「わたし、表紙よりも裏表紙が好きなの
 物語の余韻を楽しめるから」
そんなことを君は言っていた気がする
いつ言ったのかは もう覚えていないけど


ああ、君はオモテモテ
なんか〒モ〒 ...
朝はごはん
でもときどきパンが食べたくなる
フライパンで焼くパン
1枚出来上がり
マーガリンを塗って
アツアツ立ち食い
そうしているうちに
もう1枚出来上がり
アチチとアチチ
フンワ ...
何年か前
私の周囲で立て続けに
24人が亡くなった

ヒ素中毒や
タリウム中毒、漂白剤注射
死因はそれぞれ違う

ただ、みんな
私の愛しい人だった!

私は私と私の中にいる
私 ...
そうですファーザー僕の罪です
僕の空想の中にしかない緑の地で
彼を罰したのは僕です
絹糸のようになめらかな美しい川の流れ
を燃やしました
とてもよく燃えました

腕に黄色いスミレ紫のスミ ...
そうや、おらんかったね

自分以外の人がいる居間は暖かかった
冷えたこたつの中で丸く、眠るその影に小さく蹴りを入れても
明日もそうだろうね、言い訳することもないよ

灯油を乗せた車の音楽が ...
奇妙な絵だった。

空には赤い月
青いグラディエーションの夜空に星はない。
地平線は白く
大きな駱駝が1頭
太い大きな足は象のようだ。
蹄はなく
指が三本
駱駝の顔は大きい。

...
ある日 妻が疲れていたので私が食器を洗った しかし
次の日 録画をして週末にまとめて見るのを控えて
欲しい と言われた 妻にはそんな時間ないとのこと
しかし アメトーークだけは譲れないーー
テ ...
誰かを犠牲にして
自分たちだけ幸せになろう
というのが
アメリカファーストらしい
日本には
「困った時はお互い様」
という素晴らしい言葉がある
そういう日本を誇りに思う
夫婦でも
親子でも
友達でも
「ありがとう」の一言が
大事だ
「あたりまえ」だと思わないで
「有難とう」と言おう
{ルビ夕星=ゆうずつ}のけなげも知らず東京の空に物言うよそ者を撃つ


片道の切符求めて上野からママにスマホを観ている桜樹


災害時かならず守る{ルビ父母=ちちはは}の若い一枚みじめな矜 ...
切り刻まれた欲望をあとに
街のしたたる灯りの下で
男はコートの汚れをはらう
生まれ育ったこの街で
いま夜の表面に佇みながらも
男は限りない遠さの奥に囚われている
通り過ぎる日々に受 ...
大地

調度

温もり
薄氷のような海霧の中で
忘れられた義務の一つが時報と
ともに更新された
失くした片方のことは
もう形式上だけの話
足元の草の色や
目を閉じると浮かぶ顔の
色も
ヘッドライトが点くと消え ...
おじいちゃんはいまどこにいるの
わたし、おじいちゃんのペスたちが
大好きだったよ
大きくなったらきっと
犬と暮らそうって
おじいちゃんとペスを見ていて
いつも思っていたよ

おじいちゃ ...
なんども
繰り返し
浴びせかけられてる
この感じは

麻痺してるみたいで
変なもん食ったみたいで
いろんなものが
遠ざかってく

気持ちは
感情は
誰にもさわれない
ここ ...
ふくよかな大気あり

清新な波動あり

まじめな車たち

街道の電飾

町には外灯がなかった

ライトを消せば黒

闇ではなくて黒

そこにもふくよかな大気

清新な波 ...
読んでいて癒される詩がある
読んでいて気づかされる詩がある
読んでいて心重たくなる詩がある
読んでいて心躍る詩もある

感銘を与えられ 
勇気を与えられ
楽しみが与えられる 

人間 ...
自販機で温かいコーヒー買ったら
なぜか熱々のファンタが出てきた

仕方なくお釣りのレバーを引いたら
なぜかお釣りがさっぱり出てこなかった

そんな世界滅亡1日前の朝

なぜかしらいい予 ...
私は知り合いの画廊のオーナーに
そのわけを聞かされた 以前は 予定が立たないほどだった画廊
彼と会うのはもう十年ぶりぐらいだ
一年以上先になる 展示の予約のされていた
そんな時代もあった  ...
素粒子は閉じ込められた
ひとつの宇宙だった
数えきれない砂粒のように
マイナスエネルギーの
ブラックホールが転生を繰り返し
ぼくらは輪廻を重ねる
孤独であるようで
その集合体は一つであり ...
通りすがりも 同僚も 家族も
一対一でも 多数同士でも
「あっちむいてホイ」に興じている
電波上の 同じ画面を 見続けていた としても
目を合わせることは 禁忌なのだ
抱擁感さえも失い どこ ...
    腕ぐみで 冥想の真似をして
   過ぎた心情を つまんでみても 
 もはや 始まらないが どうしても
のどにつまるのは 青い年に生まれた  
      つぶやきの苦さ ばかり

