{引用=
いつからか生きていて、
それから
名称のない日をきょうもおくり、
ゆくゆくの事も
少しは考えるけれど、
いつか
夢の
なか
ゆめにゆられて
ゆめの
なか
の
ような ...
そこに行けば、また詩人に会えるだろう。そう思って、葵公園に向かった。魂にとって真実なものは、滅びることがない。葵公園は、賀茂川と高野川が合流して鴨川になるところに、その河原の河川敷から幅の狭い細長い ...
あるきはじめてから
やっと息をすることを
感じたものだから
四つん這いにすすむことが
やっとで
匍匐前進した先で
どんなに頭を上げても
見えないものは見えないだろうなって
息が上がって ...
泉に落ちた真実を
なんど祈れど掬えない
すべてが収束する空は
みあげるたびに輝いて
ひとりの部屋で
咳をする
止まらないから
しつづける
夜虹の音が聴 ...
あんたは・・・
あなたは・・・
出だしで迷う
けれど
きっと
ビール片手に楽しくやってる
(ロックにを付け足す)
から
...
神さま 父さま お父さま
わたしの全部を許して下さい
幼いわたしを 笑って下さい
一人でくよくよ いさせて下さい
昔の絵本を 読ませて下さい
消えない青を 返して下さい
わたしの全 ...
父さま ふらりと旅に出た
おむすびひとつ 手にもって
あの山こえて ひとまわり
ここはいったい どこやろか
父さま ぼんやりしすぎてよ
きた道わすれて おおまわり
いちばん星が 見え ...
信号が黄色に変わり歩みを止めた
やがて赤になり待つ時間
この交差点
どちらへ行こうか
急な上りの坂道の方は
坂を上りきったその先に
きっとよくいる大半の人の群れがあり
そこで擬態して ...
これはいつもどこでも
おこっていること
まいばんねむりながら
ねむりのうちに
いしきのしっかり
めざめてさえいれば
あしたをまつまでもなく
どよめくうみのどまんなか
なまなましくおもい ...
2024年11月13日に谷川俊太郎さんが92歳で亡くなったとのニュースがありました。
あまりに偉大な詩人で、日本で生まれ育った人で谷川さんの詩や絵本にふれたことのない人は居ないかと思われます。
そ ...
(番外編41―23―4)短歌を書く人の慰め
日本の抒情文学には西欧輸入の短詩、江戸以来の俳句、
,
狂歌、都都逸等は 耳に聞くにも毛虫が入りな
そして今日のテーマの短歌がある
...
神田神保町にある定食屋のメインはカレーライス
それが次第に香辛料が手に入らなくなって、
人々はその度唐辛子を増やしていた
あまりの辛さにある者は内蔵を壊し
またある者は舌を焼かれて
...
双子は、ふとし、ひろしという名前だった
冬は人を太くするための、夏は人を広くするための季節なのか
「いかにも」と長老は言った
その手紙はどこまではめくっていいものなのか
花は空を信じて、まるで ...
図書館前には広い畑があって
春は菜の花がほころび
夏はひまわりが空を見上げ
秋はコスモスが風に揺れた
ある秋の日のことコスモス畑に
大きなクワガタの彫刻が置かれた
こどもたちは競って彫 ...
○「生きている讃歌」
生きている生きている
今日も生きている
明日はわからないが
生きている生きている
腰が痛い
肩が痛い
膝が痛いといいながら
生きている生きている
薬飲みながら
...
今でも時たま
わたしを誘いに来るお月さま
凍てつきはじめた冬空で
消えいるような音符を奏でます
かつて紅い原野から湧いた
孤独なアンサンブル
じぶんの柔らかかった下腹部か ...
しゃぼん玉、飛んだ
空まで、飛んだ
空まで、飛んで
みえなく、なった
ガラスの、カラス
月まで、行った
月まで、行って
帰って、来ない
チクタク、時計
時間 ...
幸福の纏わりついた夜の衣を脱ぐ
ジャージにウィンドブレーカーを羽織り、
フリースの手袋をし、小さなライトを握る
外へ出ると冷気が両頬をビンタした
星空の朝は、町中の窓がまだ眠っている
信 ...
忘れてしまった砂浜の
波打ち際に{ルビ踞=うずくま}り
要らなくなった古地図を
寄せ来る波に流します
月の鏡に照らされて
寒さの夜に肩を抱き
独り寂しく朝を待ち
失くした夢を探します ...
僕には故郷が無いのだ
前を向いて立つ 歩兵だ
目には雪の世界が広がり
背中には雪だけがある
僕のいなくなった世界には
どんな時が流れるのだ でも
電車はドアを開き 人は踏み出し
...
割れた鏡の破片を踏みつけた朝、床中に広がる、真赤な俺の血液、足首をきつく縛って、軟膏を塗り込む、幸い破片は表面に浅く残っていただけだった、鋭い痛み、何をするにも億劫、特別な予定も無いのでその日はじ ...
