層のなか小僧を憎む贈りもの
無造作な夢想の魚 群れのなか
贈りもの一層増して小僧へと
待ち惚け まぼろしの町を冒険
自称詩人の目玉を
千枚通しでくり抜いて
瓶詰めにしてやろう
闇の中の自称詩人が
どんな自称詩を放つのか
つまらなかったら
指の爪を一本ずつ
引っ剥がしてやろう
それでもつまらなかったら ...
琥珀の水に溶かされ
明日も荒野を独り行く
この肝臓は悲鳴をあげない
今夜も静かに刃を研ぎながら
明日を切り裂く夢をみる
自称詩人臭がプンプンする
此処にも自称詩人がいるのか?
自分が自称詩人であることに
気付いていない輩が
耳の後ろからでる
自称詩人臭のケアを怠っているのだ
自称詩を書くことに
何の意味が ...
まだまだ若いと人はいう
まだまだ若いと人はいうけれど
「生活」に押しこめられて
何もたのしいことがない
詩を詠むことしか
ほんとうの自分を語ること以外
晴れ晴れとすることがない
...
既視感のある風景だ
どこか懐かしさだって感じて
あの青い山や
白い雲だって
いつか脳内に集めたものだ
そこでこのくさはらに
ひゅうと風吹く
今私は孤独ではない
妻がいるから孤独 ...
睡眠薬に
頓服を服したのに眠れない
眠れないと考えることが
ますます眠れなくない原因ゆえ
私はポッカリ
電灯を点け
胃に
迫りくる、突き上げる情感を
しかと認めて
あとは流すばかりで ...
純潔な果実を切り刻んだ果肉から
きみのエッセンスがほとばしる
酸く 苦く…
特効薬のガムシロップを多めに入れて
ソーダ水をかき回せたら
特製のレモンスカッシュの出来上がり
ぼくは何 ...
女は役割に疲れ果て
横たわり目を瞑った
瞼の裏
いつか失くした鯨のオルゴールが
雲型のメロディを吹きながら
子供の頃の記憶を雲に映し出し
女は少女に戻り鯨に呑まれる
やがてメロディが ...
さはやかな気の揺らぎに深緑の匂いの混じり
空遠く奥まる雲の集積が吹き流されてゆく
宙から天へ、天から地へ
貫入し続ける力の
たゆまぬ時の破壊、
灼熱の季節を衰微させ
...
どこへでも行ける頭と体と足と地図があるのに
どれだけ地図を見ても
どれほど歩き続けても
行きたい場所へたどり着けない
私の行きたい場所
私は想い出に行きたい
そこで売られているのは、
『あわいデブリ』
現実とは逃げられないものたちで。
・風船が逆行するように うんこはかわいい?
・温もりを届ける土壌のPHまでケチつけそうだね
・鋭い稜線に祖 ...
(番外編25-1)私は老いぼれたと上條恒彦さんは嘆いたことがあった
それでも気概で生きてほしい
智恵子抄の旅立ちの歌 銀河の向こうに飛んでいけ
...
野分立つバニーガールは笑い泣く
くっせぬこころ とどかぬ気持ち
*
生きていくことって大変なんだ
AIのinkweaverさんはどう思う
この句と問 ...
パサパサの餌をたべて
噛み砕けども詩にはならず
烏輪の光を受ける郷も今宵、雲裏から出ぬ草はらで
落ちてるひらがなを拾いあつめて
ぴん とお耳を立ててみる
お祭りの夜に
名前を落とした
人混みの中だった
大きな大人にぶつかって
うっかりと
落としてしまった
心細く泣きながら探した
やっと見つけ出して
元の所にはめてみたけれど
そ ...
○「サポート詐欺」
インターネット閲覧中に
いきなり大きな「警告音!」
思わずまた大地震かあ!と思った
画面をよく見ると
「個人情報がどんどん流出しています
すぐに下記に電話してください」 ...
ゆうやけこやけ。また明日。寂しい風が吹いて、また明日。
母さん。どうしてあのときブランコなんかに乗っていた?人目もまったく気にせずに。ブランコゆっくり漕ぎながら。まるで子供のような眼差しで――。あの ...
恋歌を幾百幾千書こうとも紙には書けない彼女の空色
つま先ゆび先どこへ向いてる
意識しないとボールは
レーンを外れてしまうよ
いつもしっかり定まらない
僕の先っぽ
ガターの奥へボールが消える
ピンはきりりと立ったまま
リベンジボー ...
しずかさに
吹き付けて来る
風の響きに
木の葉の群れ
呼応し揺れ動き
しゃらしゃら
響き発しながら
波動の生命の群れ鳴り躍り
ひっそりひそむにほひ
トクントクン
...
