キャバ嬢は
星の数ほどいる
彼女達が
事件の被害者になった場合
テレビでは何故か
職業、飲食店従業員となる
しかし、他の飲食店従業員は
心の優しい人ばかりなので
文句の声を上げ ...
風が吹いて
木の枝についた
葉が揺れる
君はそれを見ながら
微笑む
頭のとれた蟻の触覚が
プルプルと動く
頭が揺れる
目の色が段々と失われ
動きも止まる
コンクリートの上
...
渦を巻く心の中に
永遠の夢をみた
真夜中の空を観てみれば
それはあまりにも美しい
果てしないクロニクルは
金銀銅の煌めきを放ち
ぼくを魅了する
夢は永遠の嘘であったとしても
な ...
僕の体が
小さかった頃は
ジャングルジムの
窓を潜り抜ける
トンネルは
光だと思っていた
ジャングルジムから
二人が生まれて
絡み合う夜は
窓に鍵を掛け
トンネルは熱だと
思 ...
人生は全くもって奇なるもの
嘘偽りを嫌う者は多い
私は私をおとしめない
そんな心もちで生きている
私が言おうとする事柄に
是非とも耳を傾けて欲しい
旦那 それは私と暮らせる者
彼に試 ...
悔しくて、悔しくて、悔しくて、
何度も、何度も、キスをする。
かなしくて、かなしくて、かなしくて、
いつまでも、いつまでも、抱きしめる。
別れが近づいていることが、
わかればわかるほど、 ...
#ダフィーダックの憂鬱
洗濯機を回すとあなたのにおいが
しんでしまう。
ごうんごうんと音を立てて
昨日のあなたとの時間を
ころしていく。
それでも私はいつもより多めに
洗剤を入れては ...
夢に責任を持つこと
君の夢はそんな曖昧でやわなもんだったのか
過去に価値をもとめてはならないのだろう
人生とはつねに現在進行形のその先にあるものだ
力はみなぎっているが
器がそれに耐えられそうにない
壊れそうになりながら
肉体を駆使して運動しても
技術を習得できない
年齢と体力とバイタリティーのアンバランスが
...
立つ鳥が 50億選挙 置き土産
あいつはいつも金がなくて
いつでも誰かに金をたかった
嫌われ者の
ジョン・ホーミ・ウォーター!
あいつはあいつでいいとこもあって
優しかった、野良犬にも、あたしにも
ひとりぼっちの
...
「人間の生理的欲求ねぇ
食う寝る遊ぶって、よく言うけど
ボクは、食う寝る学ぶだと思うね
ゲームだって、愛や友情を学べるものが、楽しいしね」
「ワタシはさびしがりだから、食う寝る話すだけど ...
わたしたちは一枚の大皿に住んだ
皿は基本的に何の模様もなく
真っ白な大地にところどころ土が盛られた
わたしたちはテントを張り
ひまわりを植え
にわとりを飼い
真っ白な地平線をながめた
...
さっき、午後一時半過ぎから真っ黒になっちゃった
影法師になっちゃったのよ
伸びてく伸びてくわたし伸びてく頃
ガードレールにぶつかって痛くっても
そのままずるずるまるで道案内
みなれた扉をだれ ...
今夜は夜空に星を想えない
月がどこに行ったのかみつけられない
わたしだけの神さまとも会えずに
だから「おやすみ」はまだ云ってもらってない
近ごろはずいぶんなんだ、ふと思うそばから
それは ...
アオバトにはめったに あえませんが
たいていは木の上の枝で やすんでいます
キジバトや普通のハトのカワラバト(ドバト)のように
地面をあるいたりしているところを みたことがありません
...
木の上の 緑あざやか アオバトの かわいい瞳 目と目があって
俺は仲間に大きい顔をしたくて
道のタンポポを千切って吹いてみる
...
生きているということ
今日が来ること
明日を待つということ
誰かとまた唇を重ね合わせること
苦しむこと、歌うこと
この詩を誰かに伝えること
ステージに立って朗読する ...
立入禁止のスイートルームで
締切間近の原稿を書くと
昨日まで普通に見ていた空が
今日は灰色の壁に塗り変わる
バゲットとチーズとワイン片手に
イマジネーションの旅を始めても
憧れ ...
ソテツの葉が絡みついて十年に一回輝く
狂おしく悩ましい亜熱帯の夜に何かが生まれる
息を殺して十五夜を待てば銀色に輝く竹林
闇夜に浮かび上がる竹に虹のウェーブが ...
雨が降るのは拒めないが
雨降りに何をするかは選ぶことができる
濡れたくなければ家から出ないことだ
出かけるのなら傘を差せばいい
傘がなければ濡れるしかないが
傘を差しても多少は濡れる
濡れ ...
