一人一人何を思って何を考えて
毎日生きているんだろう
と思う時がある
人の心まではのぞけないからなあ
みなよく生きているよなあ
あと十分でここでやり切れと
なったとき
つまり十分後にここでの死が確定していたとき
つまり十分後に旅立ちが定められていた時
私が語る言葉は一つ
私は形を変えて必ず甦る、フシの名に懸けて、そし ...
年をとると
もうそんなに食べられない
もうそんなに飲めない
あちこち観光するのもおっくうだ
一番いいのは楽しいおしゃべりだ
ありふれたおしゃべりだが
僕たちシルバーの一番の楽しみだ
いい女は
気をつけた方がいい
くだらない男に
惚れたりするから
いい男は
気をつけた方がいい
悪い女に
つかまりやすいから
過去現在未来の命 一念に
永遠(とわ)の生命(いのち)は此処に現る
十二月にちいさな春の贈り物
空は高く青く澄んで
一切の白色の翳りすらなく
風はこんなにも心地よく
海をみたかった
そのようなものを
浜辺を駆け回りたかった
遮るもののない自由を
...
人を殺したことがある
あれは12年前
大船駅の駅構内通路だった
俺が横須賀線下りホームの
エスカレーターに乗ろうと
左斜めに進路を変えたところ
後ろからもうスピードで
歩いてきた中年 ...
コーヒーに混じるミルク
コーヒーに混じるお砂糖
感情の共有する相手の不在
コーヒーに混じるミルク
コーヒーに混じるお砂糖
弱者と強者
優しい人と私の求めている愛を知っている人は違う
私の ...
花と声 空気が奮えてひらく花 花の真ん中からまるでほどかれるようにゆるくゆるみ、たゆみながら、柔らかく、ほころぶ ちゅうしんに堕ちる 水滴のうるみ 太陽がまばゆくとける、髪のうるみにそってながれる、指 ...
たましいの背中に
ひとつ
ふたつ
しみがある
ちきゅうが
完全なる球体では
ないように
たいように
黒点が
あるように
つきに
海が
あるように
くるまの
ハンドルには ...
ある雪の日、名前のないわたしが名前のないあなたを待っている。
「吾輩は神である。名前はまだない」なんていうしょーもないことを言ったら笑ってくれるかなとか思いながら待っている。
待つっていう、なんだ ...
どうあがいたとしても人は
ひろいひろい一枚の紙きれ
に包まれたような呼吸しか
できないんだろうむねのう
ちのざわめきもとおくから
みればなんてことない誤差
に過ぎずきみはきみ自身の
こと ...
メリークリスマス、という言葉を二十四日に使うべきか二十五日に使うべきかわからないままに二十歳になってしまったわたしはそんな簡単なことも人に聞けないようなかわいい女の子でしかも処女で、二十四日の浮かれた ...
こどもであるという無力に圧倒されていた日の秋に
よく仰いだ心ひろやかな樹樹があった
これが のちの涯の具現かと 一つの邂逅
その木立の黄葉のかがやきは確かに詩だった
うつくしく 深刻に明るく寡 ...
ジョージ・マイケルが死んだ
もう、彼を見て
どっちもファーストネームじゃんかよ
などと突っ込むこともないだろう
いやいや、そんなことを言いたいのではない
ジョージ・マイケルを見ると
何 ...
わたしはね 西脇さん
珈琲で軽く出来上がって いつしか眠りに落ちていた
目覚めて 窓を開ける と
風が 西脇の一日遅れのこたえを持って
冬の すみれいろになって間もない空には白い雲
まぎれも ...
奇麗な言葉が見つかりません
並べ立てて綴れません
私は内容のない人間なのでしょうか
私は生きて来たのです
ここまで歩んで来たのです
言葉で表現しようとすると
拙い言葉が浮かぶばかりです
...
次の日の青あざもきっと可愛い
レンタルのスケート靴は湿っているけれど
夜景の中の白いアイスリンクで
恋人たちが不慣れに踊る
ろくに整備もされていない足元
にんげんの群れも氷像のよう
...
私は中学を出て、友人の家を転々としながら生きていた。時たま家に帰ったけれど、親は何も言わない。マンションの台所のテーブルやそこらには、たっぷりの食事やおやつが大量に何日もそのまま置かれ、腐って匂いを ...
お味噌汁に目玉焼き🍳佃煮にちょっと失敗した皮のきんぴら(*´∀`*)
今日のお目覚め朝ごはん!
家族はまだおねむです。(*´∀`*)
朝、6時の朝ごはん!
はぁいできましたよ
起こしに行きま ...
俺は欲望のかたまり
飢えや寒さで苦しんでいる難民が
大勢いるというのに
十億円当たって贅沢したい!と
本気で思っている
寝たきりの人も
病院には大勢いるというのに
もっともっと健康が ...
