(ひとこともしゃべっていない)この歌集にわたしの歌ははいっていない
デミグラスソース一滴一滴と逆さに振った瓶の底から
腹ぺこだ。でも間違えたしゃっくりが空いた空いたと鳴り止まなくて
...
ねえねえあれは何
あれかい あれはバカな人間たちが
この神の世界を知ろうとして バカな考えをしている館さ
へんな部屋が3つもあるよ 1つは実無限とかいう部屋
もう1つは可能無限とか ...
飼い猫は掃除機の音に興奮し掃除が終わるまで落ち着かず
愛媛には猫ばかり住む島があるもてなすように人に近づく
土筆摘み出来る場所が減っていくアパートぱかり建ち並ぶ町
道端で出逢った猫が ...
お兄ちゃん
お兄ちゃんあのね
後ろをついて歩いたちっこい妹が
男に振られたんだって
お前だけは幸せになれよって
あれだけ言ったのに
嫌なことなど
いつも
幾らでも
側にあるから
気づかないで生きたりも出来る
大人になると
不条理にいちいち驚かない
透明な何かが
濁ってしまったように見えるけど
違う ...
猫の中に
自由の意味を見て
その意味を知るから
猫が好き
自由は
空間でもなく
時間でもなく
行動でもない
小さな額の中の無限だ
色色の事を求めた先に
空の瓶を拾うのだ
きわめてかなしい瓶の先には
またきっと色色が落ちて
重たい重たいと転がりながら
いつかもこんなふうに
身体じゅうを空にしたことを思いだす
21世紀の
先進国と呼ばれる国で
熊に食われて死ぬのが
(しかも山菜採りをしている最中に!)
同じ死ぬでも
一番嫌な部類に入ると思う
そして
二番目は蜂に刺されて死ぬことだ
ゲ ...
背中にへばりついて取れなくなった
アノマロカリスは気付けば苔むしながら
僕を覆う全身の鱗のようになって
まるで貴女を忘れたみたいに
背だけが伸びた針葉樹を
なぎ倒す最後のダイナソーに
なっ ...
#うねるかみのけ
よく光る首筋はひとえに
私が証拠をつけるための場所を
本能的に知らしめているのであって
私の雨に濡れた畝る髪の毛は
少しずつ海のにおいを残しては
あなたの頬をなぜるな ...
160613
ヤバイという言葉から
夜這いを連想する者と
キモイの姉貴分と思う者
ルール違反と思う君の手下
些細な違いを拡大鏡で覗く
ルーペという文字が浮 ...
捻くれた心は
雁字搦めになって
素直になるなんてことを
とっくの遥か昔に忘れ
打っ棄って
葬り去って
重い蓋を被せて
錘を付けて海に沈めて
忘れたことにしたい
朝焼けに染まりながら、
熱いシャワーのあとで。
あなたと、
ミルクの海で絡まりあう感触。
少しつめたいシーツに、
バラが咲いていく。
どうか、
激しく優しく、
強く深く、
私のな ...
わたし、
根なし草に
転がる石
つよいつよい風に
笑ってひらめく柳の枝葉
だれか、
土に据わり花を咲かせ
苔むしてふかみどり
ずっしり受けとめ
ある日倒れゆく樫の木
わたし ...
喉を失くした
もう言葉で潤えない
どんな綺麗で優しい言葉でも
空腹を満たすことは出来なくなった
おいでよ
もう誰も信じなくていい
どこからともなく聴こえてくる
もうひとりのわ ...
母音響く思考の界に
魂の舞い戯れ
子音は均衡し
この物質の界を司る
〇
あああ
ううう
あおいソラ
おおお
えええ
えい ...
縄ならば千切れぬだろうこの赤が糸であるのはせめてもの誠意
桜の蕾が開いていくその季節はあの時とまるで同じ
無邪気なあの娘に初めて下着の中身を見せた時の感覚
小部屋を占領するダブルベッドの上はあまりにも不安定で
羞恥心とその先への恐怖をあどけない好奇心 ...
#わたしの本音
ニーチェも知らないやつが、
わたしの太ももを見ながら
今日はどちらまで、なんて
抜かすもんだから
わたしはもう髪をドライヤーで
乾かすのもやめたし、
神様を信じること ...
明夫は雅子を愛している 片思いだ
今日こそはこの愛を 打ち明けようと決心した
雅子に逢う為に その家の前で
出て来るのを待っている やっと出てきた
その後を追いかけて行く ところが不思 ...
コウノトリ卵か赤子かキャベツの畑シチューのニンジン余所の星から
カタカナのルビはいやだよひらがなでぼくたち鴉を読めない子には
かあさんはカケスだったといま知った道行くヒトがそう云っ ...
