文学賞もらって言葉失った
一枚の皿のふちが
欠けるのに似ていた
どこか満たされずに
水がもれていくような
目を閉じても
あふれるものをとめられない
欠けている事を
...
うーん、とっ
斜めに傾いたような
だらっと弛んだ
秋の空はキライなんだ
アタシ
冷たい鉛色の
真冬の空の方がまだ心地いいな
冷気もキーンと引き締まってさ
落ちるんだか落ちな ...
仕事をしなければ
何色にも染まらない
だけど色づくこともない
局所的豪雨/ラブソング その間にある人知を超えた音階
ふあんふあんふあんふあんふあんふあんふあんふあんふあんふあーれ
想像上のどんなにきれいなけものよりあなたに噛み付かれたい ...
うまい詩がかけなくて
詩の書き方をしらべようとしたら
詩の飼い方とうってしまって
なるほどなとおもった
もうそれでいいとおもった
待っているのは死
生まれては死に
また生まれかわるる
輪廻をどれだけ繰り返したら幸せになれるのか
知ったかぶりの森羅万象を
静かに受け入られるのは何時の日か
嗚呼 時計だけが秒針を ...
一秒でいいから
一瞬でいいから振り向いてほしい
どうか振り向いてほしい
あの人に振り向いてほしい
この想いだけで 今も
一グラムでいいから
一ミリでいいから残してみたい
...
夜が悲鳴を上げた
それは耳鳴りと重なり
外にも部屋にも
からだの中にも
響き渡る事をけしてやめなかった
あなたは何を叫んでいたのだろうか ...
あなたの微笑み
落ち葉を踏みしだく音のよう
深まるほどに
冷たくなって
高くポプラの梢を揺らす風
渡らなかった深くない川のせせらぎ
なにかが去って往く
色鮮やかな痛みを灯して ...
ショッキングピンクのその部屋は汚らしいけどまるで2人の城のようだった
汚いと思うものを口に含ませるなんてなんて愚かなんだと思いながらそれっぽく吐き出した
屈託のない笑顔を見せられて拍子抜けした ...
箱をあけたら金にひかる歯がころり
うるといい値になるそうだ
しゃれこうべしゅうしゅうと
お墓の下でなげいとりゃせんかしら
おれの歯ぁどっかいったぁって虫食い歯でさ
男かしら女かしら
き ...
不死身で居られない切人
過去を眺めている左目のジュリ-
遠ざかる恋人と手を取り合って
毒の河を渡り切れずに崩れ去る
鋼よりも強靭な躯ですら
留まる事は出来やしないなら
...
ぼくはチェスしかできない
しかし友人のルージンは数学ができた
ルージンの友人のペトロフはチェンバロを弾くことができた
みんなバッハが好きでこころの奥から愛していた。
ぼくは人と関わることが ...
古びたバス停で
僕を乗せてくれる
優しさを持つバスが来るのを
かれこれ数日は待っている
そろそろ
待ち疲れてしまいそう
もうすぐ
自分の中の最後の糸も
切れてしまいそ ...
FRONT。
笑顔を向けた瞬間、ふと見せたきみの、海
苔の付いている前歯に、堪らなく欲情して
しまい、唇と、唇を触れ合い、前歯に、舌
を這わせていた、きみと、彼女の、息の色
が変わり始め ...
お前さんは膝の上で手を重ねてはいけません
しゃがんだ時の膝がひっかけに
顎の力が強いワニから反らせるようにです
コンビニ前であいつの訃報を聞くことになって
来世で約束通りメビウスにのまれてくな ...
金色の風に吹かれ茜色に染まる烏たち
柿の豊作は歓喜の狂気と乱舞
幾つもの奇跡と落胆と絶望の混沌
宇宙の膨張と永遠と破壊の予言
百年の平和の平凡を感謝せず悲哀
我らが自我のアンバランスと不調和 ...
今の若者たちは
音楽がないと生きていけないようだ
電車の中でも
歩いている時でも
風呂に入っている時でも
寝ている時でも
音楽を聴いている
おっぱいも盛った盛らぬで精査する
あなたがいないと
この部屋の温度は少し下がる気がします
特に冬は辛いです
だから温めに来てください
お手透きの際に
出来れば今すぐ
この部屋を
暴力的な愛に突き上げられてしょっぱさでぐちゃぐちゃになる
愛してと願う度にぶたれて鍵のかかったこの部屋からもこの人からも逃げられないんだと悟る
砂利と泥っぽさで汚れた床には赤いスニーカー
ワイン ...
