世の中の気に入ったものすべてを集めることはできないが
ときおり巡り合う素敵な情景や言葉を僕の何処かにスケッチしておこう

ときにはロボットが生産ラインで溶接した鉄板でできたちいさな車で風 ...
詩の思考が
衰弱しつつ在る肉に
抗うことも出来なくなり、
死の硬直した体と観念に
ズルズルと引きづられて
いくだけ なら
いっそのこと、
燃やしてしまおう己ごと!

脳髄に吹き込まれ ...
金を寄付したからって
文句を言われるというのは異常だと思う
しかも貰った側が得意気に
吠えまくって
告発してやった的な感じ満々だけど
冷静に考えたら
「あいつ、俺みたいな奴に
100万も ...
よるになると
ぴい、と音が鳴る
この部屋のどこからか
耳を澄ませる
出どころを
さがしあてようと
眼をつむり
耳だけになってみる
飼ったはずはない
けれどそれは
とりのこえに似てい ...
🍓が終われば🍊にマンゴー枇杷🍒🍑🍈🍉
頬張る旬👍✌️💅数えますか和梨🍇柿🍎🍏🍐
🍓に戻る🗾の季節に弾かれた🥝🍌🍍
🖋は握らずに📱握る手の中で変わる僕ら
何度でも笑って泣いて笑う泣き笑い顔が
...
       ひずみの原版を
    かかえたままで いま
      息を切らしながら
       つくづく 思う
        卒寿を過ぎた
        おひとりさま

 青 ...
僕さぁなんかわかんないんだけどさぁわかるかな?メスの匂い?みたいなのがあってさぁ それわかるんだよね

どんどん嗅いでるときまってきちゃうやつっていうのかな
なんつーかさぁ
わかるんだよね う ...
殺されるかもしれない
死にたくはない
じいちゃんにもそう言ったばかり
自殺と見せかけて

殺されるかもしれない
死にたくはない
いま神さまにもお祈りします
わたしだけの神さまにも

...
開店

シノニム

エヴァンゲリオンが好きだと言う女が嫌いだ

私には大好きな本屋があった。
本屋は薄暗く、カビ臭かった。
夏は暑く、冬は寒かった

私の半径3kmの行動範囲の少し端にあった。

父親の機 ...
春はすこし気持ち悪い
だるく巻きついた青空と
花屋にだんだん並びだす
ミモザもはっと白けるような
そうでもない別れと
それっぽい出会いが
ねじねじとよじれてやってくる
春はすこし気持ち悪 ...
一匹の雄の野良猫が居た、根性も身なりも薄汚い野良猫であった。他人の捨てたものを漁らなければニャアと鳴くことすら出来ず、鳴いたところで短い、汚い声を上げる程度であった。その内容も、他の猫が聞けば ... 母のことを思う
始発のプラットフォームに立つ時は いつも母に一番近づく
故郷を離れてダウンロードした新曲が 終わらないうちに
新幹線の窓の田畑や山の緑は速度に燃やされ
灰色の街が 繰り ...
冒頭に
今現在は詩ということが憚れるほどの
クソクソですが
遠い将来、皆様に
「これは私の死が迫ったときに
思い返して、ああ、言葉による表現で
これだけ人間の本質って
つまびらかに出来る ...
リズミカルに弾けている理由
雫は 丸いからね

どの方向にも 飛んで行けるのと
笑っているようで

少しだけ 泣いている
ころころ

坂道になれば
転がって しまうから

だけ ...
取り立てて
何の才能もないけれど
ただ、有名にだけはなりたくて

楽器も下手だし
絵も下手で
顔が悪くて
オッパイも小さい

それでも私には言葉があると
拙い言葉にすべてを託し
...
春の白い空には
いつも浮かんでいる気怠い書体の半透明の文字
“Anywhere out of the world”
(ボードレールとシャガールと中原中也の三角形)

それを見あげていると
...
複雑な現象が一つの数式に閉じ込められている美しさと同じように、
複雑な情報が一つの身体に閉じ込められている人間というものが佇む姿は美しい
いや、人間だけではない
ありとあらゆる物が複雑なものを抱 ...
こころは
ときめかない