いつも言うね
「私はあなたに何もできない」って
そうかな?
ホントに何もできないなら「何もできない」と感じることもできないんじゃない?
それに君はさっき僕のしょーもないバカ話で顔をしわくちゃに ...
殺されるのが怖いんじゃなく
ついてくるのが怖いんじゃなく
襲われるのが怖いんじゃなく
貶されるのが怖いんじゃなく
失うのが怖いんじゃなく
泣くのが怖いんじゃなく
死ぬのが怖いんじゃなく
...
流星 星の死
車 空気の死
街 人の死
TV 思考の死
血 細胞の死
食 動物の死
食 植物の死
飲 水の死
光 目の死
音 耳の死
...
転げ落ちていく
硝子の欠片が
そこらじゅうを傷つける
切り傷のような皹を残し
赤い血を滴らせ
忌み嫌われる
それでも転がり続け
堕ちてゆく
救いの手は差し伸べられず
羽を ...
或る授賞式のホールにて
首を回して
天井の鏡を仰いだ、遠くに
(もう一人の僕)と目があった。
おーい
林の中に、ふりつもる
無数のつややかな枯葉を
踏み拉き…
幾世代もの祖先を想い
自らの重みを、歩いていた。
――遠い空では、飛行機の音が
長い長い尾を引いていた…
何 ...
フォーク歌手があこーすてぃっくぎたあを
掻き鳴らす、ある夜のライブハウスで偶然
隣り合わせたお洒落な婆ちゃんが「じゃあ」
って店内から出てゆく、繁華街のネオンの
合間をゆっくり抜けて小さくなっ ...
かわひらこ、が
ずいぶんお利口に
触れあう
初めて、は
どれも素敵だった
流れ星が
周囲の光を食べて
夜空で一番輝いたとき
羨望と後遺症に手をやいた
透明 ...
その落葉樹は絃となる葉をすべて失っていたが、月の明るいこの夜また、訪問者を得ることができた。
「もう、歌わせてあげられないのに」
いつものその風に、いつものように詫びてみる。
「通り道なんで ...
日付順文書リスト
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日付
きっと手を動かしたり脳細胞を殺したりするほどの対価は得られな ...
ピッピ
短歌
5*
16/6/14 7:27
パラドックスの館
st
自由詩
0*
16/6/14 7:04
猫
夏川ゆう
短歌
0
16/6/14 5:24
妹
ガト
自由詩
1*
16/6/14 4:07
伏流水
〃
自由詩
4*
16/6/14 3:42
Gato
〃
自由詩
3*
16/6/14 3:32
色色
はるな
自由詩
3
16/6/14 0:29
嫌なこと
花形新次
自由詩
1
16/6/14 0:26
化石
梥本 サハラ
自由詩
3
16/6/14 0:16
純血種
〃
自由詩
1
16/6/13 23:21
夜明け前ゆらんゆらんとメロンぶら下げ青白のスカイツリーよ何処 ...
あおば
自由詩
3*
16/6/13 22:34
なんのことだ
坂本瞳子
自由詩
0
16/6/13 22:09
旅人たち
あおい満月
自由詩
1
16/6/13 20:50
私
田中修子
自由詩
5+*
16/6/13 19:12
渇き
乱太郎
自由詩
13*
16/6/13 13:40
思考シ.04(改訂)
ひだかたけし
自由詩
1
16/6/13 12:59
縄ならば千切れぬだろうこの赤が糸であるのはせめてもの誠意
フユナ
短歌
1
16/6/13 11:06
spring pringles
アタマナクス
自由詩
2*
16/6/13 10:11
神様を見守る会
梥本 サハラ
自由詩
3
16/6/13 10:06
古代のパラドックス
st
自由詩
2*
16/6/13 5:13
「トリ・トリップ」 一〇首
もっぷ
短歌
4*
16/6/13 3:14
消えずの実
少年(しょー...
自由詩
1
16/6/13 2:08
誠
〃
自由詩
0
16/6/13 2:06
殺生―SASSEI―
〃
自由詩
2+*
16/6/13 2:03
運命
坂本瞳子
自由詩
2+*
16/6/13 0:44
呼び声
服部 剛
自由詩
2
16/6/13 0:33
緑の懐より
〃
自由詩
5
16/6/13 0:28
頬の赤らむ夜の恋唄
〃
自由詩
1
16/6/13 0:19
つむじまがりの思春期
うわの空。
自由詩
3
16/6/12 23:50
そして落葉樹は
もっぷ
散文(批評...
3*
16/6/12 23:50
1491
1492
1493
1494
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