越えてはいけない線の先の方がずっと生き易い世界だった、厳しさが両手を広げて迎え入れてくれた、妥協なんか存在しない世界、それこそが俺の求めるものだった、たった一人でその日の最良を目指して躍起になる、 ...
幼なじみといっしょにいた時間は
結婚相手と付き合っていた時より
長かったのに ね
何年ぶりかの同窓会で
大工のせがれは燻製のさかなを齧って
濃いめのバーボンを飲みながら
不二家のぺこち ...
(番外編25―②)名詩の詩と真実
② 私は大根をぶら下げて街を歩き、、、
此の道は美しけれど絶えず窮乏、、、
心楽しい決意に寂しく笑った
(高村光太郎さん ...
欲しいもの
必要なもの
大切なもの
嬉しいもの
悲しいもの
あなたのそれを知りたいわ
私のそれは
いつも笑わせてくれるあなたです
...
愛こそはすべて
訳されたビートルズを聴いて思ったのよ。
愛って何かしら?
教壇に上がる講師の先生に聞いてみたら
これを読みなさい。って数冊の本を指定してくれたけど、
ソクラテスや ...
例えば、僕が通りがかりに凶悪な男に襲われて、それを見ていた蛇が助けて終おう、と間違えて俺を飲み込んだなら、小さな森の家から少女が街へやって来て、わたしの生体認証を囓り、切り割きながら氾濫した河へ ...
こどもの世界を、そんな綺麗なことばでもって
書いてくれるなと思ったのです
校門をくぐるとあるコンクリの池に
誰かがパンをどかどか投げて
何匹かの鯉のお腹が膨らんで
ぷうかぷうかと漂っている匂 ...
あなたとは付き合いづらい日もあって外では草の葉ばかり見てた
私には何にも無いの、遠い未来から降ってくる言葉以外は
銀色の雫を舐めて純愛を求めて生きる森の鹿たち
忘れたい思 ...
夏が終ろうとしている時
世界が昏くなりたがっているのを感じる
私は台風一過の荒れた林道を歩きながら
その名残りの水のしたたりを見る
一滴の雨の子供のなかに
自然のすべての理が凝縮されているの ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
小さな心を贈る
水宮うみ
川柳
3*
24/9/23 23:38
自称詩人の血の海
花形新次
自由詩
1
24/9/23 22:37
五行歌 γ-GPT
レタス
自由詩
7*
24/9/23 22:23
自称詩人臭
花形新次
自由詩
0
24/9/23 22:16
小説
田中教平/K...
自由詩
4
24/9/23 22:12
郷の風景
〃
自由詩
5*
24/9/23 22:09
眠りわずらい
〃
自由詩
2
24/9/23 21:46
レモン
レタス
自由詩
5*
24/9/23 20:39
memories
海
自由詩
7*
24/9/23 18:52
秋、しずかさにほひ
ひだかたけし
自由詩
9*
24/9/23 18:06
行先
リィ
自由詩
3*
24/9/23 17:34
累扇景
あらい
自由詩
2
24/9/23 15:19
(516―1)野施行三十一(みそひと)文字
水恋鳥魚夫
散文(批評...
1
24/9/23 13:41
バニーガール
足立らどみ
自由詩
6
24/9/23 13:40
五行歌 うさぎ
リリー
自由詩
7*
24/9/23 12:32
名前
たもつ
自由詩
2
24/9/23 7:08
独り言9.23
zenyam...
自由詩
2*
24/9/23 6:46
ゆうやけこやけ
本田憲嵩
自由詩
10
24/9/23 1:30
空
秋葉竹
短歌
1
24/9/23 0:57
ボウリング
海
自由詩
6*
24/9/22 18:57
詩想、しずかさにほひ
ひだかたけし
自由詩
3
24/9/22 18:15
結果や結論に付着物など無いものだ
ホロウ・シカ...
自由詩
4*
24/9/22 16:26
もう恐れあい
足立らどみ
自由詩
6*
24/9/22 13:40
(516―2)野施行三十一(みそひと)文字
水恋鳥魚夫
散文(批評...
1
24/9/22 13:28
それは
佐白光
自由詩
4*
24/9/22 11:35
愛って、何?
アラガイs
自由詩
12*
24/9/22 10:07
たとえばなし
〃
自由詩
5*
24/9/22 8:51
こどもの世界
soft_m...
自由詩
5
24/9/22 8:40
残りは銀の雫だけ
由比良 倖
短歌
4+*
24/9/22 7:12
昏迷
岡部淳太郎
自由詩
6
24/9/22 4:53
148
149
150
151
152
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154
155
156
157
158
159
160
161
162
163
164
165
166
167
168
169
170
171
172
173
174
175
176
177
178
179
180
181
182
183
184
185
186
187
188
加筆訂正:
想い河
/
まーつん
[24/9/22 11:08]
24/09/22 一部改稿
4.03sec.