いつも星にゆめみがち
あてた牙の先に灰色の

NaClだったの
MgClだったの
窓ガラスに横たわり夜を横目に
「星空と眠る」
アルカイックな追悼

睡眠が上手に出来なくて
常に ...
新アメリカ大統領の意向を受け
日本も核兵器保有が可能となったことから
私たちPanasonyも
持ち前の技術力を活かして
高性能の核兵器を大量生産します!
手のひらサイズで
歩きながら発射 ...
海が
 光の海が
  広がる狭まる
   明るみ眩んで
   暗まり遠退き
  揺らぎ揺らいで
 静まる感覚
奥まる意識


秘かな降臨
 気づきの一瞬
  凝視の継続
   ...
ちょんちょんと ひょっこりコルリ 藪の中 激痛深夜包む静謐
包む深淵に踏み沈み
朦朧と憧れ昇る境の段、

ハレルヤ飛び降りろ!

溶け消え逝く恍惚迷妄、
抑え抑え意識保ち
内奥の木霊に愛の響き聴く

律動し続ける宇宙に
...
   優柔不断に打ち過ぎた
卯月 皐月が素通りとなって
   セイロンサファイアの
     鳴神月を出迎えた
寒がりな卒寿のおひとりさま

     広場の木立ちには
   回遊の子雀 ...
騙されたってかまわない
優しいことばが好きだから
信じたふりも上手だし
信じたいうそがいまほしい

騙したってかまわない
優しいことばに限っては
信じたふりなら大丈夫
だけど約束してほ ...
玄関先に
見たこともない塊が
置いて在った

きっと 強風で まとまった落ち葉なんだろうということは
一瞬で 見てとれた

けれども

昨日まで 真っ白だった アスファルトが
...
姉妹は今日も
山間にある店に行く
季節は うつろぐ
路にはスイカズラが咲き
神経の先端が 花の香りに触れると
セカイのことなど すっかり わすれ
やるせなさと はかなさの間に
路が 現わ ...
積もっていく時計の針に
鮮やかな液体がこぼれた
限りなく近い原野では
いつでも表土が逆襲されている
試すことなど何もなかった
挑むことなど何もなかった
すべての仮定は欺瞞的だから
...
元気よく笑うあなたは人気者周りの空気一変させる

詩を書いて心の中に浮かぶ光永遠と呼ぶ愛に変わった

スイーツに囲まれた夢甘過ぎる食べてないのに口の中甘い

覗き穴心の中を覗くため恐れや不 ...
闇夜、午前零時

ひらひらと
羽織っていた服を脱いで
部屋の中央に垂れた紐を引くと
パチンと音がして光が消えた
肢体を浮かべる闇は
今もどこかで葬式が執り行われている、
ということを連 ...
オオタカの幼鳥はかわいい 一月ほどで親と同じ大きさになり
いつの間にか巣立ってしまう 大きすぎて巣に3羽は無理となるためだ

巣立った幼鳥は人を恐れない 1メートルくらいまで近づいた時もある
...
カーテンがぐるぐるになってもわたしまだあなたのこと愛してる
まるであたまが猫のてるてる坊主みたいだ
オルゴールとは女の子の声のことなので聴いてると緊張する
暖かい白黒写真のような人が三日三晩 ...
ちっぽけな舌で
舐める水は
透明で
汚れていない

何もしていないが
何かを残したいと
焦っては
転んでしまう

世界は透明で
朝は鮮明で
夜は虚空だ

夕暮れの川べりを歩 ...
街路樹の若葉のかげに見えている赤風船は僕のかなしさ キンタマ王子は
長年の広島県民の期待に応え
現職のキンタマ王子としては
初めて広島を訪問することになった
広島のアトミックドロップ記念公園で
演説を行い
「世界からインキンを無くすことが
...
とめどなく押し寄せる疲労感を
払拭する術を知らずにただ継続する
そこには達成感も満足感もなく
光は欠片さえも見えない
喉の渇きを覚え
空腹感を思い出す

