諦めの足りない慕情 抽斗のなかに詰め込んだ空っぽ
おなじ本を読んだって きっとあなたを真似できない
枯葉舞う廃線後から早五年

冬木立少し昔に気を取られ
境界線は今日も

曖昧さを保つようにして

空は青と白の始まりと終わりを

見失ったまま浮かんでいる



朝と昼を跨いだはずなのに

わたしはその境目を

...
わたしは
みかんのきせつが
すきだ

ひとがうずまるほどの
おおきなはこに
みかんをいっぱいにつめて
わたしはそのなかによこたわり
おしつぶされたみかんの
あまいかじゅうは
みぎめ ...
柔らかい土
柔らかい手
指の腹からにゅういと
しぼりだされ
自然な形が出来ていく
少し不格好な佇まい
流れる時間と整う気持ち
優しい炎と温かい気持ち
山の向こう側で煙がもくもくと
空 ...
七色を越えて
どれだけのカラフルを
かき集めても
足らないくらい

あなたで
溢れてた

町の外れの コンビナート
しなびた階段
幾重にも伸びた
冬枯れの 枝の先に
天使が ...
血が出るわョ
覚悟がございまして?
唇とクチビルを
グサリと繋ぐ
アタシの
スティール製のディープ・キス

ガッチャンコと
家内制手工業的に
繋がれる
アナタとアタシ

そうね ...
すべらかなもの、私から失せて久しく
侘しげにうずく夜ごと、骨に枯れた詩脈を
あらためるように流れる青、

浅い呼吸を徐々に沈めよう。泡のように
無色の生気が立ちのぼるよ。乾くおもてに
色と ...
砂の感触が足の裏に残っているから
この瞼は閉じないでおこう

まだ眺めていたい景色があるから
この手はつないだままでいよう

眠ることも
食べることも
忘れたままで構わない

朝も ...
許せない気持ちが
許さなきゃと
混ざったコップの中
アパートの一室で
詰まって終わった住民の暴動

ゾンビの行列に並んで
食べたくもない血まみれの
シャツをかじったり

誰かと ...
悲しみを投げ捨てて
誰かが拾うのを
待つだけの世界

いつまでも
潜水艦の中で
浅い場所を夢見てる

ウォーカー
君が拾う夢は
ウォーカー
さよならさえ
知らないやつが出会う夢 ...
ほそく
だけどまわりの庭木よりたかく
そよいでいる
白樺の梢の辺り
黄ばんだ葉の疎らな繁りにふと
青いまま
いくつか
乾きながら
さわさわと光にそよいだころの
面影を残し


...
まるで天使の翼が
舞いながら
羽ばたくあいだのように
白い鍵盤は月明かりを
灯すみたいにして
黒い鍵盤は夜空に
溶け込んでいた

眩しい音色は鳴ることを
少し休ませながら
ようやく ...
一つ一つを束ね
表出と潜航を繰り返す
三つ編みは季節に似る
切り落とした断面には
三つの方向に捻れ動く
層が見える
黒髪のうねるしきの香り
一束に内包される春の手触り
ユトリロの白のしじまに辿り着く  春はキャンバスの裏に萌し ユトリロの白の時代の終焉は
小さな教会を過ぎ
角を曲がれば
景色が変わり
曇りかけた空 薄暗い白壁が
もう見えなくなっただけのこと
かもしれない
道を挟んできょうかいと向き合い
キャン ...
嘘のことや本当のことばかりを喋って
たぶん明日には居なくなることを
喜びとどうしても言えない僕は
明日、本当のことや嘘のこと
そんなことばかりを喋って
混乱してつづけていくだろう
なにも言 ...
陰毛のない陰部なんて
クリープのない
レディオヘッドの
ベスト版みたいなものだ
(聴いたことないけど)

行き詰まった女性タレントの行き着く先が
ヘアヌードを通り越して
アダルトビデオ ...
白い障子紙とおしてひかりチラチラ散らばって
立てなくなったばあちゃんをやさしく照らしてる

「食べとうない もう入らへんのや」
「そんなこといわんではよ食べて
愚痴いったらあかんよ
おかあ ...
わかってることを皆捨てわかりたい母さんの愛と実家のごはん


産声を一人で聴いたわけもない産んだあなたも聴いてくれたはず


母さんと書くの容易く母さんと会える会いたい会えないたぶん

...
昼間なのに少し薄暗い北向きのカフェ
観葉植物の傘の下で
大きな背もたれのひじ掛けがついた椅子に深く腰掛け
背中の後ろ、ガラス窓から差し込む少しの陽射し
店内には静かにジャズ

