朝食は
家族そろってご飯に味噌汁
両親は
朝から晩まで一生懸命に働いた
子供たちは
よく遊びよく手伝いをした
テレビは一家に一台
白黒テレビを全員でみた
オヤジは厳しかったが
家族は ...
ひっちゃぶくように
この平凡な喧騒を突き進む
ばれないように 人知れず
重心をちょびっとずつ傾けていく
向かいつつ 逃げていくのだ
白々しく光を浴びせてくる蛍光灯を叩き割る音が後頭部に響く
...
病人とJSの因果関係は
本当のところ
よく分かっていない
病人だからJSになるのか
JSになるから病人と診断されるのか
恐らくどちらもあるのだろう
少なくとも病人≒JSは成り立つと言える
...
猛反発枕という単語に少し吹いてしまった冬の昼
考えてみれば私も夜寝る時には
猛反発枕になっている
ネット上にうざいだのかまってくんなだの
書くほどうら若き{ルビ乙男=オトメン}ではない ...
失くして
泣いてない
ミトンの片っ方
あの日 も
失くして泣いてはいない
もとっから持っていないものをどうやって失くすの
最初っから
捨てていてくれたなら
わたしのことを捨てていてくれ ...
意地悪で嫌味ばかりの叔母さんは目じりがあがり皺がない
温厚でスローモーション気取ってる私は何故かたれ目皺がある
顔の皺あってもなくても幸せならそれでいいかな文句は言わない
気になって ...
テレビドラマを見て
心が重くなったり軽くなったり
毎回ドラマで左右されるなんて
身近な恋は一本調子で
私もあなたも表情は
どこか仮面ぽい
ドラマよりもっと最悪?
笑ったり泣い ...
ぼくは彼女のすべてを受け入れることにした
恋に落ちるとはそういうことだ
ぼくを揺らす真っ直ぐな気持ちをぶつけてきた彼女は
性同一障害のために性転換手術を選んだひと
世間ではゲイとかニューハ ...
*
虹の上
iPadの上に出来た虹の上
あなたは進化する/できない
*
warning :
you were not there
in the next world war I saw
...
小さな風が
若い稲穂たちの間を
駆け巡った
あの日
色をさらわれた景色が
彩り囁いた
モルゲンロートより
夕闇より美しく
さざ波立つ
...
ありきたりな建物の影から
熱がすっかり移動して
遠くの景色が少しずつ
確かな輪郭を持ち始めた頃
黒く細長い支柱が切り取った背景は
穏やかに収縮していた
後から来るものは皆
他愛のない ...
今日も りゅうが 脱走した
「理由」なんて聞く奴がいるから 逃げだしてしまうのだ
話の尾ひれなんて無視して
ゆらぎは水の色
ゆがむからだのまるみに いかす光彩くねらせて
す ...
初冬の空に向かい
紙飛行機を飛ばした
天を目指し
太陽に届きそうな
まさにその瞬間のこと
紙の機体は宙に溶けて消えた
直後 空気はぴりぴりと
痛い ...
なめらかなあなたの肩はバニラ味
すんとした風来坊になりたいな
音しない地球の自転速すぎて
秋のきみ産地直送されてきた
無理を言う机の角を15度に ...
JSになるぐらいなら
AV女優になった方がまし
だって、後ろ指のさされ具合に
違いはないし
むしろAV女優の方が
儲かるし有名になれるもん
えっ、堕落?
何言ってんの?
JSの何処が堕 ...
誰かに何かを伝えたくても
それが出来ない事があるよね
伝えなくてもその結果が分かっているのか
それともまだ言うべきではないのか
自分にとって何を
伝えたいのかわからなくなったり
相手の事が ...
かわいいっ!
こんなに可愛い物など
他にあるかしら
豆柴の肛門っ!
プードルの肛門とか
テリアの肛門は
なんだかイマイチなのよねぇ
っていうか
存在そのものが人形チックで
肛 ...
耳元で南米みたいな光のなかささやいてみた
ぼくはあなたのヒーローか?
煙草をふかしながらオルガン
ぼくはあなたのヒーローか?
札束でお腹をなでながらキスから始めてみた
...
ビル街の鋭利な光透き通る床を叩いて近づく殺意
折り畳み傘をもちあげ吊るしてる私に人に触れないように
ふと触れたヤスリのような掌を思い味わう白菜キムチ
釣り針に向か ...
川べりの道をどこへ行くともなく歩いていた
色々な曇り空に見える不思議な形
しかし 今は不安が入り交じるけれど
私は ただ 自由だった
感情によって旗揚げされた 産業は
エ ...
ただいまと
大声で言う
夜のトンネル
潜り抜け
家族に溶け込む
「お宅の御主人、JS(自称詩人)
なんですってね」
何処で聞き付けたのか
隣の富栗さんの奥さんが家に来て言った
「な、何を仰っているのかしら?」
私は可能な限り平静を装って答えたが
心の動 ...
