もっともっと、
きみをかきたい。
もっともっと、
顔のちがうきみを。

きみはとてもうつくしいのに、
きまぐれで少し意地悪だ。
でもそんなきみに、
ぼくはずっと恋をしている。

き ...
熊本が揺れる

熊がひとを襲い

銃がマイノリティを殺す

しかしそれは事象の全側面だろうか

見えないなにかが

チルチルミチルの青い鳥のような

見えないだけですぐそばにあ ...
タイトル:はだしの水音


少年二人が、自分の苦悩を乗り越えて、生きていく物語。

第一章

第一. 特に接点のなかった少年の夕と凪という二人がいる。彼らは自分が人間に隠れて生活している ...
華やかに散ってゆく
花びらは雨だれに撃たれ
風に身を捩らせて
朽ちてゆく
救われることなく
踏みにじられて
それでもなお凛と
色を失わず
最後の一瞬までも
華であり続ける
誇らしげ ...
(この夢に栞を挟んでおけるならまた会えるのに)おはよう小鳥 こども時代なんて知らない
無休の無給の労働者
対価が永遠の闘病
合間にタワーの思い出
流星のように
青い空が覆う 

透明な海が歌う

熱帯の魚達が舞い 

足元さらわれて眩暈を感じる

焼け着く太陽が肌を焦がし

熱帯の山林が力を供給する

ハイビスカスが潮風に恋すれば
...
解散権 ツルの一声 野に下る そんなに折れてしまいやすいのに、毎日穏当な光の前に立っていたあなたに
知らなくていいから、知ってほしいの

無名な誰かの孤独をたとえば廃墟から持ち去って
遠い向こう側の二重の世界で再生された笑 ...
きょうはたのしいお祭りだ
夜の恐ろしさを鎮めた神社へ行くと
本殿へとつづく参道の両脇に
LED提灯が吊るされて
ステテコに腹巻のおじさんや
派手なアロハを着たおにいちゃん、
ポニーテイルの ...
寒さのさかり
アオムギが枯れ果てて
地面の床がぎゅっという

月の後ろの黒い影
影と影とを足して濾す

獣が足並みを揃え
頭をひくく
さらにひくく

ぎゅっ

ううう手を縛り ...
あまりの美しさに息をのむ鳥  ジョウビタキは 
鳥の貴公子(オス)です

冬鳥ですが5月ころまで  いる事もあります
頭が銀色で顔と翼が黒色 腹部がオレンジ色という
鮮やかなコントラスト 
...
銀色の 一筋の光 ジョウビタキ 降り立つ湖畔 澄み渡る声 見守っている
見守っている
見守っている
見守られているだけなんて嫌だ

繋がっている
繋がっている
繋がっている
繋がっているだけなんて嫌だ

寄り添う
寄り添う
寄り添う
...
月が見えない
こんな夜は
余計に淋しい

仲間を探してみようか
そんな想いが過る
よしとこう
どうせ見つかるはずはない

吠えてみようか
誰か返してくれるかもしれない
なにを期待 ...
何であんな貧乏臭い
ドラキュラ顔の奴を
選んだんだ?
人を見る目が無さ過ぎなんだよ
俺なら初めから顔で外してる

しかし、年取ると余計に
品の無さが顔に表れるね
まあ、品って
生まれ ...
良く考えたら....ないなぁと思って、ふと立ててみました。
東北の詩人さん同士で、和やかな交流ができるといいなと思います。
ちなみにわたしは山形県出身、東京に12年、現在は仙台市在住です。
あ、 ...
ローラは
成長するに従い
デーブ・スペクターのそっくりさんから
女性らしい風貌へと変化していった

12歳になる頃には
アンダーヘアが生え始め
それは正に
大陰唇の小さな毛だった

...
何故今頃になって
勝手に行ってしまった
お前の骨を洗わなくてはならないのだ


だが、
俺はお前の遺骸など
決して見たくはなかったんだ

お前の屍のぬめりなど洗いたくはなかった
約 ...
とても胸苦しい
不快指数90%のそば屋で
おまえはもり蕎麦を啜り
俺は鴨南蛮を黙って啜っていた
お前は何時になく饒舌で
時々何を言っているのか解らなかった

