人の少ない朝のオフィスでは
電子機器たちが夜を黙想している
バインダーは窓ガラスに這い
闇を光へと代謝している
夜と朝の両方と手を携えて
迫ってくる名もない者たちのために
僕は一本 ...
「血がね、赤ではなくて透明だったら
怖くないのにね
神様は意地悪」
「まぁ、意地悪じゃないよ
赤いのは鉄分なんだよ」
「涙もね、透明ではなくて赤くなったら
とてもひどい事を ...
粉を追えば裏切られ
塵を追えば打ち捨てられる
わたしが蝶に着くはずもなく
蝶がわたしに添うはずもない
わたしには有り
わたしには無い
表も裏も
透り たなびく
...
僕は今「無職」ではありません
「家事手伝い」です
奥様の言うことなら
なんでもやっております
ゴミ出し
掃除
洗濯物干しや取り入れ
風呂洗い
石油ストーブ給油
買い物
戸締まり
...
かけるくんは
呼ばれてもいつも返事をしない
返事だけではなく
一言も喋らない
いつの頃からだろう
皆がどんどん言葉を覚えて
いろいろ喋るようになって
かけるくんの言葉がないことに
...
TrackRを、愛猫の首輪に装着してみたい。
スマホのアプリで追跡可能。
猫の集会がどこでやっているのかもこれでバッチリ把握。
ぼーっとそんなことを思って、疲れているのかも。
...
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%81%AE%E9%83%A8%E5%B1%8B
『メアリー ...
量子の意味不明さに圧倒される
特に量子テレポーテーションが意味不明さを超えてる
観測されると挙動が変わるなんて意味不明の極致だ(2重スリット実験)
感覚で理解する物理法則とは全然違う動き ...
低空めけめけ飛行
上空はドンテンナリ
目下
繊細とは
人間の醜悪を
直視できない人である
と書かれた紙を背中に貼って
歩いているのは
ダンサーでもなく
占い師でもなく
小説家で ...
個人用核爆弾を
一人一基保有する時代が
いよいよ今年から
始まろうとしている
早速先週
同級生に苛められていた
中学二年生の少年が
報復のために
お年玉で勝った小型核爆弾を
苛めてい ...
なにも書かれていない
紙の上から立ちのぼる
青白い砂漠
その雪原のただなかで
花にも瞼があることを教えてくれた人が
透明なグランドピアノを弾いてくれる
その滑らかな指のうごきで
雪のよう ...
こちらに登録されてる方々の名前を見ていると、
どういう意味があるのかなぁ、と、気になります。
「教えてあげてもいいよ」という方、どうぞ、よろしくお願いします。
ひととして生まれて
ほんとうによかった
この
、忌ま忌ましい 傷みは
決して手放さないと決めた
「 石の上にも3年 」
が退屈なら
「 石の上にも3か月 」でいい。
「 石の上にも3か月 」
が退屈なら
「 石の上にも3週間 」でいい。
「 石の上にも3週間 ...
望まないものを食べて
ふっくらと肥えた鳥達
心はやぶれ、夢を違えて
雪はこんこんと降りしきる
温かい巣にいられないから
誰もかれも震えて
つめたい石の灯りを頼りに眠り
ど ...
名古屋が白く煙っていた
空に面したすべては雪を
素直なぐらい被っていた
冷たい車窓に手を当てる
ごろごろって手を当てる
我慢する温かさが欲しい
吐き出したら傷つくか ...
ギター
雨をはじいて飛ぶ鳥のように
空気を震わせて濁らない
濡れた枝先の微かな光
抜糸された瞳へ飛び降りる
孵しそこねた夢の欠片から
うなじのほくろふたつ
振り向くことのない永遠が
月 ...
日常から
肌、離陸して
死を忘れている一瞬
匂い立つ樹木
おろかなのは おそろしいが
みじめではない
たぶん
半分まで橋を渡って
そこで橋がとぎれていることに気づく
雨さえ降らな ...
{ルビ風神=かざかみ}ひとり帰り{ルビ姿=かげ}
踏まれぬ路を ザザと縫う
川すジかくしタ 野ノ原 の
雷神亡いた ヵ ザザと 縫う
たちあがっ て ハ 「ぁ!」
さ
むザ ム ひ とり
...
私達は父と母を通し生まれ
耳で聞き 目で見 肌で感じ
母とひとつになろうとする
時に傷つき もがきながら
存在を確立する
そして私達は愛し 憎み
歌い 叫び 悩み 喜び
泣き 笑 ...
なぜいつもすべりやすい時期にやるんだろう
今年も大寒波襲来だ!
首には太いマフラーまいて
制服の下には暖かいセーター着て
しかし、見せる所はちゃんと見せて
受験会場へと急ぐ
ミニスカートに ...
