原子力空母の上に寝転んだ恋にやぶれた女がひとり 膝の皿割る割るマンも休日は家族サービスしてるパパです 受け取ったナイフで
少女は林檎を割った

夕べ、僕が刺し殺し
眠い目を擦りながら
それが起き上がりはしないかと
見張っていたんだ
部屋の隅で

分かるかな、この感じ
血のついたナイ ...
僕は必要。不必要
いらなかった?
なんで作った?
本当の理由は聞きたくなかった

なんで産んでしまったのかな
夜な夜な後悔することがある
若さとあなたへの当て付けだった
今はもうキライ ...
晴れ時々曇りところにより雨の予報のようなことしか書けず


恋愛のペーパードライバー講習のすぐあとに事故の加害者になる


エアリプの逃げ道ふさぐ君がいた顔を知らずに過去形にした
...
光が濁っている 
花粉のように
ここは
朝なのか
もうずっと前 
愛した
あの誰でもない……誰か 
夜の湿り 
かさねた翅 
月の淡い幕に覆われて 
昨夜のことか
精をささげ 
...
人は不思議だね
1人ぼっちだと死ぬのが怖くなくなる
1つ歳をとるのがどうでもよくなる
けれど好きな人と一緒にいると
死ぬ事が怖くなる
1つ歳をとるのが怖くなる
好きな何かから逃げてしまえば ...
寛解、というのだろうか
表面が四方に向かってひかっているさまを見ろよ
アスファルトの単位、瀝青のかどを水滴が打って
二次元の広がりを持つ表面を
雑音には継ぎ目がない
日常に継ぎ目がないほどに ...
「生きている」
 この世界に

「生きていた」
 あの世界に

ああ
なつかしいな
西暦があった世界の2000年頃に
わたしのバリエーションが詩を書いていた
おそらくそんな世界があ ...
恥じらいをレモンに例えよう
その丸み、その香り
べろの根が押し上げられるような
ちょっとした痛み

足がわなわなとする
勢いにまかせ
こんなところまで走り着いた

さっきのあなたが西 ...
がらすつたう
あめつぶのやさしさ
ゆるされて
このほしにあること
いきていること





おともなく
おれんじいろに
もえるそら
だれかぼくに
てがみをく ...
俵ぼっちを編んでいる
逞しい背中に薪を投げつけて
目から火が出たが
火事にはならなかった
消火器も置いてないのに
火花が小さすぎたのだ
花火になっていれば
桟俵法師の名で書いているかもと ...
みにくいあひるのこ は有るのに
みやすいあひるのこ は無い

おきのえらぶじま は有るのに
おきのえらばないじま は無い

正常位 は有るのに
異常位 は無い

アルバスダンブルドア ...
わたしを呼ぶときは
歌うように呼んでね
るるるるる〜
まるで電話のベルみたい
わたし声色ひとつ変えて
答えましょう
はいこちら、
るるるるる〜でございます
陽気で愉快で意地悪な
るる ...
  床への
  暮れどき
  バナナ、薫り
  ふさがれる
  夢の耳


  碧い
  シャツの海では
  あなたらしき丸みが
  ちぎりすてた影が
  つぎのひかりを ...
ざくり 
 ざくり
  切り開いていく

  ザクリ
 ザクリ
切り裂かれていく



沈没しようが
岸に辿り着こうが
時流は静かに流れる

己、凝視スル眼
潮流を読み笛 ...
ようやく、わたしの冬眠が、始まった。

再び、負け惜しみに身を焼べる、

それは、昔から、望んでいたことで、

木漏れ日を身篭る、晩秋のにおいを抱え、

磁場の上に、星は繁殖する、
...
赤の世界。
掌、日焼けの少ない白い太股は、車の赤ランプを浴びている。黄色い布は暖かそうな、かつ目を閉じたくなるような眩しいオレンジに変わった。だが、青いトランクスだけは毒々しい紫に包まれて、すっかり ...
犬たちが今朝を踏み荒らして
僕は足跡の上の
潰れた学校へと
忙しく歩く

明日は早いから寝なさい、
僕のシーツで発火して
朝になっても残っている、宮崎さんの
差し向けた犬たちが遠吠えし ...
緩やかな流れに触れたいと想う
雑多なものをすべて洗い晒してしまう水のちからに

