古文漢文が苦手だ
しかし、雰囲気を出すために
ちょっと混ぜたりする
それが韓国人相手に
インチキハングルを織り混ぜて話し
「こいつ、アホちゃうかカムサハムニダ」
と思われていることと同質の ...
未明に踊る
ワルツにするか
未明に踊る
ポルカにするか
東京の骨と
東京の骨と
平熱を超え
微熱のわたし
骨の入ったロケットを
ひとり覗き込み懐かしむ
けれども骨は視る度に ...
月の鵜が他界していた
籐椅子の上で月の鵜は
死に絶えた顔をしては
十二月一日にのしのしと出歩く
神の明らかな公務によって
神から死を賜る
月の鵜が他界すると
新撰組が動き出す
「誠」の ...
無数の素数たちは、真っ直ぐ前を向き、自然数のもとへと走りだすのです。
セミがミンミン鳴くなかを、ひまわりのところへ、かたつむりのところへ、
帰るのです。自然数のもとへ。
自然数の「おかえり」とい ...
聖夜、互いに灯す
{ルビ蝋燭=ろうそく}の火をみつめ、私は想う
日々出逢う人々と織り成す
唯一の時を生きようと
あなたの何げない指先に
あなたの語る素朴な言葉に
あなたが注ぐまな ...
納豆のカラシ
ぜんぶは入れない
納豆のカラシ
小袋に残る
納豆のカラシ
可燃か 不燃か
納豆のカラシ
とりあえず 可燃へ
納豆のカラシ
今夜もまた ...
聖夜――教会に集う私たちは
{ルビ蝋燭=ろうそく}の火を一人、二人……と増やしてゆく
私たちは探している
暗闇に射す、一条のひかりを
私たちは待っている
{ルビ永遠=とわ}に消え ...
クリスマスツリーは、何処か寂しい
聖夜の言葉にならない歓びを
言葉ではなく
自らのからだに灯る
無数の色の明滅で語り
少し温まった人々の靴音が過ぎ往くのを
夜道でそっと、見守るから
...
先生は本気でおこっている
なんで友達ができないんだろう
なんでみんなに誘われないんだろう
いつも世界を信頼していたのに
ひとを傷つけたり
わがままと言われたり
...
漆黒の宇宙から聞こえるファンク
水平な硝子は古いテレビから抜いた
ミルクホ-ルには単車乗りが集まり
レコ-ドの歌が終わるまで街を走る
自分の手で組み直したエンジンに
火を ...
落剝した姿で
八十八箇所を巡り
たどり着いた庵で
小さな蝋燭を売る
食事も採らず
墓場に晒された髑髏を盃に
夜中には安酒を呷り
浮かんでくる呻きに驚き
萎縮する
四文字熟語に ...
尿を採取すると見せかけて
お茶を入れるとか
採取した尿は
俺のではないとか
言い張れば
不起訴になるガチョウ、もといカモ知れない
ことを教えてもらったのは良いが
間違えて午後の紅茶を入れ ...
私は善人気取りだが
私のバカさ加減を
指摘する人間には
断固抵抗する
直接ではない
何だかよく分からないように
抵抗する
何故なら私は
バカの上に卑怯者だから
私も間借り人の ...
暮れなずむ冬の街並みを
独り とぼとぼと歩いた
今日は暖かく風も吹いていない
写真家気取りで
街並みを切り取りながら行く
空の赤と青のコントラストの美
街の灯りと生活感の匂いの ...
希望とか夢とか未来に手を振って冬の茜にいま身投げする
絶望の終着駅の冬の夜の銀河のほとりをさらに素足で
平熱をほしがる骨と取り引きし身元不明の駒を進める
靴を履く理由をつ ...
私は私の電源を切りに出かけたまま帰ってきません
笑うと笑いじわが出来て、厭ですね、死にたいですね
だから私は帰ってこなくていいんです、死にません
どうやら魚は生き物では無いようなので
マイナス ...
今日が人生最後の日
最後のおはよう
最後のおやすみ
最後のおはなし
最後のおかえし
食べるのも最後
笑うのも最後
渋滞するのも
寄道するのも
嫉妬するのも
猫なでるのも
...
あなたが、綺麗って言う
私は、そう、って言う
あなたの後ろ耳が真っ赤で
...
見えない月に
想いを馳せて
逢えない君に
想いを寄せる
嗚呼…
ただ、ただ…逢いたい
鳥のような羽根を失くした日は
どこかで雨宿りすれば良いのに
立ち止まると不安になるから
景色を連れて自転車に乗った
ペダルを漕ぐと空を飛べそうな
パイロットの夢が語られる時
...
美しい夕暮れに見とれることも
大きな声で歌うことも
誰かに恋をすることも
煎じつめれば逃避行
どこへ逃げているのか分からないが
何から逃げているのかはよく分かる
それはひたひたと静 ...
