月
冴えかえる
しろがねいろの
横顔はつぶやく
「ありがとう」
電車を一人で待っている
さよならを待っている
ここにいない人が待っている
さよならを待っている
たすけてだって
笑ってるよ
ポケットの中にどんぐり
財布の中に切符が一枚
食わせ ...
生きる事は
何かを誰かを
あやめる事
奪い奪われを
繰り返す事
それに疲れた人達は
ドレッシングだらけにしたり
クジラを守ったり
条件を出したりして
脱出を試みる
全てには ...
空 深くなる
青さは
掌の
届かない
いのち
今様のマーケッター的先みる目
宝探しは負け方探し
海は碧く澄んで うらら 波音閑か
かもめの声 空に溶けてた
水面に浮かび渡る漁り舟に
風は遥か遠く高く
波は白く光り 海は蒼く深く広く
かもめ黄昏祈り
月を探して 鳴いているのか
...
わたしの中に雲が生まれた
雲は雨を降らせ
雨は涙となって流れてくる
悲しくて泣いているわけではないのです
そんな貼り紙をおでこにするけれど
前が見えずに歩くのが危険なので
今日は一 ...
君は年末の寒い朝に
僕の待つ駅のプラットホームに
夜行列車からひとり降りた
列車の窓から君の友人たちが
食い入るように僕を眺めていた
久しぶりの再会だったが
会話はなぜか弾まなかった
彼 ...
今年の秋は
安定感があまりなく
気温の上下が激しい
平成最後の秋と言っても
何か変わるわけではない
朝とても寒い
秋とは思えないほど
暖房をつければ過ごしやすい
美しい紅葉 ...
駅裏の
小道ふうわり陽を恋いて
行き違う その人と二度逢いし
が
眉涼しきを忘れかねつる
※
ホーム居て
陽の暖かさに生ぬるく
心ゆられて ...
おはようこんにちは良い天気ですね
今日はどちらまで山の麓まで
麓からこんにちはを通り良い天気ですね空は
高いですねから山頂より大気圏の向こう側まで
空のおはようからかなたへ
今朝はえいえ ...
明るい空はとても気持ちよく
心は晴れ
今日も かわいい蛇がにょろにょろ
中庭の土の上 たわむれています
そこに さんっ と太陽が照っています
あぁ なんてのどかな ...
無限の地平 踊っている
それは多次元世界です
*
上層から限り無く流出して
垂直に
対角線交差し
遠心力の
あらゆる幾何学模様を粉砕する
文法法則、拡大する光点に呑み込 ...
沈黙の次第濃密に
光点限りなく拡がり
トオイ地平に聳え立つ
アナタという湾曲し力動スル
漆黒のうねりうなりヒビキの木霊、
静かさの瞬間持続のうちに確と現れ在り。
ひよどりの姿を見ては振り向いて
痛みを越えセイタカアワダチソウを見る
眠れぬ夜アメリーの乳房と人は言い
あとは打つだけの稲田で緘黙し
秋の田や眠れぬ夜に沈みゆく
流れ星星 ...
それはむしろ沈黙の季節か
静けさがあどけない恋を焼くのは
お前の微笑みに宿るいつもの翳が
僕の限りない望みをひそかに砕くのは
「フォーヌよ七月の訣れの笛を吹け
フローラは永 ...
私はただ
安心していたい
だけ
だから
みんなへありがとうさま
最初に好きな色を決める
ほんとはどれでもいいんだけれど
聞かれたら困るから決める
駅までの道のりがいつもより遠くて
それでもいつもより頼もしく見えるから
挨拶ちゃんと言えるかな
ネクタ ...
○「登山川柳」
「転ばぬ先のひと休み」
「山ガールの尻を追いかけて熱中症」
「今日も無事に帰るのが目標」
「山小屋は元気な年寄りだらけ」
「話を聞けば上には上がいる」
...
世界が世界を世界した
既にベールに包まれた
環境の私たち2人の
知らないところで
世界は世界を世界しかえた
興味もないニュースは
常に一方通行の流れのなか
線香花火みたいに消 ...
父はお爺さんだ
戦中戦後の食糧難を思い
グルメだなんだと聞くと胸が悪くなると書いていた
食べるものが無ければ何だって、何だって……と
父の母のお婆ちゃんは
それをいい文章だとほめてい ...
激しすぎる 揺れ たちを
夜、夜明けまえ
だましながら捕まえて
昼間の街を見せにいく
揺れたちは
泣きながら
嘘を消化して
売り買いできるような
かたちにまとめて束ねる ...
