どこからか人の笑い声が聴こえる。朝だ。マネキンにだって命が宿りそうなくらいに暖かな朝だ。
草のそよぐ音、川の流れる音がそこかしこで溢れ、景色が色彩を増し、僕の心から、ペンでは書けない感情が走り出 ...
風さやか
若葉きらめき
時移り
伸び伸び広がれ
それぞれの春
ラジオのようになるテレビと
ネットのようになるラジオ
場末の教会のようになるネット
神のために資本を集め、悪から世界を遠ざける
いまじゃ神学なき資本主義
資本はもうバ ...
ぼくには
現代が苦しかった
皆は
楽しそうにしているのに
ついて行けない自分が
ますます暗くなっていった
もちろん
明かりはLEDに変えたし
エンタメ情報は簡単に手に入る
ネ ...
遠くから足跡が聞こえる
闇の中で独りでいる時、
その足跡の音は社会の目線に聞こえる
街の空気は有料だ
生きる為には対価を払わなければならない
自然に生きる態度は身勝手な若気の草木に似てい ...
瑕疵
耳順
海
つぼみふくらみ
匂わずに匂うよう
結びの前にほころんで
笑いも
泣きも
つかの間の
結びの前に散りはてる
燃えてあふれるその様を
いまは小さくしまったまま
...
自分の気持ちに嘘をつくと
心が涙を流します
嘘の言葉が口から出ると
嫌な気持ちにはなるけれど
罪悪感も覚えるけれど
生きてはいけます
嘘は嫌いです
嫌いだからといって
付き ...
親に育てられるために産まれたのか
親と育つために産まれたのか
誰かに愛されるために生きてきたのか
誰かを愛するために生きてきたのか
大人にしてもらう子供だったのか
大人になるための子 ...
膝枕みあげる視線おっぱいの向こうの笑顔変わらずにいて
おっぱいが胴回りより細くてもそれが貴方で触れていたくて
おっぱいをみるためならば筋トレをすべきと固く信じてた頃
...
米糠に触れた滑らかな掌ボタンを外しおっぱいに置く
ともに入る風呂で見慣れたおっぱいを愛でて二人で歳を重ねる
乳首ないあのおっぱいに触りたい願い叶わずお店をあとに
...
錆ついて 細く小さく 縮こまった
わが古家を 見くだすような
裏の隣りは
新築された豪邸が
...
僕は
こう思う
こう考える
と言うのは
自由だが
こうしたら
ああしたら
と言うのは
主権侵害である
日常生活においては
主権侵害が
頻発に行われている
いぬの紐は赤と白でねじられている
悲しみのつぎに
夕日のようなゼリーをたべて
こぼれながら静かに夜がひかっている
まよったあげく遠回りをやめて
いつもどおりの道でかえる
さかりをす ...
内なる外が押し寄せて来る
外なる内が押し寄せて来る
誰もいない、繋がりはない
白い空間奥まる深夜
圧迫され窒息する
深みへ奈落へ落ちてゆく
(揺れ震える肉の魂)
ぬらりと赤い舌に呑 ...
○自分が入院して
よくわかった
義理見舞いなら
遠慮した方がいい
葬式は
義理でも行った方がいいが
入院見舞いは
遠慮した方がいい
○退院
やはり帰る家があるということは
とて ...
どうでも良いことに
頭をあまり使わないことである
あまりにも
雑念が多すぎる
これが
病気のもとである
行き先のないお前の虚像
とどまることを知らない水
不器用に溢れるのを忘れて
拒絶された命の河に埋もれる
沈んだ肌を撫で
冷たい手を取り出す
無数のお前が揺らめき
苦しみと愛しさを唱う ...
自称不動産賃貸業って
普通に考えて
「あっ、こいつ働いてないな」と思うだろ
何でそんな奴が生活出来て
しかもPTAの役員なんかやってんだ?
自称何とかには
犯罪の臭いしかしないと
前 ...
オレンジ色の世界が僕に優しい。
季節の抜け殻が道路脇に溜まっている。
それは次の季節に託した遺言のようで。
澱んだ色に鮮烈なオレンジが溶けてゆく。
僕には悲しみを持つ権利もな ...
午後になり気がつけば夕暮れ
隣にはあなたがいて
長い下り坂の向こうに海が見える
リゾート地でもない
港町だけど
二人にとっては特別な町
休日の風は何処となく優しい
潮風がリゾート ...
静かに生きてると
図々しい人にやられ続けるから
たまには牙があることを
教えなきゃダメだ
この世は弱肉強食
風に吹かれて
ただ気ままに生きていたかったけど
お前たちはその ...