唇に針を刺して、
ぐるぐるとかき混ぜる。
歪んだ赤い月が、
いくつもうまれる。
その月のなかに、
あなたが映っている。
人形を抱いた幼いあなた。
小さなあなたは泣いていた。
唇をかみし ...
懐かしい星を誰と指したか
老いた母に訊くと、うんうんと不明瞭に頷いている
分からないまま過ぎていく時間が過去をぼやかしていき
だんだんと星の色が落ちていく
ひとつ星を指した幼さを忘れてか
...
「余命一年と言われました。ちょっと発見が遅かったようです」
オバサンのいつもの元気な電話声
なんであんなに元気な声が出せるんだろう
いつも自分のことよりも
介護の必要なオジサンのことを ...
病棟には喫煙所が無くて
その為には東口玄関の区切られたルームまで赴かねばならないのだった
歯の抜けた老人や
バイクで事故った族が
白々しい冬の午後に
メビウス(当時はマイ ...
選択肢はたくさんある
あり過ぎて迷うけれど
幸せの輝く道を選んで進む
選んだ道は間違えはない
たくさんの学びを得られる
光に照らされた道
元気が湧いて
どんどん前向きになる
...
雪は白いから尊いのよ
透明だったら見えないでしょう
ほかの色だったら世俗を纏うでしょう
おままごとあそびです。
ゆみは、ちいさな手でジャッキーとクーピーのお弁当を作ります。
(幾枚もの薄衣を重ねて
血色の良い足が足首側を上にして
歩いている
生白い足の裏は足指や土踏まず ...
あなたたちが愛し合ってた時
わたし「renntann」ってマシンに打ち込んでいました
検索するといろいろね
優しいひと残酷なひと親切なひと丁寧なひと
あなたたちが愛し合ってた時
わたしア ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ボブ・ディラン
六九郎
川柳
1
16/10/30 0:31
欠けている
葉月 祐
自由詩
4*
16/10/30 0:29
秋とゲジゲジ
まいこプラズ...
自由詩
6*
16/10/30 0:22
無職透明
イオン
自由詩
0
16/10/29 23:54
局所的豪雨/ラブソング
初谷むい
短歌
6
16/10/29 22:06
詩飼いびと
朧月
自由詩
5
16/10/29 21:52
死書
レタス
自由詩
3+*
16/10/29 21:40
一秒で 一瞬で 一グラムで 一ミリでいいから
komase...
自由詩
0
16/10/29 21:34
夜の声
葉月 祐
自由詩
3*
16/10/29 21:25
センチメンタル
ただのみきや
自由詩
6*
16/10/29 20:46
ホテル
不思議な色の...
自由詩
1
16/10/29 19:57
金の歯に熟れ柿
田中修子
自由詩
5*
16/10/29 19:10
シャネルNo.19
差羽ナガレ
自由詩
0
16/10/29 18:27
ゴルドベルク変奏曲
fujisa...
自由詩
0
16/10/29 17:50
バス待ちの青年
葉月 祐
自由詩
3*
16/10/29 16:58
BACK/FRONT
5or6
自由詩
1*
16/10/29 16:34
何かしようと思って一日が終わった
黙考する『叫...
自由詩
1
16/10/29 15:51
赤子の産声の墓碑銘
星丘涙
自由詩
2*
16/10/29 15:38
音楽世代
zenyam...
自由詩
0
16/10/29 12:15
盛土問題
六九郎
川柳
0
16/10/29 11:43
来る冬
向日葵
自由詩
2
16/10/29 10:13
ワイン
不思議な色の...
自由詩
3
16/10/29 10:04
かざぐるま
あおい満月
自由詩
7
16/10/29 9:22
星を指した日
這 いずる
自由詩
4
16/10/29 8:42
余命
zenyam...
自由詩
0
16/10/29 8:10
病棟
TAT
自由詩
0
16/10/29 6:55
幸せの道
夏川ゆう
自由詩
0
16/10/29 5:41
東京 #1
もっぷ
自由詩
1
16/10/29 3:34
薄衣
水菜
自由詩
2
16/10/29 3:22
ビーフステーキ
もっぷ
自由詩
1
16/10/29 1:31
1473
1474
1475
1476
1477
1478
1479
1480
1481
1482
1483
1484
1485
1486
1487
1488
1489
1490
1491
1492
1493
1494
1495
1496
1497
1498
1499
1500
1501
1502
1503
1504
1505
1506
1507
1508
1509
1510
1511
1512
1513
加筆訂正:
夜の声
/
葉月 祐
[16/10/29 23:17]
一部訂正しました。
口にしないで
/
朔 水
[16/10/29 21:43]
最後の2行等直しました
3.56sec.