星がきえた      永遠に
夜は         月だけが光る

星はどこへいった   あの美しい瞬きは
もう二度と      見られないのか

それならば月も    きえねばならない  ...
眼鏡の向こう側に広がる世界は
本当はどんな色をしているのだろう

このレンズを通して見るのとは
空気の色も違うだろう

無味乾燥なのだろうか
はたまた風味絶佳なのか

カラフルな透明 ...
夏の夜の旅先にて
ふらり、身を入れた店で
フォアローゼスの水割りを傾けながら
もの想う

もうずっと探してる
あふれる時を

氷がからん、と合図して
ようやく僕は、目を覚ます
瞬き ...
その日の朝はうすくかなしい匂いがしていた
すがすがしいの意味を考えていた
不安なような
もはや何もかもどうでもいいような
けれど水を飲まなければいけない気がして
うすぐらいキッチンで ...
夜で 少女で なんにもなかったとき
さびしくて 本のなかでよく眠った
本のなかも さびしかったが
外よりはすこし せまくて良かった

おきるといつも跡がついていた
夜に折り目をつけ ...
  団栗か硝子か五つばかり
  テラスにじっとうずくまり
  ひろげられつつある多孔性の光の敷布
  今日も透き徹っていくわたしたちや
  夏の朝は意識のハアモニカだ
  中央署の傍 ながい
  みちを吠えた舌の葉に
  砂の月がやっつ、
   しろい やわこい
    まるい  あわい
  夜 銀 カセットテープ
  リールを、まわすように
...
真剣に生きすぎていた

それが他人を傷つけたりもした

どうせ無名なまま死んでいくのに

そんなに頑張らなくてもいいではないか


意味などなくても

だらだらと意思もなく

...
たぶん20代のころ東横線都立大学にあった中古レコード店「ハンター」あたりでみつけただろうシングル盤。

1994年に没したハリー・ニルソンの曲。
ジャケットとあいまってとてもキュートな埋もれた名 ...
あの子はいつも笑っている

オジサンなのに子供みたいに笑っている

あの子はいつも見つめている

人の悲しみ 苦しみ 悩みを見つめている

仕事はあまりしないけれど

みんなにどや ...
僕の成分はわがままが70%

君の成分は愛が70%
おっちょこちょいが20%

のこりの10%がきみへの愛しさなのか

うつくしく哀しくひとはいきてゆく
ときに無情に打算にいきてゆくが ...
流星群は遥かな時の大河へと降り注ぎ
銀河の魚は朝の食事の最中だ

僕の骨は白く乾いた砂に埋もれて
グレープフルーツムーンはたわわな君の胸のよう

僕はたぶん前より人との距離の置き方が上手く ...
神話が語らない
占いの及ばない
誰の願いも届かない
遥か遠く
暗く冷たい空白に
在って
在るからこそ放出する
己の核から外へ外へと溢れ
続け 続けて
やがて尽き果てた
非在の残像
...
深い陰影の中に
浮かび上がって来る清流、
何処までも澄み切り柔らかに
無音の透明なイキモノそのもの
流れて在り 在り流れ

その岸辺からの平らな地面の広がりに
秩序正しく並び立つ無数の小 ...
狂気とよばれる瞬間に我々の黒目は最大限に広がる
自動ドアがひらいて
コンビニスレイブだったティーネイジャの僕たちの
加速するブラックホール的なここ
人工衛星がいつかゴミとなって徘徊しはじめるま ...
あなたは だいたいいつも
ニコニコしている
わたしは おおむねずっと
ムッツリしている
あなたの笑顔は混じり気なし
スカッと日本晴れ
わたしの苦笑はどっち付かず
つゆの晴れ間

...
とろとろに溶けた頃合いが素敵だと
熟せコールをする君は 塾の帰り道

覚えなければならないことが多すぎて
記憶を辿る旅を始めてる

本当に欲しいのは
冷たい畳の上でも平気な足袋だ
...
 暑さ厳しい夏を向こうに控えて
 君と聴くモーツァルトが今日は愉しい。
 無限の広がりをその音に託し、
 感情の極限を曝け出した楽曲達が
 この耳を刺激する。
 曇天が水滴を垂らすような ...
副交感神経ががりがりあがって

これは現実と

それを処理するこころの問題か

脳機能障害か

ひとの苦しみよりじぶんの主張

信じるに足る

人間なんてなかなかいやしない
...
汗に塗れた自分の身体が
悪臭を放っているのではないかと気になる

居心地の悪い想いを拭えず
いたたまれずに苦笑いをしてみる

誤魔化したい逃げ出したい
だのに身動きがとれない

拷問 ...
その少年は2/3が
狼を飼い慣らしていることを知っていたので
ひどく怯えていた
村人達は狼が恐ろしいことは知っていたが
狼がどんな生き物かは知らず
まさか村の近くに来ているとも
思っていな ...
外は雨が降っている
雨に触りたいけれど僕はお家の中にいて
雨を見る事も触る事もできない
今から外に出たら
この雨は僕を濡らしてくれますか?
この雨は僕を包んでくれますか?
ちゃんとみんなと ...
日本がヤバいのは
日本人の非日本人化が
進んでいることなんだ

