平日テレビ
今夜の番組からです
11時30分からは「平熱大陸」
情熱大陸に出れない人のための
今話題の番組です
特別な人が特別を語る番組に
共感できるのは特別な人だと
気がついたあなたに ...
帰るとおそらく
ポストに残暑見舞が残っている
自動ドアを命からがらくぐり
人口のぶんだけ並ぶ自転車の中から
くすんだ青い自転車を探して跨り
坂を水銀のように走る僕がいる

帰るとおそらく ...
人間は
目標を持つと
やる気のスイッチが入る
目が輝いてくる
目標のない人生ほど
退屈でつまらないものはない
「今日の目標」
「今週の目標」
「今月の目標」
「今年の目標」
成功す ...
虹を靴べらにして太陽を履く
雲に覆われた雨上がりの空から
長い長い小鳥の声が聞こえる
わたしのなかに小さなわたしがいて、週五日小学校に行く。

わたしが何もしてないとき、小さなわたしは学校の休み時間に考えている。
わたしについて、小ささについて、小さなわたしについて。
夜一緒に ...
A B C
Dead

グルタミン酸に溺れて死んだパパは僕の前でいつもママを嬲ったのさ
トカゲの尻尾と沢庵の半切れが似ていると呟いていた僕の初恋の子はアシッド好きで
教頭の車のボンネッ ...
いつまでもうじうじと文句言っていても
吐いた唾を飲み込めないぐらい小心者なのに
ああ、また道行く人に絡んでは突き飛ばされて
いみじくも先にあった横丁でドブに突っ込んで
隣のサラリーマンに水がか ...
夕日

オレンジ

灰色

ピンク・ぶるー

ターナーの


雨駆けた

雲かさばった

夏のような雨

さよなら


夕日

オレンジ

灰色

...
あなたは孤独を陽にかざし
雨に濡らし
肩にかける

からっぽだと感じる
とても軽い

平気だ
本当に平気だと
重たい嘘を吐いては
かしぐ

北の風に寂しさが吹き荒れる日
虚し ...
だれかのためにしたいと思うとき
胸はすみれでいっぱいになった

雨のあとのコンクリートみたいにふしぎに澄んで
すみれでいっぱいになった

そもそものはじまりとして
世界は美しく
ひとは ...
女房のお気に入り美容師が
若いときの武田久美子に
似ているというので
会う機会を狙っている
何故なら
俺は無類の貝殻ヌード好きだからだ!
しかし今の俺は長さ6mmのボウズ頭だ
しかもPa ...
  ふた房の葡萄を 若草色の椅子に居って
  獣じみた何ものかがムギムギと喰っている
  葉群れの隙 測られつつある距離のように
  細く長く伸びていく耳鳴りになりながら微光が
  わ ...
どんな話でも
聞いてくれる
理解しているような
表情の
飼い猫
あなたを見るために
光を媒体にした
あなたを聴くために
空気を媒体にした


媒体なしにあなたを知りたくて
肌と肌を重ねてみた
そうして慰めを得ながら
無限の孤独を思い知る


...
現実はわかっている
ただ1日に5時間の夢を

小さな世界に生きていた
私が外に飛び出した
そこで出会ったあなたに
たくさんの幸せをもらったんだ

24時間のうち
19時間は現実
ほ ...
夕闇差し迫る瓜畑
果実は実り
豊かな土で収穫を待つ
後は口に運ぶだけ
一輪の花を摘み取るかのように
育てた瓜を優しくもぎ取る
甘く甘く赤く熟れていた
しわしわの年老いた手に水気と満足を残 ...
   ものさみしい家並みのあいだで
       どこに棲みついたのか
      けさは珍しく ひととき
          子すずめたちが
         わめきあっている
      ...
前の品種の生産が終わったら
マシンから治具を外し
次の品種の治具を取り付ける
材料を供給し
間違いなく準備出来たことを
若い班長さんにチェックしてもらい
スタートスイッチを押す
その後は ...
この前まで鉛筆をもっていたひとが
木の匣にはいる
燃やされてちいさくしろくなって
木箱にはいる
鉛筆で書いた文章が
もう そのひとだ
そのひとを見ると
鉛筆をもてない
あのひとのこ ...
「お前、エロ動画みていただろう」

女子中学生が男子中学生に
問いただしている

先生の前で

この世はすっかり変わってしまったようだ
僕は浦島太郎のような気持ちになった
ムカついた時には
「なんでムカついたのだろう?」
と具体的に考えてみよう
感情的に走りやすい人は
ムカついたことを
対象化できない
ムカついたこととすぐに一緒になってしまうから
こうやって 温いお湯だと
コーヒーは 上手く 染まらない

