誰かが落としたハンカチ
びしょぬれで舗道に張り付く
イルミネーションを飾る 一人の部屋
ひざをかかえて待っている

ポインセチアの鮮やかだった赤は
老人の干からびた腕になった
遠ざか ...
遊びに行こうよ。
種明かしのテレビ
消して
手をつなぐための手
つないで

準備ができたら
どこに遊びに行く?
好きな場所を選んでよ
動物園
遊園地
それとも戦場かな。
一個選 ...
癌治療に対しての研究が凄まじいことになっていて
細胞が若返る研究がラットで、成功していたのですね。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG11HAD_R11C ...
晴天の地中海の風に吹かれ
オレンジを噛みしめ
あの歌を歌おう

飲め 食え 歌え

ピザとパスタを食おう
トマトとニンニクと唐辛子の薫る
オリーブの林の中で

できる事なら
聖な ...
歳は後ろから突然にやってくる
ある朝目覚めたら
俺は六十歳になっていた
俺はいつの間にこんなに
歳をとったのだろう
隣りのおばあさんが言っていた
気がついたら
八十歳になっていたと
歳 ...
三日月の横に
ちょこんとほくろみたいで
セクシーね星

正月の仕事帰りの私
つまらない気持ちを
もてあます

月と星の関係に
あこがれてひとり
息が落ち着かない

頭痛がする

もう2週間ぐらい続いている

真夜中頭痛で目をさました

病院へと車を走らせることにした

居住エリアを入れて脳神経外科、急患、夜間で検索し

...
人の手に触れたら最後は下僕
雨から身を守る為に濡れて
風に飛ばされても探して貰えず
骨が折れたなら拾って欲しい
売れ残ったビニール傘は怯える
父母の愛の巣
僕たちの育ちの巣
たびたび人生の翼を休めに帰った巣
今は親もなく
巣も取り壊されてしまった
跡地に立場
さまざまな思いがこみ上げてくる
一つの時代が終わった気がしてくる
まだ生きている

夥しい数の幽霊たちが街をゆきかう

様々な商業施設へ殺到する

贅沢な食事を提供する店に行列ができる

そしてあの世からの噂が

たちまち幽霊たちを不安 ...
ベランダで詩を黙々と読んでいる彼女のこころに青く咲く花


「愛だけが空から降ってくるんだよ」彼女は月に住んでいると言う
初富士に望みを託す期間工

オバハンの毛穴も開く初明かり

趣味兼ねて消防隊員火事見舞

牡蠣フライ生っぽくって嫌な予感

横文字の職業名乗る寒い奴

枯園に子供のままの声響く
...
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881730271/episodes/1177354054882313485 断捨離といふ転機あり去年今年 憶えた日々があって
それが集積場の
ビニール袋に詰められた
ゴミの山を真似て
連なりあって
積み重なっていって
もう僕の
心のどこにも
楽しい思い出を
置いておくスペースが
見つか ...
目を{ルビ瞑=つむ}り、祈る

自らの内面に加速する{ルビ独楽=こま}を、視る
回転を増すほど加熱する、私の核

この掌は伸びるだろう
天に{ルビ縋=すが}って――まっすぐに  


...
窓から新年の陽は射し
部屋は{ルビ暁=あかつき}に染まり
自ずと、両手を合わせる

机上に置かれた
題名の無い本の表紙を
そっと、開く

序章の{ルビ頁=ページ}の余白に現れる
あな ...
海の向こうの{ルビ山間=やまあい}に
新しい太陽は揺らめき昇り
闇のベールで覆われた部屋は
{ルビ暁=あかつき}に染まりゆく

自らが
主演キャストであるという
夜明けの予感に
私とい ...
体温があるということは、
熱があるということは、
誇張なく
命というのは燃えているのだな、
という実感が、
白湯の水割りを飲みながら、
胸を貫いていった。
火がとろ火になっても、
いつ ...
まっしろな飛行機飛んで雲浮かぶそんな青空みたいな日々だ


真っ黒な夜にいのちを輝かせ浮かんでいたんだ白い白い月
暗闇に蒼白い河原の
小石夥しく静まり返り
流れ動き澄む川は無音
黒く光る水面の異様
恐るべき氾濫を孕み
奥まった沈黙を保つ

決して終わらない不安は
この沈黙という深い謎に
剥き出し ...
2017きらきら〜.。☆

禁煙したらきらきら〜.。☆

だから今からきらきら〜.。☆

とわの明日まできらきら〜.。☆
厳冬の足跡が消えるだけで
乾いた夜空ではきしむ靴音も
かすれて響きはしない
遠隔地から丸聴こえである
嘘発見器の警告音がする
その信号音の哀しい振動は
或る謎を解く鍵なのかもしれない
ち ...
 もちいくつ?

