その日は沼のほとりを走っていた
発動機のささやきを聴いてなお死んだような静けさの水面
見上げればモルガナイトを砕いた砂を撒いた空
レンブラントとマグリットが同時攻撃をかけてくる
...
君にキスをする
君の真顔があまりに可愛くて
見てられないから
荒いノイズが鼓膜を揺らす
ボート屋の息子が自殺する漫画を読みながら
ビールを煽る
破壊衝動が高まると
無駄に叫ぶ
...
朝早く
家族が眠っている間に雪かきをする
でないと外出も時間も困難になるから
白く美しい雪
儚く消える雪
だが降り過ぎるとまったく始末に負えない
気温が下がり切らないと雪は酷く重く ...
やわらかく肥えた鳥の声
湖はなにも諦めた
うらうらとして風さえ感じない
すると
朽ちた木の声がした
死の森は青空に焦がれていた、と
そうなのか、と応えたかったが
あんなに ...
Ⅰ
私は人間ではない
生物でさえない
生きているのに
Ⅱ
私は一本の直線だった
貴方のことを知りたくて三角形となった
私のことを知りたくて四角形になった
いくら角が増えても角(つの ...
暴力って
なんて素敵なんでしょう
金属バット一撃で
クソみたいな野郎を
抹殺できるんだもの
関東連合の手法は
とてもリーズナブルで
効率的だと思う
これを使わない手があるかしら?
...
待ち兼ねた日
革命だったり
妥協だったり
待ち望む明日
一途だったり
妥協だったり
リーフを飾った
演出だったり
妥協だったり
物
...
買い手のつかない
あの家のガレージに
クリスマスツリーが眠ってる
誰も開けない
シャッターの内側の
冷たく積まれた
スタッドレスタイヤの横で
去年の飾り付けのまま
彼女はラ ...
はやく忘れたいのか
いつか忘れたいのか
はやくしたいのか
いつかしたいのか
はやく成りたいのか
いつか成りたいのか
はやくが駄目だから
いつかで妥協するのか
いつかで駄 ...
ドリームゲームをしているようだと思う
満たされるされないでぐるぐるとループする輪の中から抜け出せない。
仕事構成が出来ないという夢を見て、
成る程、私の深層心理は、こんなことを不安に思ってい ...
実家に帰ろう
犬に触りたい
温かい毛並みに顔をうずめて
額をくっつけて
体をくしゃくしゃにかき撫でて
私のために尻尾を振ってくれる無邪気な魂に
何度も「ただいま」って言おう ...
大草原の中で
馬と暮らしたいな
森の中で
狼と暮らしたいな
暖炉の前で
猫と眠りたいな
わたし
疲れてるんだな
100メートル道路
冬になれば電飾が飾られて
賑やかになる
カップルが多い若者ばかり
夢の世界にいるみたい
毎年行われる
年々パワーアップして
見る人を魅了する
何処までも ...
マイナス感情を
嫌ってはいけない
あなたに認められたくて
浮かび上がってくるのだから
心の深海から浮かび上がってくるものに
蓋をしてはいけない
どんなマイナス感情も
認めて
ほっておけ ...
壷に近付くと
体が柔らかく成って行く
この身はワンピースを纏い
大学が地権者の集まりと成って居る事に気付く
津田医学を信仰して居た私は
アダムとイヴ(エヴァ)の研究を通じて
蛇の余分さを知 ...
トラウマという猛獣が
今夜も彼女の夢の中に現れている
彼女の叫び声が
暗闇に響く
昼間は
花のように笑って
鳥のように歌っているが
深夜になると
トラウマが現れて
彼女を苦しめる
...
私は、私たちは、自らの受容を広げたり、狭めたり、出来るものだと思う。
けれど、最近、私が気付いたのは、必要なもののみで固めれば息がしやすいということ、そして、自らの管理できる幅で、範囲で、固めるから ...
石っころの
かなしさ
傲りに過ぎなかった
自由との蜜月
英国の風景画家の海の冬
昔、子供の頃に、良い子にしていなければ、サンタさんは来ないのよ。と、教えられて、純真にサンタさんを待ち望んでいた私は、友人と、煙突が無くてもサンタさんは大丈夫なのかしらと話をしていた。
真っ赤な赤鼻 ...
石っころ
おまえを蹴っ飛ばす
花よ
おまえを踏みつける
けれども
踏ん張れ石っころ
けれども
立ち上がれ野の花よ
そうして私に教えてほしい
身をもって 意気地を
それでも、 ...
これから俺に
批判がましいことを
言う奴とは
実際に会って
カタをつけることにした
暴力が大好きな人って
こんなに身近にいるのね❤
俺の嫁さんの感動を
お前らにも
味あわせてやる
...