色合いだけならば 
完璧なのだけれども

どうも 味が
ついて 来ないのです

追う身だった 頃は 良かった

目 ...
ボットン便所を囲んで皆で歌った
曲はなんでも良かった

太古よりこびりついたほにゃららの香りと
最新のほにゃららの香りを胸一杯に吸いこんで
厳かに歌いだす

「Aufersteh'n, ...
夜の森が叫ぶ
ひび割れた木々の枝が揺れ動き
足下のつるに躓いて倒れた
赤い月が昇る
コウモリの群れが羽ばたき月光にてらされる
よろめきながら足を進めると
しだいに深い闇が私を呑み込んで行く ...
女性のヘアーは
どう見ても不自然だ
タワシみたいなものも
無理やりくっつけたような感じがする
それに比べると
男のヘアーは
さまになっている
シンボルに花をそえている
冬は寒くて
乾いた風が吹く
肌を乾燥させる

白い息が冬の中へと消える
見た目が地味な冬

心も乾燥させる
そんな勢いをもつ

湿度があり過ぎても
ジメジメして嫌だけど
乾いた ...
今ならわかる
君が何について悩み
何について語ったかー

それはー
幸福について
自由について
病気について
人生のあらゆる困難について

それがどんなに
僕の人生において
希 ...
♪るるりら ぶすりら
風に吹かれて
知らない街角で
立ちんぼしたい

♪ぶすりら るるりら
ひとり静かに
愛を売り捌いて
四十歳のエチュード
突如として訪れた現実は
あまりに物悲しく
手を差し伸べることもできず

それでも
あなたのままでいて欲しい

護りたい人がいようとも
受け入れがたい自分だとしても

どうかあなたは ...
ここにヨシオという男が居る。三十を少し過ぎたもの静かな男で、生活のためにある巨大な施設の厨房で洗い場を担当している。毎日日が昇る前に仕事場に入り、日が暮れるころに家に帰る。彼には共に暮らしてい ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
平熱大陸イオン自由詩1*16/12/11 11:38
帰路遍歴伊藤 大樹自由詩116/12/11 11:07
目標zenyam...自由詩116/12/11 10:09
信仰5or6自由詩5*16/12/11 0:39
小さなわたし水宮うみ自由詩5*16/12/11 0:21
この場所にいる奴等はみんな敵5or6自由詩2*16/12/11 0:09
安羅部とヒヨコ自由詩1*16/12/10 23:30
ターナーの夕日吉岡ペペロ自由詩216/12/10 23:04
ふるる自由詩7*16/12/10 21:29
すみれでいっぱいになったはるな自由詩416/12/10 20:45
美容師花形新次自由詩116/12/10 19:16
刹那草野春心自由詩216/12/10 18:06
五行歌夏川ゆう自由詩216/12/10 17:24
黒点ただのみきや自由詩15*16/12/10 17:22
1日5時間の夢天竺葵自由詩116/12/10 16:51
収穫秋也自由詩5*16/12/10 14:22
断 章(四)信天翁自由詩216/12/10 14:13
マシンオペレーター花形新次自由詩116/12/10 13:41
鉛筆白島真自由詩23*16/12/10 10:31
浦島太郎zenyam...自由詩2*16/12/10 9:56
対象化自由詩116/12/10 9:39
待ち時間藤鈴呼自由詩1*16/12/10 9:31
肥溜めに生まれた印あかり自由詩6*16/12/10 7:11
夜の森星丘涙自由詩2*16/12/10 7:01
ヘアーzenyam...自由詩116/12/10 6:24
乾いた風夏川ゆう自由詩116/12/10 5:18
この世のあらゆる困難について渡辺亘自由詩116/12/10 0:49
豊田聖子「いばらのエチュード」花形新次自由詩016/12/10 0:32
どうか、あなたよ坂本瞳子自由詩1*16/12/10 0:28
いつか見た映画みたいにホロウ・シカ...自由詩2*16/12/9 23:05

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加筆訂正:
小さなわたし/水宮うみ[16/12/11 1:19]
一部改行しました
この場所にいる奴等はみんな敵/5or6[16/12/11 0:19]
2016mix
安羅部とヒヨコ/5or6[16/12/10 23:32]
2016.10作品
漆黒に彩られた翼-陽鳥に捧げる唄-/りゅうのあくび[16/12/10 18:00]
引用文編纂、全八連に再編集、二連目蒼⇔灰、他
収穫/秋也[16/12/10 14:23]
西原理恵子先生の漫画を読んで 高須先生の晩年の考えから
4.86sec.