とめどなく押し寄せる疲労感を
払拭する術を知らずにただ継続する
そこには達成感も満足感もなく
光は欠片さえも見えない
喉の渇きを覚え
空腹感を思い出す
嗚呼
これを欲求不満と呼ぶのか ...
黙ってただ生きる
ということができない
永久に
見つけてもらえないから
暗いさみしい器の底で
発語したがる
別なあたし
世界中でたった一人の
ひとに向かって
そのひとだけに
...
パンツ脱ぐつかのま股に毛がふかし身捨つるほどの男はありや
もう駄目なのかと何度も心の中で呟く
歳を取り過ぎて何かに間に合わないのか
何に間に合わないのか 何を恐れているのか
正確には分からないが あまりにも道を踏み外し過ぎて
私には救 ...
フラスコの底に立ってる私
ここから覗く世界が限りなく
どこも邪魔や目隠しのされてない
限りなく 世界そのもの であってほしい
なぜって 曇るばかりのこのガラスのこちらから
背伸びしても屈 ...
今日は雨が降った
明日は曇りかもしれない
心臓がどくどくと脈を打っているのがわかる
草木の匂いが濃くなっていくのがわかる
波
ただドローンが飛んだだけ
Bボタンで追尾して
Aボタンで発射する
無人が狙うゆうじん
救命ロボットが僕たちを守ってくれるなら
戦争が勃発するのかもしれない
そんな予感をさせるテレ ...
満月の夜に抑えきれない
ハムストリングから踝に伸びる衝動
戻りたい、小村に
途方もなく敷き詰められたアスファルトを蹴って
(それでも行き先がわかるのは、
道が、
国道が、
県道が
...
オレンジ色の弾丸が胸に突き刺さった瞬間
例えようのない
熱さを感じた
もう おしまいという感覚が全身を駆け巡り
明日の夢を失った
ダダダダン!
ダダダン!
マシンガンがさく裂 ...
僕は、しくみをうたがった
銀河が回ること
それは、終わりのないダンス
波が寄せては返すこと
ジャブと、強振のストレート
光が射すこと
レースのカーテンは、ちぎれた雲
お湯 ...
本当に愛のあるセックスなら中出しなんてできない
心の底から抱きしめてあげたいって思える人に
手を触れることすらレイプみたいだ
当たり前の決まり文句のような言い方で
まるでその場しのぎみ ...
待ち合わせに遅れたのはきっと
赤信号が僕に惚れたせいだ
見つめ合うように佇む時間は
お前に縛られ僕は動けない
お前はいつも嫌われながらも
車同士で喧嘩しないうちに
愛の信号を送って ...
オオルリや 出逢いの森で 日が暮れる
朝の光に濡れた電車には
七人掛けのシートに七人が腰を下ろし
つり革にも人の手がゆれていた
厳つい男と痩せた男の間に
若い女がはまり込み
ゆらーり ゆらりと
自分の世界で揺れ始めた
...
小学生時、
休み時間の校庭で
クラスメート達と遊んでいる最中
ふと空を見上げ
僕は目撃した、
覆い尽くしていた黒雲が割れ
垣間見えた空の青が裂け
一条の燃え響く光の帯
校庭で遊ぶ生 ...
道化師はあした泣く
毎あした 毎あした 泣いてる
膝を抱えて蹲ってあたしの心で場所とって
いつまでも消えてなくならないその
道化師と云えば女の子
かと思えばきょうは老婆
あさってはきっ ...
桜散り 渡りの終わりの キビタキの 羽を休める 秋葉公園
30分後には日常がはじまる
その30分の間に
着替え、顔を洗い、歯を磨き
昨日買ったお茶でも飲みながら
オリジン弁当でかったおにぎりを食べる
そとは慌ただしい
そらは雨模様です
...
オオタカの子育は残酷だ とても見続けることができない
親鳥が仕留めたキジバトを くちばしでつついて解体し
ひなに食べさせるのだが 血がしたたり落ちているのだ
何やら寒気がしてくる 食 ...
沈殿と沈黙の
まだらの模様が
僅かに振動しながら
消えていくまぶたの裏
かすれた声の行き先
天井のすみの薄暗がりに
待ちぼうけ食らった今夜の夢は
濡れ続ける表通りの街灯の ...
初夏の壁際で
午後の日差しを感じとる
静かな 音楽は ただ ラジオから流れている
思い出すのは昔 友達と行った旅行のこと
僕は あの頃 ロンドンにいた
でも テムズ川を 空の中 ...
抱き合ったとて
何も変わらないのだ
そうだ抱き合うだけでは
何も変わらない
問題の解決方法として
抱き合うことは最低だ
現実から逃げ 目を逸らして
それでも抱き合えば
君と ...
