自由な形式で書かれた詩、略して「自由詩」



とはいえども



俺が 本当に 自由に書いたところで



結局それは



ただの言葉の羅列としか思われねえンす ...
          草葉に風の足音
夏の光の深い底で焼かれる虫たち
夜に置き忘れられた
艶やかな目に乾いた夢が映り込む
生と死の歯車が柔らかく噛み合って
素早く回転する
  濃厚で豊満な匂 ...
なんだろうね、つまり、ドーナッツの○の話しさ。○から見えるきみのめ。 めっ。どうしてやろうか、と。ぼくは、ずーっと○を○を、ドーナッツはフレンチクルーラー、くるくるめがまわる。どうしようか。ど ... その二つの縁が 
絡まるような角度を願って
すっと線を引く

描き始めた弧の
片側に あなた 
向こう岸に わたし

渡し船は 一層 
いっそう不安は募り 
物悲しいけど 大丈 ...
鎌倉花火大会だそうだ
不細工なオネエチャンが
浴衣姿でウロウロしている
不細工はどう足掻いても
不細工なのに

しかし、花火というと
アホみたいにアホみたいな奴らが
集まって来るのは
...
コバエが大量発生していた
尋常ではない数だ
近くに変死体があるのではないか?
コバエと言えば
夏場の変死体
彼女はそう考えた
「人間なら良いけど・・・
猫だったら可哀想だ」
と思った
...
今ならわかる
小沢健二が一体何にあの頃
立ち向かっていたのか
少女たちはもう初めから知っている


ああぼくはもう
46歳になってしまったのに
小沢健二は


遠くの星が変換 ...
愛くるしい笑顔を振りまいて
罪の意識の欠片もなく
多くの人を虜にする

愛苦しい想いを人の心に育み
自らは微塵も苦しむことなく
魅惑の眼差しを投げかける

愛狂おしいほどに
堕ちてゆ ...
銀河の果てに
ぼくらは此処に生まれ
何処に往くのだろう

いま納豆ご飯を食べている妻は
ぼくがどんな事を思っているか
想像できないらしい

永遠の嘘を吐いて
ごめんね

ぼくはや ...
なにごとにもかなしみばかりの日日のなか夏空の雲まばゆいばかり つかみそこねた声の粒が
まるで赤い宝石のように
風に舞って堕ちていく
はらはらと

ぬるっとした感情を持て余して
動けなくなった

なんで手に入らないんだろう
時空の歪みに心を寄 ...
眠りたいのに
眠りたくない

眠りに堕ちるのが
怖くはない

あまりに眠すぎて
眠りたいという
感覚がもう
分からなくなった

眠りについたら
二度と目が覚めない
なんてこと ...
海鳥が
どんな風に
人の指先から
餌を奪っていくか知っているか

死にたくなったら
船に乗れ

風を読み
風に乗り
風になり

幾度となく旋回する海鳥たち
飛行を極めた美しさ ...
足が痛くて歩けない母を
海に連れて行くと
楽しそうに泳ぎ出した

それは
細胞のすべてに刻まれた記憶

海辺の田舎町で育ったこの人は
町では暮らせない人魚なんだと知った
孤独を感じると

孤独に落ち着き

誰とも話したくなくなる


心底

慣れている、と感じる 
空から金粉のような
雨が降る

ぼくはバッハの黄金曲を聴きながら
明日をそっと待ち
ようやく落ち着いた胸を撫でて
今夜を過ごしている

冷たい渓を遡り
透明な魚を釣りたい

琥珀 ...
見えなかった

どうしてだろう

愚痴をこぼし

不平不満ばかり並べていた日々

さえぎられていた視界に

何を見ていたのだろう

誰と比べていたのだろう

私は祝福の中を ...
わたくし、Eテレ2355で有名な考えるセイウチでございます。今日もプールでポーズとりながら回ってると、お客様が「きゃあ、見てぇ、セイウチのくせに哲学してるよ」って指さして笑うんですよ。まあ、もう慣 ... 夜空に貼られては剥がされる黒よペーパームーンにうさぎはいないよ


