円錐形の反射が
カーテンの隙間から潜り込む
あれは外灯だろうか
あまりにも揺れていて
息づいているようだ


南に居る嵐のせいで
むせかえる夜中だ
はりついたシャツを ...
☆空気がよめない ☆挙動不審   ★視線 (うつむく、目がきょろきょろする)   ★態度 (はしっこを歩く、会釈、猫背) ☆コミュニケーション   ★オドオドする   ★聴き間違え   ★話すスピード ...  私の{ルビ聖母=マリア}は今いづこ
 私の{ルビ聖母=マリア}は今いづこ
 臆病者の{ルビ迷える子羊=ストレイ・シープ}は無意味に泣いた

 細枝の杖
 回り続ける方位磁針
 貴女の腕に ...
もうそれは溢れてて、熱くて
こわれるみたいに鳴っていた

わたしは切るところがなくなって
肌ざむい朝を待って 家をでる
やわらかいブーツとか、とくべつなジャム、
相槌がわりの歌詞やクレ ...
ぷかぷかと 心地よさそうに浮かぶ オレンジ色の果実で
今日が 冬至だと 思い出した

はしゃぐ 子供達
横目で 眺めているのが 分かるけれど
こちらは 痛みと 格闘している 最中だから
...
青みがかったグリーン

鏡のごとく透き通った水面

桃色の夕日

美の世界は危険だ。

君たちは蓮華のように、無執着であらねばならぬ。

嵐に倒れた彼岸花の哀れさよ。

まどろ ...
お月様が燃えている

先端を齧った苺から
液体が滴るように

金魚の尾鰭がゆらりと
鉢の中で弧を描く
血を垂れ流しているかのように

サクランボウに鷹の爪
カーネーションに
情熱 ...
強くなきゃ台風じゃねえだろ
と言っていたのもつかの間
遂にモーレツな台風が
日本にやって来るらしい
モーレツと言うからには
ミニスカートがヒラリ舞って
「OH,モーレツ!」とかになるのかな ...
見つめていた風が
 いつのまにか
ぼく の頬に触れた

やがて 
このまま 真っ直ぐ 下にある谷に
ぼく は抱かれるだろう

巨きな魚が蝶を呑むように
 腹の中に
ぼく は消えてい ...
森より大きな緑を描いて、空より大きな青をつくるんだ。
嘘のない、まっしろな物語を、真っ黒な文字で書くんだ。
秋の花火/湿気る前に


秋の花火/湿気る前に

引き出しに入っていた

夏に使い切れなかった花火

力を持て余してるのに

発散する場所を知らない若者のように

袋の隅で数 ...
そんなことばたちが集まって、ハートがたくさん。
ハートが飛び交う結婚式が開催された。
朝と夜の結婚式に、誰もが集まり、
うすい光が飾る。ハートの形をした花束。
生き物たちの涼しい声が祝う、夜明 ...
帰る人帰らぬ人と秋の夕 誓うことは自分に手紙をだすことで
昨日の夢の占い師が手紙をくれた
開いたら、死ぬ、とだけ書かれていた

きっと明日もわたくしはうつくしい朝にめざめてしまう
そして新しい手紙をかく

忘れ ...
♪あーきのよながを
なきとおすー
あーめいわくだ
牛のこえ♪

確かに
その通りだと思う
一晩中A5クラスの国産牛に
モーモー鳴かれたら
寝られやしない

非常に迷惑だ

迷 ...
僕の目の中に映る大勢の人達
その中に大勢と言う名の僕が
人達と言う僕がいるよ
僕が皆なのか
皆が僕なのか
目に映るものは同じ
一人公園を歩けば
人と そして
季節の中にある寂しさを通り過ぎていく
もう来るべきではないのだろうと思う


葉や木々は 秋の色に変わり
少し温かい息吹をはらみはじめていた
その中 ...
リンリンリンリン
リンリンリン
鈴虫が
秋を連れてくる

やだ
やだっ
夏よ行かないで…

ジェット気流に散る雲
その向こうのブルースカイ
神様なんか
焼け死んだなって思えちゃ ...
植物は
置かれた所でしか咲けないが
人間は
置かれた所でない所でも咲くことができる
自分が
咲きたい所で咲きなさい
米寿のオバアサンに対して
「長生きはお国のためにならんのだよ」
と言っていた近所の、年下のオジイサン
先日先に逝ってしまった
 幼い日
 ふたりで日向ぼっこをしながら
 影をみていた
 ぼくの黒い指先が
 少女の頬に触れようとする
 と 触れるその直前で
 影だけがふやっと膨らんで
 ぼくより先 少女に ...
□涼しさが吹く
涼しさが人を助けてくれる。
クーラーは建物の外にもあって、涼しい風が今日を肯定してくれた。
あなたが風を吹く。


