どうしてひとりの人しかいないんだろう
微分したキャンディーは溶けて
積分した気持ちは夕焼けに
またひとりの友が溶けてなくなった夜に
泣き屋はパンを返してくれた
そのパンは固くなってしまって
食べるには自分の ...
清らかな
水流、蒼天を流れゆく
鳥の啼き声、辺りから鋭く響き
きらり、きらり
太陽の光滴 蒼天の水流を飛び跳ね
ふと躍り入る巨大 宇宙の心音在り。
自分のこころが
話し相手の私
悪も私
善も私
いろんな私
草紅葉の
風色を
みつめる
ほほ笑みのかげりは
遠いこの横顔
一日がこぼれゆこうとしている
どこへ
だれの手によって
疑問符は
フェイクファーのふかふかの中で
あくびを噛み殺して
目を閉じる
ここはやがて誰の手も届かない場所になる
別府湾を切 ...
今一番見失われているものは
信じる心ではないか
詐欺の多い時代ではあるが
人を信じないでは生きていけない
たとえ生きていけたとしても楽しくはない
人間の喜びは
人を信じることとともにあ ...
透き通るように白い肌を薄く削ったらカラフルな内臓がみえました
先端から雲がもくもくまとわりついた飛行機がトマトの味がするように
右手の人差し指で僕から眠った星に地平線を引けば
左手で ...
大丈夫?
大丈夫
心配?
心配ない
私が私に尋ね
私が私に答える
それは内なる神との対話
私たちが見ているものは
私たちが見ていると信じるものは
本当に私たちの目が見ているのか
...
のらねこに水をもらった
酔いつぶれて公園で寝てた
もうどうしようもなかった
なにもかもが不穏な結末につながる物語
主人公は、酒を飲んで公園で倒れた
そして二度と目を覚ましたくないと
夢 ...
心音の意味は未だ口にしない
逆さまの三月にサーカス探す
ぞんざいに存在してるお惣菜
虎の七と八を切り分けた刀
あかんねん 茜さす目が開かんねん
許され ...
「冬の詩人」
やがて
夜明けはおとずれ
薄暗い空へ 一羽 また一羽
飛びたってゆくとりたちのざわめき
眠らない草花で
静まらない木々の枝 ...
大天使が繋いだ遺体、夏が死んでいた。
たいてんしかつな いたいたい なつかしんていた
退転四月凪いだ痛い、懐かしんでいた。
朝に、
緻密に絡まり合う
力動の
自己意識持つ
黄金の
おもちゃ箱
創りつつ
アパートの部屋、外に出れば
とどろきの宇宙大河
意味を凌駕し垂直に流れ
盛んな響き輝き ...
私の生は
詩を
書くこと
でもね
生あっての詩だ
人の思いは
宙に解ける
悲しみ 喜び
さまざまな思い
いとおしい宙
○「楽天的な年寄り」
先が長くないので
年寄りは
自分が生きている間は
地球温暖化も経済も年金も
なんとかもつだろうと
思っている
○「近未来」
ボケが心配な方には
「人工知能」 ...
じゃあ、ここで、と
出張の帰りに送ってもらったのは
田舎の淋しい駅だった
上りの列車は発車したばかりで
あと小一時間ほど
待たなければならなかった
他に誰もいないホームには
...
これでいいのだ
と
言えばぶっ飛ばされそうな
木枯らしが吹く
秋の夕
僕は掛け値なしに
いいやつだった
それを知れただけで
俺たちは
満足なんだ
でも生活の問題は
据え置 ...
そうだ。1995年3月のあの日。缶コーヒーを買いに外にでたら、ボロ車に乗ったフリージャーナリストみたいなだらしない男が私の姿を見つけて「無修正のエロ本買いませんか?」と声をかけてきた。気持ち悪かった。 ...
好きな詩人はたくさんいるが、石原吉郎ほどその言葉の碇が時代を超えて突き刺さる詩人はいない。私にとってもその都度読み返す大切な作家のひとりだ。
花であることでしか
拮抗できな ...
時間、凝縮され
空間と為り
展開される 一瞬にして
その瞬間、瞬間 ソノ強度永劫に
わたし今生かされて在り
あらゆる意味規定
逸脱し破壊していく
創造する力動、
無意味の実在実 ...
遠い地平に雨は降る
逃れいく貴女の声に
憧れ募りひざまづく
この世の果て夜の底、
あの深遠な声の淵
人は産まれ生き
去ってはまた産まれ来る
それぞれが自ら造り出した
苛烈な運命を背 ...
私を洪水に追いやった姉がいて
いつも酷い頭痛に悩まされる
スプーンや菜箸をやおらと持ち上げる習慣のせいで
編纂した辞書は全部私の産声で埋め尽くされた
おかげで生きることは大変な仕事になった
...