...
植木屋に写真を持ち去られ
私にはルビーの指輪だけが残った
透徹した心でルビーを見つめる
雪花菜(きらず)はおからと言う
豆腐由来の料理らしいが
私にはキラー(殺し屋)にも見えて来る
そんな ...
オートバイに乗るライダー
パソコンで物書くライター
なんか似てない?

似てるけど
なんか対照的だよね

そう?
ほらこの雑誌
オートバイでの旅を書く
ライダーライターなんて連載あ ...
こたつ こたつ
ぽぅ
言いながら
マイケルはんが
みかん持って来はった
ぽぅ
もうそんな季節かいな
どおりで
街中あべっくだらけに
なるんやな

ながされたらあかん
...
今ある幸せを大切にしよう

いろいろあっても

今ある幸せを大切しよう

いろいろあるからこそ

今ある幸せを大切しよう
野に咲く草花のように
誰にも見られなくても
ほかに残せるものがないから
生きている証しに
今日も一片の詩を
書いてみた
パンクが現状の否定と自身の目指す強烈な理想の実現への改革への情熱であるとする時。

それは向上心と理想の実現と、現状の否定と不満の吐露と逃避の両局面を持っているのであるのだけれど。その流れは80年 ...
その少女の心にとって
世界はちいさな鳥籠のようなものだった
清潔な場でなくてはならなかったし
少女も清らかな心を懐いて
完全無欠な美しい絶対の四季の森の湖面に
常にさやかな漣をつくる風のよう ...


霜柱

日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
オモテモテ黙考する『叫...自由詩017/2/6 22:29
朝ときどきパン灰泥軽茶自由詩717/2/6 20:02
私以外の私花形新次自由詩417/2/6 19:19
記録者ふるる自由詩6*17/2/6 16:50
+2℃青の群れ自由詩517/2/6 16:38
月の砂漠……とある蛙自由詩5*17/2/6 15:21
イクメンには今も届かない朝焼彩茜色自由詩717/2/6 14:42
お互い様の心zenyam...自由詩117/2/6 11:30
ありがとう自由詩117/2/6 8:30
「蒼い旗」 五首 2017.02.06もっぷ短歌317/2/6 7:32
街の灯り葉leaf自由詩417/2/6 4:10
平成29年2月6日(月)みじんこ自由詩017/2/6 1:16
戻ってくるものは僅かだからnoman自由詩217/2/6 0:27
冬銀河もっぷ自由詩117/2/5 23:14
さよならプリースト、ローグ、そして観光者竜門勇気自由詩017/2/5 23:11
山口の夜吉岡ペペロ自由詩717/2/5 23:09
星屑星丘涙自由詩7*17/2/5 20:30
世界滅亡の前日にwakaba自由詩117/2/5 19:11
土曜日の銀座を番田 自由詩117/2/5 18:46
無題レタス自由詩517/2/5 17:46
あっちむいてホイ末松 努自由詩10*17/2/5 15:41
卒寿のかげ信天翁自由詩317/2/5 14:51
植木屋が写真を持って行ってしまった間村長自由詩417/2/5 13:03
ライダーライターイオン自由詩2*17/2/5 12:45
ぽぅAB(なかほ...自由詩217/2/5 10:11
今ある幸せzenyam...自由詩2*17/2/5 9:59
一日一詩自由詩417/2/5 8:55
パンクの意味鈴置友也散文(批評...017/2/5 6:35
いたるもっぷ自由詩1117/2/5 5:14
平成29年2月5日(日)みじんこ自由詩117/2/5 3:31

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加筆訂正:
返盃/ただのみきや[17/2/5 14:26]
題名の杯を盃に変えました。
返盃/ただのみきや[17/2/5 11:29]
誤字一文字削除
4.21sec.