めくるめく
くるめまくめく
ころてんのますがたは
かえるいえをもたず
まいしくるの
くるめんのうえを
はいしんけるてる
みもすがらしながら
はいてんする
だんだん
めっしんめしんし ...
色んな人が生まれてくる
とても元気に泣いて
とてもやさしい笑顔で
同じ人間として同じ社会を生きる
社会はそれにこたえられるのか
受け入れることができるのだろうか
どんな境遇でも、みんな ...
ディスト-ションを0にすると
暴れ出すヤマハJ-25アンプ
アシッドジャズしか知らない
娼婦とささやかな恋をしていた
ディ-ラ-からぎったばかりの
ギャランGTOを乗り回 ...
踏草する
踏草する
迷いのなかを
踏みつける 踏みつける
それは、私の自我であったり、
それは時に、私の誇りだったり、
それは時に、私のちいさな優しさだったりする
踏草す ...
にゃん。V(=^ ・ω・^=)v
猫は思った。
幸せは、しっぽふるふるという言葉に隠されていると!
猫は気づいた。
この愛らしいしあわせのしっぽのなんとかわいらしいことだと!
...
観念が爆破された後の、うずく痛みとともにある清明さ。
子宮のようにやわらかいハート。
敏感なハート。
木漏れ日が、無意識のたくさんの涙をぬぐうなら
わたしは、海底にも大空にも住 ...
眠り方をまた忘れたみたいだ
夜は早く過ぎる
向こう側の空が白んでくると胸騒ぎがする
否
単純に不安なだけだ
一睡もせずに過ごす夜に
どれだけ耐えられるというのか
いっそ
耐 ...
現実逃避に散歩した。人と一緒にいるのが辛いから。
腕時計もスマホも本も鍵もなにも持たずに外に出て、
川沿い、田んぼ、池、公園、草むら、海辺、かつての僕が居る、いろんな場所を歩いた。
自然は現 ...
試してみたい嘘があるなら
今夜がチャンス
少しばかりの灯りを演出できたら
きみの孤独はそっと
消えるよ
◆
吐息が白いのは
きみのなかの火のせいで
きみ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
生きる
zenyam...
自由詩
4*
16/12/27 11:12
示されたシ
狩心
自由詩
1
16/12/27 10:41
シルバーの楽しみ
zenyam...
自由詩
1
16/12/27 10:36
いい女
〃
自由詩
1
16/12/27 10:32
一念
楽麦
短歌
0
16/12/27 10:06
それだけのこと
もっぷ
自由詩
2*
16/12/27 7:55
カミングアウト
花形新次
自由詩
1
16/12/27 6:54
無声詩
水菜
自由詩
5*
16/12/27 4:16
花と声
〃
自由詩
4*
16/12/27 3:08
しみ
次代作吾
自由詩
5
16/12/27 2:59
インターネットの交差点で待ってる
水宮うみ
散文(批評...
4*
16/12/26 23:40
I&YOU&I
初谷むい
自由詩
3
16/12/26 21:04
最後の発明その発光・わたしはかなしかった
〃
散文(批評...
3
16/12/26 21:00
会いたい、会いたい
もっぷ
自由詩
5
16/12/26 20:46
ラスト・クリトリス
花形新次
自由詩
0
16/12/26 20:03
そのように今朝は
もっぷ
自由詩
4
16/12/26 19:53
陰
星丘涙
自由詩
1+*
16/12/26 17:22
ice
青の群れ
自由詩
4
16/12/26 15:18
うみのほね
田中修子
散文(批評...
7*
16/12/26 14:29
朝ごはん!
水菜
自由詩
2*
16/12/26 8:25
欲望のかたまり
zenyam...
自由詩
1
16/12/26 6:17
ころてんのますがた
次代作吾
自由詩
4*
16/12/26 2:43
どんな言葉があったらいい?
電光石火
自由詩
3
16/12/26 1:49
ブラッド・ブル-ジャズ
差羽ナガレ
自由詩
0
16/12/26 1:37
踏草する
水菜
自由詩
2*
16/12/26 0:38
しっぽふるふる 幸せのしっぽ。
〃
自由詩
0*
16/12/26 0:06
静かなる爆破
maitre...
自由詩
1
16/12/26 0:00
夜更けに思う
坂本瞳子
自由詩
2*
16/12/25 23:58
詩集のページをめくるときのように始まる
水宮うみ
自由詩
4*
16/12/25 23:45
クリスマス・ファンタジー
千波 一也
自由詩
1
16/12/25 23:17
1486
1487
1488
1489
1490
1491
1492
1493
1494
1495
1496
1497
1498
1499
1500
1501
1502
1503
1504
1505
1506
1507
1508
1509
1510
1511
1512
1513
1514
1515
1516
1517
1518
1519
1520
1521
1522
1523
1524
1525
1526
7.42sec.