むずむず
胸が
むずむず
傷ついているのか
もやもやしているのか
イライラしているのか
むずむず
胸が
むずむず
ただまあはっきりしていること ...
何が起きても
見てみぬふりをする土地に
しっぺ返しが 訪れる気がする
何も無く
誰も知らない器の内に
ひとつの鈴が 降りる気がする
手のひらの傷に
...
中途半端に宙に浮く機械が
何度も何度も夢に出てくる
膝の高さくらいにしか
到くことのない不安定な円柱
追手から逃れ
火事から離れ
大学構内を飛び回り
だがある ...
零した涙
ほころんだ笑みが
私をつくった
超えた
山や谷
全ての試練が
私をつくった
受けた愛
憐れみ
恵みが
私をつくった
今
私はどんな
形をしている?
...
「明日はとっておきのを作るから、ちゃんと全部食べてね」
やってきました ついにきました
俺とお前にとって初めての2.14
甘くほろ苦いチョコをこの俺に
...
もう義理チョコさえも
なくなって久しい
今年は
ワイフチョコもない
忘れていたらしい
ないとなると
むしょうに
チョコを食いたくなる
振り返ってみると
両手に抱えるぐらい
チョコを ...
何億年かの時を経て
進化 風化 浸食した
生命と
大地達
吹き荒れる風に
荒れ狂う波に
曲げられ
削られ
順応してきた
アダムとイブの
反逆以来
積み重ねられた
...
つらいの?
私はワタシに聞いてみた
つらい
ワタシは答えた
そっか、ふて寝した?
私は続けた
あまり眠れない
ワタシが言った
眠ったときは、いないよね?
私は問うた
...
ハロウィンに圧され気味なのを
危惧したお菓子業界は
好きな人がいる方角を向いて
チョコバナナを
舐めたり咥えたりすれば恋が叶うといった
恵方巻の要素を取り入れることで
巻き返しを狙っている ...
ガチョウは
野生の雁が飼い慣らされた
いわば、イノシシに対する
ブタみたいなもんらしいが
「この白ガチョウが!」とか
「この雌ガチョウが!」とか言っても
みんなピンとこないガチョウ、もとい ...
明けないはずの
夜が明けて
僕はまたしても
僕の一人を
夜の向こうへ
置き去りにしてきた
明けなかった夜は
もはや異次元
永久に交じわらない
平行線の世界
明けない ...
幸せの街、幸せの国
グロスナショナルハッピネス
GNHが世界一
何が幸せの基準なのか
GDPは156番目
民主主義には程遠い
民族衣装の着用義務
何をするにも許可がいる
それでもみんな ...
打ち上げられた六百頭のクジラにナイフを刺した
どうしようもなく大きなかたまり
どうしようもなく身を投げた人の命が溶け込んでいるから
潮の匂いは生の匂いがする
冷えた肉体をプランクトンが分解 ...
「何のために」
という問いが
常に追いかけてくる
「明日から」「明後日から」と先延ばし今すぐやろうとしない長男
真夜中に激しい雨で目が覚める梅雨はまだまだ衰え知らず
雨上がり静寂だけがそこにある賑やかな夏引き寄せている
花の雨降らせ ...
酷薄
美麗
教科書
赤茶けたカーテンを捲って覗く
窓のむこうの電柱
電球の切れかかった外灯が
ぱちぱちと青白く点滅しているのを
ひとり、ぼんやりと眺めている
机のうえの白いコーヒーカップの底には
固まったまま ...
ぼくはあのときに逝く
過去のあのときに
あなたが轢かれるそこに
ぼくはあなたを護りに逝く
あなたがいなくなる世界と
いまもあなたがいる世界は
あの日生じたパラレ ...
海のない丘に暮らす森人
草花や木の葉に語りかければそれだけで幸せだった。
海はときに荒れ狂い
山は木霊が嘘をつく
誰かの言動に傷つき失望する。
もう誰も信用はできない。
親 ...
上から降りてくる
愛も
喜びも
平安も
躰ごと受け止めて
満ち足りている
迷いも
憂いもない
穏やかに
ただ穏やかに
微笑み寛ぐ
朽ちてゆく肉体に
宿る御霊に感 ...
ある日の地球にわたしは生まれ
ある日の神様は言う「ぷふい!」
ある日の朝はあざやかに咲き
ある日の夜はよろよろよろめく
ある日の空にわたしは笑い
ある日の風に不器用に泣く
ある日の本は知識 ...
凍てついた川面を蹴って舞い上がる
氷点下の風
丈高い建造物の隙間を吹き抜け
厳しく雪を吹き下ろしていた雲が
ため息ついて
気まぐれのように座を譲る
冬だけが見せる裸身の蒼穹 ...
