たわいのないことだが
テレビの予報に反して
梅雨どきの浅い日差しが
わがやぜんたいのかげを
舗道につくってくれるとき
無聊にあまんじている
卒寿のおひとりさまに ...
修学旅行3日目の日
自由時間の合間に映画でも見ようと
僕達は大阪の適当な駅で降りて
エスカレーターの近くにいた女の子に声をかけた
そしたら不気味なくらい満面の笑みで
自分のスマホの取り出 ...
君の無駄な表情
どうしようもない倫理観
優しい言葉
手を携えて
自己否定
何を信じればいいのか?
信じれるのは
君の手の温もりと
寄り添う時間
空に明滅する光
このまま世界が終 ...
焦れり焦れり、あと数歩、今日は無性、して根拠無根、行ってなんとする従属節、実母の鉄槌ぞありゃせんで、あな麗しや素朴の君、君の事詳しくは忘れてしまうよ、なあ今日玄関に縋る大人は、塾には行かねばな ...
惜しむらくは
想いを告げなかったこと
惜しむらくは
手を差し伸べなかったこと
惜しむらくは
気づかぬふりをしたこと
惜しむらくは
奪ってしまわなかったこと
惜しむらくは ...
雑多な街
ノイジーな喧騒
行き交う人々
ここではない
夜の帳
浮かぶ赤い月
包み込む静寂
ここでもない
在るべき場所を
やるべきことを
探し続けて何千里
幾千幾万の日を跨ぎ
...
#裸
私の曲線という曲線すべてと
貴方から湧き出る荒れ狂った血潮を
すべて交換するかのように
貫いた打ち付けた果てた午後のビーカー。
息切れのアルコールランプ。
結露した私の肌は、まだ足り ...
喉の奥に翼が生えた狼
見た目は笑えない犬
ウェイトで出来たブロックを
上手に心のなかに詰めて
なーぜ?
口笛に惹かれて
断首台を登った
冬の夢に晒されてるこめかみ
どこまでも冷 ...
吐き気がする
自らの言動に
目眩を覚える
間違っているのか
間違っていたのか
一体全体何故に
こんなことになってしまったのか
誰のせいだ
一体どうして
こんな質問を繰り返してもな ...
知らないあの子。知ってる私
話せるのは知ってる私
知らないあの子には話せない
目を見てなんて会話にならない
あの、えっと〜、あれ、
顔を赤く染めて言葉にならない
子どもならそれでもいい
...
夜間にバタンバタンと 階下で扉を
開けたり閉めたりを繰り返す父の扉
私が玄関の扉を開けっぱなしにして遠方に去ってから
ずっと開いていた 扉
帰省する毎に 小さく細く白く可愛く寂れて ...
鎖骨を引き抜いて、
あなたの喉に刺してやりたい。
乳房をもぎ取って、
あなたの口に押し込んでやりたい。
陰部をくりぬいて、
あなたの尻に捩じ込んでやりたい。
俺のオナニーを ...
トランプと言えば
ババ抜きだ
ババアと言えば
クリントンだ
そんなこんなで
二人は結び付いている
ババアでヌキたい奴がいる
DMM.COMを覗いてみれば
一目瞭然だ
ババアだ ...
アスファルトを血に染めて絶望へと転落してゆく
未来の夢と希望が一瞬にして消え去ってゆく
ノーブレーキのキラーマシーン クレイジーマシーン
誰がおまえを生み出したのか 快 ...
破壊されそうな心かばいながら
崩れ破落ちて行くこの身体
せめて受け止めてください
黄泉に落ちて行く感覚の中
もがく午前零時過ぎ
鼓動が高鳴り 口が乾く
細い指に絡み ...
細胞が代謝するように
世界は常に変化してゆく
愛されようと愛されまいと
その変化はかわらない
そのなかで安定した日常を
維持しようとする本能と知恵が
文明と文化を支えているが
...
白い波に足をひたして
海に走り込もうとするこどもをつかまえる
波に洗われる砂のうえ
何かの記念の石碑みたいに
ぽつんと残される丸い石
背の立たない輝く水に浮かび
ようやく息を継ぎな ...
(ひとこともしゃべっていない)この歌集にわたしの歌ははいっていない
デミグラスソース一滴一滴と逆さに振った瓶の底から
腹ぺこだ。でも間違えたしゃっくりが空いた空いたと鳴り止まなくて
...
ねえねえあれは何
あれかい あれはバカな人間たちが
この神の世界を知ろうとして バカな考えをしている館さ
へんな部屋が3つもあるよ 1つは実無限とかいう部屋
もう1つは可能無限とか ...
飼い猫は掃除機の音に興奮し掃除が終わるまで落ち着かず
愛媛には猫ばかり住む島があるもてなすように人に近づく
土筆摘み出来る場所が減っていくアパートぱかり建ち並ぶ町
道端で出逢った猫が ...