原初から欠けているから
命は命を求める
命
光る風に
戦ぐ影
※ 戦(そよ)ぐ
・
深夜の
闇の
静けさに
この運命を
認めるかだ
春の訪れを待ちながら、冬の厳冬、雪に備えている。かつて友達だったものは、30年も音沙汰がない。わたしに罪があったのだ。わたしの罪をぎゅうぎゅうと押し付け、友人たちは辟易もしたり、激怒もしただろう。わ ...
そんなことありえないって言いながら
しゃがんで花火をするローライズの腰から
見えちゃってる果汁100%
東京にもこんなに静かな夜の場所があったの
という思いが油っぽい湯 ...
一切の耳鳴り幻聴
停止し消えた束の間に
静かさに包まれ
遠き遠かさ
夜闇の底、
懐かしき声の言ノ葉ヒビキ
未知未来から木霊する。
農園を好んで巡る生徒たち農業学ぶ鋭い視線
真夜中の静かな時間を満喫し眠れなくなり朝焼けを見る
お土産をどれにしようか悩み中良いもばかり旅先の宿
良い宿と言われていても温泉も料理もイマ ...
無化した言葉は理解しやすい。
だがその本意はほとんどわからない。
本の中には、見る本もあれば、読む本もある。
なんだかねむたくなる。
柔らかなフランスパンをはんでいる歯茎のここちよ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
初冬
かち
自由詩
2
23/11/30 20:59
gastronome 41-50
AB(なかほ...
自由詩
5*
23/11/30 19:20
意識の光景10(改訂)
ひだかたけし
自由詩
5
23/11/30 15:53
※五行歌「自分のこころが 話し相手の私」
こしごえ
自由詩
8*
23/11/30 13:10
※五行歌「遠いこの横顔」
〃
自由詩
3*
23/11/30 13:09
まがいもの やがて夜にのまれる
そらの珊瑚
自由詩
12*
23/11/30 10:52
信じる心
ホカチャン
自由詩
4*
23/11/30 8:07
硝子を割って
暗合
自由詩
2
23/11/30 7:46
キューピッドとプシュケ ~Aretha Franklinに
カワグチタケ...
自由詩
0
23/11/29 23:53
のらねこのブルーズ
竜門勇気
自由詩
1*
23/11/29 21:03
弾んだ音弾いた
水宮うみ
川柳
2*
23/11/29 20:50
冬の詩人 2023
丘 光平
自由詩
3
23/11/29 19:35
天使いた遺伝子移転した(回文)
水宮うみ
自由詩
3*
23/11/29 16:23
おもちゃ箱2(改訂)
ひだかたけし
自由詩
3*
23/11/29 15:46
※五行歌「私の生は」
こしごえ
自由詩
1*
23/11/29 11:15
※五行歌「人の思いは 宙に解ける」
〃
自由詩
2*
23/11/29 11:14
独り言11.29
ホカチャン
自由詩
2*
23/11/29 7:41
無人駅
たもつ
自由詩
4
23/11/29 7:12
隙間風
りゅうさん
自由詩
4*
23/11/29 6:42
2023年11月29日 だらしない男の話しから
足立らどみ
散文(批評...
3*
23/11/29 6:22
沈黙と言葉
ワタナbシン...
散文(批評...
3
23/11/29 1:29
詩想41〇ヒビキ〈音楽〉*について、五行歌借り
ひだかたけし
自由詩
2
23/11/28 20:57
声の淵
〃
自由詩
3
23/11/28 15:29
修正液
妻咲邦香
自由詩
4*
23/11/28 15:08
※五行歌 二首「認めるかだ」
こしごえ
自由詩
2*
23/11/28 7:25
無題
朧月夜
自由詩
3*
23/11/28 4:45
gastronome 31-40
AB(なかほ...
自由詩
5
23/11/27 20:29
詩想40〇声のヒビキ
ひだかたけし
自由詩
3
23/11/27 20:25
真夜中
夏川ゆう
短歌
2
23/11/27 14:36
どうでもいいです!!
ナンモナイデ...
自由詩
2*
23/11/27 14:25
154
155
156
157
158
159
160
161
162
163
164
165
166
167
168
169
170
171
172
173
174
175
176
177
178
179
180
181
182
183
184
185
186
187
188
189
190
191
192
193
194
加筆訂正:
癖
/
涙(ルイ)
[23/11/28 19:47]
少し、改稿しました
自尊心
/
涙(ルイ)
[23/11/28 19:45]
少し、改稿しました
蜜柑ふたつ
/
ただのみきや
[23/11/28 0:05]
修正
檸檬
/
本田憲嵩
[23/11/27 21:01]
加筆修正。
3.8sec.