目を覚ましたくないけれど意識はしっかり目覚めている
恐る恐る目を開ければ目ヤニがパリパリと
昨日酷使した恨みのバリケードを築いている
体は寝たがっていて布団にしがみつく
今日の空白の予定に敢え ...
ノートパソコンを開くとき
今でもどきどきして
十四歳の頃に戻ってしまう
Wordを開いて
想いの丈を書き殴ったあと
削りに削り仕上げてゆく

世界は変わる
全ては流れつづける
...
すべてはもう終わりながら
自覚無きエゴイスト共の
競い合い殺し合い
此処は既に廃墟なのに、 

 解ってるって 

濃くなる青に冷涼な風吹き抜け
冬の凍結した兵士達の進軍手前 、
  ...
本当に恐ろしいのは自身の存在とその周辺のすべてが本来あるべきはずの意味を失ってしまうことだ、豪雨に洗われた路面のように本質を剥き出しにして、けれどなにも語ることは出来ない、本当に恐ろしいのはそうし ... (番外編29)今は困(こう)ず

なあプーチン君、習近平君 兵を挙げるに今は土岐(とき)源氏)にあらず、と

谷の鶯も光秀君もそう言う、せめてもルミ子さんの美貌と漁火恋歌消えぬうちに

花 ...
桟橋の果で水につま先をぬらす
少年たちと少女らがいて
軽トラからもれるラジオを背景音に
秘密をはじめようとしているところ

心にうまれる底のない穴に
無意味な詞ぽつりを吹きこめながら
指 ...
 

くらやみは、
探さなければならないくらいの
あかるい雪夜でした。

小道をあるくと、
足あとがうっすらと残り
窓あかりの向こうには
しあわせな笑い声が聴こえるようでした。
...
「2020年にトヨタ自動車社長の説明では
 仮に現在国内すべての車
 6200万台が電気自動車になった場合
 原発10基分の発電力強化が必要になるとのこと」

考えさせる記事をスマホで読むと ...
物思いの先に
秋がとまる

キバナコスモスの先に
ツマグロヒョウモン

夏のような時間が
漸く終わろうとしている

熱風と湿気に
塗りこめられていた

思い出と思い入れと
...
 道行き。私は尋常に歩いていた。特に変わった道では無い。普通の住宅街の道だった。朝であった。
 背後から音がした。{ルビ扉=ひら}く音に続いて、それはアスファルトを打ち鳴らすハイヒールの音に違いなか ...
 昨日の夕方
 毛虫が落っこちてきたら嫌だなと思って
 茂る枝の下を避けて立ち
 青信号を待った 
 公園の桜の木

 毎年春に花雲を愛でて
 木は すっかり街中で溶け込んだ住人
 だ ...
 何回だって言うよ 世界は美しいよ
   君がそれを諦めないからだよ

          ──羊文学



変はりゆくその柿の木も遊ぶ子も 🍅

移りゆく柿の木もまた遊ぶ子も 🍅
...
みゃあみゃあ
きみがどこかで言うから
どこにいるのって
さがした
見つからない

きみの声が
ずっとしたまま
買い物に行ったら
傘も手提げも
どこかになくして
それっきり

...
君のましゅまろ、
丸くて白顔、
微笑んで、
目もほそい口もほそい眉もほそい、
まるで五つの三日月、
一つの白月、
首をすこぉーしだけ傾げて、
甘くてふんわり、
ゆきみのだいふく、

...
秋の夜長に眠れない
眠りわずらい
抱えてひとり
私の呼吸は不器用だ
きっと長年の喫煙が関係している
今瞼が腫れているように
重たいが
眠れないんだよ

それは小事に過ぎない
しかし ...
来週の月曜日で渓は閉鎖される

天気予報は曇りだから

これが最後のチャンス

華麗な山女魚とも3月まで逢うことはできない

秋は心新たに本流の虹鱒を追いかけるだろう

清流のファ ...
ベッドが呼んでる、そっと耳元に
「今日も一日、おつかれさま」
時計の針は静かに進み
目蓋は重たく、もう限界


歯ブラシは、僕を見下ろす
「今日こそ磨こう、虫歯になるよ?」
心はもう謝 ...
これをかっこいいと思っているのか
ではなくてふざけてるんだよ
と、
君はいう、君はいう、君はいつまでもいう、もうやめてくれ

