箱をひっ ...
青い森の奥に眠る
一匹の小さな竜の子ども
丸まって寝息を立てている
起こしてはいけない
もし目が覚めてしまったら
森の葉がすべて赤くなり
地面から煙があがる
あちこちでパチパチ弾ける音が ...
最初からなかったかのように
あったことを忘れるくらい
少しずつなくなってしまった
零れるとも消えゆくとも
表現しがたい喪失よ
愛おしかったのだろうか
それとも
疎んでいただろうか
...
桁をひとつ増やして
みんなの注目を浴びて
正義のような気がしちゃって
愛されているような気がしちゃって
真理のような気がしちゃって
もう一桁増やして
みんなのことが疑わしくなって
正 ...
親ガチャか
前に国ガチャと
時ガチャに
感謝して
今を生きている
【俳句】 船曳秀隆
筆先に 宇宙の春が 溶け落ちる
桜には 天馬の翼 生えている
花桜 地平線まで 散り敷かれ
花吹雪 冥王星へと 降りしきる
花吹雪 地球の裏へと ...
【短歌】 船曳秀隆
天空に 宇宙溢れし 孔雀羽
誰も知らない 十九の秋
言の葉は 詩の言葉さえ 忘れても
縋りつく葉に 葉脈は打つ
月光が 突き刺す獣に 声は無く
...
凪ぎはてた海よわれは哀しむ
忍びかにわれ哀しむ凪はてた海を
忍びかよりさつそう飛んで啼きつめる鳥
まどふこときみの乳(ち)の辺(へ)に痣がある
きみの乳(ち)の辺(へ)を眺め下 ...
ひゅるるひゅるる
木枯らしひゅるる
ひかりぴかり
雲間に光り
層成すこの世界が
タナビク濃淡灰の色
うねり重なり鳴
とナリ、
いよいよ異様
その内面晒し
...
おすすめの絵本、おしえてください。
おすすめでなくても、こんなのあったよね、って話も大歓迎。『白バラはどこに ...
すずめを追ってヒヨドリは
桜の色葉をくぐりぬけ
共に素早く弧を描く
糸でつながったみたいに
*
落葉が元気に駆け回っている
ヌードになった街路樹の
先っちょでわずかな枯葉が千切 ...
冴え返る
静けさに
雨音のみの
真夜中
しみる
前方見据える少年の
斜め後ろに 立つ私
光 放った彼の眼鏡、
捉えた朝の密度濃く
信号機は青になる
「先週の生産状況は以上です
次は工場の修繕計画の件ですが
和式トイレへの改修案が出ていますので
工場長よろしくお願いします」
「はい、なんのこっちゃと思いますよね
社長から各事業 ...
優しさをちょっとだけでも懐へいれてカイロの代わりにしてる
エベレスト見上げる少女みたいだな澄み切っている瞳忘れぬ
街人よきたる極寒言葉すら発した途端凍るだろうか
雪が降る街でデー ...
追い詰められた枝先で
黙り込んだまま
幾つかの季節を
背中を丸めて受け流した
独り言を蹴飛ばして歩いた冬と
味のない言葉を噛み続けた春と
溶けた爪先で帰ろうとした夏を越えて
束の ...
わかったよ
本当はもうとっくに思い出してるよ
差し出された干し柿はとても甘く
ギルー ギルー
僕はもう誰にも呼ばれないよ
アンダクェーとキジムナーは山原に消えたよ
...
痛すぎるボスの居ぬ間の頃合いを見定めてから斬りあう心
○「投資サギ」
「そんなにもうかるなら
人にすすめないで自分でやれよ!」
「甘い言葉ともうけ話には
厳重警戒!」
「お金は昔から
汗水流してかせぐもの
楽して増やそうとするか ...
おもひみをつれゆかむこのたましひは松林へ
おもひみつれゆかむこと海辺をゆかむ
道におる玉ひかるましろの小鳥
かすかましろの小鳥の羽音
さびしさは海のなせる
青海なせる ...
