ささいなことだった
君が僕の前で
仮面をかぶっていたことに気づいたのは

一度気づいたら
君の仮面は僕に見えるようになった

仮面が外れたときの君の顔は
あまりにも美しく

仮 ...

からだじゅうのあなたを摘みとりながら
指はあおく湿っている
記憶はうすくひきのばされて
ところどころやぶけながら
いつまでも種を蒔きつづける

おもたい夢を湯舟に投げこんで ...
しーちゃんちの壁は砂壁で
さわるとちょっと手についた
しーちゃんのなかにチェーンのきれた自転車があって
ときどき走りたそうにタイヤをならしてた
しーちゃんのとなりにいればいつでも傷つくこと ...


大安

あなたは針で
わたしを刺していった
はたちきっかりでいったあなたの
のこしたことば
いくど読み返したことだろう

「あなたにわたしを息づかせるよ」

あなたを愛で殺してしまっただれか
...
蒼い空気に舞う花弁
春の陽気は暖かく優しい
日常が姿を変える瞬間
冬と春の境目は見えない

季節と同じような
見えない感情に
僕等の喜怒哀楽は
今日も高速に進む

日々が過ぎ去ると ...
失われた回帰線(そこは闇となって届かず
赤ん坊の泣き声だけが今でも響き
菜の花が一面に咲いて揺れる高原の陽炎
詩となる前の無数の言葉の散らばりがあって
繋げることがままならない僕がいる ...
あなたは詩人です
って言われたら詩人かっていうと
言ってるのが
見たことも聞いたこともない雑誌の常連か
詐欺みたいな自費出版社から
自称詩集一冊出しただけで
その中身も
アフリカのエコロ ...
鮮やかにサドルを漕いで 通り過ぎて行く
サドルは焦げぬ
尻にかかる重圧が なんぼのもんじゃい

ジュウジュウと焼き色を付ける もんじゃの湯気が
眼鏡を曇らす

元々 ピーカンばかりを ...
僕は砂場に丸を書く
僕は砂場に丸を画く
僕は雨の日砂場で丸をなぞる
指でなぞる丸
僕は僕の指で丸を書く今日
僕は僕の指で丸を画くだろう明日
僕は僕の指で丸をなぞった昨日
丸を新しく砂場に ...
闇も言葉も映像も


唄も希望も音階も





ぜんぶ今ここに置いてゆけと鳥 ...
桜が夕陽に映えて綺麗だった

スマホで写したいと思ったが

バッテリー切れ

残念・・・

酒も飲まないから

夜桜を楽しむこともない

柳瀬川の桜並木の土手を

川風をう ...
桃をおろし金に擦りつけ
埃をかぶって臭うストローを水で洗った
プラコップの水面は穏やか
遠い南国の、夏の海の、奥の奥

レンジから元気のない食パンを取り出して
固いバターをスプーンで擦り落 ...
言葉の意味というのは
言った人の意味というよりは
受け取った人の意味である
言葉の意味は
百人いたら百通りの意味があるのである
「いいよ」という一つの言葉にも
受け取り方によって
さまざ ...
かじかんだ背骨に脂をめぐらせて
あなたは4℃の水底に憩う
ごちそうがなくなれば共食いもする
吹き寄せられた薄氷の庇
その下にもぐって ただ噛んでいる くつくつ

