この朝に起き
ベランダに
真紅に色付き
咲き誇りゆく
ガーベラ見入り
そうしてしばらく
静かな喜びの感情
胸奥から心臓から
内底から満ち溢れ
とくんとくんと脈打ち
身体に隈なく浸透 ...
空の道を
持っている
鬼やんまは
幸いかな
幸いに気付く私も
・
夏は
短い
命
「秋風吹いて来たなあ」
八十数歳が言う
これは、詩、です。
────────────────
『幸せな場所』
まず、云いたいことは、お金を稼いでるんじゃないんだってこと。
お金を払ってる訳でも無いんだってこ ...
広島で紅葉饅頭有名で種類増えても普通が一番
国内で似た饅頭によく出逢う形を変えるぐらいしかない
あるメーカー国内のお土産作るだから似たり寄ったりなのか
留守電の機械的な声嫌になる温か ...
ポットから熱い湯を注ぎ、インスタントコーヒーを啜る。ここ数日カルキ臭がする。とくに体がコーヒーの苦みを欲しているわけでもなく、便通を促すためだけに口にする処方薬のような感覚だ。疲れた時、インスタント ...
夜の道
陽も落ちかけた 誰もいなくなった公園の
ユラユラ揺れるブランコと
置いてけぼりの砂の城
鬼さんこちら 手のなる方へ
鬼さんこちら 手のなる方へ
ひとりぼっち ...
*************************
自分を救ってやれる言葉も吐けないで
なに詩なんか描いてやがるんだ
*************************
...
*******************
あたしは 言葉に飢えている
*******************
期待は失望を連れてくる 希望は絶望を孕んでいる
******** ...
あせらずに慌てずめくれ青春に書き記された1ページ1ページ
泣き出してしまいそう
痛いほど好きだから
言葉の意味だけを
飽きもせずに考えて
体からこの心
取り出してしまったら
なんにも要らないと
夢のかたちを確かめる
...
悪戯を刺した苺が波に沈み、
すると糸が穗先までピンと張った
弧を描くように竿が曲がり
命の鼓動が手元に ガツンと伝わる
竿を起こして夢を浮かせる
現実までは、あと数十センチだ
生きた夢 ...
いつものドトールで
アイスコーヒーを飲む 夏の午後
僕は熱でパンクした自転車を直した
静まる 通りは 盆休み
冷房の効いたテーブルで
スマホのニュースを僕は読む
そして ガムシロッ ...
過ぎる時、引き止められないものと知る
刻まれるしわを恨みに思うかや
まぁなんて美しいのか、あてもなく
双肩に実質ワンオペ{ルビ頽=くずお}れる
本人の気持ちも考え見てたもれ
...
八月の
草加健康センター
高温のサウナで
汗を流していると
空襲の火の海で逃げ惑う人々を
想像する
熱い 熱いと
泣きながら 親や子を亡くして
祈りながら川に飛び込んだひとが
...
擦過傷に滲む薄い血のような光が時折目の端にチラついていた、少し水分を取るべきなのかもしれないと思ったがまだそうしたくなかった、日曜の午後は果てしない熱と退屈の中で軟体生物のようにのたのたと過ぎ去ろ ...
私なるもの、
この世界宙宇
映し出す唯一の鏡、
意識研ぎ澄まし
自らの任務 自由に果たす!
胸がチクチク
さりげない一言で
顔色に差すブルー
鳩尾に落ちて苦しくなる
頭を垂れる
腑抜けて幽霊みたいな存在感
ため息から漏れるブルー
全身を包み込む
途方に暮れて
一日も ...
どん底にいたら 綺麗ではいられない
どんなに耐えていても 綻びは生まれるし
ふとした言葉で 涙が溢れてしまう
そうした人から 周りは離れていく
「あなたが苦しいことと 周りに迷 ...
鋼鉄の視界に
荒涼とした原野開け
雨は降り続ける
この終わり無き日々に
あらゆる詩行を辿り
未だ応え無きまま
荒涼の原野に心情の熱注ぎ続け
脳髄という墳墓に埋められた
死 ...
浴室の/白いタイルが (来住野恵子『脱衣』)
窓という窓に ...
夏の
最終回の後に
秋が始まる
あいまいな最終回に
さびしみと歌う
・
さびしさの
突端に
幸せの家を建てる
歌は
すこし手をふる
・
月の鏡に
思いを
映 ...
真夏の空の濃い青から
幾重にも時間が墜ちてくる
墜ちてきては蝉時雨に砕けて散ってゆく
強い光線のもと
こんなに明るい真昼なのに
どこからか漂う 昏い水の匂い
それは私のものではない ...