しているあいだにしているあいだけがぼんやりうかぶ空、春の一分


出かけたかったんだマーブルに忘れものを混ぜた虹の伏線
...
思い出すたび美しくなる人を愛する君と見ている朝陽 この話いますることじゃなかったな伸びつづけてるカップラーメン OKを横から見れば仰向けで寝ているように見える あかちゃん 自称詩人を誘き寄せるには
「インターネットで
あなたの詩を読みました。
感動しました。
是非とも
費用はこちら負担で
詩集を出版させてくれませんか?」
が殺し文句であることは
何度も言 ...
夕立がうるさくて目覚めた 降り止まぬ雨に君を重ねた
借りっぱなの金 体液や汗 夕日の茜 さだめ すべて
水に流せ 濁流と化せ あの日君はなぜ なんてくだらねぇ
今となってはもう遅い 細い糸 切っ ...
ぼくらが詰まるのは

おもにモノやヒトだ

モノやヒトと過ごす時間を大切にすれば

モノやヒトとの距離を適切にすれば

つまり愛することが身近であれば


相手あってのぼくらなら ...
これまでは宇宙の始まりについての説明でしたが、できたての宇宙が
その後にインフレーションという、いきなり急膨張する状態となります。

ここで不思議な事がおこり、インフレーション理論の創案者のグー ...
ボロボロになった身体を引きずりながら
ぼくはどの方角へ向かうのだろう
食べられなくて
何も食べられなくて
週末には点滴が待っている

楽しみなのは大相撲中継だけで
週末の入院を待っている ...
困ってしまうんだ
生き物としてやるべきことはやったし…
残りはニンゲンとしてか

生き物でないニンゲンとして
やるべきことなどあるのかな

有るような…
無いような…

こう言 ...
コーヒーに砂糖とミルク入れて飲むゆっくり溶ける嫌な現実

バラ園の気品豊かなピンク色マイナス要素見つけられない

詩集には幻想的な言葉たち一行一行連なる文学

風に乗り届く想いはセピア色夕 ...
きみへの愛は痙攣的な近親相姦、あるいはバスの中で音読する官能小説/ジンジャーエール片手に危なげに海の背中を泳ぎきり、思いっきりジャンプする、遠くの方へ、できるかぎりの軽快さで/各駅停車の青空/二度と聴 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
自由とはいえども黙考する『叫...自由詩416/7/20 21:16
火葬詩転生ただのみきや自由詩14*16/7/20 20:47
なにも浮かばなすぎてこわい(阿ト理恵さんとズー連詩作)ズー自由詩4*16/7/20 20:30
瓶詰めの夢藤鈴呼自由詩1*16/7/20 19:17
花火好きに対する殺意花形新次自由詩016/7/20 19:06
尋常ではない自由詩016/7/20 18:25
小沢健二はだいろ自由詩216/7/20 18:01
ロリータ坂本瞳子自由詩1*16/7/20 12:04
水の星に生まれてレタス自由詩216/7/20 11:33
かおるのおと 2016.07.20もっぷ短歌316/7/20 9:21
声の粒もずず自由詩416/7/20 2:32
眠らない男坂本瞳子自由詩1*16/7/20 1:30
ウミネコガト自由詩2*16/7/20 1:16
人魚自由詩4*16/7/20 1:11
エキスパート自由詩1*16/7/20 1:08
夜の想いレタス自由詩316/7/20 0:15
盲人星丘涙自由詩6*16/7/19 23:10
ゾンビの日光浴阿ト理恵自由詩3*16/7/19 22:29
たんか・たんか・たんか短歌316/7/19 22:26
思い出すたび美しくなる人を愛する君と見ている朝陽北大路京介短歌316/7/19 21:46
この話いますることじゃなかったな伸びつづけてるカップラーメン短歌416/7/19 21:46
OKを横から見れば仰向けで寝ているように見える あかちゃん短歌116/7/19 21:46
飛んで火に入る夏の虫花形新次自由詩016/7/19 20:17
TATOO YOU!!!!!アタマナクス自由詩016/7/19 17:54
愛することが身近であれば吉岡ペペロ自由詩316/7/19 15:22
驚異!宇宙ビッグバン・グース博士の"ただ飯理論&q ...st散文(批評...0*16/7/19 14:26
時計レタス自由詩616/7/19 12:43
何故生きているかと聞かれても…イナエ自由詩3*16/7/19 9:18
コーヒー夏川ゆう短歌216/7/19 5:24
ペシミストのために街は青く光る伊藤 大樹自由詩216/7/19 4:33

Home 戻る 最新へ 次へ
1468 1469 1470 1471 1472 1473 1474 1475 1476 1477 1478 1479 1480 1481 1482 1483 1484 1485 1486 1487 1488 1489 1490 1491 1492 1493 1494 1495 1496 1497 1498 1499 1500 1501 1502 1503 1504 1505 1506 1507 1508 
3.9sec.