お兄ちゃん
お兄ちゃんあのね
後ろをついて歩いたちっこい妹が
男に振られたんだって
お前だけは幸せになれよって
あれだけ言ったのに
嫌なことなど
いつも
幾らでも
側にあるから
気づかないで生きたりも出来る
大人になると
不条理にいちいち驚かない
透明な何かが
濁ってしまったように見えるけど
違う ...
猫の中に
自由の意味を見て
その意味を知るから
猫が好き
自由は
空間でもなく
時間でもなく
行動でもない
小さな額の中の無限だ
色色の事を求めた先に
空の瓶を拾うのだ
きわめてかなしい瓶の先には
またきっと色色が落ちて
重たい重たいと転がりながら
いつかもこんなふうに
身体じゅうを空にしたことを思いだす
21世紀の
先進国と呼ばれる国で
熊に食われて死ぬのが
(しかも山菜採りをしている最中に!)
同じ死ぬでも
一番嫌な部類に入ると思う
そして
二番目は蜂に刺されて死ぬことだ
ゲ ...
背中にへばりついて取れなくなった
アノマロカリスは気付けば苔むしながら
僕を覆う全身の鱗のようになって
まるで貴女を忘れたみたいに
背だけが伸びた針葉樹を
なぎ倒す最後のダイナソーに
なっ ...
#うねるかみのけ
よく光る首筋はひとえに
私が証拠をつけるための場所を
本能的に知らしめているのであって
私の雨に濡れた畝る髪の毛は
少しずつ海のにおいを残しては
あなたの頬をなぜるな ...
160613
ヤバイという言葉から
夜這いを連想する者と
キモイの姉貴分と思う者
ルール違反と思う君の手下
些細な違いを拡大鏡で覗く
ルーペという文字が浮 ...
捻くれた心は
雁字搦めになって
素直になるなんてことを
とっくの遥か昔に忘れ
打っ棄って
葬り去って
重い蓋を被せて
錘を付けて海に沈めて
忘れたことにしたい
朝焼けに染まりながら、
熱いシャワーのあとで。
あなたと、
ミルクの海で絡まりあう感触。
少しつめたいシーツに、
バラが咲いていく。
どうか、
激しく優しく、
強く深く、
私のな ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
鳴神月(四)
信天翁
自由詩
3
16/6/15 11:20
でっかいペンギン
1486 1...
自由詩
0*
16/6/15 9:51
silence
opus
自由詩
0
16/6/15 7:32
塾通い/行かず後家/万年雪
なけま、たへ...
自由詩
0
16/6/15 4:34
後悔だらけ
坂本瞳子
自由詩
0
16/6/15 0:50
ロンリーズ
たいら
自由詩
0
16/6/15 0:14
愛の実験
梥本 サハラ
自由詩
2
16/6/15 0:00
ディスカヴァー・ディスオーダー
竜門勇気
自由詩
0
16/6/14 23:50
願い
坂本瞳子
自由詩
1*
16/6/14 23:16
失恋「2」
独奏
自由詩
1
16/6/14 22:42
扉
為平 澪
自由詩
5*
16/6/14 21:05
0
あおい満月
自由詩
1+*
16/6/14 20:52
なんだかおかしい
花形新次
自由詩
0
16/6/14 18:52
殺人車(殺人者)
星丘涙
自由詩
2*
16/6/14 17:24
今夜こそ
〃
自由詩
0*
16/6/14 16:57
コロッセウムにて
梅昆布茶
自由詩
3
16/6/14 9:41
遊泳禁止区域
佐々宝砂
自由詩
10*
16/6/14 9:02
きっと手を動かしたり脳細胞を殺したりするほどの対価は得られな ...
ピッピ
短歌
5*
16/6/14 7:27
パラドックスの館
st
自由詩
0*
16/6/14 7:04
猫
夏川ゆう
短歌
0
16/6/14 5:24
妹
ガト
自由詩
1*
16/6/14 4:07
伏流水
〃
自由詩
4*
16/6/14 3:42
Gato
〃
自由詩
3*
16/6/14 3:32
色色
はるな
自由詩
3
16/6/14 0:29
嫌なこと
花形新次
自由詩
1
16/6/14 0:26
化石
梥本 サハラ
自由詩
3
16/6/14 0:16
純血種
〃
自由詩
1
16/6/13 23:21
夜明け前ゆらんゆらんとメロンぶら下げ青白のスカイツリーよ何処 ...
あおば
自由詩
3*
16/6/13 22:34
なんのことだ
坂本瞳子
自由詩
0
16/6/13 22:09
旅人たち
あおい満月
自由詩
1
16/6/13 20:50
1490
1491
1492
1493
1494
1495
1496
1497
1498
1499
1500
1501
1502
1503
1504
1505
1506
1507
1508
1509
1510
1511
1512
1513
1514
1515
1516
1517
1518
1519
1520
1521
1522
1523
1524
1525
1526
1527
1528
1529
1530
4.22sec.