くまたちの濡れた鼻、 初霜
シーツの巣むせかえるような熱
冬眠まえ
会いたくてめくれちゃったからだが愛しくて
そのまま走ってた
走ってたらたのしくて
飛びかたを忘れてしまった
起 ...
タイトルは『浅き日のこと』そして『高野ヨウ』をペンネームとして出版社に持ち込み自分を賭けてみたい小説の原稿と今夜もまた向き合う。『――彼女は「またね!」と言ったはずだし、ぼくだって「さよなら」とは言 ...
新調したス-ツを汚されるハリ-
44マグナムが相手を吹き飛ばす
強盗に車を送れと言われたハリ-
人質すら構わず店に突っ込んだ
銃こそ正義為らば威力のある方がいい
この国は ...
罵倒され石を投げつけられ
彼はへこたれなかった
何故ならば
彼には大きな夢が在ったからだ
幼い頃から
透き通った真冬の夜空を眺めては
何時かきっと天空を目指し
ハートランドにたどり着く決 ...
どストレートなラブソングを
どストレートなラブソングを
愛してるって言葉も要らなくて
アイラブユーも要らないような
どストレートなラブソングを
どストレートなラブソングを
君の笑顔と君 ...
プーチンを見るたびに
♪ねえプーチン
こっち向いて
恥ずかしがらないで~
って雰囲気出して
歌っていたら
女房がそれを
とても気に入って
昨日から
歌え、歌えとしつこい
しかし、や ...
何歳になっても、純粋なものはあるけれど
何歳になっても、掘り起こされなければ
それは眠っている
地中深く埋もれた宝石
イメージの力
どんなものでも、イメージから世界は、始まる
...
ちぎれた 火の粉を雫の中にやどした言葉たちを超えて鳥が謳う
ほととぎすは 夜通し歌をもやし カッコウは霧雨を もやし
溶接工は 鉄を燃やして繋ぎ合わせノアより巨船を創り
アリアは ...
クリームソーダの中で弾けてる
小さな気泡のようなトキメキを
指先で触れる子供みたいに
何も疑わず飲み込めば良い
舌を出せば広がるエメラルドの
地図を目印に待ち合わせをする
...
田舎は葬式葬式の連続で
ほんとにイヤになるけれど
最後の親族代表のお礼の言葉には
いつもしんみりさせられる
真心がこもっている
オレもしんみりした中で
送られたいな
今日はほんとに12月16日なの?
オレボケたんじゃないよね
ぜんぜん実感がわかない年の暮れ
近ごろの田舎の年の暮れは
まことに淋しいものです
稲刈りの終わった切り株だけの田んぼ
荒れっぱな ...
8月が始まる頃の欲望は
冷めた満月みたいに膨らんでる
飲み込もうとしたって
変に甘くって
吐き気がして痩せちまいそうだよ
ギターの弦を巻き直そうとしてるんだ
なにもかもがでたらめに ...
瓢箪から駒でなく
駱駝の瘤に乗った一等星
此処は
ソロモンの王冠
もう一度聞く 此処は
十二時の馬車がやって来て
瞼の億で歌い出すもうひとつの物語
此処は
仮面舞踏会の扇
聞 ...
いつから君のことを 好きになったんだろう
ひと目ぼれなのに 思い出せない
好きになるというのは おそろしい
君よりかわいい娘が いなくなる
君のいない一 ...
関脇の大きな手が
後頭部を襲い
間も無くて
教室の椅子に前歯をぶつける
ぞろ目の日だった
下痢気味の為釘を打ち込まれて
土民の高慢な突きを食らう
利子が発生しているのに
怒りが湧いて来 ...
きつい日になったね
こんな日の日付は変わらない
二十五時には泣き疲れ
二十六時にはなみだも枯れる
さよならを覚えたわけじゃないけれど
けれど冬至までついにカウントダウンに入ったね
二十七時 ...
ある朝、おはようがなくなった。
朝食を家族と食べたとき、沈黙が怖いのでテレビを流したら、
言葉のない音を流し続けていた。居間にも世間にも喧嘩のない朝だった。
言葉がないので、穏やかだ。誰もが考え ...
関節のボルトが抜け落ちて
肢体がバラバラになってゆく
痙攣する肢体を何とかかき集め
もがき もがき 集めても
私は私の設計者ではなく
首に大腿骨を繋いでみようとしたり
肘に膝を接続しようと ...
君が不幸せで居てくれたから、
君を幸せにする理由を探さずに済んだよ。
どん底の門をくぐった先のどん詰まりへようこそ。
希望にさよなら。
愛にさよなら。
よろしく、絶望。
長い付き合いになり ...
ぼくの写真を、少しくらい、欲しがってくれたっていいじゃないか。
真っ二つになったオレンジの断面
おれの心はどうすんのさ
行き場もなく、うろちょろうろちょろ
おれを引っ張らないか!
もうちっと ...
コンビニおでんを
ツンツンつつき回して
捕まった奴がいる
先だって
いつかコンビニおでんの
脆弱なセキュリティをついた
大事件が起きるだろうと発言したが
ついに私の不安が現実になって ...
