緩やかな坂を登れば哀しみは絶景を見て喜びになる
手を繋ぐことは心を繋ぐこと縁結びする神様がいる
雨上がり何かが変わる予感する地球の将来考える瞬間
久々に逢う女性は良く笑う健康的な顔が ...
突然のザーザー
ウェザーリポートはまるで午後の嘘つきなわたし
すっかりじゃなくてすっきりハゲた祖父は
延命という言葉は適切な用語だろうかと
病床からあれこれ言ってきた
好 ...
一直線の細い雨が降り注ぐ
大海原はビクリともせず
静寂で寛大で奇妙で
恐ろしい
嵐の前の静けさというのか
不気味なほどのしじまは
いつまで続くのか
素足のままでいいのか
ここで ...
ウゴメキ出す闇、またこの夜陰
鉛の無機質、匿名性に包まれ
アーリマンの暗躍
天井に張り付く
無数の灰白色子鰐
いずれこの脳髄に襲い掛かり
わたしの形骸意識占拠し尽くす
なあ人存在 ...
私が昔、パリからの航空機を利用し、マルセイユの空港に着いた時、薄曇りの空模様だった。空気は少しだけ乾いているように感じられた。そして、空港から街までの格安バスがあるらしかった。しかし、確か、10ユ ...
桜上水。
蝦蟇口のなかの、みずいろにこわれていく
春、わたしたちの優しさを{ルビ回顧=おも}いだす。
発泡酒をのみながら一銭にもならない話をしたこと、
夜の昏さに身 ...
さよなら
いままでの自分
こんにちは
これからの自分
さよなら
いままでの関係
こんにちは
さよならの関係
頬にあたる風に
無名のひとの息が偲 ...
あるはずもないタッチの絵具だ
向こうは延々と向日葵畑だ
揺らぎのような絵筆の踊り
空は煙たい光で真っ白な灰色だ
荷馬車の馬が木陰に入れずに
陽の陰りを静かに温かく冷た ...
手紙が届けられた受取人は
その宛先が書き換わってないかを確かめ
午後になってその手紙を読み
宛先を書き換えてポストに入れた。
彼らのなかで、書いた手紙はたった一度だけ読まれるものだった ...
残業を撲滅したら困ります
収入が減ってボクの自由が撲滅します
自由に使える時間よりも
自由に使えるお金が大切です
ボクは残業依存症なのです
残業を撲滅したら困ります
ストレスが溜まって ...
日本の国民服が海外で作られ
日本の国民服が海外でも売れている
それは個性的なのに低価格であること
しかも低価格なのに高品質であること
これはアクロバットなことで
それをユニクロバットと呼んで ...
感謝とは
じぶんの命とじぶん以外の命、その近さを
もったいないな、申し訳ないな、と感じるこころのことだ
だれもひとりでは生きられない
ひとりというか
生き物ひとつで生きる ...
本名は石田太郎らしい
いしだ、たろう、だって・・・ククッ
こいつは
ワケわからんデモに参加して
血相変えてアジったことで
とんでもない
薄らバカだということがバレて
干されたと思った ...
まどろみのなか
昭和の夏を漂っていた
モノクロの日差しを浴び
切り取られたジブリ映画の中を
由美かおるが微笑んでいる
蝉しぐれが騒がしく
少年のランニングシャツの白がまぶしい
海で泳 ...
昼夜を問わず
駄目
絶対
な薬物を一度は深く愛した人が消費している間
自動販売機はなにも教えてくれなかったし
コンビニはなんにも知らなかった
いつもの橋をわたる未来に於ける渦
時折光る川 ...
やっぱーあたしてきにはさいこーだったって
ゆーかァいえでてすぐこくみんのけんりって
のこうししてェりょうごくでかにえうえすと
みたいななまえのおとこのろうどくきいてェ
あぎょうのおっさんふたり ...
何の留保もためらいもなく
故郷の風光は私を厳粛に迎える
故郷の振り撒く花粉を
身体の至るところで受粉して
私は故郷と賑やかに斉唱する
人が生きていく循環において
亀裂のように打ち込まれる物 ...
人間が1時間前の過去へタイムトラベルすると、2人となりますが、
人間ならその意志でここでやめることができます(因果律がリセット
されるので)。ところが、物質や素粒子やエネルギーの場合、やめる
こ ...
双つの四角を重ねた星
水色はただ
悲しいばかり
すぐに到く
蜘蛛の星
風しか 触れるもののない
切りました また
つながりました
人は蒼を見 けだも ...
とおくに花火の音が聞こえる
あの音のしたで
女の子や男の子が
恋をしているのかな。
大人たちは浴衣をきて
すこうしかっこうつけて
林檎飴をかじりながら
いろっぽく駆け引きなんかしちゃ ...
星は地上に落ちてくる
宿る体を探しているのか
「僕」は
自分が
人形なのかどうか
知らなかった
街のイルミネーションは
イミテーションとイミテーションなのか
知らなかっ ...