水のなかの鐘が鳴る
祈りではなく
怒りのままに
鳴らされつづける
静かすぎる径の
はらわたが響く
光の内の
水泡をほどく小さな指たち
穴の向こうのまぶし ...
数え切れない灰色の砂は
風が吹けば海辺を飛び回り
誰かの靴の中で昼寝をして
寝像の悪い奴は逃げて行く
海で泳ぐ人で賑わう夏は
どこかで砂の悲鳴が聞こえる
人に踏まれて泣き喚く声や
...
善意を信じて生きて行きたい人達に
お薦めのドラマは
クリミナルマインドだ
このドラマをシーズン8まで
ぶっ続けで観ると
周りの人間が
みんな連続殺人鬼に見えてくる
その後は
マ ...
鮎は一年
人生80年
較べてみても変わりはない
それぞれの生を営み
生まれては
滅んでゆく
今は花咲く季節
若葉の繁る季節
人は眩しい季節を迎え
若さを取り戻し
夏を越 ...
夜にしか反省しないから進歩しないんじゃないかな
だけど星だって夜しか光らないじゃん
それから私たちは黙った
それぞれの反省に忙しかったから
二人はこういうときに便利だ
迷子にならないから
明滅がせわしなくてうつくしい
渡されたまま 騙されたふりをして
わたしたち
殺された草を食む
なんという動揺のあとの
なんという静寂
〈たくさん毒を食べるから
たくさん薬が ...
春の日差しに照る光
影と陽の二重音奏は
日常というリズムを奏でている
自然の一つ一つに
咲き始めた根を張る花弁に
青空のキャンパスを渡る一片の白雲に
私達の一つの想いに
無数の生活に ...
「総理完成しました
これが、コンピューター付きブルドーザーの
コンピューターをシミュレートした
人工知能、カクAIです」
「そうかついにできたか
これで判断に迷うことは無くなるな」
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ピリオド
坂本瞳子
自由詩
0
16/5/30 22:32
発色
Lucy
自由詩
15*
16/5/30 21:51
パンツ脱ぐ
六九郎
短歌
0
16/5/30 21:08
神様憐れんでください
星丘涙
自由詩
0*
16/5/30 20:44
ここ
もっぷ
自由詩
4*
16/5/30 20:31
黄緑の夕方
藤山 誠
自由詩
0
16/5/30 20:05
波うつカーペット(ゴル投稿)
高橋良幸
自由詩
0*
16/5/30 19:36
コアラぼっち.(ゴル投稿)
〃
自由詩
0*
16/5/30 19:31
命終
レタス
自由詩
1
16/5/30 19:27
しくみ
八雲みつる
自由詩
2
16/5/30 19:18
アイトワ
少年(しょー...
自由詩
1
16/5/30 16:15
赤と青と僕の交差点
ミナト 螢
自由詩
2
16/5/30 15:23
オオルリ
st
俳句
1*
16/5/30 13:27
スマートフォンの間で
イナエ
自由詩
13*
16/5/30 11:34
原光景(改訂)
ひだかたけし
自由詩
4
16/5/30 11:33
道化師のシナリオ
もっぷ
自由詩
2
16/5/30 10:10
キビタキ
st
短歌
0
16/5/30 9:40
日常の30分前
枝
自由詩
1*
16/5/30 8:51
オオタカの子育は残酷だ
st
自由詩
1
16/5/30 6:23
「そしていま、最後の曲が消えた」
ホロウ・シカ...
自由詩
3*
16/5/30 2:18
パセリの花
番田
自由詩
2
16/5/29 23:42
君を抱いたら
蜜 花
自由詩
0
16/5/29 23:13
夜を訪ねて
木立 悟
自由詩
12
16/5/29 21:14
シェルター
ミナト 螢
自由詩
1
16/5/29 20:40
シーズン8
花形新次
自由詩
0
16/5/29 20:36
路
レタス
自由詩
4*
16/5/29 20:35
反省会
朧月
自由詩
3
16/5/29 20:19
窒息する
伊藤 大樹
自由詩
2
16/5/29 19:47
忘却
鷲田
自由詩
3
16/5/29 19:41
カクAI
イオン
自由詩
0
16/5/29 14:20
1502
1503
1504
1505
1506
1507
1508
1509
1510
1511
1512
1513
1514
1515
1516
1517
1518
1519
1520
1521
1522
1523
1524
1525
1526
1527
1528
1529
1530
1531
1532
1533
1534
1535
1536
1537
1538
1539
1540
1541
1542
加筆訂正:
四
/
もっぷ
[16/5/29 16:32]
句読点をすべて取ってみました
5.06sec.