それがお前の焦りだと知ったの ...
鏡に映ったあなたの胸のなかに、
黒い竜が宿る。
黒い竜はその心臓のなかで増殖し、
血液の海を泳いでいく。

あなたが誰かと手を繋ぐあるいは、
身体を交わす、
黒い竜は毛穴から汗に混じり、 ...
君の色に染まりたくて、
君の汗を願って空を見ている。

鈍色の空が地上に、
絨毯を引きながら影を落とす。
低い声で君がないて、
青い光とともに汗を降らす。

空から、
血をくわえた
...
かなしいがいっぱいになって
泣きだした
よくとおる声で
しゃくりあげ
虐たいではなく
とおり魔でもない
がんぜない
わがまま
しわのない顔をせいいっぱいゆがめ
大つぶの涙おしげもなく ...
うちのタマはでっぷりとした三毛猫で
とても大食らいで
煮干しや猫缶よりも
五百円玉が好きで
日に何枚も飲み込んでしまうのだ

左手で招くように
大粒の硬貨をねだる

体重が増えてきた ...
心明は暗きまま
 あけてはくれて繰り返す放埓に
  やぶにらみのいばら屈辱の叱咤
  (暮れなずむ空に水音蛙の声 ...
貴女がいるから生きて行ける
貴女の優しさに包まれ
心に深手を負っていても
なんとか暮らして行ける
女々しいけど本当で真実なこと
運命の人は貴女だけ
失いかけてやっと分かった
大切な貴女
...
「私」でも「ワタシ」でもなく「わたし」です、「あなた」のそばに寄り添えるのは



許さない、許したくない、許せない、あいつに宛てて最終校正



「きみのため」「きみだけのた ...
飢餓と満月が同居する体
世界の最果ては孤独だと言う

日付変更線を挟みながら
数えきれぬ命の埋葬と
新たな命を取り出す時間が
せめぎ合う度に繰り返される

途上国の過酷な労働に
一滴 ...
   たわいのないことだが
   テレビの予報に反して
  梅雨どきの浅い日差しが
  わがやぜんたいのかげを
 舗道につくってくれるとき
   無聊にあまんじている
卒寿のおひとりさまに ...
修学旅行3日目の日
自由時間の合間に映画でも見ようと
僕達は大阪の適当な駅で降りて
エスカレーターの近くにいた女の子に声をかけた

そしたら不気味なくらい満面の笑みで
自分のスマホの取り出 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
あおい満月自由詩216/6/16 21:35
パラレルワールドではいま吉岡ペペロ自由詩116/6/16 21:28
【BL注意】はだしの水音。プロットと設定ライカ散文(批評...016/6/16 20:11
華やかに、華坂本瞳子自由詩3*16/6/16 19:36
おはよう *もっぷ短歌316/6/16 19:29
助手席のゆうべ自由詩216/6/16 19:28
少年時代星丘涙自由詩2*16/6/16 18:43
ツルst川柳1*16/6/16 16:20
ベビーチグトセ自由詩016/6/16 11:46
祭りの日atsuch...自由詩8*16/6/16 11:07
うずみずふるる自由詩5*16/6/16 8:41
ジョウビタキ 鳥の貴公子st自由詩1*16/6/16 3:41
ジョウビタキ短歌0*16/6/16 3:38
距離感小川麻由美自由詩016/6/16 3:35
月が見えない坂本瞳子自由詩1*16/6/16 2:37
選んだお前らが悪い花形新次自由詩0*16/6/15 23:57
東北スレッド会議室16/6/15 23:23
大陰唇の小さな毛花形新次自由詩016/6/15 22:36
骨を洗うレタス自由詩416/6/15 21:35
陽子自由詩116/6/15 21:06
黒い骨あおい満月自由詩316/6/15 20:58
汗を待つ自由詩116/6/15 20:58
がんぜないものただのみきや自由詩11*16/6/15 20:22
タマレタス自由詩016/6/15 18:58
初夏の刹那るるりら自由詩8*16/6/15 18:30
貴女星丘涙自由詩1*16/6/15 18:10
◆ニュアンス入門千波 一也短歌216/6/15 17:15
命の更新ミナト 螢自由詩216/6/15 12:42
鳴神月(四)信天翁自由詩316/6/15 11:20
でっかいペンギン1486 1...自由詩0*16/6/15 9:51

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加筆訂正:
祭りの日/atsuchan69[16/6/16 20:42]
腰には帯に挿した日本刀ぶら下げて→腰には帯に差した日本刀ぶら下げて
がんぜないもの/ただのみきや[16/6/16 20:40]
小修整しました。
4.18sec.