遠く南アルプスを望む高原で私は風に吹かれている。
 風は私に留まり、そして通り過ぎる。
 風は私の人生を肯定する。
 私の生きている意味さえも。

 風を信用していない私は少し戸惑う。 ...
物語を終えて、影ばかりが白く、うつし身より抜けて落ちる。うなだれ歩む私に踏まれ、足跡が明るく、目眩がする。

(あれは何時のこと、砂利の上に転がる私の首が波に洗われている。薄曇りの空には天女様がい ...
 優しい薔薇の面影が宙に浮かんでゆく。
 清らかな朝にひとひら。
 穏やかな午後にひとひら。
 荘厳な夕暮れにひとひら。

 天上を舞う天使のようだ。
 聞こえるのは声・・・歌?
  ...
あなたを思い浮かべてみました

幾つになっても忘れられないもので

流れ離れ遠くなるばかりの

あなたを思い浮かべてみました



二度と戻らないと思える今でも

明日もきっと ...
今はもう、溢れて
零れるだけのボトルは、意味を見失い
積み重ねられた日記帳は
終焉の時まで
ただ、埃をかぶるだけ

西の窓にさす夕焼けが淡く滲みだし
新月の海を羅針盤無しで航海する、無謀 ...
あたしゃ生涯ストリッパー

って言う彼女を

誰が止められるんだろか


白浜温泉の神様にお願い






{引用=即興ゴルコンダより}
始まりの終わりと
終わりの始まりの
僕は始まりを待てない
君は終わりを待てない

ささくれの
あとさきの
僕は始まりを待てない
君は終わりを待てない

言葉は完全なものではな ...


のけぞる


雪 降りまして
全天 ががが
震えます
ががが

滑らかに
雪 行くときの
滑りゆく雪
卑屈な川

雪 舞い
目頭が
あ ききき
痛む

...
ラは、ラリるの、ラ♪
クスリでラリるの、ラ♪
リは、淋病の、リ♪
る、は別名よ
(ばらしたらおまえの家族を殺す)♪
ガ、はデマゴギストのゴ♪
ガ、はジジイのA♪
ガ、は見た目完全なオッサ ...
愛する人の死は
見えなかった物を見せてくれる。

私は後
何十年も生きてゆかねばならぬのだ。
時には一人になって
考え行動しなければならないのだ。

一人暮らしという名の孤独
一人が ...
ジン・セリフ・ジン
ジン・セーリフ・ジン
ジン・セーリ・フ・ジン
ジン・セーリフ・ジ・ン
ジン・セー・リフジ・ン
ジン・セーリ・フジン
フジン


ジン・セーリフ・セーリフ・リフ ...
今までの
人生において
奴は恐らく誰かに
「おまえさ、マジで頭悪いな」って
言われたことがあるに違いない
しかし、言われたことに気付かないぐらい
頭が悪いのか
それとも
周りもみんな同 ...
「なにがなんやら分からんね」
僕がそう言うと君も笑って「分からんね」と言う。
「最近なにがなんやら」おばあちゃんもぼやく。
これを読んでるあなたはこの気持ちを分かって貰えますか?
なにがなんな ...
いつだって
箱の底に
残っている
ひとつ

とろける、喉に絡みつく、朝焼けの甘やかな、桃色
足掻くように過ごす、ふつうのひとができることをわたしはできない、晴れる昼、淡い水色
-雨の日は ...
満たされないのは

足りないからではなく

求めている方向が

違うから
人の目に映る物の色や形が
見る人によって違う事が不思議だった
見てる物触れる物は同じなのに
互いの価値観が違うのか
それとも僕が歳を取ったからなのか
若い人は希望を知る度に明日が来ると言う
...
 私にとって本を読むことと文章を書き表すことは、人生にとって不可欠のものとなっている。人生自体が読書や表現を前提としていて、呼吸や食事をするように私は言葉を吸収し吐き出す。読書と表現は、養分と活動であ ... 何処から生まれて
誰と つるんで
どんな習性を持つのか

環境の 所為だけにして
味わえぬ日々を
噛み砕くように

ぬめぬめのスープに
割り入れた
鶏ガラの素

素材は 木 ...
小学生のヌードを見たと言うので
私の後頭部を容赦なく
大きな手が襲い
私は砂糖塗れとなって
痛打された後頭部は
物理的に正しく
私の顔面を私の前の
机の上に打ち付けられるように
導き
...
一方が

