新しい名前を考えている

体の内部ではちきれんばかりに膨らんで
内臓の行き場がない
吐き気がすごい
おしっこばかりが出る
おっぱいがバキバキ
頭が首で仕切られていてよかった、けど、ぼーっ ...
もうきみは眠る時刻になっている

ぼくは何時になったら眠れるのかわからない

群青の空に輝く星々を飽かず眺め

そっときみの寝息を聞きながら

明日は必ず来ると信じている

琥珀に ...
深海に沈む大和よ

3000余人の骸とともに

静かに 静かに眠りたまえ

ぼくらは甘い蜜を吸いながら

日々を過ごしている
 不思議。意欲が消えた。私の内部に有った。が、消えた。あの時は確かに書きたいと思っていたのであるが、今はそれほどでもない。まったく無い訣ではないかもしれない。が、明らかに{ルビ石鹸玉=はかなく}なった ... 神社にいる猫
神様の飼い猫
手の匂い嗅がせたら
背中を撫でさせてくれた

もふもふ
もふもふ

祈りより
心無い肘鉄喰らわされた時の怒り
湧き立つ感情の置き場所を
この毛並みに沿 ...
貴方(ここでは敢えて漢字で書かせて頂く。深い敬意を今以って込めて)を初めて見た時の憧憬は、絶望の闇に立ち尽くす私を一瞬で救い上げたのでした。


世界は常に私を忌み嫌い、神は私に何一つ真理の道し ...
深い深い森の途 、

織り成しながら織り込まれ

永久の時に自らの好悪取払えば
正しい道を内から自ずと導き出す。
あなた、また凶悪犯の本を読んでるの?

エジソンはまだ知らなかった
自分がこんな本を読むことになるとは

まあそれはエジソンではないんだけどね

毒物劇薬取扱責任者

今年の夏もまた ...
青空の青は
宇宙との境目。
太古の人も
見ていた
青空の青
繰出し鉛筆で
いろいろと
書くのだ
あなたへ
ありがとうとも
読点の無い散文詩のように
ひたすら遠くへ限りなく続くかのような山道を刈る
それは、その行為はいったい何なんだろうと
我ながら思ってしまう
幼い自分、青年期の自分、雑多な怨念、過去の病的な行いや ...
いまだに恋について考えるのってばかばかしいことかな、提灯の影を踏みながら歩いている。女ばっかりいるような喫茶店で過ごそうと家をでて、でもなんとなくぶらぶら通り過ぎてしまった。

物語を必要としない ...
さらさらと雨はふる
そんな日はるすばんだった
家の人がいなくなると
いくつかのへやがあらわれて
ぼくをまっていた
ぼくがひとりになるのをまっていた
孤独のかんむりをかぶり
手の中にはたっ ...
(番外編12)
古に咲く花 古代憧憬蒲原有明、薄田泣菫
古いものに価値なし、歌詞のない唱歌を思わす
徒労の人材は浪漫派、象徴詩人より輩出

401(316)心は生まれ変われ
402(317 ...
○「無常」
いくら気をつけいても
自分だけ病気にならない
自分だけ事故に遭わない
自分だけ死なない
というわけにはいかない

○「死に方」
死に方は
人生最期の「大舞台」であろう
...
最早水底にゆっくりと落ち行くやうに
断念をのみ後生大事に抱いて
おれは何もかも棄てちまったのか。
水底で死を待つのみのおれか。
それでも足掻いて水面に顔を出し息継ぎをする理由が解らぬ。
何の ...
僕は只
あなたの傍に立っていたい
硝子のお猪口を手にする
一滴の涙が頬を伝う
北極星が見えるなら