まったく僕は ...
葉っぱが熟して沢山実る
烏がかあかあ笑ってる
子どもがあれこれ考えながら
落ちた葉っぱを拾ってる
落書き帳に貼りつけて
色鉛筆でなぞってる
赤青紫黄色に茶色
真っ白な紙に紅葉が実る
赤 ...
赤い太陽との抱擁を済ませ
黒い月のスポットライトの下に潜り
透明な音譜に髪を靡かせながら


白い台本の世界の 夜の扉をひらく


ヘッドライトが生み出す一瞬の星座 ...
大手広告代理店「便通」の女性社員が
会社の屋上から身を投げ自殺した
女性社員は
ここ数ヶ月
便秘薬の宣伝コピーを
作成するために
月に250時間の
残業をしていたことが分かった

便 ...
夕陽が相変わらず色をかえている

美しいとはこのことくらいだ

夜が暗くなるのも目に優しい

当たり障りのない蓋なんて必要か


ナチスが

ハンバーガーにはコーラが合う

...
ほんとうに詠みたい生に迷う日を重ねながらの未だエチュード ◯夫婦喧嘩
たまにするのは
いい
先に謝ったほうが
大人だ

◯夫婦喧嘩
仲直りした夜は
蜜の味
今はまだ、ぽっかりと空いたボトルが海を漂い
手垢のついたじかんが終わりを迎える

真新しい窓を覆うひかりは
星の空をはだかで漂う不確かさで
黒く塗りつぶした本にときを刻みはじめ
風吹が ...
我(わたしは)
発酵乳泥濘(チーズフォンドュの中に)
鍋底切片(ほうろうのかけらを見つけたなら)
輪廻転生(それは誰かの生まれ変わりだろう)

我(わたしは)
右手上下(しこっていた)
...
一方が

やさしければ

長続きする
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
無題a_ya自由詩316/11/6 19:13
廃線夏川ゆう俳句116/11/6 16:34
マーブルは静かにとけていく葉月 祐自由詩6*16/11/6 16:08
みかんのきせつ村乃枯草自由詩9*16/11/6 13:27
器をつくる灰泥軽茶自由詩416/11/6 12:28
葬列藤鈴呼自由詩3*16/11/6 11:36
キス、ホッチキスまいこプラズ...自由詩4*16/11/6 10:45
なる青木怜二自由詩216/11/6 2:55
夏の終わりに坂本瞳子自由詩016/11/6 1:36
どうしてぼくはぼくじゃないだれかじゃなくぼくなんだろう?竜門勇気自由詩2*16/11/5 23:34
スイッチウォーク自由詩1*16/11/5 23:22
青いままでただのみきや自由詩10*16/11/5 23:20
フレンチトーストとピアノ弾きりゅうのあく...自由詩1*16/11/5 22:52
黒髪を統べるはて自由詩2*16/11/5 22:40
春は皮下に萌す短歌016/11/5 22:39
自由詩5*16/11/5 22:38
10.Qg3!!自由詩216/11/5 22:25
サンタフェ花形新次自由詩016/11/5 22:01
やせほそる銀色のおひめさま田中修子自由詩7*16/11/5 20:48
無題三首もっぷ短歌416/11/5 19:03
彷徨いの淵高林 光自由詩616/11/5 18:28
スケッチ小原あき自由詩5*16/11/5 17:48
舞台の中で生きるように葉月 祐自由詩2*16/11/5 17:46
大手広告代理店花形新次自由詩016/11/5 17:09
当たり障りのない蓋なんて吉岡ペペロ自由詩416/11/5 16:54
辞世のエチュード 2016.11.05もっぷ短歌216/11/5 16:29
夫婦喧嘩zenyam...自由詩116/11/5 15:57
 再生 小林螢太自由詩6*16/11/5 13:56
安寧紙襁褓(アンナパンパース)nemaru自由詩2*16/11/5 11:55
夫婦zenyam...自由詩116/11/5 11:50

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加筆訂正:
フレンチトーストとピアノ弾き/りゅうのあくび[16/11/6 15:12]
推敲
フレンチトーストとピアノ弾き/りゅうのあくび[16/11/6 13:32]
推敲
青いままで/ただのみきや[16/11/6 2:20]
数か所小修正しました。
フレンチトーストとピアノ弾き/りゅうのあくび[16/11/6 0:06]
推敲
3.97sec.