貴女に初めてまみえた静かな夜の舞踏会
私は氷漬けになってしまいました
白魚のような指先に軽くキスをして
貴女は月のような頬笑みを浮かべて
互いに頷いた
初恋のような電撃が私の胸を貫き
...
GOCCO
ゴッコ ゴッコ
GOCCO ゴコゴッコ
GOCCO GOCCO
GO GO ゴッコ
COCOCO GOCCO
GOCCO コ
「ココはドコ?」
「ココは”ココ” ...
あなたと話した日に
梅の花が咲いていたことを
私は忘れない
それが夢の中なのか
現実なのかはどうでもいい
あなたの後ろでピンク色の
花が咲いていました
あなたはとてもうれしそうで
...
雨の降る朝
赤い長靴をそろえた玄関に
少し履き潰した黒い革靴。
傘の手入れをする父は今から一人
単身赴任先の東京へと向かう。
靴を履き襟を正す
背広姿の父の横には
母の握ったおに ...
出会っても
離れるのは必至
二人はまるで孤高の猫
月の隣の星もう見えない
一週間前まで
ぴったりと
寄り添っていたのに
泣きたいのに
笑っている
右手は探している
手放して ...
準急列車の三両目
帰路
メトロの窓に
橙色の影が揺れる
窓に映った自分の顔は
五歳は老けて見える
帰宅したらまずは
冷凍庫の中のシチューを温めて
トーストを浸して食べよう
暖かい ...
明日はきっと晴れるだろう
君がいても、いなくても
君の好きなあの子は仕事に行くし
君の嫌いなあいつはよろしくやってる
明日はきっと晴れるだろう
君がいても、いなくても ...
あなたがこねた まほうのしずく
捏ねた? 何を? 粉を
雫? どんな? 魔法
繰り返し 練り直す
冬休みの宿題を そろそろ完成させないと
卒業させて もらえないのと 君は 嘆く
...
「笑いにシフト出来ない中傷は
中傷でしかない」
五代目三遊亭珍宝
人情噺「こぶくろ」の名人で
人間国宝にもなった
珍宝の言葉だ
そもそも笑いとは
何かに対する中傷から
発生 ...
毎朝自分の顔が
鏡にうつるたびに
年はとりたくないねえ‼と思う
頭はオヤジ似でハゲあがり
目はしょぼしょぼで
肌はシミシワだらけだ
若い頃はイケメンと呼ばれた時もあったのに
こんなになる ...
雷雨
雨
濡れ衣を着たハンガー
イス ある。
視線にぶらさがった
?の下は
◯でもXでもない△みたいです。
辿ったらミシ ...
桃
氷
自由
本能が全ての物事の骨格を作る
そして理性が暴走にブレーキをかける
仕事はビジョンと目的というゴールに向けた疾走である
思考は積み重ねた習慣の土台である
停滞は停滞を生む
上昇は上昇を生む ...
カナッペ、お空が綺麗だよ
ちがう、あれはゆうやけ
じゃあお空って?
あおいあおーいやつ
――じゃあ夜にお月さまがいるところは?
うちゅう!
お陽さまが見えないと青くないけど?
知らない
...
いつから自称詩が
クソコミュニケーションの
道具と化したのか
寂しい自称詩人達の
慰みものと化したのか
誰にも理解されなくたって
書かなければならないから
書くんであって
クソみたいな ...
僕は信じる
この「軸」を信じる
絶望の闇を
希望の光に転ずる「軸」
悪業の連鎖を
善業の開放に転ずる「軸」
疑惑の混沌を
信頼の和楽に転ずる「軸」
不幸に負ける苦を
...
ブラックホールに吸い込まれた
星雲は
真新しい宇宙に出現し
新世界を構成する
ぼくは永遠列車に座り
真っ赤なリンゴを抱え
星巡りの歌を歌い
失われた友を待つ
ぼくが来世に生まれ ...
何かうまくいったとき
いやいやこれはまぐれですよと
謙遜するのは
もったいない
だって
まぐれも実力
まぐれ気まぐれ
縁の下力持ち
裏方の人生送っても
見る人はちゃんと見てる
...
スーパーで
キレイなピンク色した
桜エビを見つけた
美味しそうだなって
手にとって
お会計してから考えた
なににして食べよう
思いついたのはお好み焼き
たしか桜エビが入っていた
...
水から杖を拾い上げると
空気に触れて銃になった
水面に映る双頭の蛇
銃はやがて砂と消えた
路地のむこうが燃えている
火の他に照らすものは無く
誰も居らず
何の音も ...
幼稚園児に
政治的な発言させんのは
右だろうが左だろうが
おかしなもんだと思うのが普通だ
首相礼賛だろうが
核兵器反対だろうが
おんなじだ
なあ、アサシ新聞さんよ
その病棟にいくには
重い扉をあけなければならないのです
細い腕ではあけられない扉のむこうに
あなたがいるのでした
あなたは窓の外をみるのがすきで
夕焼けも青い空も
全部写真におさめてい ...