ただ流星の軌跡をおいかけて
その先の消滅を想う

ときに走りときに休みときに泣いて
やはり今がいいとおもっ ...
結局のところ
クソの役にも立たない演説と
やりたくもないジジイとのハグを残して
奴は足早に去って行った
辞めた後の就職活動に
忙しいからだ

ところで
変なおばはんが
テレビで
「 ...
{引用=さびしさで明けた一日は
かなしく暮れゆきまた終わる
遠くのどこにも里はなし
近くのどこにも愛はなし

かなしみで終えた一日は
知られぬなみだで幕となる
みあげるどこにも星はなし
...
何度も読んでもらった
心に温もりをくれる紙芝居

大人になってから
子供たちに読んであげる
自分自身も子供に戻って

紙芝居を作り
読み聞かせする
オリジナルな物語

何故か心に ...
彼の魅力は屈託のない気さくな笑顔に如実に反映されている。
アルバムに収められた曲の多くは幸福感を与えてくれる。
その幸福感は昔観たオノ・ヨーコ展で得られたものと酷似している。
どういった幸福感か ...
 ロベリアの水色が私の窓辺で咲いている。
 脇役に徹しているカスミソウの白い花は妻の好みだ。
 陳腐な言葉など必要ない。
 そこには小さな美が溢れている。

 どんなに小さな表現でさえも ...
その瞳
若葉を追いかけ
揺れていた
琥珀に映る
車窓の眺め
カツ節削り祖母想う 酔い酔いて
暗い夜道を
たどる路
忘れた家の
足どり重く
血脈に流れる記憶の底に
空想の龍とドラゴンが息づいていた
微かに忍び寄る恐れと豊穣を願う龍
恐れの象徴であるドラゴンは
同じ穴のムジナなのだ

畏敬を仰ぐか
恐れを抱くかは
それぞれの ...
僕らは否定される
友人に 隣人に 名も知らぬ誰かに
僕らは否定される
親に 師に 君に 貴方に
「うつくしくなれないおまえは所詮蛾なのだ」と

僕は一度たりとも蝶になりたいと云っただろうか ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
原子力空母の上に寝転んだ恋にやぶれた女がひとり北大路京介短歌216/5/28 23:07
膝の皿割る割るマンも休日は家族サービスしてるパパです短歌016/5/28 23:07
梅雨の林檎山部 佳自由詩016/5/28 22:52
母はバカ、女としては最高独奏自由詩016/5/28 22:45
さようなら深水遊脚短歌2*16/5/28 22:32
ヘビトンボただのみきや自由詩5*16/5/28 22:30
ほんねリィ自由詩1*16/5/28 22:15
一日中雨の日にバイクが過ぎる(ゴル投稿長考版)高橋良幸自由詩1*16/5/28 19:14
もと居たところ(ゴル投稿長考版)自由詩0*16/5/28 19:14
レモン印あかり自由詩316/5/28 19:02
虹をあつめる青色銀河団短歌116/5/28 18:06
コアラぼっち.あおば自由詩2*16/5/28 16:42
少年(しょー...自由詩016/5/28 15:45
暇なので電話しませんか縷々流 縷々自由詩316/5/28 14:58
丸み/時の棄て場草野春心自由詩416/5/28 13:23
個船ひだかたけし自由詩316/5/28 12:34
隠れ里kaz.自由詩3*16/5/28 12:32
透明赤シート自由詩2*16/5/28 12:28
眠れる宮崎さん自由詩2*16/5/28 12:21
君へ梅昆布茶自由詩1416/5/28 12:01
クソ演説花形新次自由詩116/5/28 10:43
茜音(幕間として)もっぷ自由詩416/5/28 6:12
紙芝居夏川ゆう自由詩216/5/28 5:30
金子ノブアキの音楽の魅力について書きたい衝動のままに。小川麻由美散文(批評...016/5/28 4:00
美~窓辺にてヒヤシンス自由詩6*16/5/28 3:37
少女レタス短歌216/5/28 3:25
朝餉俳句016/5/28 2:52
家路短歌116/5/28 2:26
記憶の底自由詩116/5/28 2:12
鳴神夭花自由詩216/5/28 1:00

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加筆訂正:
ヘビトンボ/ただのみきや[16/5/28 22:56]
誤字脱字修正しました。
茜音(幕間として)/もっぷ[16/5/28 18:16]
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4.25sec.