日本人が日本人としての
マインドを忘れないで
保ち続けていられれば
支那ぐらい屁でもないし
トランプなんか花札に変えてや ...
           160711

7人の敵を探し
溶岩洞窟に潜む時
鬱病患者の4名に3名は
医療機関を訪れない
ストレスが原因だけど
脳の病気でもあるとテレビは語る
溶岩洞窟の ...
オバハンになると
顔全体が垂れ下がって来るのは
何故だろう?

立候補者を見て
そう思った

誰が何と言おうと
貴女はおてもやんだ

そんなオバハンを
マドンナと言って
もては ...
暗む夕暮れ、薄れいく青よ
溢れるこの力、どうしてくれる?
俺の中から滾滾と
湧いて溢れる力、行き場失い

恐怖に歓喜に怒りに哀しみ
どうにもその都度荒波立ち
熱砂の砂漠の如く一気燃え上が ...
言葉にするとすべてが嘘に変わってしまいそうで
だからずっと黙っていよう

嬉しいことも悲しいことも
なにもかもを飲み込んで

明日もこうやってここにいなくちゃならないし
行く場所なんてほ ...
近くのコンビニに行ったら
コピー機の裏に入りこんで
トンボがバタバタしていた


羽と全身をブルブルと震わせて
ガラスに勢いよく体あたりする
そのまま横すべりして
左右の出っぱりが ...
ここは5次元の時空連続体の空間だ  多くのゆらぎがみえる
少し成長しては消えていく     なかなか4次元の宇宙へと変化しない
ここでできた宇宙は        すべてはじめは独立している

...
僕は
僕を操作していたボクを殺した
僕の墓場に埋葬した死体は
決して生き返らせることはない

その夜僕は酔っていたのか
口から出てくる死体
スパンコールの衣装に身を包み
光の輪の中で高 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
星がきえたst自由詩0*16/7/14 7:27
目の色坂本瞳子自由詩0*16/7/14 1:59
夢ノ声服部 剛自由詩316/7/14 0:05
ある朝遙洋自由詩2*16/7/13 23:58
模様はるな自由詩1016/7/13 23:54
団栗か硝子草野春心自由詩016/7/13 23:21
柳夜のリール自由詩116/7/13 23:04
意思もなく吉岡ペペロ自由詩216/7/13 23:00
子犬の歌梅昆布茶散文(批評...416/7/13 20:31
あの子星丘涙自由詩5*16/7/13 19:48
僕の成分表梅昆布茶自由詩416/7/13 19:42
第六流星群に託して自由詩416/7/13 19:34
星は美しく滅ぶただのみきや自由詩11*16/7/13 19:24
vision.07ひだかたけし自由詩316/7/13 18:23
コンビニエンスストア暗闇モリマサ公自由詩416/7/13 17:36
あなた障害者 わたし支援員シャドウ ウ...自由詩116/7/13 15:22
渋柿藤鈴呼自由詩2*16/7/13 9:55
峻厳ヒヤシンス自由詩7*16/7/13 3:23
悲劇と沈黙吉岡ペペロ自由詩116/7/13 0:55
蛙になりたい坂本瞳子自由詩2*16/7/13 0:35
2/3紀ノ川つかさ自由詩416/7/12 23:29
乾いた人リィ自由詩0*16/7/12 23:19
18歳のきみに花形新次自由詩116/7/12 21:06
すてきなてきにあおば自由詩2*16/7/12 20:47
選挙は続くよ、どこまでも花形新次自由詩016/7/12 20:27
過剰航海ひだかたけし自由詩3*16/7/12 19:55
幼心坂本瞳子自由詩1*16/7/12 19:35
きょうコンビニでトンボを助けたシャドウ ウ...自由詩216/7/12 17:46
宇宙誕生st自由詩2*16/7/12 14:42
亡霊イナエ自由詩6*16/7/12 9:25

Home 戻る 最新へ 次へ
1472 1473 1474 1475 1476 1477 1478 1479 1480 1481 1482 1483 1484 1485 1486 1487 1488 1489 1490 1491 1492 1493 1494 1495 1496 1497 1498 1499 1500 1501 1502 1503 1504 1505 1506 1507 1508 1509 1510 1511 1512 
加筆訂正:
星は美しく滅ぶ/ただのみきや[16/7/13 22:04]
ニ行目小修正しました。
4.24sec.