生ぬるい海に
独り沈む

愛のない
こころで
懸命に生きても

ただ
空しくて
哀しい

そこのそこに
落ちて
こわれる

解放
ただそ ...
浮きたちそうな夢のおくで
君が叫んでいるのを
僕は、空の狭間で叫んでいるようで実は
夢おくにいるんだってこと

知ってる

世界は広くて

僕は狭くて

君は泣いてる


...
ささみ

長波

模様
想いならわたしのほうがと明らめる意味の種蒔き可愛がる春


あなたからわたしからとかいうでなく朝のひかりが解していたり


かなわずに終わった希いはひとの世を背負った花のなかでもアネモネ
...
冬のあいだは閉じていた即売所に
春の野菜が並ぶのをみにいった

空に白い梅の花が
燃え上がるように咲いている

ハンチング帽をかぶった老人が杖をつきながら
老犬とゆったりと歩いていた
...
――ミルカ ヌカルミ

そんな回文が虻のように掠めた時
女のなにくわぬ横顔は真新しい日記帳で 
天道虫だけが慌てて這いまわっていた
とても大切なものを落としてしまい
それがなにかも思い出せ ...
冴えない気分はよりスローに
お気に入りのお店にも入れなくてね
使いもしないコンタクトレンズの割引券を
丸めてポケットの奥に そのままで


この時期の空模様はあまり好きじゃなくてね
...
今日という日が
毎日
滝壺に落ちる水のように
過去へと吸い込まれていく
カラオケから帰って来ると
江夏おじさんが
びらびらやって来て
札びらなのか
ラビアが入れ替わってしまったのか
よく分からない感じの
接近の仕方が
江夏おじさんのやり方で
やって来る
...
歌う汽笛は下手くそだった
生命波打つ、きみどり色の絨毯の上を航海する船
柔らかな日差しが撫でるように氷を溶かすから、行き先はどこまでも広がる
細かく枝分かれした新芽、太く根を張って、遠くを見通す ...
年をとると
医者通いが多くなる
今日は内科
昨日は眼科
明日は皮膚科というように
どの医者も
基本的には
年寄りは老化現象と見ている
パッと診てパッと処方箋を書いて終わりだ
原因なん ...
感じ悪いって思ってる
たとえば

嘘をついてしがみつくとか
取り乱して吠えさかるとか

感じ悪いって思っている
自分のことを護ることしか
考えていない自分とか

帰る場所がないのは ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
コレクター梅昆布茶自由詩1317/3/24 20:15
息吹 新たに  ひだかたけし自由詩317/3/24 19:58
寄付花形新次自由詩117/3/24 19:50
よるのとりそらの珊瑚自由詩21*17/3/24 14:21
季節みたいに僕らは変わる/即興ゴルコンダ(仮)時間外投稿こうだたけみ自由詩2*17/3/24 13:36
染色月(三)信天翁自由詩117/3/24 11:34
胸糞注意(タイトル)自縛ポエトリ...自由詩417/3/24 9:59
生きるもっぷ自由詩517/3/24 3:38
平成29年3月24日(金)みじんこ自由詩217/3/24 3:05
ポエトリーセカンドインパクトジャパン自縛ポエトリ...自由詩317/3/24 2:18
春はいつも気持ち悪いユッカ自由詩217/3/24 0:26
哀れなAlley Catホロウ・シカ...自由詩3*17/3/23 23:34
し、についての考察為平 澪自由詩417/3/23 21:32
赦し花形新次自由詩017/3/23 21:21
おいで おいで藤鈴呼自由詩017/3/23 20:28
さようなら、自称詩人花形新次自由詩117/3/23 18:06
春 虚塔野夏子自由詩3*17/3/23 11:06
自立神経狩心自由詩017/3/23 9:11
星丘涙自由詩3*17/3/23 6:46
夢おく水菜自由詩217/3/23 6:22
平成29年3月23日(木)みじんこ自由詩017/3/23 5:47
雑詠五首もっぷ短歌117/3/23 2:17
人と犬は枝と花田中修子自由詩9*17/3/23 1:40
淡水系ただのみきや自由詩11*17/3/23 0:05
頭痛黙考する『叫...自由詩017/3/22 23:46
今日の日よさようならzenyam...自由詩217/3/22 19:50
伯父さんがやって来た間村長自由詩317/3/22 18:50
春の航海青の群れ自由詩517/3/22 16:56
医者通いzenyam...自由詩1*17/3/22 14:28
クラクションSuminek...自由詩5*17/3/22 5:08

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加筆訂正:
よるのとり/そらの珊瑚[17/3/24 15:41]
加筆しました。
淡水系/ただのみきや[17/3/23 20:03]
「意味がずれてい往く」を「糸がほつれて往く」に変更しました。
淡水系/ただのみきや[17/3/23 5:57]
最後、説明すぎるので少しだけ変えました。
淡水系/ただのみきや[17/3/23 5:09]
少し修正しました。
まなびや/田中修子[17/3/23 1:20]
ちょこ、ちょこ
3.8sec.