天国では純粋なウオッカを凍らせ

火を付け祈るのが主流らしい

確かめて見たいから逝ってくれないか

俺達はあの扉の向こうへは入れない

幾らテ-ラ-メイドのス-ツを着て

鏡面磨 ...
ネグリジェじゃなくて
ガウンじゃなくて
なんだっけ

バスローブを
思い出すのに
こんなに 時間が かかったよ

その間にも
ふわふわ
もこもこ

夢の中で
幾つもの 雲 ...
わたくしの心にだって情念の火くらいはありますのよと
微笑んで密集した蕪を抜く
抜いても抜いても蕪は密集していて
今日も明日もあさっても蕪の抜き菜がおかずですねと
やっぱり微笑んで蕪を抜く
微 ...
なんだか落ち着かない

理由は分からない
なにを書いてもうまくいかない
綴る言葉の一つ一つが悉く気に入らない

想いが伝わらない
想いが表れない

だのに書きたい

気持ちばかり ...
光を打つものの影が
空に映り揺らめいている
二本の穂の墓
影が影に寄り添ううた


切り落とされても切り落とされても
見えない部位は羽ばたきつづけ
音の無い風が生ま ...
知らないことばかりの世界のなかで、それでもわたしは知っています
ことばには美しいものも汚いものもあるということ。散歩すると気が紛れるということ。善と悪が混ざり合いながら人は生きていくということ。知ら ...
未来に名前を奪われてしまった。





鉛筆削りの音を聴いた
ざりざりと、懐かしい音を聴いた
名前を知らないわたしが聴いた
名前を知りたいわたしが聴いた

鉛筆使って、あるかな ...
言葉を光のようにそそげば
育つだろうか
天使はこの生活や建物や歴史のない地平を
ずっと見ている

愛がわたくしを曳いていくのは疑いがなく
いまいるひとびとのよこしまや
緊張とかうたがいを ...
冷たい雨音を遮りながら
仕事帰りに紺色の雨傘は
静かに溜息をついていた
鉄道駅に着いたので
ちょうど雨傘をたたもうとして
夜空を閉じるときに
満月がみえると本当はいいのにねと
何か反実仮 ...
白い肌
青い血管
金色の髪
赤い唇
茶色い瞳
高い鼻

森の中で
君はコッチを向いて
僕を睨む
その視線だけが
僕の誉れ

鳥が飛ぶ
樹々がさざめく
モンシロ蝶が飛ぶ
...
さよならを告げた記憶はないけれど自転車はもう錆びついていた

お返事を書くか書かぬか迷ってるヤギはいくぶんヒツジに似てる

降り注ぐ光のすべてうけとめるここはあまりに硝子張りです

みなぞ ...
小雨が止めどなく降りしきる
一一月はかなり寒くて
凍えそうになるけれど
本格的な冬がくれば
もっと寒くなるのだと
覚悟をしなければならない

吐く息の白さに
驚いてなどいられない
震 ...
好きが頬っぺに突き刺さる

授業中肩を叩かれ振り返り

君の指先が突き刺さる



  好きが悪戯心をくすぐった

  前の席の肩を叩く手の指先は

  振り返る頬をへこま ...
発行部数5000部ぐらいの
クソみたいな雑誌で
見たことも聞いたこともない
自称詩人に毛の生えたような奴に
褒められたとか選ばれたとかってのを
得意気に話すものの
それ以上の進展は期待すべ ...
厳しい冬の寒さは

        春に満開の桜を咲かせる
東京にゴジラが現れたとしても
北の国ではいつものように雪が深々と降る
明日は猛烈な突風も予想されるからと
二日分の食料品を備蓄して下さいと報道されたが
それは遠くアルゼンチン沖のせいなのだ ...
白濁の空
忌ま忌ましい朝
奪ってくれこの一人称
風よ吹き消せ
命の{ルビ灯=ともしび}
なにしろ好ましくない
すべてが、
現実なんだということだ

村野四郎は村田四郎で
司書たちに ...
できごとというものは
通り過ぎてしまうと
すべてまぼろしのように思われる
そんなことがほんとうにあったのかな
と思われる
愛なのか心なのか勇気なのか知らないけど確かにあるのはここにいるってこと
泣いているわたしへと向ける言葉を探すことをやめて、まずはわたしを探す
わたしのなかで、笑っているあなたを探すわたしがいて ...
いやになっちゃうであろうが
きらいになっちゃうであろうが
見映えも聞き映えもあまり良くない