サァサいよいよはじまるよ
秋の大綱挽きまつり
山が勝てば豊年満作海が勝てば大漁旗
ヤムイモウコンシロウリマコモ
マグロにハマチ、ミノカサゴ
スイサァースイサァースイサァサァー
サシ ...
混ざる小芥子の為す技
口笛を反対にし 髷を凝る
鵜坂しい死体の匂いを
さもさもさも喰う
寛大なら場を盥あげ
羽座を高化粧し画材画を画る
まだ罰が恣意はさ
ばが罰が恣意除毛
思考、運び動き 像としての痕跡うかび
残響のなか 思考 動き運ばれ
猫が走る!
概念と概念を結ぶ
力動の内から溢れ
論理、直観された宇宙に自ずと生起し継起し、
在らしめる ...
形見なるコートをはおる日も間近
月見酒沈黙だけが支配して
明日を思う今日これからの神無月
秋と言う幻想を越えただ歩む
秋月夜孤独と思うは一人のみか
酒を酌み己を見つめるこ ...
「私春記」
「あたしの洗濯カゴ触らないで。
あたしのボディーソープ使わないでよ。」
俺は、いったい何なんや!
憤る 兄をなだめる母ありて
娘の真顔に含み ...
今は
いつでも今だ
過去の今も
未来の今も
今とつながっている
どの道ここから
ここに行く
ここは
どこか
どこかのここだ
新宿の雑踏に陽が差し込むころ
もう少し空気の言葉で話がしたい
自動販売機の隣で人を待つ人のように
母が持っていた日傘のことを思い出し
もう日傘がいらないことも
併せて思い出した
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
※五行歌「月 冴えかえる」
こしごえ
自由詩
4*
23/11/3 14:05
古い手紙を読んでいる
竜門勇気
自由詩
2*
23/11/3 13:46
私達は人間
ルルカ ne...
自由詩
6*
23/11/3 13:22
※五行歌「空 深くなる」
こしごえ
自由詩
5*
23/11/3 13:01
#広告はナンパみたいなもの
足立らどみ
短歌
2
23/11/3 11:59
春の海
板谷みきょう
自由詩
2*
23/11/3 11:39
雨降り
たもつ
自由詩
2
23/11/3 11:18
帰って来ました
ホカチャン
自由詩
3*
23/11/3 7:50
平成最後の秋
夏川ゆう
自由詩
2
23/11/3 7:37
五行歌 二首「小春日」
リリー
自由詩
2*
23/11/3 6:46
開いたままの
wc
自由詩
1
23/11/2 22:59
さびしい蛇
家畜人
自由詩
7
23/11/2 20:27
詩想31〇ラザルスこの世界
ひだかたけし
自由詩
3
23/11/2 17:41
意識の光景
〃
自由詩
2
23/11/2 16:16
つれづれと俳句
朧月夜
俳句
3*
23/11/2 15:47
火の月 (旧作)
石村
自由詩
3*
23/11/2 15:23
※五行歌「安心していたい」
こしごえ
自由詩
3*
23/11/2 15:09
とりあえずの無糖
妻咲邦香
自由詩
6*
23/11/2 10:15
独り言11.2
ホカチャン
自由詩
3*
23/11/2 7:50
世界が世界を世界した
足立らどみ
自由詩
5*
23/11/2 6:41
父の思い出
りゅうさん
自由詩
5*
23/11/2 5:13
揺れ
はるな
自由詩
5
23/11/2 0:48
タイゲーム
wc
自由詩
4
23/11/1 20:23
大春夢夢草六連聖書鉢
moote
自由詩
0
23/11/1 17:11
詩想30〇思考ソノモノ
ひだかたけし
自由詩
3
23/11/1 17:05
つれづれと俳句
朧月夜
俳句
5+*
23/11/1 16:24
五行歌 二首
リリー
自由詩
6*
23/11/1 16:18
※五行歌「今は いつでも今だ」
こしごえ
自由詩
1*
23/11/1 10:46
※五行歌「どこかのここだ」
〃
自由詩
3*
23/11/1 7:20
タイゲーム
たもつ
自由詩
4
23/11/1 7:06
163
164
165
166
167
168
169
170
171
172
173
174
175
176
177
178
179
180
181
182
183
184
185
186
187
188
189
190
191
192
193
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198
199
200
201
202
203
3.17sec.