自称詩人は生きている
生きているから臭いんだ
自称詩人は生きている
生きているけど死んでいる

肛門を太陽に
透かして見れば
微かに付いてる
朝のウンコ

ウジ虫だって
エボラウ ...
旅行先で路線バスに乗る
車窓から見える
街並みや人々の様子

気になる名前の停留所で下車して
気ままに自由に歩き回る

道の駅に行けば
地元のものが並び
どれも買ってみたくなる

...
男がギターを弾いて、
女が踊っている
昨日のバーでの出来事である

宴は無意識の氷を熱気で溶かし、
水滴で蒸された室内に旋律が響いている
会話と仕草が交互に緊張と緩和を繰り返し、
夜は煌 ...


稲妻

スタッカート
車輪の下ほど甘美でも無いが
歯車の間ほど滑稽でも無い
それを中途半端だと自嘲もするが
どこかで信じている
未来は俺らの手の中だと

いや
それもどうか分からない
握った限りの砂なのか
...
人工的な骨盤を ゆっくりと動かすと
腰が ぐるりと 回転した
それに合わせて 揺れる尻

砂糖を入れた 紅茶
酸っぱい系統のものは キライだと伝えてあった
それでも垂らされる 一滴の黄 ...
わたしの
拙い手のひらに
留まるものなど知れているから
ひとつ残らず
惜しみたい

だから
わたしは定義しよう
愛することは得ること、と
疑わずにいよう

花びら一枚 ...
手と手が触れ合う少し前に
ためらう私の手を引き寄せる
普段は鈍感な貴方のことを
好きになってしまったのは
きっとそんな些細な理由

定位置なんて無いけれど
左から見た貴方の顔が好き
目 ...
わたしは
あなたに入力しながら
力強いアデルを聞いている
むかし
わたしが女の子だったころ
失われた世界は
すこしずれたところで笑いつづけており
それはあらゆる角度から夢を刺すので
...
おかあさん

わたしはずっと先を見る

穴があくまでみすぎた夜


おかあさん

あなたに知って欲しいよ

私はおかあさんを通して
じぶんを愛していることを

ささるまで見 ...
風が冷たくて佳い春だと思った
風が冷たくて良い夏だと思った
風が冷たくて麗しい秋だと思った
風が冷たくて当然の冬が待ち遠しい
葉の色が違っている
花の色が違っている
光は屈曲し
あらゆるものを結合している
人々は静かに燃え立ち
鉄塔は朗らかに凍えている
雲たちは響き合い
音の輪はとても新しい
オフ会、朗読会、合評会、そのほか芸術系のイベントならOKです。
日時、場所、金額、概要など、必要な項目をわかりやすく。

関連:イベント雑談スレッド
http://po-m.com/forum ...
相部屋だから
孤立しないで
すむ
僕よりも
深刻な病と闘っていらっしゃる方が
多くいらっしゃる
個室で一人寝ていたら
ろくなことしか考えないだろう
戦友がたくさんいると
心強い
花のベタつく黄色い匂い
近くを通る園児達の嬌声
若々しい陽光が薄い瞼を焼く
もう間に合わないかも知れない
いや完全に間に合わないだろうし
慌てたとことで汗で背中に張り付くシーツと
ハナクソ ...
どんな一生になろうとも
自分の通った跡には
自分らしい一本の道ができるような
生き方をしていきたい
学校の4階に到着するまでにレベルが20も上がってしまった

放送室で行われる試練では98%の人が脱落するらしい

準備室の扉の前はすでに長蛇の行列が出来ていた

自信の無い人達は屋上への階 ...
朝起きると夢のなかにいた。
目覚ましアラームはなぜか「ワレワレハウチュウジンダ」になっていたし、窓から見える空はフルーツジュースみたいな色をして輝いていた。
宙に浮かぶスマホが言うには、僕 ...
たましいが
夜に錆びたぶらんこのように鳴っている

どこへいったの ねぇ わたしの半身たち
あざの浮かんだ あなた
詩を書くのがじょうずだった あなた

半身がふたり 抜け落ちた わたし ...


