すとんと落ちた
千回目の墜落
あれ?でも何だか変だ
苦し紛れにした別れ際の旋回が
いつのまにか腕枕に変わり
僕の腕は君の頭に顔に
自然に溶け込んでいく

寂しかったんだね我慢していたん ...
雲から雫が滴ってくるのではないかとさえ
思われるほどの重苦しい湿気の篭った空気が
伸し掛かってくる日中を息を潜めて過ごす
今日が終わるのを日がな一日思い詰めて
視線の焦点を求めてはみるものの容 ...
まだまだだね おいらの人格 色々だろう 人それぞれだよ

スーパーグループも歌ってるよ たった一つの花なんだよ

完全無欠の大先生よ あんまりだろう みんな人の子 神じゃない わかってくれ ...
優しい人に
もう優しくしてもらえないけど
もらった傘がすごく赤いから
ぼくはまだ歩いている

たとえばこの先に暗くて辛い事があるとして
ぼくはもう優しくしてもらったから
嘘をつかないこと ...
ごめんなさいを言うように
雨粒がボンネットの上にたどりつく
別に謝る必要はないよ
アーティスト名を手繰りながら
探す曲がみつからない
もしかしたら
入れ忘れたのかもしれない

カフ ...
「愛情不足だったから 
棘だらけになった」


――サボテンが?


自分の間合いで生きればいいさ
手前勝手になれなれしくするやつは
痛い目に合わせてやればいい
傷ついたなんて言う ...
スーパーカップを平らげて
もう一個食べられそうな
 そんな午後

二歳児がゆくどこまでも
 小石を拾いながら

もう何に怒っていたかも忘れて
落ち着くための珈琲も忘れて
時にバンボを ...
いい天気だ
扇風機の羽根が
ゆっくりとカタカタとまわりはじめる
私は顔を近づけると
向こう側の景色は伸びたり縮んだり
跳ねたり飛んだりいきいきとしている

私はわわわわわと扇風機に話しか ...
わたしが私であるために

もう過ぎた時に置いてきた

何かがむせび泣いている

きっとそれは いつかの私

もう忘れてしまった

無邪気な笑顔

どれだけ涙をこぼしても
...
風にのって走る
超人ハルクのようにニーチェの箴言を唱えながら走る

葡萄棚の下で交わした接吻をいつまでもわすれないように
市場で買い集めた食材で君との思い出の料理をつくる

部屋にはホッド ...
好きと嫌いの狭間で

嫉妬の影が揺れている

分裂する心に悩まされ

居場所を失う

愛と憎しみの共存は

私を苦しめる

統合不可能な自我を

愛で占領する
蝉の死骸を土が埋め
月が照らすは踏んだ人
煙草の脂が前歯に溜まる
箸の持つ手に指輪かな

夢が咲く それに耐えられず
枯れるのを待つ
一日の中に春夏秋冬
暑さ寒さに耐えられず

夜 ...
死ぬために生まれ
苦しむために生きて
この生に呪詛を呻きながらも
私はこの生が気に入っている

私は遠くを覗き
私は近くを眺める
月やら星やら
海やら山やらを

そうやって万物の中 ...
ちょうだい
ゆずって



くれ
よこせ

??

はなせ
はなせ
はなせはなせはなせはなせはなせはなせはなせはなせはなせはなせはなせはなせはなせ ...
ねえ 誰にもいわずに
ここを出ていこうよ
Fast carを聴きながら
物憂げに首をかたむけて
なにも持ち出さずに
風に髪をなびかせて
煙草をたまにくわえたりもして
あなたからは ...
シーソーに独りで座る日が続く(この公園もマンションになる) 僕たちを繋ぐ&が解けても願い続ける君の幸せ 嘘をつくたびに身長高くなる酸素薄くて息が苦しい フィボナッチ数という概念以前に
自然は数理をすべて把握していた

僕の心の中で君との関係性の黄金比は
生物学的に柔らかく深くとても妖しく
揺れ続けているがそれでも

日常の僕はいつも不安 ...
どう考えても
無職自称詩人と
年間200万ぐらい
所得税を払っている俺が
同じ一票なのが許せない
百歩譲って
一票くれてやるとして
それが当然の権利みたいな
顔しやがったら
ただじゃ ...
ぼくたちは どこで分かれ道に…
雑踏の人波をかき分けて 前へ
日常に埋もれて あがいていた間に
湾曲した道を曲がるときの
あの ときめきも忘れて