#呼吸
毎朝私は近くのセブンイレブンではなく
少し遠めのローソンでおにぎりと
栄養ドリンクの一番安いやつを買ってから出社する
ローソンのビニール袋は他のとこのより
幾分か薄くて私はその薄 ...
四分休符の先で缶コーヒーを飲み油のにおいに混ぜた溜息
小説が誘った眠り枝分かれした夢のこと栞に話す
盗まれた時間ふたりの行き先をラベルで示す葡萄酒に酔う
恋という ...
自称詩人が死ぬほど嫌いな理由は
勿体ぶっているからだ
みんな、お前のことなんざ
知りたくもねえよと思ってんのに
クソみたいな経歴を誇らしげに晒したり
垂れ流しのクソをくどくど説明しやがる ...
街なかの広場に
土曜日は
こどものかげがない
多分 親御さんと
ドライブにでかけたのだろう
街はずれの散歩道に
...
婆様は星を食う
深く皺の刻んだ麒麟のような手を伸ばして
星をとって食う
婆様たちは星を食う
己に尽きかけた希望を
語ろうと
枕のない寝所を少しでも暖めようと
星たちは小さな虫 ...
僕の部屋は詩と光で満たされ
君という音楽が遠くから流れてくる
部屋干しのジーンズがぶら下がり
台所には洗い物が山積みなんだ
愛用のマックもコーヒーやスナック菓子の砕片で
薄汚れてはい ...
たくさんのことをやり残した女が
靴も履かずに街へ飛び出してゆく
わずかに握りしめた自分の価値をなげうって
はだしの心がぼろぼろになるまで
一心不乱に走るのをやめない
ほんの少しの不幸に酔 ...
波打ち際のおまえの姿を
なんと形容すれば良いだろう
哀れな末路
閉じた夢
干からびた声
孤独の極み
寄せる波に素足を任せると
わが身の所在なさが
あらわれてゆく
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
無職
花形新次
自由詩
0
16/6/19 20:22
君の根
opus
自由詩
0
16/6/19 20:04
アンドロメダ
レタス
自由詩
7
16/6/19 19:54
Play
ミナト 螢
自由詩
1
16/6/19 19:24
不条理の極みを味わう者
小川麻由美
自由詩
2*
16/6/19 18:44
残り香
あおい満月
自由詩
2
16/6/19 17:55
ロードランナーは字が読めない
梥本 サハラ
自由詩
3
16/6/19 17:47
未来へ
梅昆布茶
自由詩
2
16/6/19 17:44
テニススクール
星丘涙
自由詩
0
16/6/19 17:29
立つ鳥
st
川柳
0
16/6/19 13:57
夢の中で墓からでてきた黒人女が歌った歌
佐々宝砂
自由詩
3*
16/6/19 12:45
くうねるまなぶ
イオン
自由詩
0*
16/6/19 11:25
大皿の日々
佐々宝砂
自由詩
3
16/6/19 10:53
いつまで
もっぷ
自由詩
3
16/6/19 8:06
まさゆめ
〃
自由詩
3
16/6/19 8:03
アオバト 謎の多い緑の妖精
st
自由詩
0*
16/6/19 3:25
アオバト
〃
短歌
0
16/6/19 3:22
蒲公英
TAT
自由詩
1*
16/6/19 2:08
生きているということ
独奏
自由詩
0
16/6/18 23:43
監獄の朝
ミナト 螢
自由詩
2*
16/6/18 20:43
南海の孤島の亜熱帯の竹林
星丘涙
自由詩
1*
16/6/18 20:26
雨が降るのは拒めないが
ただのみきや
自由詩
10*
16/6/18 20:10
みんなみんなきえてしまえ
梥本 サハラ
自由詩
1*
16/6/18 19:29
Nowhere
深水遊脚
短歌
3*
16/6/18 18:14
イシンバエワの筋肉
花形新次
自由詩
0*
16/6/18 17:23
トルソ(四)
信天翁
自由詩
1
16/6/18 17:08
星を食う老婆たち
Sisi
自由詩
3
16/6/18 14:54
ドレッシング
梅昆布茶
自由詩
5
16/6/18 12:00
赤い靴
Sisi
自由詩
3
16/6/18 11:56
流木
千波 一也
自由詩
5
16/6/18 10:50
1487
1488
1489
1490
1491
1492
1493
1494
1495
1496
1497
1498
1499
1500
1501
1502
1503
1504
1505
1506
1507
1508
1509
1510
1511
1512
1513
1514
1515
1516
1517
1518
1519
1520
1521
1522
1523
1524
1525
1526
1527
4.28sec.