この年になって
僕を捨てた女を
思い出すのは
なんともいえないなつかしさがある
なんで僕を捨てたんだろう
うーん、よくわからないが
多分僕のことが
信じられなかったからだろう
反対に
...
社会人が仕事をする舞台では
みなが仮面をかぶって役割を演じていた
そこでは魔女狩りが行われ
決闘や縄張り争いが絶えず
仕事の達成と失敗があり
虚構の連帯が結ばれる
自宅に帰り仮面と衣装 ...
ポイントを私の意識で説明するなら、ポイントとは、認知に、他ありません。言葉は、玉石混交に私の周りに溢れている。残念ながら、私の認知出来る書籍も、言葉もその、何億分の1、否、それ以下でしょう。私が、触れ ...
都会の空に星はなく
赤橙青の電気は偽で
ひとは地を天に変え
心を亡くした表をし
早歩きするカラな音
耳塞がずに耳澄まし
赤橙青の星達を魂に
ともしつづける為に
ことのはを色づけた
ひとしずく
罪がこぼれる
染みを残す
いつまでも
作り笑顔の下に
明るさを奪い
言葉を失くし
首を傾げたまま
繊細な左足の小指は
曲げられたまま
卑しさが芽を出したとき
頭の中がクリーム色になって
言葉がみんな出て行ってしまう。
全部、全部
無かったことにして
何度も、何度も
繰り返して
帰り路が分からなく ...
冷え切った指先が
白く、淡く、染まる時
”かなしみ”がやってきて
私はまた、トイレに逃げ込む
今までずっとそうしてきた
それが一番”あんしん”だからだ
”かなしみ”と”あんしん ...
胸にしまったブローチの輝き
ブラウスのポケットから透けている
誰も触れる事の無い星を
あなたが最初に送ってくれた
名前を付けても良いですか?
風が歌わない日にわたしたちは何を聴こうか
再生し続けることで乾く色彩の体温
その沈黙まで指先で縋るように諦めながら
待っているどちらでもないひとつの結末を
インプットしてきたものが違う ...
年はとりたくないなあ!
と思いながら
時間を大切に使っていない
ある時期まで
自分には才能があると信じていた
JSの?
No I Don't!(怒)
そんなゴミではなく
私はクンニリングスの天才だと思っていた
どんな女性でも
天性の舌技で2分以内 ...
これほど
期待を持たせて
裏切るものはない
当たったやつ
出て来い!
財布にまだ二千円ある
エレベータより歩道橋で明治通りへ
5時、夕日傾いて
なんか悲しくてどうでもいい
見てる見てる
渋谷の再開発
大きなクレーンが強そうだ
どでかい穴を掘削機がドルド ...
ごめん
俺が悪かった
その一言で
堰を切ったように
流れ落ちる涙、涙
古文漢文が苦手だ
しかし、雰囲気を出すために
ちょっと混ぜたりする
それが韓国人相手に
インチキハングルを織り混ぜて話し
「こいつ、アホちゃうかカムサハムニダ」
と思われていることと同質の ...
未明に踊る
ワルツにするか
未明に踊る
ポルカにするか
東京の骨と
東京の骨と
平熱を超え
微熱のわたし
骨の入ったロケットを
ひとり覗き込み懐かしむ
けれども骨は視る度に ...
月の鵜が他界していた
籐椅子の上で月の鵜は
死に絶えた顔をしては
十二月一日にのしのしと出歩く
神の明らかな公務によって
神から死を賜る
月の鵜が他界すると
新撰組が動き出す
「誠」の ...
無数の素数たちは、真っ直ぐ前を向き、自然数のもとへと走りだすのです。
セミがミンミン鳴くなかを、ひまわりのところへ、かたつむりのところへ、
帰るのです。自然数のもとへ。
自然数の「おかえり」とい ...
聖夜、互いに灯す
{ルビ蝋燭=ろうそく}の火をみつめ、私は想う
日々出逢う人々と織り成す
唯一の時を生きようと
あなたの何げない指先に
あなたの語る素朴な言葉に
あなたが注ぐまな ...
納豆のカラシ
ぜんぶは入れない
納豆のカラシ
小袋に残る
納豆のカラシ
可燃か 不燃か
納豆のカラシ
とりあえず 可燃へ
納豆のカラシ
今夜もまた ...
聖夜――教会に集う私たちは
{ルビ蝋燭=ろうそく}の火を一人、二人……と増やしてゆく
私たちは探している
暗闇に射す、一条のひかりを
私たちは待っている
{ルビ永遠=とわ}に消え ...
クリスマスツリーは、何処か寂しい
聖夜の言葉にならない歓びを
言葉ではなく
自らのからだに灯る
無数の色の明滅で語り
少し温まった人々の靴音が過ぎ往くのを
夜道でそっと、見守るから
...