ここは一応いやになっちゃうにさせてもらう

嫌になっちゃうと聞くのは嫌になっちゃうし
嫌にな ...
なぜか
子供用に作られたもので
大人も遊ぶ
大人用に作られたもので
子供も遊ぶ

だけど
子供用に作られた大人びたもので
大人は遊ばない
大人用に作られた子供じみたもので
子供は遊 ...
心が
カサカサに
なりそうになったら



私のところに
来たらいい



私は水だから
私を
飲んだらいい



もっと
潤いたかったら


もっと
私を ...
赤い 紅い 赤い ポインセチアよ

俺の心を染めてくれ

赤く 紅く 赤く 染めてくれ

まるで炎の様に燃えている

心の奥底で燃えている

熱情の炎が揺れている

キリストの ...
いっそのこと
辞めたらいいのに

そうしたらもう
苦しくないよ
辛くないよ
悲しくないよ

恥ずかしくなんてないよ
いいんだよ
できなくったって

いやいや続けても
嬉しい気 ...
燦々と降り注ぐことばの下で、当たり前のようにわたしたちの言葉は消えていかない
そう思いながらインターネットと一緒に生きてる
わたしはいつか消えるだろう。それは別に構わないが、痛いのは嫌だ
イ ...
秋。
夕日がくたあーっと疲れてて
その肩を
もみもみしてあげたいなーなんて

でも夕日の肩なんかもみもみしたら
あったかくて思わず
夕日の背中に抱き付いちゃう

「ちょっとーちゃんと ...
「あなたのためだから」

愛は
愛を
強調しない
今朝もまた
押すボタンを間違えた
ビデを押してしまった!
ああ!たまんない
穴に当たらずに
玉に当たっている
それにしても
このへんに穴があるとは
なぜ言葉がお金になるんだろう
詩に正解はありません。楽しさ、面白み、ぬくもり、涼しさ、柔らかさを求めましょう
そう語るわたしの心には、反抗心と優しさが共存している
校長先生は、何を語っていたんだ ...
通り過ぎるパリの風景 
TGVが柔らかな景色を作り出していた車窓
あの日 マルセイユでトランクを引いていた 私は
あの日私を取り巻く何もかもを忘れていた 


彼は会社との仲違いについ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
眠り、マリア、祈り差羽ナガレ自由詩016/11/15 1:32
バスローブ藤鈴呼自由詩1*16/11/15 1:16
蕪の葉佐々宝砂自由詩516/11/15 0:40
無題坂本瞳子自由詩016/11/15 0:35
ふたつ 冬野木立 悟自由詩1716/11/14 23:18
知ってる水宮うみ自由詩3*16/11/14 23:15
名前自由詩016/11/14 23:00
11.Qg3!!自由詩116/11/14 22:50
喋る雨傘と満月りゅうのあく...自由詩11*16/11/14 22:40
drizzLeopus自由詩116/11/14 22:09
さよなら、自転車そらの珊瑚短歌11*16/11/14 20:48
寒い中で坂本瞳子自由詩1*16/11/14 20:48
恋する指先しょだまさし自由詩3*16/11/14 17:23
思い出にすがりたい花形新次自由詩116/11/14 16:12
HAL自由詩1*16/11/14 13:44
足跡乱太郎自由詩8*16/11/14 12:03
村田四郎もっぷ自由詩216/11/14 7:55
できごとzenyam...自由詩116/11/14 7:46
ここにいる水宮うみ自由詩016/11/14 2:28
嫌になっちゃう宣井龍人自由詩6*16/11/14 0:02
子供向け大人用玩具イオン自由詩016/11/13 23:37
マンナ薫子自由詩216/11/13 23:04
燃えるポインセチア星丘涙自由詩1*16/11/13 22:32
いいんだよ坂本瞳子自由詩016/11/13 22:19
原点水宮うみ自由詩016/11/13 21:25
秋の夕日ふるる自由詩6*16/11/13 21:24
zenyam...自由詩016/11/13 20:17
ウオッシュレット自由詩016/11/13 20:15
校長先生のお言葉のような詩は書きたくない水宮うみ自由詩016/11/13 20:00
原宿のカフェで番田 自由詩016/11/13 19:16

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加筆訂正:
フレンチトーストとピアノ弾き/りゅうのあくび[16/11/13 20:11]
さらに推敲
4.23sec.