□公園で遊ぶ
眼鏡を外して散歩してみたら、町は迷路 ...
季節は構成されるものではなく
分析されるもの
世界中のすべてを持ち寄っても
季節を作り出すことはできない
ただ季節は解剖され
一人一人に細かく感知され
小さく分析されていくのみ
...
先週末のやまびこの車窓
もうほとんど終わってしまったんじゃないかと思っていた
金色の風景が流れていた

一関のねじりはさがけはモリゾーみたいなのに
山を越えた千厩ではよく知ってる横一線
...
海はひろいなおおきいな

アリが砂浜で刺される

月がのぼるし日がしずむ

血をおさえてたおれる

救援信号が花火のようだ

裸の声が死相をきざむ

金が波にあらわれている
...
開けた筈の穴に しこりが残る
空いていないのは 脂肪吸引の 途中だから

キュイーン
嫌な音ばかりをさす

刺された意味よりも
痛みの方が 大きすぎて
太刀打ちできないのです

...
読みました。
偏見なく、文を読む。作者の性別、年、人格、知能の良し悪し、病、社会的か反社会的か、その他諸々を抜いて文を読む。
隣の会話も気にせずに、一対一、精神の結合を試みる。
海馬の横にプラグ ...
ミス蝉の自薦他薦は問いません 瘡蓋を掻いた血の赤秋の蝉 念のためにもう2発打つ笑う蝉
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
その光の理由ホロウ・シカ...自由詩4*16/10/4 0:20
ギャビーnemaru散文(批評...016/10/4 0:08
聖母をたずねて六畳一間中原みのり自由詩016/10/3 23:42
あいたちはるな自由詩216/10/3 23:41
朱鷺が咲く藤鈴呼自由詩016/10/3 20:49
睡蓮maitre...自由詩016/10/3 20:12
le fou rouge 〜赤の狂気坂本瞳子自由詩3*16/10/3 19:59
モーレツなタイフーン花形新次自由詩016/10/3 19:15
 「ミネルヴァとヤヌス」ハァモニィベ...自由詩5*16/10/3 13:46
大きな絵本をつくりたい水宮うみ自由詩016/10/3 13:38
秋の花火/湿気る前に自由詩7*16/10/3 11:22
ハートみたいなことばがある水宮うみ自由詩0*16/10/3 6:34
秋の夕minomi俳句416/10/3 5:42
4.Qg3!!自由詩216/10/3 0:39
秋の物語花形新次自由詩116/10/2 23:46
鏡の人リィ自由詩1*16/10/2 20:57
秋の代々木公園を番田 自由詩016/10/2 20:55
迷子の鈴虫ホイホイまいこプラズ...自由詩216/10/2 20:03
咲きたい所で咲きなさいzenyam...自由詩116/10/2 18:00
長生き自由詩016/10/2 17:54
白島真自由詩15*16/10/2 16:59
最近の一瞬水宮うみ自由詩0*16/10/2 16:53
季節葉leaf自由詩316/10/2 16:27
のぎへんAB(なかほ...自由詩316/10/2 15:58
轟音吉岡ペペロ自由詩216/10/2 13:54
ピアスがない藤鈴呼自由詩2*16/10/2 10:13
Re:文学極道5or6自由詩016/10/2 8:18
ミス蝉の自薦他薦は問いません北大路京介俳句116/10/2 8:16
瘡蓋を掻いた血の赤秋の蝉俳句116/10/2 8:16
念のためにもう2発打つ笑う蝉俳句016/10/2 8:16

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加筆訂正:
大きな絵本をつくりたい/水宮うみ[16/10/3 13:39]
訂正しました
ハートみたいなことばがある/水宮うみ[16/10/3 10:16]
修正しました
ハートみたいなことばがある/水宮うみ[16/10/3 9:12]
修正しました
4sec.