雨が降っている
傘にも人にもビルにも
テレビを全く見ないので
梅雨が明けたかどうかはわからない
そんな私にも雨が降る
皆同じように濡れていく
道端の小さな花が美しい心に灯る希望の光
枯葉踏み聞こえる音を楽しんだ水分もなくガサガサ鳴った
枝を持ち砂浜に書くLOVEの文字永遠の波が来ても消えない
気になって月の裏側見てみたい透 ...
路面に無数の石は埋もれ
ひとりひとりの石の顔は
瞳を閉じて、哀しみ唄う
この街には色がない
(透きとおったビルの群)
この街には声がない
(透きとおった足音の群)
いつからか
...
ラタトゥイユって
どんな食べ物なのか
想像がつかなかった
ラタトゥイユって
料理の名前だなんて
思っていなかった
タタラトウユって
なんなのさ
なんだそれ
タランチュラっ ...
うたうときいつも
だれかの上にいる 君は
いろんなものの由来にくわしい
グレープフルーツやざくろ
牡牛座やチョコチップクッキー
元素記号とか七夕とかサッカーチームとか
でもそれらが ...
分かち合えなかった悲しみは
減ることも増えることもない
ただ重さだけが重くなっていく
肩にめり込むような
払いのけることの出来ない
悲しみは
どこへ捨てにいけばいいのだろう
朝食の支度を
大急ぎで終えた
顔もまだ
洗ってなかった
台所で
そのまま食べてもよかったんだけど
ただのエネルギー
身体に充電
してるわけじゃないから
ごちそうさまの
その後
...
砂漠のど真ん中 ラクダで進む
蜃気楼ユラリリ 西に向かって
砂塵で視界ゼロ サソリが笑う
へそ曲がりのローレンス 井戸水は何処だい
ありがちなナチュラルムーン オアシスを照らして
の ...
幼い頃に頭を撫でてくれた手のひらたちは
引っ繰り返され
彼女を叩たり、指さした
(公園で、一人、少女が濡れている)
常識の文字を見つけると丁寧に赤丸で囲みながら
恐る恐る ...
縦書きのひらがなみたい雨粒にやられたいときには糸でんわ
たゆまなくしたたりおちるかわいいの向こうは敵なし、のぅぷろぐれむ
あのスパイシースルーして泳がせるカムヒヤかむひやかむひ ...
昭和15年生まれで
終戦の年に82歳だった
トリコシシュンジロウは
マンデー毎日の編集長時代(明治22年頃)に
ウノケースケ首相の
女性スキャンダルをすっぱ抜き
辞職に追い込んだことがある ...
昨日食べた{ルビカレー=いるか}が重かった。{ルビ辛=い}すぎなのはいいとして、{ルビボリューム=じらい}ありすぎて吐くかと思った。なんとか全部食べれて良かった。
外食をしているとき、時々吐くか ...
いつまでも閉じないとびらのその奥で いったい だけど 「奥」って どっち
猫の髭一本ぶんのでまかせと ぱっくりあいた私の八月
とりとめのないうたをして 裏表どこからみても良いようにして ...
クレーンの星空にのぼる窓にちりばめられた
いくつかの人影に、僕はいつも奥へ奥へと手を引かれていく
人々の隙間に傷を負った無数のショルダーバッグが
日々を通り抜けて、朝日に焼かれ
サウンドマシン ...
床に触れ
壁に触れ
窓に触れて
ここが夢だとわかる
頬にふれ
肩にかみつき
脚の間に絡まって
夢のここをたしかめる
蓋のない身
同じ回路
風船
祝福と呪いの真ん中
皆、 ...
よく晴れた人ごみの空の下で
不確かだった 繁華街の中で
震えていた 対人恐怖症のような思いで いつも
人の視線の中を私は歩いていた
昔から いつも 出歩くのは不安だった
微笑みが 本 ...
おそらくそこは岩がちでやや閉鎖的な地形をしていて
そこに人物が配置されている
周囲には緑豊かな扇状の低地がひろがりその先には森が形成されていて、遠くに暗青色の山が連なり、冷たい尾根には白い ...
私は小さくなりたい
小さくなったら今よりたくさん
生きる事を楽しめそう
全てのものが大きく見えるのは
なんだか得をした気分になれる
風に吹かれてどこか遠くへ飛ばされたい
きっと気持ちいいの ...
160724
カタンカタンカタンカタンカタン、快いリズムの風に乗り
お母さんは西瓜を半月形に切ってから4等分する
電車もご機嫌 ...
両手を水平に広げて
左の足を後方へ
右足と九〇度になるように上げて
そのままの姿勢を保ち
スケーターになった気分で
バランスを保つ
ただそれだけのことなのに
この身体は揺らぐ
自ら ...
にしむくさむらい様にはいつもおせワになっておりマイムマイムを
爪みたいな思案顔みたいな瓜の字のまんなかはムと覚える
オクラホマミキサーの手をつないだら離さないって言ってなかった?