そこで火花を照らす

ぼくぼくぼくぼく、そうそうそう、じゃな ...
神は7日かけて世界を作った

1日目 プリキュア

2日目 ミスチル

3日目 神聖かまってちゃん

4日目 大森靖子

5日目 ウイスキー

6日目 ラッキーストライク

...
青い鴎が羽ばたいて
次の時代の到来を伝える
海の向こうから荒い波が
押し寄せようとしている
青で侵食されてゆく
触れられない場所で
舵取りが行われてゆく
繰返す歴史の歯車が作動し
神話 ...
薄雨の
降りし今日の
我が身を包む
涼風ふわり
ふんわり漂う
虚しさ何故か
胸奥を覆い
かさこそかさこそ
揺れる想い
魂の力を得んと
心の悶え震えながら 、 

向かい喫茶に灯 ...
私は原付バイクに乗り風に遊ぶ
天使だから
今生のことについては
ある程度の見境がついて
ついて・・・
でも諦められないこともあり
今日も瞑想プログラムに
遊ぶ
遊ぶ

夏の時分 ...
(番外編28)虫の声、人の声、天声人語

     コツコツと杖をついてる啄木を見たかったなあ長寿を保って

     詩人に天才は関係なく世の災難を受け、時代のみねうちに倒れる人の事

...
人類がきらきらと死に絶えた日、ずっとブランコに乗って見ていた


憂鬱で空っぽな日の日記には「完璧でした」と一言、笑う


幻滅に満たされて「人が嫌い」と書き殴ってる、人の言葉で


...
訳もなく泣いちゃうような感情を旅の私のお守りとして


この世には存在しないイメージが廃墟になって続く裏庭


君との距離が離れてく天国で数えもせずに錠剤を飲む


「何で笑いたくな ...
あと2分しかないよ と言われて
あなたは詩を書きはじめる

あと2分、と言われてわたしは
あなたのことを愛しはじめる

安らかなのは
2分後に
ぜんぶおわるのがわかっていること ...
れいランランも訪れた
大阪は堺市にある焼肉の味楽。
煙もうもうの店内が食欲をそそります
キャベツ食べ放題が嬉しい、
エアコンなしはちょっと暑いけど、、

あ、煙もうもう系のお店では、
堺 ...
気まぐれな
夕まぐれに
気まぐれる
まぐれに
まぎれて
気をまぎらわし
気まぐれる
まぐれの
グレイの
夕まぐれに
まぎれて
まぎらわしく
気まぐれる
気まぐれたまま
夕ま ...
***************************

幸福な話も不幸な話も 云い過ぎると自慢に聞こえるものらしい

***************************

自分ら ...
少女がシンデレラに憧れるのは
深夜、日本家屋の階段で。

とてもちいさな階段には
昼間の寂しさがころがる音がするから

ガラスの靴をひろえなかった少女は
夢の中へいってみたい ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
休みの日自由詩4*24/9/28 18:56
テクノロジー・ブルース田中教平/K...自由詩124/9/28 18:33
イヴニング・スターひだかたけし自由詩524/9/28 17:55
水が絶えなければ循環は続いていくホロウ・シカ...自由詩4*24/9/28 17:37
(519)野施行三十一(みそひと)文字水恋鳥魚夫散文(批評...124/9/28 14:50
ひみつsoft_m...自由詩724/9/28 14:39
雪夜秋葉竹自由詩324/9/28 12:59
電力難民イオン自由詩1*24/9/28 12:30
秋/漸く夏井椋也自由詩9*24/9/28 11:35
ハイヒール幽霊散文(批評...124/9/28 11:24
帰り路リリー自由詩6*24/9/28 7:08
きみが天使であった頃森田拓也俳句3*24/9/28 5:57
みゃあ唐草フウ自由詩10*24/9/28 1:57
ゆきみだいふく2本田憲嵩自由詩924/9/27 23:48
眠りわずらい(秋の夜長に・・・)田中教平/K...自由詩224/9/27 22:44
【渓流】 釣り支度レタス自由詩9*24/9/27 22:13
ハミガキはまた明日kawa自由詩224/9/27 21:02
てて手て林 理仁自由詩7*24/9/27 20:32
創造自由詩5*24/9/27 20:13
Blue自由詩7*24/9/27 18:41
途上の瞬間ひだかたけし自由詩424/9/27 18:16
余暇田中教平/K...自由詩224/9/27 15:07
(518)野施行三十一(みそひと)文字水恋鳥魚夫散文(批評...124/9/27 14:46
光るゴミたちの終点由比良 倖短歌1*24/9/27 13:13
透明なピリオド短歌2*24/9/27 13:12
2分はるな自由詩324/9/27 11:19
ボクのお薦めグルメ 堺atsuch...自由詩10*24/9/27 10:55
気まぐれる塔野夏子自由詩4*24/9/27 10:22
わたしはどこにも席がない涙(ルイ)自由詩224/9/27 9:27
深夜秋葉竹自由詩124/9/27 8:25

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