160721

ちょっとTightな言葉だね
釣り針を無くし困っていると
海に潜って拾ってこいと
海彦が山彦に命じたのは
まじめなテレビは海の味方する
不真面目なラジオ ...
夏になると
私の中の情熱が少年のかたちになって
駆け出す
迸る光と熱のただ中へと

緑かがやく丘の上で
積乱雲の巨塔を見あげ
四方から降りそそぐ蝉の声を
またそれらがふと止んだときの静 ...
きみ、はじく、つめ、のおとまで、あゆみよる

 しずかにないた ひぐらしのこえ

よるまではだまっていようこいなのか

 くちびるとじる くらやみのなか

わたし、から、だきし ...
真赤に爛れた陰唇だから
真夏の海はとても滲みるのよ
(「真赤な陰唇」唄シレドビバリー)

その昔
女性は実に陰唇だった
(テレビ小説「月のものが来た」より)

貴女の陰の唇に
私の唇 ...
この虚ろな気持ちは
満たされることなく
時間が過ぎてゆく

笑顔の作り方を忘れ
言葉を発することもなく
身動きもせずに

ただ一点を探して
視線が彷徨う
宇宙の闇には

光の射 ...
万年筆の血液が乾いてしまったようだ
無理もない
数年うっかりと放っておいたのだから
いちにち、はとても長いくせに
すうねん、は
あっという間に感じるのはなぜだろう
風、が通り過ぎていく
...
涙をミルク瓶につめると海に流れる
浮くとか浮かないとかは
もんだいではない
夜の水面にぴか、るような愛なのか
恋なのか杞憂なのか
わたしの、恋情などほうっておいて

ロシアの夜空 ...
9月5日(金) 曇り
  今日学校へ来たら 上履きがなくなっていました
  スリッパを履いて教室へ行ったら
  誰かのクスクス笑う声が聞こえました


9月8日(月) 晴れ
  教科書が ...
本当に美しいものは

言葉には表せない



それらを再現できるのは

読み手の魔法なのだ
夏雲を見上げると
君がいたグランドを思い出す

フェンスの向こうの
湿った土の匂い

古いグローブ
蝉の声

いつしか自分も年をとり

陽炎の中
長い一生をとぼとぼ歩いてる
...
静かが覆い被さってくる
喚き立てても
逃げてみても
追いかけてくる
どこまでも
必死になって
走り続ける
朝陽に迎えられても
静かがそこにいる
偏頭痛を伴って
この身を雁字搦めにす ...
子供の頃僕には夢があった
大人になって夢が変わった
それから毎日死ぬまで
いい夢があったらそれを見続け
飽きたら違う夢を見てきた

そして夢は使い捨てられた
コーラ・コーラ・コカコーラ
コーラ・コーラ・コカコーラ

ブルースカイ・夢のような・サンシャイン
僕らの青春・グラフティー・ビジュアル系の・ボーイ・&・ガール

ヘーイ!コーク・マックのハ ...
自由な形式で書かれた詩、略して「自由詩」



とはいえども



俺が 本当に 自由に書いたところで



結局それは



ただの言葉の羅列としか思われねえンす ...
          草葉に風の足音
夏の光の深い底で焼かれる虫たち
夜に置き忘れられた
艶やかな目に乾いた夢が映り込む
生と死の歯車が柔らかく噛み合って
素早く回転する
  濃厚で豊満な匂 ...
なんだろうね、つまり、ドーナッツの○の話しさ。○から見えるきみのめ。 めっ。どうしてやろうか、と。ぼくは、ずーっと○を○を、ドーナッツはフレンチクルーラー、くるくるめがまわる。どうしようか。ど ... その二つの縁が 
絡まるような角度を願って
すっと線を引く

描き始めた弧の
片側に あなた 
向こう岸に わたし

渡し船は 一層 
いっそう不安は募り 
物悲しいけど 大丈 ...
鎌倉花火大会だそうだ
不細工なオネエチャンが
浴衣姿でウロウロしている
不細工はどう足掻いても
不細工なのに

しかし、花火というと
アホみたいにアホみたいな奴らが
集まって来るのは
...
コバエが大量発生していた
尋常ではない数だ
近くに変死体があるのではないか?
コバエと言えば
夏場の変死体
彼女はそう考えた
「人間なら良いけど・・・
猫だったら可哀想だ」
と思った
...
今ならわかる
小沢健二が一体何にあの頃
立ち向かっていたのか
少女たちはもう初めから知っている