夏の太陽は
嫌がられるが
冬の太陽は
有難がられる
今朝は
暖かい陽射しが
部屋の障子に映っている
陽射しの有難さに思わず手を合わせた
生牡蠣の緑は
内蔵のオー
真珠の淡いピンクは
皮膚のウー
冬の夜に吹き抜ける寒風は
頭蓋のアー
アー ウー オー
オー アー ウー
遠く遠い去る去り逃れる
憧れ懐かしい戦慄の
...
私という生命体が
この宇宙にとけ込み
細胞分裂し
生産 創造 破壊を繰り返す
罪を犯したり 痛みを感じたり
私の世界を広げてゆく
時に闇の中を
時に光の渦にの ...
寺からオレンジいろの灯
今宵晴れたムーンライト
ひとりたそがれ繰り返す
こんなにも月があかるい
ちぎれ雲が水墨みたいだ
しあわせだ
冬枯れの森林公園
夜空 ...
ワイフは僕の誕生日を忘れていたが
市役所は忘れていなかった
65歳の誕生日の今日、介護保険証が届いた
今日からいつでも介護サービスが受けられる
今日から地域の老人クラブに入って
毎朝グランド ...
風の奏でる色彩はいつも淡色。
僕の奏でる色彩はいつも原色。
君は過去に向かって生きているんだね。
僕は過去に縛られているつもりはないよ。
そういう意味じゃないよ。
...
誰もが主役
脇役ではない
自分を生きよう
創造の力を誰もが持ち
最高の人生を描ける
主役だから
何でも自分で決めて
毎日を楽しもう
今が潤って見える
何も足りないものがな ...
フラスコの下で
オレンジの炎がゆらめく
神秘的な炎の
ゆらめきの振動のサイクルは
短い周期と長い周期の
α振動とβ振動
アルコールランプを
2つ並べてみるとわかる
全く同 ...
それは、不思議な音色だ
【祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。おごれる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。たけき者も遂にはほろびぬ、ひとへに風の前 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
朝のオフィス
葉leaf
自由詩
0
17/1/15 14:36
透明な血
イオン
自由詩
1*
17/1/15 13:28
ひとり 器外
木立 悟
自由詩
4
17/1/15 10:47
リタイア生活
zenyam...
自由詩
1
17/1/15 9:45
かけるくんの空
深水遊脚
自由詩
9*
17/1/15 8:27
円
水菜
自由詩
1*
17/1/15 3:43
わたしが、もし、メアリーだとしたら
〃
自由詩
0*
17/1/15 1:56
感覚で感知する限界はわりと簡単にそこにあって
〃
自由詩
1*
17/1/15 0:56
ドンテンスパイル
次代作吾
自由詩
3
17/1/15 0:28
個人で楽しむ
花形新次
自由詩
0+
17/1/15 0:07
氷結
本田憲嵩
自由詩
13
17/1/15 0:06
名前の理由、聞かせてもらっていいですか?
会議室
17/1/14 23:15
靴
もっぷ
自由詩
5
17/1/14 22:49
石の上にも3秒
komase...
自由詩
2*
17/1/14 21:27
それでも絶やさずに
印あかり
自由詩
6*
17/1/14 20:52
車輪が雪を掻くように
吉岡ペペロ
自由詩
3
17/1/14 20:03
INSPIRE
ただのみきや
自由詩
13*
17/1/14 19:57
わたしたちの庭
伊藤 大樹
自由詩
3
17/1/14 19:37
(野 かぜ)
「ま」の字
自由詩
4*
17/1/14 18:39
生命
星丘涙
自由詩
3*
17/1/14 18:14
大学入試センター試験
zenyam...
自由詩
3*
17/1/14 18:04
冬の太陽
〃
自由詩
1
17/1/14 17:56
宇ノ声
ひだかたけし
自由詩
7*
17/1/14 17:42
小宇宙
星丘涙
自由詩
3*
17/1/14 17:30
少年時代
吉岡ペペロ
自由詩
13
17/1/14 14:58
65歳
zenyam...
自由詩
2
17/1/14 6:35
彼との淡い思い出に。
ヒヤシンス
自由詩
7+*
17/1/14 6:02
主役
夏川ゆう
自由詩
2
17/1/14 5:32
可否道その5
st
自由詩
2*
17/1/14 4:10
琵琶の音色
水菜
自由詩
2*
17/1/14 2:41
1503
1504
1505
1506
1507
1508
1509
1510
1511
1512
1513
1514
1515
1516
1517
1518
1519
1520
1521
1522
1523
1524
1525
1526
1527
1528
1529
1530
1531
1532
1533
1534
1535
1536
1537
1538
1539
1540
1541
1542
1543
3.7sec.