父の祈り母に添いたる秋の夜
秋を見て父を見てただ心静けき
送りまぜ今日はかくやと嘆きおり
父の背に後の月を見し夕間暮れ
十六夜の月は空にはとどまらず
一雨過ぎればそれはがらんどうな九月の空
晴れた午後には青いト短調のひとふしが流れる
鳥の運命しか知らない僕らは
夏ぢゆう播き散らされた花の残り香に狂つて
澄んだ微風の失 ...
アスファルト濡れ
十一月の雨降り
行き交う人の
目の濁点、
時の残余は燃やし尽くされ
垂直に雪崩れ落ちる
かの様に一斉、
黄の群れ 落ち葉達
時の未知は燃え立 ...
この雨を人にそむいてわれゆかむ
茫々とときに朗々とひかりをひとりゆかむ
雨に海に身をさらす赦されない身を
海よ空よゆるせよわがこころ人に赦されず
ふたり夜の海見るたましひと ...
君と過ごす時間
安心出来る空間になる
言いたいことを言えて
喧嘩もするけれど
時間が経てば落ち着く
大きな喧嘩はない
些細なことばかり
ちょっとした口喧嘩
基本的な考え方は ...
足元をよく観てごらん
幸せは
あなたの足元に
野の花のように
いっぱい咲いているから
見上げてごらん
希望は
あなたの上に
青空のように
大きく広がっているから
心をすまし ...
○「必要は生きる母」
必要とされていないと感じるとき
家を出たくなる
必要とされていないと感じるとき
職場を去りたくなる
必要とされていないと感じるとき
人生をやめたくなる
○「急が ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
駅前
たもつ
自由詩
4*
23/11/12 7:15
独り言11.12a
ホカチャン
自由詩
2*
23/11/12 6:33
秋桜
本田憲嵩
自由詩
5
23/11/12 2:05
種
ぐれこ
自由詩
2
23/11/12 0:35
青い森
木屋 亞万
自由詩
2*
23/11/11 23:46
喪失
印あかり
自由詩
2
23/11/11 22:48
数
〃
自由詩
4
23/11/11 22:47
※五行歌「ガチャガチャガチャ」
足立らどみ
自由詩
4
23/11/11 22:30
俳句
船曳秀隆
俳句
2
23/11/11 21:41
短歌
〃
短歌
1+
23/11/11 21:40
自由律2023.11.11.No2
田中教平/K...
俳句
2*
23/11/11 20:23
意識の光景6
ひだかたけし
自由詩
3
23/11/11 17:10
絵本スレッド
会議室
23/11/11 17:07
見上げてごらん空耳を
ただのみきや
自由詩
5*
23/11/11 16:11
※五行歌「しみる」
こしごえ
自由詩
4*
23/11/11 15:37
五行歌 一首「Good Morning 」
リリー
自由詩
2*
23/11/11 12:15
ハムストリングス
イオン
自由詩
4*
23/11/11 10:49
冬をうたう
ルルカ ne...
短歌
2*
23/11/11 9:15
渋柿
夏井椋也
自由詩
8*
23/11/11 8:44
sayonara.com 31-40
AB(なかほ...
自由詩
4
23/11/11 8:21
#桃源郷を離れみて
足立らどみ
短歌
1
23/11/11 7:24
独り言11.12
ホカチャン
自由詩
4*
23/11/11 6:54
自由律2003.11.11.
田中教平/K...
俳句
2*
23/11/11 5:21
つれづれと俳句
朧月夜
俳句
5*
23/11/10 20:24
口笛 (旧作)
石村
自由詩
2*
23/11/10 19:53
無名の記述
ひだかたけし
自由詩
6
23/11/10 15:38
自由律2023.11.10.
田中教平/K...
俳句
4*
23/11/10 12:34
喧嘩しても
夏川ゆう
自由詩
3
23/11/10 11:16
愛する孫へ
ホカチャン
自由詩
2*
23/11/10 5:55
独り言11.10
〃
自由詩
2*
23/11/10 5:00
159
160
161
162
163
164
165
166
167
168
169
170
171
172
173
174
175
176
177
178
179
180
181
182
183
184
185
186
187
188
189
190
191
192
193
194
195
196
197
198
199
加筆訂正:
見上げてごらん空耳を
/
ただのみきや
[23/11/12 5:11]
誤字
3.04sec.