詩は、情緒の穴である。 端的に言い換えれば、詩とは、ハーモニーである。 ゆらぎである。 感応することであり、掘り起こすことである。 詩は、情緒の穴である。 つまりは、そこにこそ、詩の存在意義があり、そ ...
戦争はメリークリスマス
もう来ないさ
まだやってるけど
戦争はメリークリスマス
白のスーツで
だだっ広い白い階段を
音符みたいになって
横に
縦に
...
優しさがかこむ教室誰だって乱れたなにか探して消して
優しさのつもりで混ぜた女子力はいらない焼酎そのままちょうだい
優しさの影に潜んだ絶望をみせてごはんを一緒に食べる
...
女房を悪く思うのが
一番良くない
お互い許し合って助け合って
生きていくしかないのだから
去年いた場所に蛍はもういない上流のほうでダムの建設
暑い日々始まっても日陰があるひんやりとした癒やしが待ってる
眠れずにあなたのことをただ想う永遠夜が続く気がする
「ごめんね」といつ ...
しなやかな獣のようだきみは
脂肪のわずかなあたたかなからだ
むしゃむしゃごはんをたべ
わたしをむさぼり
疲れたらひっぱたいても起きずに深くねむり
あしたははたらきにゆくのだろう
眠 ...
満たされた気持ちが
嘘のように流れて行く
真実など欲したことはないくせに
今日は今日
それでいい
どうせ
すべてが思うままにはならない
否
思いのままになることなど一つ ...
亀はよなか
光っていた
声が
それを
すべるように引き去ると
亀たちは安心して眠った
毎夜順番に ひかる亀たちを
うつしながら水は
さびしさも 涙も
持っていなかった ...
押寄せる季節の色々に
見とれながら躓いては
間違い探しの答を望んでいる
きょうはやけに枯葉が多いとおもったら
これは枯れた夢たちだ
わあ光りますね、
そうですね
影の手で触る
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ビクトリー岩村「5代目赤点王」
花形新次
自由詩
0
16/12/21 8:14
パトラッシュを待ちながら
もっぷ
自由詩
2
16/12/21 4:48
月の鵜と新撰組とヤマコや真島君
間村長
自由詩
4*
16/12/21 2:41
自然数の家
水宮うみ
自由詩
4*
16/12/21 1:12
聖夜ノ火
服部 剛
自由詩
3
16/12/21 0:17
納豆のカラシ
もり
自由詩
13*
16/12/21 0:11
降誕の夜
服部 剛
自由詩
2
16/12/20 23:57
聖夜の木
〃
自由詩
2
16/12/20 23:35
世界
吉岡ペペロ
自由詩
5
16/12/20 23:16
スぺ-スオペラと抱き合わせの不良
差羽ナガレ
自由詩
2*
16/12/20 23:09
路
レタス
自由詩
5
16/12/20 22:28
戦法
花形新次
自由詩
2
16/12/20 21:50
ビクトリー岩村「江戸の仇」
〃
自由詩
1*
16/12/20 20:14
冬の夕暮れ
星丘涙
自由詩
4*
16/12/20 19:43
かおるのおと 2016.12.20(~21) 五首
もっぷ
短歌
2
16/12/20 19:41
出かけたときの服装は裸でした
由比良 倖
自由詩
3
16/12/20 17:42
人生最後の日
やまうちあつ...
自由詩
1
16/12/20 16:14
って言う
水菜
自由詩
6*
16/12/20 16:10
薫子
薫子
自由詩
2
16/12/20 16:08
グッドラック
ミナト 螢
自由詩
8*
16/12/20 15:31
逃避行
青井
自由詩
3
16/12/20 14:30
詩論
水菜
散文(批評...
5*
16/12/20 13:51
メリークリスマス
吉岡ペペロ
自由詩
2
16/12/20 12:52
優しさ
深水遊脚
短歌
3*
16/12/20 12:04
ボケ夫婦
zenyam...
自由詩
3
16/12/20 6:26
黒髪
夏川ゆう
短歌
0
16/12/20 5:17
獣と鬼火
田中修子
自由詩
8*
16/12/20 0:56
ヨマイゴト
坂本瞳子
自由詩
4*
16/12/20 0:41
亀たち
はるな
自由詩
5
16/12/19 23:30
影の手
〃
自由詩
4
16/12/19 23:25
1490
1491
1492
1493
1494
1495
1496
1497
1498
1499
1500
1501
1502
1503
1504
1505
1506
1507
1508
1509
1510
1511
1512
1513
1514
1515
1516
1517
1518
1519
1520
1521
1522
1523
1524
1525
1526
1527
1528
1529
1530
3.67sec.