{ルビ価値可知=カッチカチ}の表面が割れて
どろり中身があふれ盛り上がり膨らんで――

あといくつ餅を食べるのか
あといくつ正月を迎えるのか
一生分の餅をざっと数えて
...
ストロベリーショートケーキな
エクトプラズム
ムキムキに割れた腹筋の
エクトプラズム
ネバネバ挽き割り納豆な
エクトプラズム
全身餡子で覆った伊勢名物の赤福な
エクトプラズム
重症の潰 ...
タイムマシンについて瞳を輝かせ話せるような大人でありたい


元旦にストップウォッチを押しましたそれぞれの時にあだ名をつけて


たくさんの涙が流れた夜が明け四百七年目の朝が来る
寒荒の指切り落とす旋盤工

鐘氷るJSSJのKSJS

親殺し子殺し競う枯野原

コンビニおでんに漂う謎のブツ
子どもの頃は
お正月が待ち遠しかった
「もういくつ寝るとお正月」と指折り数えた
ご馳走は食べられるし
テレビはゆっくりみれるし
中でも最大の楽しみがお年玉だった
ふだん現金というものと縁が ...
人間目標を持つと
目が輝いてくる
やる気のスイッチが入ってくる
「今日の目標」
「今週の目標」
「今月の目標」
「今年の目標」
何かを成し遂げる人は
いつも目標を掲げて
頑張っている
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881730271/episodes/1177354054882309205
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
冷たい雨藤原絵理子自由詩217/1/2 22:22
とても明るい夜に昏(ヤッカ)自由詩217/1/2 22:04
再生医療水菜自由詩2*17/1/2 21:08
イタリアにいきたいレタス自由詩317/1/2 21:00
zenyam...自由詩2*17/1/2 19:19
月と星の関係朧月自由詩317/1/2 18:58
深夜病院にて吉岡ペペロ自由詩417/1/2 15:16
ミナト 螢自由詩217/1/2 13:23
実家zenyam...自由詩117/1/2 10:15
幽霊たち ☆atsuch...自由詩7*17/1/2 10:08
彼女水宮うみ短歌2*17/1/2 9:24
さわやか句会9花形新次俳句017/1/2 9:21
永遠の鑑賞者maitre...自由詩1*17/1/2 0:24
去年今年chihar...俳句1*17/1/2 0:03
二律背反?寒雪自由詩117/1/1 23:49
掌ノ像服部 剛自由詩117/1/1 23:49
物語の日々自由詩017/1/1 23:43
日の出自由詩117/1/1 23:36
白湯の水割り次代作吾自由詩317/1/1 22:58
白い日々水宮うみ短歌1*17/1/1 21:43
界の未知ひだかたけし自由詩12*17/1/1 19:46
三叉路もっぷ自由詩3*17/1/1 19:11
新聞記者が残そうとしたメモりゅうのあく...自由詩3*17/1/1 19:04
餅いくつただのみきや自由詩8*17/1/1 18:52
エクトプラズムがいっぱいまいこプラズ...自由詩317/1/1 17:54
タイムマシン水宮うみ短歌2*17/1/1 17:21
さわやか句会8花形新次俳句017/1/1 15:07
お年玉zenyam...自由詩117/1/1 13:21
目標自由詩117/1/1 12:59
王者maitre...自由詩0*17/1/1 11:27

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加筆訂正:
からみあう手/田中修子[17/1/1 21:04]
改行をちまちま訂正
餅いくつ/ただのみきや[17/1/1 18:59]
誤字脱字修正しました。
3.9sec.