針を飲んでしまったよ
そ ...
かなしいよう
かなしいよう。」
それから歌わなくなった鴉がいる
蒼い春の{ルビ鞦韆=ぶらんこ}は
君のものだよ

何がかなしいのかは知らない
問わない 待つよわたし
きっと待つよ

...
本を読み知らない知識入れていく面白ければ覚えが早い

美しいビーチが並ぶ能美島少し寂れたような島内

八月に本格的な夏になる短い夏に勢いがつく

蝉の声聞けば夏だと実感し暑さ溜め込む午後の ...
回転木馬



みんなイイネなんか押してないで

詩でも書けばいいのに

似てるなにかに頷かないで

ちょっと違う!って叫べばいいのに

秒速5センチメートルみたいに

青春に恋はしたけど

...
ひとたらし達が集団オナニーしている

彼らは上場長者で付き合うにはじゃぶじゃぶと使える上場で得た金が必要だ

彼らは実務を高いギャラで雇った優秀なやつに任せている

だからときどき優秀なや ...
男性自称詩人の童貞率が
統計を取り出した2011年以降最高の
94.2%を記録した

主な原因として
高齢の自称詩人が
自分の人生にやっとこさ
見切りを付けたこと
モテないし金もないし ...
完璧でなくていい

業績も能率も効率も

求めなくていい

あなたは

あなただから素晴らしい

そう

世界で一つだけの花さ

自分の力と自信を感じ取り

明日に羽ば ...
季節を知らせる鳥が
また私たちの目に触れる
空がうんだ鳥だ

私たちの目が
自然に上を向いて
目の端にいつも空が
あるようになる
それが空の意思だ

少しだけ優しさがうまれる
私 ...
社会の歯車になりたい
そんなことを言う人がいる
私は歯車そのものよりも
滑車を回すモルモットになりたい

自分のペースで歯車を回し
前に進まず一定の速度を保ち
エネルギーを連結させて
...
水道水がまずくて飲めない
キュウリは青臭くて嫌い
政治家は汚職ばかりしてる
最近の芸能人はつまらない

全てを疑ってる君
全てを否定する君
全てを拒絶する君
全てをけなす君

海辺 ...
 歩道橋の向こうに見える 廃ビルはやけに冷たくて
 服のポケットにいれた夢でさえ壊していくような

 誰かが歌うこの星の讃美歌に
 出逢えるのなら もう一度だけ 歩き出そう


 楽園行 ...
桜並木のクソ野郎


自転車での通学帰宅時に
何度もそう思った

歩行者を追い抜く時
友達と二人で通った時
雨の日雪の日など

桜木の逞しい根が
アスファルト道路ま ...
○入院生活の楽しみは
おいしい食事と若い女看護師

○病院か老人ホームなのか
わからないシルバー病院

○本人は退院を強く望んでいるが
家族は入院を強く望んでいる

○家で上から目線 ...
大病をしたことのない人は
人生の何たるかを
深く知らない
大病をしたことのない人は
人の愛情の何たるかを
深く知らない
国家試験に合格して
「看護師」という立派な肩書を与えられたが
仕事の内容は
血圧測定、薬配り、食事の世話、オムツ交換などである
とりわけ嫌がるおじいちゃんのオムツ交換は
看護師が最も苦慮する ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
仮面自由詩017/4/5 2:51
はるな自由詩1117/4/5 2:01
自転車自由詩217/4/5 1:20
平成29年4月5日(水)みじんこ自由詩017/4/5 0:32
花の針田中修子自由詩1017/4/4 22:43
原風景鷲田自由詩017/4/4 20:18
失われた回帰線乱太郎自由詩6*17/4/4 20:03
他称詩人花形新次自由詩217/4/4 20:00
田舎のサービス藤鈴呼自由詩1*17/4/4 19:35
男の子のまま秋也自由詩1*17/4/4 19:08
Napoléon Was  DeadTAT自由詩117/4/4 18:24
柳瀬川の桜並木星丘涙自由詩0*17/4/4 18:17
いただきます印あかり自由詩13*17/4/4 16:44
言葉の意味zenyam...自由詩017/4/4 16:29
氷点下紋甲メリー自由詩417/4/4 12:37
肌寒い四月の朝にもっぷ自由詩217/4/4 10:07
午後のひととき夏川ゆう短歌017/4/4 5:34
平成29年4月4日(火)みじんこ自由詩017/4/4 4:21
みんな詩でも書けばいいのにフユナ自由詩12*17/4/4 1:28
成功者の宴吉岡ペペロ自由詩017/4/3 23:54
統計花形新次自由詩117/4/3 23:02
鬱の処方箋そのいち星丘涙自由詩017/4/3 22:45
そらからきたとり朧月自由詩117/4/3 22:30
モダンタイムズしずる自由詩117/4/3 22:28
いいところ探し自由詩117/4/3 21:57
楽園行きの列車stereo...自由詩117/4/3 20:58
クソ桜しょだまさし自由詩217/4/3 16:50
入院独り言集3zenyam...自由詩117/4/3 16:25
人生自由詩017/4/3 15:51
病棟看護師自由詩017/4/3 15:44

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加筆訂正:
花の針/田中修子[17/4/5 1:08]
わたしの心臓は花の針にトントンと打たれ 泣くこともできず あの日からたちどまっていた→わたしの心臓は花の針にトントンと打たれ 痛すぎて青い唇をかみしめて あの日から消えないあなたを抱きしめている
花の針/田中修子[17/4/4 22:53]
最後が!
5.59sec.