手をつないで 昔見た風景を
気 ...
岩の様に動かず 力を吸収しなさい そして風を捕まえろ

一言も語らず 自分の時を待ちなさい そして知恵を語るがいい

まるで夜中の様に静かに 安らげばいい まどろめばいい

  
豹の様 ...
野と街の境に空が落ち
生きものはおらず
水は澄んで
底には岩と樹がゆらめいていた


細長い午後の天蓋を
幾度も廻る光の帯
窓をすぎる曇
疑念の花


上には何 ...
なんでいえなかったんだろう
素直に 始めから素直に



いつだってそうさ
思い浮かべるまでも泣く



どこでだってそうさ
思い浮かべるまでも泣く



強がりにも ...
深淵を覗くような気分の時に
電気ブランを飲んじゃいけないと
よく爺さんが言ってたっけ
modernを鼻にかけたような
きんきんに冷えた電気ブランをグラスに注いで
僕はその戒めを破るのだ
...
もうすぐ、飛び立てる

そのとき、捕まってしまう

体温が
髪の毛の隙間に宿していた
検討中の断片は段落を作らないまま
刈り取られて
シュプレヒコールの羽毛になる

古本のようなデ ...
締め切った部屋の煙が目を燻すスナック菓子で安酒に酔う


砕かれた瑠璃の欠片をもつ未練星座にかかる雲に溶かした


夏風邪は氷枕を溶かしきり明日の不安は熱いまま凝る


瑠璃 ...
狂犬病にかかった犬を保健所に連れて行って

殺処分にするのと同じような具合に

人間をも屠ってきたのが

ここ20年来のこの国の行政です

ブラジルでは30分に一人凶悪犯罪で死者が出て ...
孤独な籠を愛している
傷つきたくはない
臆病者の世界は狭い
程よい距離で愛し合って
能面の様な顔はひた隠し
いい顔だけ見せていたい
シャイなのかもしれないが
プライドが高いだけ
寂しが ...
夏の夜        星をかぞえる君の姿を
そばで見ていた

かぞえきることなど  できないと
わかっているのに   かぞえていた 

時どき流れ星が    地平線のかなたへ
おちていく ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
見据えるひだかたけし自由詩416/6/29 22:38
トゥデイ坂本瞳子自由詩1*16/6/29 21:40
おいらは未完成星丘涙自由詩0*16/6/29 21:09
てくてくてくカマキリ自由詩216/6/29 20:54
かもしれないSeia自由詩316/6/29 20:00
自己受容と自己正当化は違うのさただのみきや自由詩9+*16/6/29 19:51
まあまあかーちゃん朝焼彩茜色自由詩816/6/29 16:21
はざま灰泥軽茶自由詩216/6/29 15:32
さようならひびき あき...自由詩3*16/6/29 14:14
全力チャリダー梅昆布茶自由詩216/6/29 13:18
アンビバレント星丘涙自由詩016/6/29 11:27
賑わいと過ごすxx陽向自由詩016/6/29 11:22
人の世一 二自由詩116/6/29 5:23
点線のある私幽霊自由詩116/6/29 2:44
遠くまでDFW 自由詩3*16/6/29 1:52
シーソーに独りで座る日が続く(この公園もマンションになる)北大路京介短歌316/6/28 22:37
僕たちを繋ぐ&が解けても願い続ける君の幸せ短歌116/6/28 22:37
嘘をつくたびに身長高くなる酸素薄くて息が苦しい短歌216/6/28 22:37
フィボナッチの夢梅昆布茶自由詩10*16/6/28 22:24
一票の格差花形新次自由詩2+*16/6/28 22:02
ゆるい曲がり角藤原絵理子自由詩116/6/28 21:51
静・動・冷・熱星丘涙自由詩1*16/6/28 20:32
うつわ みどり木立 悟自由詩416/6/28 20:31
素直廻る闘技 komase...自由詩2*16/6/28 20:29
電気ブラン梥本 サハラ自由詩216/6/28 20:07
阿呆鳥(ゴル投稿)高橋良幸自由詩216/6/28 19:41
融点深水遊脚短歌1*16/6/28 18:37
りゅうさん自由詩116/6/28 18:33
孤独な籠と破滅の方程式星丘涙自由詩1*16/6/28 17:01
星をかぞえ尽くすまでst自由詩2*16/6/28 16:17

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加筆訂正:
嗜好は変化しない/ホロウ・シカエルボク[16/6/29 0:29]
太鼓→太古
4.7sec.