君は生まれた
冷たい稲妻がひらめいた
君は駆け巡った
硬い稲妻がひらめいた
君は強く吠えた
優しい稲妻がひらめいた
君はたくさんの風景を記憶した
温かい稲妻がひらめいた
君は人と戯れた ...
一月
朝から
「言った!」
「言わない!」で
口喧嘩になる
二月
携帯はどこ?
眼鏡はどこ?
財布はどこ?
オレに聞くなよ、自分でやっておきながら
三月
おでかけまえのチ ...
冬暖孤独死体もすぐ腐る
ヒラリーの口元の皺隙間風
冬の朝新逗子駅で物色中
重ね着で誤魔化しきれずAカップ
愛の掟とは 与えるとは
と裸の人間が宣う
悦楽のマリファナに酔いながら
夜の街をさまよい歩いても
孤独な亡霊達に笑われるだけ
太陽の中に蒔かれた矛盾という種は
滅びという果実を結ぶ ...
黒の世界でキラメキがどこまでものびていく
はいてんしているのは小さな生命体の呼吸
春夏秋冬はころてんして
恋愛も同じくころてん
めけめけする
窓のサッシにひかれた赤い一線に
一滴の血
シ ...
Snow-white snowy road
厳しい冬が続いてる
まだもどれぬ人たち
もう帰らない人たち
あの頃のやさしげな言葉は
いったいどこに消えたのか
懐かしい歌が ...
人工物や、自然界、統計的に自己相似なものの方が多く存在する
図形 形
マンデルブロ (フラクタル構造)は、とても美しい
私には、全く数学的な知識は無いけれど、フラクタル構造の美しさは ...
寝静まる両親殺って年籠
オリオンの下でまさぐる白パンティ
綺麗にするぞといきまいて
部屋の掃除をしてみました
どんどんどんどん捨てていくと
いらないものの多さに驚きました
どうして私は買ったのだろう
いらないのに
ためこんだのだろう
その時の自 ...
ハートを撃ち抜いて
つまり、死なせてちょうだいってこと
ハートを撃ち抜いて
わかりやすく言うとね
なんだって委ねちゃうってこと
あなたにだけは
ハートを撃ち抜いて
遠回し ...
クリスマス会の帰り道
先を歩く男子の集団の
端っこの彼に追い付いて
「コートのフードが裏返し
直したげる」と話しかけ
そのまま横に並んで
歩いた道に
...
一月
一年365日一日24時間
自分と向き合う生活
ワイフと向き合う生活
人によっては
人生最大の試練となるだろう
二月
仕事以上の生きがいというものは
なかなか見つかるものじゃな ...
私は、もがいてる
本当は、誰も責めたくないし、
私も、責めたくないから
愛情を与えられなかったから、わからないから、
人に与えられないなんて
ただの馬鹿だと思う
自分に言い聞か ...
その包み 「マクス」と書かれし あなたの老い憂う
背景は青い空
振りかざした銀の刃が
鈍く輝く
血飛沫が舞うことはなく
舌舐めずりする猫が忍び寄る
鳴き声を漏らしもせず
実に無様な冬の真昼
風が冷たく吹き荒ぶ
太陽の欠片は覗き ...
庭の柴木の陰に
たくさんの夜がこぼれていた
薄い産毛の生えたまだ若い夜から
硬く曲がった血と血の夜から
とりどりの夜が
折れて重なる か細い枝の隙間に
埋まっていた
空の低いとこ ...
ほしいものなんにもないの 軽いなと言われて笑ってしまったりする
大勢の中で二足で立っていてえらいわたしは。 ここどこですか。
なんにもいらないそれは苦しいおもっているだけでみずのな ...
帰るべき土地などあったのだろうか
求めるべき栄光などあったのだろうか
いま一年が黒い太陽のように
水平線に沈もうとしている
呼び止める声など一つもないのだから
黒い太陽とともに沈んで ...
水面に映る醜い顔を見つめ何時も悩んでいた
月夜の晩は表情のない仮面を被り
彼女と踊る
カミングアウトできない素顔に悩み続け
今夜もその顔をひた隠し踊る
しなやかさも体の切 ...
血しぶきに染まるバットと枯芙蓉
年越の蕎麦を詰まらせジジイ逝く
いつもより粘りけ強い餅食わす
寝た切りに冷水浴びせ冬の虹
襟巻の跡が鮮やか絞殺体
春を待つジジイの望み鉈で ...
私に向かってはずっと閉ざされている扉があり
どうやら世界と呼ばれるもののほとんどは
その扉の向こうにあるらしい
私はここにいて扉を見ている
扉の向こうにいる人たちについて思いをめぐらす
...