やさしければ

長続きするようだ
夕暮れ

大根

セックスをもたらさないベッドがある
枕をはずして
もし何かをみつめてるとすれば
終わりのない色の
壁の終わり
空間にとっては軽すぎるものだろう

夕暮れに蛇をつかまえた
金はいつも夜に ...
人は光年の彼方を旅する
どこまでも
どこまでも
現在過去未来
飽くことなく
旅を続ける

時に富を得て
時に殺され
この肉体を他者に捧げ
命が取り込まれてゆく

ある時には恒星 ...
冷たい仕打ちを人から受けても
冷たい態度を返しはしない

プライドがどうとか
やるせなさとか
そんな問題ではない

皆と仲良くなんて
できなくていい

友達は百人も要らない
自分 ...
何と言っても意味不明No.1は
"コンテンツ制作"ではないだろうか
恐らく言ってる本人すら
分かっていないのではないか
ズバリ直球で"中身"と謂いながら ...
*
リンパのようにはりめぐらされた
首都の地下の冷えたレール
そのところどころが表皮をかすめ
夜になると光る花を咲かせる

昇ってしまえばあとは降りるだけ
観覧車は僕らをどこにも
...
 深夜2時、数枚の年賀状を投函するために郵便ポストまで歩いていった。約300メートルのアスファルトの舗道。見上げると真黒に晴れた夜空に冬の星座が輝いている。今年もあとわずかで終わる。年が明ければす ... 僕らは小学3年生
産業廃棄物のような3年生
今日も算数の時間が始まる
ゴミ焼却のような時間が始まる

上級生が窓からおはじきを投げてくる
さんすうセットに入ってるおはじき
僕らはそれをう ...
だってまだ夜明けなんか知らないし。十四歳は虹をあつめて。


はだかでも一本くらいもってるの。女の子だけのキレキレナイフ。


アパートで寄せ鍋つつく樂園を追放された天使のわれら。

...
「昔、保土ヶ谷と東戸塚の間に
牛小屋があって
横須賀線の車窓から見えたんですよ
住宅地に囲まれた
駐車場ぐらいのスペースでね・・・
えっ、放牧?
放牧なんてとんでもない!
放したら最後
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
風に吹かれてヒヤシンス自由詩6*17/2/4 5:21
よをまたぐ。青木怜二自由詩417/2/4 5:00
面影ヒヤシンス自由詩5*17/2/4 4:13
昨日 今日 きっと明日も讃岐どん兵衛自由詩2*17/2/4 0:50
逆再生小林螢太自由詩14*17/2/4 0:33
天然ストリッパーAB(なかほ...自由詩117/2/3 23:56
1行足りないソネット自由詩117/2/3 23:45
オイタル自由詩617/2/3 23:02
ラリるの歌花形新次自由詩117/2/3 22:51
寂しい夜梓ゆい自由詩217/2/3 20:25
ジンセーリフジン黙考する『叫...自由詩017/2/3 19:05
竜の奇跡花形新次自由詩117/2/3 18:57
分かりたい水宮うみ自由詩3*17/2/3 18:20
パンドラ田中修子自由詩12*17/2/3 17:49
満たされないのはzenyam...自由詩1*17/2/3 15:09
限りなく透明に近い空白リィ自由詩1*17/2/3 13:33
読書と表現葉leaf散文(批評...117/2/3 12:39
灰樹花藤鈴呼自由詩0*17/2/3 10:41
原始人(II)間村長自由詩6*17/2/3 9:36
夫婦zenyam...自由詩117/2/3 7:26
平成29年2月3日(金)みじんこ自由詩117/2/3 2:40
セックスしたかった末下りょう自由詩14*17/2/3 1:25
命の行く先レタス自由詩517/2/2 23:51
お友達の作り方坂本瞳子自由詩1*17/2/2 23:42
謎の職業花形新次自由詩217/2/2 23:32
観覧車カワグチタケ...自由詩617/2/2 23:22
希望について散文(批評...217/2/2 23:19
算数の時間wakaba自由詩217/2/2 22:49
二月二日青色銀河団短歌417/2/2 22:14
保土ヶ谷姉妹花形新次自由詩3*17/2/2 20:48

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