ああぼくはもう
46歳になってしまったのに
小沢健二は


遠くの星が変換 ...
愛くるしい笑顔を振りまいて
罪の意識の欠片もなく
多くの人を虜にする

愛苦しい想いを人の心に育み
自らは微塵も苦しむことなく
魅惑の眼差しを投げかける

愛狂おしいほどに
堕ちてゆ ...
銀河の果てに
ぼくらは此処に生まれ
何処に往くのだろう

いま納豆ご飯を食べている妻は
ぼくがどんな事を思っているか
想像できないらしい

永遠の嘘を吐いて
ごめんね

ぼくはや ...
なにごとにもかなしみばかりの日日のなか夏空の雲まばゆいばかり つかみそこねた声の粒が
まるで赤い宝石のように
風に舞って堕ちていく
はらはらと

ぬるっとした感情を持て余して
動けなくなった

なんで手に入らないんだろう
時空の歪みに心を寄 ...
眠りたいのに
眠りたくない

眠りに堕ちるのが
怖くはない

あまりに眠すぎて
眠りたいという
感覚がもう
分からなくなった

眠りについたら
二度と目が覚めない
なんてこと ...
海鳥が
どんな風に
人の指先から
餌を奪っていくか知っているか

死にたくなったら
船に乗れ

風を読み
風に乗り
風になり

幾度となく旋回する海鳥たち
飛行を極めた美しさ ...
足が痛くて歩けない母を
海に連れて行くと
楽しそうに泳ぎ出した

それは
細胞のすべてに刻まれた記憶

海辺の田舎町で育ったこの人は
町では暮らせない人魚なんだと知った
孤独を感じると

孤独に落ち着き

誰とも話したくなくなる


心底

慣れている、と感じる 
空から金粉のような
雨が降る

ぼくはバッハの黄金曲を聴きながら
明日をそっと待ち
ようやく落ち着いた胸を撫でて
今夜を過ごしている

冷たい渓を遡り
透明な魚を釣りたい

琥珀 ...
見えなかった

どうしてだろう

愚痴をこぼし

不平不満ばかり並べていた日々

さえぎられていた視界に

何を見ていたのだろう

誰と比べていたのだろう

私は祝福の中を ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
山の日あおば自由詩1*16/7/21 20:55
夏の日々塔野夏子自由詩7*16/7/21 16:24
きみ、はじく、かんな自由詩0*16/7/21 16:20
ラリルレロラリ&マスオカキッコーマン「真赤な陰唇」花形新次自由詩016/7/21 16:10
真実の姿坂本瞳子自由詩1*16/7/21 15:42
ふたたびの夏そらの珊瑚自由詩15+*16/7/21 15:11
涙をミルク瓶にかんな自由詩4*16/7/21 12:55
ある生徒の日記涙(ルイ)自由詩016/7/21 11:47
文字ガト自由詩6*16/7/21 3:37
残像自由詩3*16/7/21 3:12
静か坂本瞳子自由詩1*16/7/21 1:55
泡夢リィ自由詩1*16/7/20 22:57
コカコーラ星丘涙自由詩3*16/7/20 22:46
自由とはいえども黙考する『叫...自由詩416/7/20 21:16
火葬詩転生ただのみきや自由詩14*16/7/20 20:47
なにも浮かばなすぎてこわい(阿ト理恵さんとズー連詩作)ズー自由詩4*16/7/20 20:30
瓶詰めの夢藤鈴呼自由詩1*16/7/20 19:17
花火好きに対する殺意花形新次自由詩016/7/20 19:06
尋常ではない自由詩016/7/20 18:25
小沢健二はだいろ自由詩216/7/20 18:01
ロリータ坂本瞳子自由詩1*16/7/20 12:04
水の星に生まれてレタス自由詩216/7/20 11:33
かおるのおと 2016.07.20もっぷ短歌316/7/20 9:21
声の粒もずず自由詩416/7/20 2:32
眠らない男坂本瞳子自由詩1*16/7/20 1:30
ウミネコガト自由詩2*16/7/20 1:16
人魚自由詩4*16/7/20 1:11
エキスパート自由詩1*16/7/20 1:08
夜の想いレタス自由詩316/7/20 0:15
盲人星丘涙自由詩6*16/7/19 23:10

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加筆訂正:
火葬詩転生/ただのみきや[16/7/21 20:22]
かな一文字変えました。
4sec.