諍いが嫌いで
嫌な人間から逃げる
くよくよした
ちっぽけな自分の頭の中を
粉々にふっ飛ばしたい
人に疲れたと言って
癒しの場所を確保したところで
いつもその場所は無残に奪われる
...
いつからなのだろう
躊躇するようになったのは
幼いころ
なんでも言いたい放題
スカートだってめくっちゃう
廻りの反応が脳に蓄積されていく
躊躇は ...
風に靡く髪のように
たおやかな装いで
優雅な舞を演出する舞踏家のように
はらはらと落ちては舞い上がる、乙女
満月の照明を浴びて
きらきらと光り、芳香を漂わせながら
終演の華を咲かす
...
惑星をつなぐ鉄道の中継地
真空チューブが
弦のように延びている
定刻をすぎても宇宙嵐で
発車の目処はない
電気石で火をつけて
炭素を吸う
外壁で散るホログラムの桜
...
蓋然性
籾
御影石
東京は聞いていたより桜がのこっていた
やはり赤茶けたものがだいぶんのぞいてはいたが
もう銀杏がつぶつぶの緑を枝にふやしていた
関西ではそれはまだだ
東京はこっちより二三日はやい ...
雨に濡れ
突っ立ってる
ひとりで
スニーカーで
交差点で
背後から
クラクションと罵声に
刺されると
笑えてくる?
笑ってないけど
笑顔を作る仕草は
カップラーメンがふやける感触 ...
そして春が来て
今年も川辺の並木に
ホタルイカの花が咲いた
日中は褐色に湿り
夜になると仄かに光った
数日でホタルイカは散ってしまう
川に落ちたものは
海にたどり着き
地面 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
朝
水宮うみ
自由詩
0
17/4/16 10:27
春
楽麦
短歌
0
17/4/16 9:11
テレビ、ラジオ、ネット、教会
吉岡ペペロ
自由詩
0
17/4/16 7:32
法則のススメ
末松 努
自由詩
0*
17/4/16 6:41
夜
鷲田
自由詩
2
17/4/16 0:51
平成29年4月16日(日)
みじんこ
自由詩
0
17/4/16 0:21
春遅れの街で
ただのみきや
自由詩
11*
17/4/15 20:17
繰り言
坂本瞳子
自由詩
0
17/4/15 18:25
自我持参
イオン
自由詩
0*
17/4/15 15:56
おっぱい短歌 2
深水遊脚
短歌
0+*
17/4/15 15:36
おっぱい短歌 1
〃
短歌
0
17/4/15 15:33
痩せ我慢
信天翁
自由詩
2
17/4/15 14:30
主権侵害
zenyam...
自由詩
0
17/4/15 14:19
駐車場
はるな
自由詩
4
17/4/15 13:31
悪夢再び
ひだかたけし
自由詩
3*
17/4/15 13:28
入院独り言集7
zenyam...
自由詩
0
17/4/15 12:20
雑念
〃
自由詩
0
17/4/15 11:38
命の河
宣井龍人
自由詩
6*
17/4/15 8:46
自称ということ
花形新次
自由詩
1
17/4/15 6:22
夕方の癖
ヒヤシンス
自由詩
4*
17/4/15 6:01
夕暮れの町
夏川ゆう
自由詩
0
17/4/15 5:16
怒り
ガト
自由詩
3*
17/4/15 4:32
サバンナ
〃
自由詩
2*
17/4/15 4:25
躊躇(ちゅうちょ)
佐白光
自由詩
0
17/4/15 1:44
薄紅色の乙女は満月の夜に舞い散る
長崎哲也
自由詩
2*
17/4/15 1:22
トルマリンとアズマイチゲ
mizuno...
自由詩
9
17/4/15 0:55
平成29年4月15日(土)
みじんこ
自由詩
0
17/4/15 0:06
こころよりからだ
吉岡ペペロ
自由詩
1
17/4/14 23:17
ペチャンコになったら
まいこプラズ...
自由詩
6
17/4/14 21:12
そして春が来て
たもつ
自由詩
10
17/4/14 19:53
1474
1475
1476
1477
1478
1479
1480
1481
1482
1483
1484
1485
1486
1487
1488
1489
1490
1491
1492
1493
1494
1495
1496
1497
1498
1499
1500
1501
1502
1503
1504
1505
1506
1507
1508
1509
1510
1511
1512
1513
1514
加筆訂正:
春遅れの街で
/
ただのみきや
[17/4/16 1:28]
少し変えました。
春遅れの街で
/
ただのみきや
[17/4/16 1:17]
ニ行目少し変えました。
6.42sec.