この美しい瞳は
なにも映していないだなんて
どうしても信じられず
指先で触れてみたくなる
取り出してみたくなる
衝動を必死に堪え
悶絶し
のた打ち回り
平静を装って
その目蓋に口吻し ...
私は今日 投票に行った
私は 国民のひとりとして 一生のうち一度くらいは
国の命運をかける投票をしてみたい
投票に行くのはいいけれど
しかし 政策の似たり寄ったりの政党は
肩を並べたよ ...
この定理を証明するのは簡単だ
定職に就いている人間には
そもそも犯罪を起こす
時間がないからだ
日中は仕事をしているし
夜は明日の仕事のために
休息を取らねばならない
夜勤の人はその ...
おも舵イッパーイ!
帆を揚げろ!
波高し
ヨ―ソロー
樽を開けラムを飲め
飲み食い歌え
お前たちの目指すのはエルドラドだ
サルガッソーを越えて往け
溢れる黄金を手にしろ!
怖 ...
わたしの死角をひとひらの蝶が往きつ戻りつしていた
目の前に広がる森の少し分け入った辺り木漏れ日にあ
やされながら成熟した木々の裾に纏わるつややかな若
木の葉は森の外観とは対照的で光を透かして淡く ...
ほおずきをぶら下げて
ぼくは萎れたオレンジをぶら下げて
お寺の門にひろがる空を見る
勇気を与えよう
安心を与えよう
不穏なことに慣れ親しもう
そしてみんなで自民党に ...
梨沙子はタバコを吸って
吐く
煙がふわっと空に漂う
昨日はゲームのやり過ぎで
目が疲れている
焦点がうまく合わない
何だかイライラするし
スマフォで暇つぶしもしたく無い
だから、
...
情熱の赤い薔薇より
悲し気なくちなしの花の方が
さまになるわ
燃える太陽よりも
白い月の方が
さまになるわ
喜びよりも
悲しみが
希望よりも
絶望 ...
その猫の名前はジョンといった
まるで犬のような珍しい名 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
健康的
夏川ゆう
短歌
0
16/7/12 5:31
キャンサー、傘のひらかない街の蟹座
DFW
自由詩
3*
16/7/12 2:30
沈めたい
坂本瞳子
自由詩
1*
16/7/12 2:16
悪現
ひだかたけし
自由詩
2
16/7/12 0:25
あるバス停で
番田
散文(批評...
1
16/7/12 0:20
桜上水
草野春心
自由詩
2
16/7/11 23:56
さよなら
吉岡ペペロ
自由詩
1
16/7/11 23:47
画家の叢
〃
自由詩
1
16/7/11 23:14
手紙
佐藤伊織
自由詩
1
16/7/11 23:14
残業依存症
イオン
自由詩
2*
16/7/11 23:13
ユニクロバット
〃
自由詩
1*
16/7/11 23:12
命の近さ!
吉岡ペペロ
自由詩
2
16/7/11 21:13
石田純一
花形新次
自由詩
2
16/7/11 21:10
昭和の夏
星丘涙
自由詩
7*
16/7/11 20:42
続・日曜は父親と遊園地に行こう
モリマサ公
自由詩
2
16/7/11 18:23
すてきなてきに/即興ゴルコンダ(仮)投稿
こうだたけみ
自由詩
0*
16/7/11 16:25
故郷
葉leaf
自由詩
1
16/7/11 14:48
ビッグバン新理論・ゆらぎの過去へのタイムトラベル
st
散文(批評...
1*
16/7/11 14:20
夜としたたり
木立 悟
自由詩
3
16/7/11 8:33
音花火
田中修子
自由詩
2*
16/7/11 6:29
ドールハウスの
ゴースト(無...
自由詩
1
16/7/11 1:23
愛狂しい
坂本瞳子
自由詩
2*
16/7/10 21:56
ある投票
番田
自由詩
1
16/7/10 21:36
無職=犯罪者の定理
花形新次
自由詩
2
16/7/10 19:15
黄金郷
レタス
自由詩
3
16/7/10 18:50
入口・・
ただのみきや
自由詩
5*
16/7/10 18:47
純粋なひとびとが
吉岡ペペロ
自由詩
5
16/7/10 16:05
アジと太陽と私
opus
自由詩
1
16/7/10 15:41
詩言葉
星丘涙
自由詩
3*
16/7/10 10:27
ねこの王さま
TAT
自由詩
3
16/7/10 8:53
1473
1474
1475
1476
1477
1478
1479
1480
1481
1482
1483
1484
1485
1486
1487
1488
1489
1490
1491
1492
1493
1494
1495
1496
1497
1498
1499
1500
1501
1502
1503
1504
1505
1506
1507
1508
1509
1510
1511
1512
1513
加筆訂正:
流れる
/
ただのみきや
[16/7/11 21:08]
最後「やたら」消しました。
5.85sec.