鏡台

土星
髪を振り乱して
掻き乱して
心を落ち着ける

なんとも情けないことだ
自らを乱してやっと
束の間安らぎを得るだなどとは

ちっぽけな自分はちゃんと立てているか
前を向いているだろうか ...
シャッター通りの真ん中で
あたしは夢の中に立っている

正社員だから、収入が増えてと、彼女は言う

そう、よかったねとこたえた私は
それきり何も
言いたくなかったのだけど

有給のこ ...
実は二十七歳とか三十前とかに死ぬんだと思ってたんだ
別に悪魔と契約した訳でも無いけれど
気付けばおめおめと生き延びてる事に気付いたんだ
別にそれが恥の多い生涯でも無いけど
さっさと和了って死に ...
駱駝に乗って砂漠を越えるため
旅人たちはこの町で準備を整える
ウサギの餅を乾燥させたものは
長旅の大事な食料となる

中でも水は大変貴重で
高値で取引されている
どこかで水脈を見付けられ ...
巨獣は妖精だよ あそぶの大好き
巨獣はやさしい妖精だよ みんなとあそぶのが大好き
あそぼう震えて痙攣して細動で体が拡がる
金属打ちの音とあそぶぼくらの笑い声
巨獣とぼくらとぼくらとぼくらとぼく ...
シンクの窓から
光が生まれている
質量はないが
手触りは淫靡だ

わたしたちは渇きやすいから
眠りの岸辺に
傷だらけの素肌をさらす
思い出せない言葉に囲まれ
猫の亡霊を見た──まひ ...
春は来た

枯れた草花

眠るな春に

色とりどりの

香を手繰り寄せ
朝から部屋で臥せっていると
唐突に金剛力士がやってきて
口元を引き締めた形相で見下ろしている
それがあまりに突然の出現だったので
なんの心構えも用意もできておらず
ただただ驚愕して畏まるばか ...
無駄話

笑え泣けるは

生活感
虫はやたらに
ひとの周りを彷徨くものだし
騒ぎに慣れたら
気にもならなくなるもので

ところ構わず
火を放つ若造の手際は
そもそも美しくない
顔中に吹き出すニキビと同じで
醜悪な ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
肛門を太陽に花形新次自由詩117/4/29 5:41
路線バス夏川ゆう自由詩117/4/29 5:30
鷲田自由詩117/4/29 1:10
平成29年4月29日(土)みじんこ自由詩117/4/29 1:07
メッキ虹村 凌自由詩217/4/29 0:10
レモネード藤鈴呼自由詩3*17/4/28 22:40
愛する千波 一也自由詩117/4/28 22:40
横顔1486 1...自由詩217/4/28 22:33
つづけるはるな自由詩117/4/28 20:44
おかあさんせろり自由詩117/4/28 19:26
風が冷たくてもっぷ自由詩117/4/28 17:28
葉leaf自由詩117/4/28 16:31
イベント情報スレッド会議室17/4/28 11:24
相部屋zenyam...自由詩017/4/28 10:37
出勤虹村 凌自由詩017/4/28 9:32
自分の道zenyam...自由詩017/4/28 7:05
誘惑の術1486 1...自由詩117/4/28 6:49
朝ごはん水宮うみ自由詩2*17/4/28 6:21
泣く鬼田中修子自由詩7*17/4/28 0:29
平成29年4月28日(金)みじんこ自由詩017/4/28 0:08
髪は乱れし坂本瞳子自由詩2*17/4/27 22:49
あ・き・ら・めうめバア自由詩3*17/4/27 22:41
あしあと虹村 凌自由詩317/4/27 22:38
月の町1486 1...自由詩317/4/27 20:09
ふぁんしーあいらんど渡辺八畳@祝...自由詩217/4/27 19:08
枳殻の花伊藤 大樹自由詩7*17/4/27 17:28
春の香勇姫短歌017/4/27 17:21
かまぼこ春日線香自由詩417/4/27 17:14
話し相手勇姫俳句017/4/27 17:12
ゴー ホームホロウ・シカ...自由詩1*17/4/27 17:06

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加筆訂正:
泣く鬼/田中修子[17/4/29 4:01]
釜で炒られて 針食って 八つ裂きにされてるけれど のところ、すこし訂正しました。
9.19sec.