祖母の喫茶店では
スティックコーヒーを客に出す
食事のメニューは
近くのベトナム料理店のものだし
自慢の紅茶はどこか酸っぱい
ゲートボール日の店番は私
お客さんは足の悪い染吉さんだけ
...
確執は、積み重ねられていくもの。そして、対等でなければいずれ歪むものです。無理した側が歪む。お互いをわかり合えると思うのは結局は幻想です
無理した側は、歪み続け、最終的に自らを殺してしまう。
...
僕がワイフにカチンと来ることは
いつでも小さなことです
昨日もそうでした
「アナタ、これに(酢の物)砂糖入れる?」
「入れない」
(実はワイフは砂糖が全くダメな体質なのです)
そして出てき ...
膝まづいて泣きながら
命乞いをする男の右腕に
金属バットを一閃し
グギリと二の腕の骨が折れ
それが皮肉を突き破って
飛び出した様をしげしげと見る
男は痛みと恐怖で
糞尿を垂れ流しながらも ...
しんと静まる世界に
取り残される
眠れないわたし
あなたのいない夜に
眠り方すらわからない
そっと吐き出したネクタリンの皮
大人になりきれない
切れ端のわたし
...
かなぐり捨てたいのは
なにもかもだ
こんなちっぽけな
すべてだ
出かかって言えなかった言葉を
無理してでも吐き出すように
嗚咽に紛らせて誤魔化さず
世界の片隅から
あらん限 ...
青い猫を撫で
煮干しをひとつやった
彼はゴロゴロと喉を鳴らし
ぼくを猫の都に連れて行くという
彼は人では駄目だから
何かを被れという
ぼくは夏祭りに買った狐のお面を
こめかみにステン ...
おれの詩は 親離れがはやい
大事にしていたつもりだが
ここぞ、という夜
彼は 彼女は もういない
残された
余白だらけの置き手紙
不良だ。
つけた名前が
気に食わなかったのか
...
ひとは
ひとりでに
悲しくなったりしない
ひとりでに
消耗したりもしない
誰かがいるから
誰かがいたから
ひとはその作用をうける
ひとは
ひとりでに
尖ったりし ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
稲妻
葉leaf
自由詩
1
16/12/30 13:00
ホカチャンカレンダー(ボケ編)
zenyam...
自由詩
1
16/12/30 10:36
さわやか句会3
花形新次
俳句
0
16/12/30 9:13
冬の花
星丘涙
自由詩
8*
16/12/30 9:02
赤と
次代作吾
自由詩
1
16/12/30 1:58
花は咲くのか
Syuiti...
自由詩
2
16/12/29 23:57
自己相似性
水菜
自由詩
2*
16/12/29 23:31
さわやか句会2
花形新次
俳句
0
16/12/29 22:53
影分身
朧月
自由詩
4
16/12/29 21:50
ハートを撃ち抜いて
千波 一也
自由詩
2
16/12/29 21:45
冬の桜道
しょだまさし
自由詩
2
16/12/29 21:42
ホカチャンカレンダー(リタイア編)
zenyam...
自由詩
2
16/12/29 21:15
課題
水菜
自由詩
3*
16/12/29 20:37
年老いた母ちゃんへ
Syuiti...
俳句
1
16/12/29 19:29
冬景色
坂本瞳子
自由詩
1*
16/12/29 18:58
庭の柴木の陰に
オイタル
自由詩
11*
16/12/29 16:44
軽
初谷むい
短歌
5
16/12/29 16:43
年末
葉leaf
自由詩
2
16/12/29 15:38
仮面
星丘涙
自由詩
0*
16/12/29 15:34
さわやか句会1
花形新次
俳句
0
16/12/29 11:54
扉
塔野夏子
自由詩
3*
16/12/29 11:53
part timer albatross
mizuno...
自由詩
2
16/12/29 10:28
確執
水菜
自由詩
1*
16/12/29 10:06
僕がカチンと来ること
zenyam...
自由詩
1
16/12/29 9:37
冬の高校野球
花形新次
自由詩
0
16/12/29 5:21
あなたのいない夜に
霙小町
自由詩
0
16/12/29 2:11
肩透かし
坂本瞳子
自由詩
2*
16/12/28 23:45
白日夢
レタス
自由詩
3
16/12/28 23:25
余白だらけの置き手紙
もり
自由詩
4*
16/12/28 23:21
ひとりひとり、ひとつひとつ
千波 一也
自由詩
2
16/12/28 23:16
1484
1485
1486
1487
1488
1489
1490
1491
1492
1493
1494
1495
1496
1497
1498
1499
1500
1501
1502
1503
1504
1505
1506
1507
1508
1509
1510
1511
1512
1513
1514
1515
1516
1517
1518
1519
1520
1521
1522
1523
1524
8.16sec.