先生は本気でおこっている
なんで友達ができないんだろう
なんでみんなに誘われないんだろう
いつも世界を信頼していたのに
ひとを傷つけたり
わがままと言われたり
...
漆黒の宇宙から聞こえるファンク
水平な硝子は古いテレビから抜いた
ミルクホ-ルには単車乗りが集まり
レコ-ドの歌が終わるまで街を走る
自分の手で組み直したエンジンに
火を ...
落剝した姿で
八十八箇所を巡り
たどり着いた庵で
小さな蝋燭を売る
食事も採らず
墓場に晒された髑髏を盃に
夜中には安酒を呷り
浮かんでくる呻きに驚き
萎縮する
四文字熟語に ...
尿を採取すると見せかけて
お茶を入れるとか
採取した尿は
俺のではないとか
言い張れば
不起訴になるガチョウ、もといカモ知れない
ことを教えてもらったのは良いが
間違えて午後の紅茶を入れ ...
私は善人気取りだが
私のバカさ加減を
指摘する人間には
断固抵抗する
直接ではない
何だかよく分からないように
抵抗する
何故なら私は
バカの上に卑怯者だから
私も間借り人の ...
暮れなずむ冬の街並みを
独り とぼとぼと歩いた
今日は暖かく風も吹いていない
写真家気取りで
街並みを切り取りながら行く
空の赤と青のコントラストの美
街の灯りと生活感の匂いの ...
希望とか夢とか未来に手を振って冬の茜にいま身投げする
絶望の終着駅の冬の夜の銀河のほとりをさらに素足で
平熱をほしがる骨と取り引きし身元不明の駒を進める
靴を履く理由をつ ...
私は私の電源を切りに出かけたまま帰ってきません
笑うと笑いじわが出来て、厭ですね、死にたいですね
だから私は帰ってこなくていいんです、死にません
どうやら魚は生き物では無いようなので
マイナス ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
僕を捨てた女
zenyam...
自由詩
3*
16/12/22 5:47
舞台
葉leaf
自由詩
5
16/12/22 4:39
ポイントについて
水菜
散文(批評...
3+*
16/12/22 4:02
ことばあそび八
田中修子
自由詩
2*
16/12/22 1:41
とある風景
坂本瞳子
自由詩
1*
16/12/21 23:59
5年
みたま
自由詩
5
16/12/21 23:10
古い、アパートにて
〃
自由詩
3*
16/12/21 22:47
永遠
ミナト 螢
自由詩
1
16/12/21 22:31
陽気な二人
ただのみきや
自由詩
11*
16/12/21 21:55
年
zenyam...
自由詩
1
16/12/21 21:47
名犬ジョン
花形新次
自由詩
1
16/12/21 21:45
宝くじ
zenyam...
自由詩
1
16/12/21 21:41
平成38年までに再開発
うめバア
自由詩
12
16/12/21 15:50
一言…
薫子
自由詩
1
16/12/21 11:57
ビクトリー岩村「5代目赤点王」
花形新次
自由詩
0
16/12/21 8:14
パトラッシュを待ちながら
もっぷ
自由詩
2
16/12/21 4:48
月の鵜と新撰組とヤマコや真島君
間村長
自由詩
4*
16/12/21 2:41
自然数の家
水宮うみ
自由詩
4*
16/12/21 1:12
聖夜ノ火
服部 剛
自由詩
3
16/12/21 0:17
納豆のカラシ
もり
自由詩
13*
16/12/21 0:11
降誕の夜
服部 剛
自由詩
2
16/12/20 23:57
聖夜の木
〃
自由詩
2
16/12/20 23:35
世界
吉岡ペペロ
自由詩
5
16/12/20 23:16
スぺ-スオペラと抱き合わせの不良
差羽ナガレ
自由詩
2*
16/12/20 23:09
路
レタス
自由詩
5
16/12/20 22:28
戦法
花形新次
自由詩
2
16/12/20 21:50
ビクトリー岩村「江戸の仇」
〃
自由詩
1*
16/12/20 20:14
冬の夕暮れ
星丘涙
自由詩
4*
16/12/20 19:43
かおるのおと 2016.12.20(~21) 五首
もっぷ
短歌
2
16/12/20 19:41
出かけたときの服装は裸でした
由比良 倖
自由詩
3
16/12/20 17:42
1467
1468
1469
1470
1471
1472
1473
1474
1475
1476
1477
1478
1479
1480
1481
1482
1483
1484
1485
1486
1487
1488
1489
1490
1491
1492
1493
1494
1495
1496
1497
1498
1499
1500
1501
1502
1503
1504
1505
1506
1507
加筆訂正:
自然数の家
/
水宮うみ
[16/12/21 12:42]
タイトル変えました
4.66sec.