割 ...
朝目が覚めて
いつもないてる
パンをかじって
いつもないてる
なきながら
運転している
なきながら
朝礼している
音楽聴いて
いつもないてる
シャガールを見て
いつもないてる
...
ベランダを覆いつくすケヤキの枝に
キジバトの巣がある
朝六時
キジバトの鳴き声で眼が醒める
ジュウイチジニキテクダサイ
ジュウイチジニキテクダサイ
十一時に?
どこへ?
夢 ...
浅い息の淵をたぐって、人混みのほどけた場所へ、同じハッピに同じサンダル、出場の順番を待って、盆踊りの夜は凍える。アルコールの傾斜を滑り、秩序や光が失われる場所へ、根源的な連帯が訪れる瞬間へと、 ...
猫背になって
かなしんでいる間にも
朝顔はぽっかり藍色に咲いていた
ああ
にんげんやめちゃいたいよ
胸に
おそろしいほどすきとおった何かが
じぐざぐ刺さって
なみだがぼろぼろ落ちるけど ...
完璧を求めてキャンバスを黒く塗りつぶす
深い闇に飲み込まれ息もできない
虚ろな瞳を宙に漂わせ怠惰に時をやり過ごし
凍り付いた世界に言葉を探してみても
インスピレーションは機能しない
...
真夏
真夏がきた とうとうきてしまった
極暑の夏は きらいだ
梅雨ぞらのほうが まだましだ
動物園の白くまが あえいでいる
ペンギ ...
とあるキャバクラの前で
自信満々の呼び込みが
声を張り上げてピーアールしている
客たちは
一度は
振り返るけれど
すぐに
興味を無くしてしまう
(ああ、あの店か)
...
崩落した道を見下ろす
堤防に身体を預けて
夏からの束の間の避難訓練
午後の約束は先延ばしになって
それ以外の予定もなくって
戻ることも出来たけれど
久しぶりにコーラが飲 ...
ぼくの想い
大切に 大切に
水をあげて
ようやく花が咲いたんだよ
でも
きみにはもう
見てもらえないんだね
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
夏始め
藤山 誠
自由詩
1
16/7/26 11:07
LOVE
夏川ゆう
短歌
2
16/7/26 5:28
透明の街
服部 剛
自由詩
2
16/7/26 1:55
ラタトゥイユ
坂本瞳子
自由詩
0
16/7/26 1:12
歌っている
はるな
自由詩
4
16/7/26 0:19
夏が来る前に
文字綴り屋 ...
自由詩
1
16/7/25 19:58
オランジェット
Seia
自由詩
1
16/7/25 18:11
冷たい水を一杯下さい
星丘涙
自由詩
2*
16/7/25 17:27
ブロンズ少女
為平 澪
自由詩
5
16/7/25 17:15
西瓜
阿ト理恵
短歌
2*
16/7/25 12:27
トリコシシュンジロウ
花形新次
自由詩
1
16/7/25 8:28
昨日食べたいるか
kaz.
自由詩
1*
16/7/25 7:37
とびら
はるな
短歌
2
16/7/25 2:04
夏を塗れ
天才詩人
自由詩
2
16/7/25 1:27
風船
はるな
自由詩
1
16/7/25 0:46
池袋の中の喧騒
番田
自由詩
1
16/7/25 0:11
ランドスケープ
DFW
自由詩
4*
16/7/24 23:32
小さな夢
リィ
自由詩
0*
16/7/24 19:46
西瓜
あおば
自由詩
4*
16/7/24 18:32
不平と不満
坂本瞳子
自由詩
0
16/7/24 17:01
西瓜/即興ゴルコンダ(仮)投稿
こうだたけみ
短歌
3*
16/7/24 14:18
ないてる
やまうちあつ...
自由詩
2*
16/7/24 13:25
七月の忘れ物
たま
自由詩
16*
16/7/24 13:08
表裏
葉leaf
自由詩
3
16/7/24 10:35
にんげんの色
田中修子
自由詩
4*
16/7/24 10:19
スランプ
星丘涙
自由詩
0*
16/7/24 9:59
夏のさかりに
st
自由詩
0*
16/7/24 7:31
それでも店には違いない(誰にでも書ける詩)
ホロウ・シカ...
自由詩
0
16/7/24 1:25
あの日の夏の蒸発
〃
自由詩
2*
16/7/24 1:13
花が咲いたよ
Honest...
自由詩
0
16/7/24 0:57
1465
1466
1467
1468
1469
1470
1471
1472
1473
1474
1475
1476
1477
1478
1479
1480
1481
1482
1483
1484
1485
1486
1487
1488
1489
1490
1491
1492
1493
1494
1495
1496
1497
1498
1499
1500
1501
1502
1503
1504
1505
加筆訂正:
夏を塗れ
/
天才詩人
[16/7/25 1:29]
フォーマット調整 (字句変更なし)
4.24sec.