唐突に額にあてられ
あのほんものの乾いた音とそして衝撃が走る
ある時にはいつ棲みついたのか
恐ろしい姿の鳥のようなそれがあたまのなかで奇声をあげて鋭く蠢く
先生は ほんとうではない、と教えてく ...
自分の邪悪な心ほど
恐ろしいものはありません
邪悪な心が来たら
邪悪な心と闘ってはいけません
闘えば闘うほど
邪悪な心は力をつけてきます
邪悪な心が来たら
台風の時のように
ただ通り過 ...
まあ、いつどうなるか
わからない命
肩の力抜いて深呼吸しようか
寿命は
生まれたときに決まっていると言うし
死んだらなあーんにも持っていけないし
まあ、楽に生きようか
ものは考えよう
...
2019年夜月28日(期末)
私は薬を飲まずに待っていた。昨日、隣のダクトでは、城井さんが、私のギターの最終工程に入っていて、もうあとは鳴らしてみるだけだよ、と言ってたので私は嬉しかった。
朝、シ ...
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881730271/episodes/1177354054882208003
人間はけっこう手間暇かけて生まれてくるものだ
赤子が生まれてくると人間関係は大きく変化する
たとえばあなたと僕がお母さんとお父さんに
父と母はおじいちゃんとおばあちゃんへと
ひとつ ...
言葉はいらない。死はもっといらない。
哲学的に木々が風に揺れている。
僕は確かさを追いかける。それは楽しい哲学だ。
うちの猫はなにやら哲学しているような風格があり、きれいに世界を持ってる。
必 ...
こころとからだ
ひとはどちらかに重きを置きたがるけれど
そしてそれは定まらないのだけれど
どっちもなんて
いかがわしいことを
言うのはなしで
こころとからだ ...
1.
色のない空をつんざくようにそびえたつ黒い山脈
真っ黒焦げになった数万の人々が
フライパンの上ゴウゴウと炒られて悲鳴をあげていて
それをしている巨人もまた
焼き爛れて狂って笑いながら ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
冬眠まえ
はるな
自由詩
1
16/12/16 19:20
またね!
もっぷ
散文(批評...
3
16/12/16 19:10
眩いばかりの日々を
差羽ナガレ
自由詩
0
16/12/16 19:01
シリウス
レタス
自由詩
4
16/12/16 18:34
ラブソング
雨の音
自由詩
2
16/12/16 18:12
プーチン
花形新次
自由詩
1
16/12/16 18:03
掘り起こす
水菜
自由詩
4*
16/12/16 15:58
さしいろに 虹
るるりら
自由詩
14*
16/12/16 15:21
流星群
ミナト 螢
自由詩
3
16/12/16 14:30
葬式
zenyam...
自由詩
0
16/12/16 9:43
田舎の年の暮れ
〃
自由詩
1*
16/12/16 9:38
ピリー、僕にその紙束を一つよこせ。こどもが花をちぎるような仕 ...
竜門勇気
自由詩
5*
16/12/16 8:44
夜風に惹かれて
乱太郎
自由詩
4*
16/12/16 7:54
君のポートレート
st
自由詩
2*
16/12/16 7:29
土民の高慢な突き
間村長
自由詩
1
16/12/16 2:49
二十七時
もっぷ
自由詩
3
16/12/15 22:45
言葉がなくなった日
水宮うみ
自由詩
3*
16/12/15 22:04
命日の日
レタス
自由詩
5
16/12/15 21:37
手枷
少年(しょー...
自由詩
3
16/12/15 21:00
裸のオレンジ
塚本一期
自由詩
2
16/12/15 20:07
嫌な予感
花形新次
自由詩
2
16/12/15 18:26
もしも自分を愛せたなら
もっぷ
自由詩
4
16/12/15 18:02
邪悪な心
zenyam...
自由詩
2
16/12/15 7:08
楽に生きようか
〃
自由詩
2
16/12/15 6:46
レモンジュース・ダイアリー(2)
由比良 倖
散文(批評...
1
16/12/15 1:41
大聖
maitre...
自由詩
2
*
16/12/15 0:00
人間の歌
梅昆布茶
自由詩
12
16/12/14 23:59
いらない筈のもの
水宮うみ
自由詩
3*
16/12/14 22:29
こころとからだ
吉岡ペペロ
自由詩
1
16/12/14 22:15
心象風景二 きみとわたしと
田中修子
自由詩
7*
16/12/14 21:45
1493
1494
1495
1496
1497
1498
1499
1500
1501
1502
1503
1504
1505
1506
1507
1508
1509
1510
1511
1512
1513
1514
1515
1516
1517
1518
1519
1520
1521
1522
1523
1524
1525
1526
1527
1528
1529
1530
1531
1532
1533
加筆訂正:
言葉がなくなった日
/
水宮うみ
[16/12/16 8:05]
改行していたのを修正しました
辻褄の合う伝言
/
りゅうのあくび
[16/12/15 20:01]
蜜柑が届いて、感謝と言う言葉が要ることに気づきました。
3.69sec.