お母さんがわたしを
おなかに宿したとき
ピンクや赤や白の花が
見渡す限り一面に
あまぁくあまぁくかおって揺れる
夢をいく晩もくりかえしたよ
だから
しらべなくとも
わたしが女の ...
才能のないヤクザ
鬼神に祈る人攫い
地獄坂を転げ上がり
迷い込んだその先は
悲しい人が溢れる
何時もの街並だった
平成だ
まったく平成いがい
ない光景だ
汚れていく緻密な先端
つきまとう
粗雑な日常のひかり
平成だ
砂漠に水をまこう
焼け石に水かけよう
傷 ...
夜の川は静かに立ち上がる
ネオンをうつしながら
世界を飲み込んでゆく
だから男は川にひかれ
だから女は川をみつめる
夜の川の素顔は
やさしくなんかはない
だけどそのせいでひとは
...
私が喜んで食べたのは
七面鳥かそれともチキンか
はたまたアヒルか
いやいやガチョウ、もといカモ知れない
違うな・・・・カモかも知れない、か
さあ、みんな!
取り敢えず
こっちにお ...
固まる身体
カチコチになる人間
乾燥した息
氷のような指
パリッとした紙袋
苦手な冬
ねっとりしたジャムが首に
至近距離の鉄板
木陰は
冷蔵庫の麦茶を取り出す時のよう
...
上目遣いを覚えたあなたが
階段の上で背伸びをしながら
僕の耳まで遊びに来てくれる
身長も成績も同じだったのに
いつの間にか追い越してしまった
袋もんずら、と言う言葉を 知っていますか
ふくろごと、と言う 意味なんだそうです
昔は 良く
風呂敷を
多用して いました
白地に 緑
あれ
もしかしたら
逆だったかも ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
弥栄の空模様
高原漣
自由詩
0
16/12/24 20:10
villain
opus
自由詩
0
16/12/24 20:03
たぶんクリスマス
ただのみきや
自由詩
11*
16/12/24 19:59
死の森(書き直し)
印あかり
自由詩
4*
16/12/24 14:07
棄てられたモノローグたち
宣井龍人
自由詩
14*
16/12/24 13:30
金属バット
花形新次
自由詩
0
16/12/24 13:04
ホーリー
5or6
自由詩
1*
16/12/24 12:27
12月の雨の下
mizuno...
自由詩
3
16/12/24 12:02
とりあえずビール
イオン
自由詩
0
16/12/24 11:58
ドリームゲーム
水菜
自由詩
3*
16/12/24 6:28
Escape Artists
ガト
自由詩
6*
16/12/24 5:40
幻
〃
自由詩
3*
16/12/24 5:38
ドリミネーション
夏川ゆう
自由詩
0
16/12/24 5:29
マイナス感情
zenyam...
自由詩
0
16/12/24 5:14
トランプのジョーカー
間村長
自由詩
5*
16/12/24 5:01
トラウマ
zenyam...
自由詩
2
16/12/24 4:55
自らの管理できる幅の中で
水菜
自由詩
1*
16/12/24 2:32
季節風 ver.1
もっぷ
自由詩
2
16/12/24 2:28
1842 +
〃
俳句
1
16/12/24 1:43
サンタクロース
水菜
自由詩
2*
16/12/24 1:27
身勝手なヤレハス
もっぷ
自由詩
7
16/12/24 0:46
プレゼントフォービクトリー
花形新次
自由詩
1*
16/12/24 0:39
散る
田中修子
自由詩
5*
16/12/24 0:12
深く沈め
差羽ナガレ
自由詩
1*
16/12/23 23:40
平成の光景
吉岡ペペロ
自由詩
4
16/12/23 21:19
夜の川
朧月
自由詩
3
16/12/23 21:05
クリスマスに焼かれたもの
花形新次
自由詩
1+*
16/12/23 19:59
夏よこい
南川きま
自由詩
1
16/12/23 19:15
十七歳
ミナト 螢
自由詩
4*
16/12/23 17:23
泥棒猫
藤鈴呼
自由詩
3*
16/12/23 9:53
1488
1489
1490
1491
1492
1493
1494
1495
1496
1497
1498
1499
1500
1501
1502
1503
1504
1505
1506
1507
1508
1509
1510
1511
1512
1513
1514
1515
1516
1517
1518
1519
1520
1521
1522
1523
1524
1525
1526
1527
1528
加筆訂正:
散る
/
田中修子
[16/12/24 0:41]
ちま ちま 修正
はなことば一
/
田中修子
[16/12/23 23:57]
はなことば一、に訂正しました
7.78sec.