今となってはなぜ守衛室にいたのか定かには思い出せない。工場の守衛だった恰幅のよい年配のおじさんが、正門を出入りする人や車両をよそめに僕たちアルバイトの三人に聞かせた。とつとつと、 ...
蚊取り線香、
あまり目立たないけれど、
いつも夏には何となくあってほしい、
そのぐるぐる、
夏のなかの秋のような、
やや癖のある、
つよい香りの風情、
線香皿のうえで、
灯した先端の赤 ...
ラリってる時に
作った文章が
しらふの時より
良いなんて
そんな生き方してねえよ
腐ったウィスキーを炭酸水で薄めて
必死にまともじゃなくなろうとしている
きみはまともなのかもしれ ...
わたあめよりも、
本当にからめとりたいのは、
ふんわりとした、
きみの、しろい笑顔、
一本の指がしっかりと
屋根のすべてを締め付ける
風のものではない揺れが
屋根から屋根へと歩き去る
雪のかけらが息にからみつき
寒く苦しく
苦しく寒く
径の行方に降 ...
この夜陰 、この白い小部屋にて
ある物ある物、ありありと在る
もはや当たり前のこと、 そうして
わたしなるもの
渦巻くそれらの内の一分肢に過ぎずと 。
桃と梨を買ってきてくれた私が
冷蔵庫に入れといた一昨日の私が
今日の気力のない私をつなぎ
私をつないでしまう
私たちは
気力のない人生を歩んでいる訳だけども
私たちは感情の少ない多い矛 ...
世の中は
予測できることできないこと
絡み合って
影響
思わぬベクトルが伸びて
大騒ぎになる
新聞紙の上
爪を切れば
いくつかは
あらぬ方向へ飛び出す
そのうち一つは
飲んで ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
心情の予感
ひだかたけし
自由詩
2
24/8/12 17:46
※五行歌 二首「夏は 短い 命」
こしごえ
自由詩
9*
24/8/12 16:42
幸せな詩
秋葉竹
自由詩
0
24/8/12 15:46
饅頭
夏川ゆう
短歌
1
24/8/12 12:36
初秋
山人
散文(批評...
6*
24/8/12 8:52
夜の道
涙(ルイ)
自由詩
6
24/8/12 7:10
編地の揃わない悲しみに
〃
自由詩
1+
24/8/12 7:07
生き方試験
〃
自由詩
2
24/8/12 7:04
青春日記を読んでおもう
足立らどみ
短歌
3
24/8/12 6:29
終わりの予感
秋葉竹
自由詩
2
24/8/12 6:23
苺と海
atsuch...
自由詩
9*
24/8/12 6:06
盆の通り
番田
自由詩
1
24/8/12 2:07
お盆に
りゅうさん
川柳
1
24/8/12 1:38
草加健康センター
形代 律
自由詩
2
24/8/11 22:23
ピエロのナイフ
ホロウ・シカ...
自由詩
2*
24/8/11 21:41
詩想・「私なるもの」、五行歌借り
ひだかたけし
自由詩
3
24/8/11 21:12
どこまでもブルー
海
自由詩
5*
24/8/11 18:39
だから
ころここ
自由詩
5*
24/8/11 18:24
Red
ひだかたけし
自由詩
3
24/8/11 18:13
WHY SHOULD I CRY FOR THE BOY I ...
田中宏輔
自由詩
12*
24/8/11 17:29
※五行歌 五首「大きな一つの 命」
こしごえ
自由詩
5*
24/8/11 17:27
炎 昼
塔野夏子
自由詩
5*
24/8/11 9:12
世間
湯 煙
散文(批評...
5*
24/8/11 7:56
蚊取り線香
本田憲嵩
自由詩
4
24/8/11 2:31
とてもとてもすばらしい、スペクトロスコープ
竜門勇気
自由詩
2*
24/8/11 1:36
わたあめ
本田憲嵩
自由詩
3
24/8/11 1:01
天地天地天地
木立 悟
自由詩
7
24/8/10 22:36
詩想・「わたしなるもの」
ひだかたけし
自由詩
2
24/8/10 21:14
生霊
這 いずる
自由詩
5*
24/8/10 20:12
newspaper
海
自由詩
4*
24/8/10 18:47
172
173
174
175
176
177
178
179
180
181
182
183
184
185
186
187
188
189
190
191
192
193
194
195
196
197
198
199
200
201
202
203
204
205
206
207
208
209
210
211
212
加筆訂正:
※五行歌 五首「大きな一つの 命」
/
こしごえ
[24/8/12 7:46]
一首目を削除しました。拝礼
蚊取り線香
/
本田憲嵩
[24/8/12 2:27]
若干修正。
だから
/
ころここ
[24/8/11 19:56]
誤字修正
雪の幻
/
リリー
[24/8/11 15:53]
改稿しました。
3.87sec.