こう寒うては命もなんだか寂しいようだよ
命ってね、炎のようだけど本当は違うんだ
光ってるけど温度はないんだ、見れば
哀しくて君は首を吊りたくなるよ
今日なんかはね、まだあったかいだろ
そ ...
別に気取らずにいた
伝説のジョーカーですら
選挙戦で破られたばかりです
もはやキングの手札も
全てプレジデントになっているでしょう
なにせ米国は
むかし英国にいた
キングから独立した
...
ぼくは雨になれるのかな
晴れになれるのかな
曇りになれるのかな
花を咲かすことができるのかな
実を結ぶことができるのかな
部屋の隅に蹲り
未来予想図をなぞってみた
時計の秒針がコ ...
理由もわからないまま
わたしたちは青くなって
それからゆっくり時間をかけて
夕焼けの色に染まっていった
名前はひとつも知らない
けれど鮮やかな 冬の木立
...
瞼のなかの海で
灯りをつらね 夜船がとおくなる
汐風がしろい帆を滑らかに膨らませ
幼子のような波音をしまいこんで微笑う
わたしたちは魂の此方側に立っている
...
あなた、急には心の準備が整いませぬ
今さら心の準備は要らぬはず
長いこと忘れていましたので
心の準備をさせてくださいませ
いつまでじゃ、あまり待てぬぞ
心の準備が整いしだ ...
陽の光がまぶしい
日曜の朝 何やら忙しい
十分眠ったはずなのに疲れている
コーヒーをすすり くつろいではいるが
なにやら物足りない気分である
穏やかな朝ではあるが
なんとなく心が騒いでいる ...
また
若い女性が
殺された!
元交際相手に
ふられたからといって
リベンジポルノとか
ストーカーとか
情けない!
女々しすぎる!
男の美学は「潔さ」だ
やけ酒飲んであきらめ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
子どもの頃の家族
zenyam...
自由詩
1
16/11/28 14:38
道化中毒
志田陸
自由詩
1
16/11/28 13:10
普通
花形新次
自由詩
1+
16/11/28 12:44
反発と課題
りゅうさん
自由詩
2
16/11/28 12:43
ミトン
もっぷ
自由詩
3
16/11/28 8:29
皺
minomi
短歌
2
16/11/28 5:58
私はドラマ
〃
自由詩
2
16/11/28 5:40
恋について
HAL
自由詩
3*
16/11/28 5:16
虹の意図
由比良 倖
自由詩
2
16/11/28 5:01
青田風
島
自由詩
3
16/11/28 3:51
知らない土地に差す陽の隙間で
noman
自由詩
4
16/11/28 1:02
ゆくえしらず
るるりら
自由詩
15*
16/11/28 0:10
冬に溶けた紙飛行機
葉月 祐
自由詩
6*
16/11/27 23:06
目をつぶり自転車
ふるる
川柳
9*
16/11/27 22:45
逆口アンリ「堕落論」
花形新次
自由詩
0+*
16/11/27 22:21
簡単な言葉
リィ
自由詩
1*
16/11/27 22:13
豆柴の肛門
まいこプラズ...
自由詩
2*
16/11/27 20:59
逃避行
吉岡ペペロ
自由詩
1
16/11/27 19:57
時計の針に塗った毒薬
深水遊脚
短歌
1*
16/11/27 19:57
十一月の終わりに
番田
自由詩
1
16/11/27 18:19
五行歌
夏川ゆう
自由詩
2
16/11/27 18:05
富栗夫人殺人事件
花形新次
自由詩
1+*
16/11/27 17:25
猫
由比良 倖
自由詩
3
16/11/27 16:39
聖地に捧げた詩
りゅうのあく...
自由詩
2*
16/11/27 15:02
明日
レタス
自由詩
9
16/11/27 15:00
長い道
草野春心
自由詩
2
16/11/27 11:23
汐風
〃
自由詩
1
16/11/27 11:18
季節はずれの性
zenyam...
自由詩
2*
16/11/27 9:52
雑感
星丘涙
自由詩
1*
16/11/27 9:38
男の美学
zenyam...
自由詩
0
16/11/27 9:21
1481
1482
1483
1484
1485
1486
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1489
1490
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1492
1493
1494
1495
1496
1497
1498
1499
1500
1501
1502
1503
1504
1505
1506
1507
1508
1509
1510
1511
1512
1513
1514
1515
1516
1517
1518
1519
1520
1521
加筆訂正:
聖地に捧げた詩
/
りゅうのあくび
[16/11/27 19:09]
一部訂正、北朝鮮の核配備について加筆。
泣いたり笑ったり
/
水宮うみ
[16/11/27 18:03]
修正しました
聖地に捧げた詩
/
りゅうのあくび
[16/11/27 17:56]
ですます調にしました。
4.24sec.