嗚呼
これを欲求不満と呼ぶのか ...
黙ってただ生きる
ということができない

永久に
見つけてもらえないから
暗いさみしい器の底で
発語したがる
別なあたし

世界中でたった一人の
ひとに向かって
そのひとだけに
...
パンツ脱ぐつかのま股に毛がふかし身捨つるほどの男はありや もう駄目なのかと何度も心の中で呟く

歳を取り過ぎて何かに間に合わないのか

何に間に合わないのか 何を恐れているのか

正確には分からないが あまりにも道を踏み外し過ぎて

私には救 ...
フラスコの底に立ってる私
ここから覗く世界が限りなく
どこも邪魔や目隠しのされてない
限りなく 世界そのもの であってほしい

なぜって 曇るばかりのこのガラスのこちらから
背伸びしても屈 ...
今日は雨が降った
明日は曇りかもしれない
心臓がどくどくと脈を打っているのがわかる
草木の匂いが濃くなっていくのがわかる


ただドローンが飛んだだけ
Bボタンで追尾して
Aボタンで発射する
無人が狙うゆうじん
救命ロボットが僕たちを守ってくれるなら
戦争が勃発するのかもしれない
そんな予感をさせるテレ ...
満月の夜に抑えきれない
ハムストリングから踝に伸びる衝動
戻りたい、小村に
途方もなく敷き詰められたアスファルトを蹴って
(それでも行き先がわかるのは、
 道が、
 国道が、
 県道が
...
オレンジ色の弾丸が胸に突き刺さった瞬間
例えようのない
熱さを感じた

もう おしまいという感覚が全身を駆け巡り
明日の夢を失った

ダダダダン!
ダダダン!

マシンガンがさく裂 ...
僕は、しくみをうたがった

銀河が回ること
それは、終わりのないダンス

波が寄せては返すこと
ジャブと、強振のストレート

光が射すこと
レースのカーテンは、ちぎれた雲

お湯 ...
本当に愛のあるセックスなら中出しなんてできない
心の底から抱きしめてあげたいって思える人に
手を触れることすらレイプみたいだ


当たり前の決まり文句のような言い方で
まるでその場しのぎみ ...
待ち合わせに遅れたのはきっと
赤信号が僕に惚れたせいだ

見つめ合うように佇む時間は
お前に縛られ僕は動けない

お前はいつも嫌われながらも
車同士で喧嘩しないうちに
愛の信号を送って ...
オオルリや 出逢いの森で 日が暮れる
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
ぐるぐるメリー物川祐治自由詩116/5/31 13:43
お言葉に甘えて花形新次自由詩016/5/31 12:57
臨界(改訂)ひだかたけし自由詩216/5/31 12:39
コルリst俳句0*16/5/31 12:28
均衡(改訂)ひだかたけし自由詩316/5/31 12:15
望郷(九)信天翁自由詩516/5/31 11:41
優しいことばが好きだからもっぷ自由詩316/5/31 11:40
まつかざり藤鈴呼自由詩2*16/5/31 10:45
姫たちのお茶会 下るるりら自由詩4*16/5/31 9:46
発火葉leaf自由詩216/5/31 6:51
心の中夏川ゆう短歌016/5/31 5:17
闇夜、或いは月の朝村上 和自由詩116/5/31 5:06
オオタカの幼鳥st自由詩2*16/5/31 3:55
癒されたい水宮うみ自由詩0*16/5/31 2:02
bluewithin自由詩216/5/31 1:13
街路樹の若葉のかげに見えている赤風船は僕のかなしさフユナ短歌116/5/31 0:13
キンタマ王子、広島に行く花形新次自由詩016/5/30 23:05
ピリオド坂本瞳子自由詩016/5/30 22:32
発色Lucy自由詩15*16/5/30 21:51
パンツ脱ぐ六九郎短歌016/5/30 21:08
神様憐れんでください星丘涙自由詩0*16/5/30 20:44
ここもっぷ自由詩4*16/5/30 20:31
黄緑の夕方藤山 誠自由詩016/5/30 20:05
波うつカーペット(ゴル投稿)高橋良幸自由詩0*16/5/30 19:36
コアラぼっち.(ゴル投稿)自由詩0*16/5/30 19:31
命終レタス自由詩116/5/30 19:27
しくみ八雲みつる自由詩216/5/30 19:18
アイトワ少年(しょー...自由詩116/5/30 16:15
赤と青と僕の交差点ミナト 螢自由詩216/5/30 15:23
オオルリst俳句1*16/5/30 13:27

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加筆訂正:
ここ/もっぷ[16/5/31 0:48]
2連3行目「知らなかった眺めを」⇒「在るがままの眺めを」
4.2sec.