春愁は翼ひろげて訪れて翼やすめるわたしの指で
春愁は長居の気配カレンダー覗き込んでる三か月後の
春愁を俳句でいじめてやりたくて考えてもみる客の奇特さ
赦したい赦されたいと ...
叶うならば
柔らかな草の褥に抱かれるように
君の胸に手のひらで触れて
火傷しそうな低温の心臓に落ちていく
人はさ迷う遊星
真っ直ぐに核を貫くよう
自由落下の速 ...
わたパチが弾けるみたいに歯が抜けていった夢でも見てるんでしょう
ポエトリィ。それは真夏の横恋慕。彼は凄腕歯科技工技師
感情に色が見えるの。おこるは青。わらうも青。これは心の ...
いつか記憶は彼方まで拡散して
散り散りになっていく
今日も主人の顔を見に出かけると老女は言うが
もう、会いに行ける、その相手はいないのだ
彼女が生きている糧はもういない
もう会えない相手との ...
風の化石 そよ風は立ち消えて
烈風に吹かれる熱砂の蜃気楼
焼けた砂岩 流砂の耀
渇きの水
雨墜ちて 土中の蛇
あるいは龍の蠢き
行き行きて海
海の旅立ち
【風の化石 ...
ショートの次は ダブルと
相場が決まっていて
表の裏は 裏だけど
模様は同じと 限らない
平等院鳳凰堂が描かれたコインは
誰にでも平等に配布されないし
ピカピカの金色だったコインも ...
自称詩人は
愛や平和についての自称詩を
ウンコしながら
スマホで打ち込んでいる
ウンコしながらでも
愛や平和は語れるとは思う
だって
奴等が語る愛や平和は
ウンコみたいなものだから
...
若いうちは
「連絡がないのは良い知らせだ」と言って
ご無沙汰していることが多かったが
年をとるとそうはいかない
久しぶりに連絡が来たら
訃報だったりする
だから、年をとったら
お互いでき ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
クイーン
レタス
自由詩
4
17/3/3 22:32
GOCCO
黙考する『叫...
自由詩
0
17/3/3 22:24
手の花
朧月
自由詩
3
17/3/3 21:47
朝の情景
梓ゆい
自由詩
1
17/3/3 21:44
暮らし
猫の耳
自由詩
3
17/3/3 21:31
夜の車窓
しずる
自由詩
2*
17/3/3 20:22
眠るとき
獏
自由詩
1*
17/3/3 18:41
しあわせのチョコレート
藤鈴呼
自由詩
1*
17/3/3 10:35
三遊亭珍宝
花形新次
自由詩
2
17/3/3 9:01
老け顔
zenyam...
自由詩
1
17/3/3 8:14
わたしの寸法が知りたい?。?
幽霊
自由詩
2
17/3/3 7:21
平成29年3月3日(金)
みじんこ
自由詩
2
17/3/3 3:47
本能
鷲田
自由詩
3
17/3/3 1:13
カナッペの帰り道
もっぷ
自由詩
4
17/3/3 0:59
次代に
花形新次
自由詩
3
17/3/3 0:21
回転軸
楽麦
自由詩
3*
17/3/2 23:58
賢治のオマージュ
レタス
自由詩
13
17/3/2 22:54
まぐれ気まぐれ
しずる
自由詩
2*
17/3/2 22:28
桜エビの憂鬱
〃
自由詩
2*
17/3/2 22:25
夜の辺
木立 悟
自由詩
1
17/3/2 22:18
森友
花形新次
自由詩
2
17/3/2 20:26
病棟の窓辺
朧月
自由詩
2
17/3/2 20:21
「春愁」 五首
もっぷ
短歌
1
17/3/2 18:20
赤星
ジウ
自由詩
2
17/3/2 15:57
重厚な世界を軽薄にうたえ
ピッピ
短歌
6
17/3/2 13:36
雪の様に
倉科 然
自由詩
1
17/3/2 12:59
風の化石 1P/10P
翼がはえた猫
自由詩
0
17/3/2 11:25
苺ショート
藤鈴呼
自由詩
1*
17/3/2 10:10
ウンコしながら
花形新次
自由詩
1
17/3/2 8:25
連絡
zenyam...
自由詩
1
17/3/2 6:56
1469
1470
1471
1472
1473
1474
1475
1476
1477
1478
1479
1480
1481
1482
1483
1484
1485
1486
1487
1488
1489
1490
1491
1492
1493
1494
1495
1496
1497
1498
1499
1500
1501
1502
1503
1504
1505
1506
1507
1508
1509
加筆訂正:
赤と青と白のぐるぐる
/
田中修子
[17/3/2 14:06]
ちょこちょこしとしと
赤と青と白のぐるぐる
/
田中修子
[17/3/2 14:05]
ちょこちょこしとしと
3.84sec.