薄氷の上を
危うくも繊細な
ステップ踏み
僕は進む
いつ崩壊しても
後悔だけはしないように
慎重に大胆に僕は進む
世界は獰猛な場所
人と人が争い喰い合い
天返に隠れ胡坐かく支配者 ...
いま
手のひらがたのボトルの手首あたりまで
黄昏がせまっている
背中に受ける波を愛しながら決める
もう捨てよう
ここも あそこも あの本も
本物の海を見たり聞いたりしたこともあった ...
すぐれないと思えば見上げれば満ちる月
お前か満月 お前なんか大嫌いだ
私の中に遮月光というベールがないから
たかが黄色い光に過剰に反応する
ハナクソを飛ばしても八つ当たりにもならねぇ
距 ...
雪ぐもが 北風にながされ
ほこらの立木が 愁いの波を打つ
その時
過ぎ去りし 壮んな齢の
および腰のかげが
...
今日は
こんな冬日なら
一年中あってもいいや
と思うほどの
ぽかぽか陽気だ
青空の下
布団をいっぱい干して
ホットコーヒーを飲みながら
幸せ気分を満喫している
同窓会で二十歳過ぎに別れた
元彼女に会った
「私たちなんで別れたんだっけ?┉┉」
と尋ねられた時には
当時の思いが
鮮やかによみがえった!
青春の思いは
いつまでも消えない
切りとった空は
ここでずっと青のまま
君が繋いでくれたから
痛みも愛も悲しみも ここで混ざる
涙で踊るこの景色さえ心地いい
ねえ
そこでは何が聴こえていますか
何 ...
人のいない真昼
都市は連帯に悶えていて
都市の配管の末に一滴の誓いが芽生える
真昼の誓いは沙漠へと向かい
死の永続性を砂に誓う
涸れ果てた湖を
野獣の群れが飛び交っていく
無限に ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
むずむず
吉岡ペペロ
自由詩
1
17/2/14 22:21
ノート(齋)
木立 悟
自由詩
3
17/2/14 22:00
ノート(機械)
〃
自由詩
0
17/2/14 21:58
私というかたち
星丘涙
自由詩
4*
17/2/14 21:47
Cutie Dull
少年(しょー...
自由詩
1
17/2/14 21:43
バレンタインデーの独り言
zenyam...
自由詩
1*
17/2/14 21:34
原罪
星丘涙
自由詩
2*
17/2/14 21:17
どうしたの
末松 努
自由詩
4
17/2/14 21:07
性バレンタインデー
花形新次
自由詩
1
17/2/14 20:24
家禽
〃
自由詩
1
17/2/14 20:08
夜の背後
シホ.N
自由詩
12
17/2/14 17:15
標高2600メートルのティエンブー
……とある蛙
自由詩
2*
17/2/14 16:04
浅瀬のクジラ
青の群れ
自由詩
7
17/2/14 15:58
問い
zenyam...
自由詩
0
17/2/14 14:59
自然体
夏川ゆう
短歌
1
17/2/14 5:24
平成29年2月14日(火)
みじんこ
自由詩
0
17/2/14 2:43
ボトルシップ(short ver.)
本田憲嵩
自由詩
1
17/2/14 2:01
あのときに逝く
吉岡ペペロ
自由詩
3
17/2/14 1:04
無題「森」
ツノル
自由詩
1*
17/2/13 23:32
天から来る
星丘涙
自由詩
2*
17/2/13 21:51
aruhino
やまうちあつ...
自由詩
1
17/2/13 21:16
二月の空に
Lucy
自由詩
15*
17/2/13 21:02
珠玉の道具
ひだかたけし
自由詩
7
17/2/13 20:06
黄昏
はるな
自由詩
1
17/2/13 19:29
お前
朝焼彩茜色
自由詩
5
17/2/13 15:17
卒寿のかげ(二)
信天翁
自由詩
0
17/2/13 14:34
ぽかぽか陽気
zenyam...
自由詩
2*
17/2/13 10:59
青春の思い
〃
自由詩
0
17/2/13 10:26
夏よ、鮮明に
十一月の失敗...
自由詩
1
17/2/13 8:04
誓い
葉leaf
自由詩
8
17/2/13 5:15
1481
1482
1483
1484
1485
1486
1487
1488
1489
1490
1491
1492
1493
1494
1495
1496
1497
1498
1499
1500
1501
1502
1503
1504
1505
1506
1507
1508
1509
1510
1511
1512
1513
1514
1515
1516
1517
1518
1519
1520
1521
加筆訂正:
二月の空に
/
Lucy
[17/2/13 21:23]
タイトル修正しました
3.57sec.