小さな赤い火が仄かに燃えている囲炉裏の暖かな炎よ
皆笑顔で囲む夕べ
画家の描く絵のように時は止まったよう
笑顔向ける家族の穏やかで優しい団欒
慎ましやかに流れる家族だけの時間
枯芙蓉リストカットの血を啜る
裸木に打ち付けられて息絶える
美少女と銀杏落葉を踏みしめる
襟足に紅葉舞い散る美人妻
無害なことばかり話す有害な人
舌先から 論理が涎のように垂れて
皺くちゃのスーツに染みをつくる
キミに足りないのは嫉妬心だよ
そう言われた 丸ノ内線の車内で
他人か知り合 ...
例えば誰にも振り返られなくても
一粒しかない命を投げ出すことは出来ますか
妻子に捧げるのならあり得るでしょう
交差点ですれ違った人に大切な命を差し出すのは
そう簡単にできることではありません
...
眠れぬ夜にやって来る
鬼と化した魂の行進
お前もかと
鬼に胸をを突かれ寝たふりをする
布団を出ちゃいけないよ
魂を連れていかれるよ
鬼たちは楽しそう
騙されちゃいけないよ
...
仕方ない星人に囲まれて、仕方ない 仕方ない
仕方なく、この星に放り込まれたことを知り じゃあ、仕方ない
欲しい好きやりたいに出会って
そのために他のことは、仕方ない
大事大切尊敬するべきものに ...
空無の暗闇の果てに
火花放つ鱗光
厳粛な瞬間の開け
別次元の響きに至る
とても遠く唸り鳴っていた声
今の此処に鮮明に聴こえ入り
意味無き意味超えた歓び充ちて
内なる雷鳴轟きのずんと ...
(番外編41―23―3―2)兼好は、残念ながら
夏と冬の自然観を欠落させている
「もののあわれは秋こそまされ」
「こころも浮き立つものは、春の気色(けしき)」
ほか、
三大随筆に食事 ...
朝起きてカーテンを開けると
電線にわたしがいる
鳥の姿をしているが
見間違うわけはない
数十年かけて探し回って
こういうかたちで出会うとは
じっとこちらを見ているが
とくに興 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ao
ryinx
自由詩
12
24/11/27 8:10
THE GATES OF DELIRIUM。
田中宏輔
自由詩
14*
24/11/27 2:30
空
wc
自由詩
14*
24/11/26 23:21
悲しみなんて消えるから
秋葉竹
自由詩
1
24/11/26 22:48
ファンレター
うし
自由詩
1
24/11/26 20:46
わたしの全部を許して下さい
みぎめ ひだ...
自由詩
3
24/11/26 20:34
わらべうた
ヒロセマコト
自由詩
6*
24/11/26 19:56
交差点
海
自由詩
7*
24/11/26 18:43
わたしのはらわた
ひだかたけし
自由詩
5
24/11/26 17:49
谷川俊太郎さんの好きな詩について教えてください
会議室
24/11/26 17:04
(531―23―4)野施行千代に八千代に
水恋鳥魚夫
散文(批評...
1
24/11/26 14:49
昭和のカレーライス
アラガイs
自由詩
8*
24/11/26 14:10
双子
ダニケ
自由詩
0
24/11/26 13:21
図書館前の花畑【きょうのソネット】
佐々宝砂
自由詩
3
24/11/26 12:04
独り言11.26
zenyam...
自由詩
2*
24/11/26 11:37
女の湾
リリー
自由詩
5*
24/11/26 10:15
しゃぼん玉のうた
秋葉竹
自由詩
0
24/11/26 7:19
冬の目覚め
atsuch...
自由詩
14*
24/11/26 6:52
朝の歌
レタス
自由詩
6*
24/11/26 6:22
平和の戦い
番田
自由詩
1+
24/11/26 1:54
パーフェクト・ワールドはなにもかも未定
ホロウ・シカ...
自由詩
2*
24/11/25 22:05
団欒
栗栖真理亜
自由詩
1
24/11/25 20:44
愛の句集
花形新次
俳句
0
24/11/25 20:31
涎(2024.10.31)
草野春心
自由詩
4
24/11/25 20:22
殉愛
レタス
自由詩
6*
24/11/25 20:01
百鬼夜行
海
自由詩
4*
24/11/25 19:00
イミナシ草
鏡文志
自由詩
3*
24/11/25 18:25
到来する時の間に
ひだかたけし
自由詩
2
24/11/25 18:19
(531―23―3―2)野施行千代に八千代に
水恋鳥魚夫
散文(批評...
1
24/11/25 14:44
にせもの
やまうちあつ...
自由詩
3
24/11/25 14:01
146
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172
173
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175
176
177
178
179
180
181
182
183
184
185
186
加筆訂正:
昭和のカレーライス
/
アラガイs
[24/11/26 14:31]
推敲改訂あり
フリスビー
/
そらの珊瑚
[24/11/25 23:13]
少し手直し
3.99sec.