きっと行き先は見えるはず

冷えた足を暖め

さぁ! 歩き出そう

いまが通り過ぎて行く前に
過去に帰ろうとしたら
暗い海が広がっていて
もうそちらへは行けず
冷たく足を濡らした

現在地に戻ろうとして
位置情報を解放しても
検索されずに行方不明

知っている景色がないか
...
しらない街の
公衆便所の手洗い場に花が咲いていた
枯れてはいけないと思い
わたしは水をやった

小さな花だった
色はかまぼこの縁によく似た桃色で
仄かに石鹸の香りを放っていた

その ...
触れ合い通りに出れば
行き交う人々の多く
絆深く繋がり合い
手を握り合い

更に更に 、

奥まり拡がりゆく 
触れ合い通りの
街並み光り輝き
光の帯と為り伸びゆく

果てに  ...
お元気ですかと聞いてみたい

ぼくは元気ですと伝えたい

手のひらにきみの名前を書いてみる

すぐそばにいるのに

まだきみとは逢ったこともないのに
狂った夜は俺を、悪夢に誘おうとする、俺は唇を嚙んで、流れた血の味で正気を取り戻す、出口はいつだって自分で作ってきた、不可能だと思えるような夜にもやってみるとなんとかなった、だからもういいんだ、闇の ... 太陽の剃刀は陰部からひと脈の血を匂わせた
人肌の季節を占って結露した光の置き場に困り果て
まだ暗い田畑で骨を拾う
骨は拾われる度に肥え月や星の声を濁らせた
他者の思考の中で溶かされる甘い小舟か ...
(番外編2)本家の渋柿の大樹

渋柿は名前こそ渋いと劣悪観を思わせるが
さにあらず、当然干し柿にするが
世の果物の中でその味わいは王者です
それは見た目以上で

本家に2本のお互いに1 ...
新しいのね、と
あなたは言った
掌に産まれたての光
瞬きの瞬間にしか
見ることのできない景色
ぼくは雪だと思ったのに
裏返って消えた
ここにあること、と
ここにいること
新し ...
青空に黒い蜘蛛の巣張るように樹々の梢が伸ばす指先 部屋の窓からみえる月光が
とても綺麗なだけだというとしたら
君が大人になれてない
しるしかもね

ほら、今だって
魚の掴み取り
したがったり
心地よいクッションに
寝そべって ...
外に出れない日
窓の外を眺めていると
窓辺に小鳥がやってきた

淀みを断ち切るような
透明な鳴き声
心に新しい領域が生まれる
心の面積は無限大

小鳥が去った後も
余韻が心を満たし ...
しゃんとして
くしゃみして
しゃがんでしっかり
だぁれも知らない
自ら織り成す時空に生く
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
新しい名前リヅ自由詩424/9/9 21:41
夜想レタス自由詩5*24/9/9 21:36
五行歌  Barber 弦楽のためのアダージョ自由詩5*24/9/9 20:04
遡私幽霊自由詩324/9/9 18:57
祈りより自由詩8*24/9/9 18:52
夕方の木漏れ日(水色の恍惚)林 理仁自由詩7*24/9/9 18:10
詩想、正しい道ひだかたけし自由詩4*24/9/9 18:03
ねじまきsouji6林 理仁自由詩324/9/9 16:51
※五行歌「太古の人も 見ていた」こしごえ自由詩6*24/9/9 16:34
※五行歌「繰出し鉛筆で」自由詩3*24/9/9 16:34
のびやかに九月は流れていた山人自由詩10*24/9/9 16:02
メモはるな散文(批評...124/9/9 11:12
へやそらの珊瑚自由詩8*24/9/9 10:25
夜 咄 目 次 №9(401-450)水恋鳥魚夫自由詩124/9/9 9:49
独り言9.9zenyam...自由詩4*24/9/9 7:05
それさへあれば積 緋露雪0...自由詩024/9/9 1:18
服部 剛自由詩324/9/8 23:49
五行歌 羅針盤レタス自由詩5*24/9/8 22:00
迷子自由詩4*24/9/8 19:12
手洗い場に花市井蒸発自由詩624/9/8 18:31
森のアナタひだかたけし自由詩6*24/9/8 18:01
五行歌 きみはいまレタス自由詩4*24/9/8 16:41
寝苦しい夜は牙を研ぐのに向いているホロウ・シカ...自由詩2*24/9/8 16:01
ただのみきや自由詩4*24/9/8 15:45
夜 咄 目 次 №8(351-400)水恋鳥魚夫自由詩024/9/8 9:46
瞬きたもつ自由詩424/9/8 6:26
ブルー秋葉竹短歌324/9/8 5:22
落ちるうた自由詩724/9/7 20:52
充実自由詩524/9/7 19:05
五行歌、私と云うならひだかたけし自由詩824/9/7 18:55

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加筆訂正:
へや/そらの珊瑚[24/9/9 12:05]
加筆修正しました
2.9sec.