石っころの
かなしさ
まぼろしに過ぎた
自由との蜜月
雄大な光景が私の心の襞に響く。
山々の稜線が音楽のように流れて見える。
私は絵画の前で瞑想しながら感動している。
窓の外には現実が眠っている。
何かを感じる一瞬間、人の心は純 ...
次の日 Aは出ていった
戸口から伸びる長い影 それはなぜか私のものではなかった
(それが私であったなら!)
影 影の間に並ぶ身体 肢体
(私が私でさえなかったら)
愛する人に心の奥を覗かれて
矢も楯もどうにもならず杭を抜き
立ちすくんで見つめていた切っ先を
愛はすり抜けて
杭を抜いた女の寄る辺などいともたやすく
薬売り、本物 贋物 紛い物
...
真ッ赤に燃えさかっちまえ
そうして真ッ白に舞い上がれ
灰に膿む空をにらみつけるわたしの目は沁みて
あの横須賀の廃屋のねむりよ
水色の目の車よ、またぐらでやわらかくあたたかく
あたため ...
権力志向の強いJSSJって
心優しい連続暴行犯
と同じくらい矛盾した存在ではないか
例えば
見たことも聞いたこともない
JSSJに毛の生えたジジイの横で
にっこり微笑んで
写真に収ま ...
濁るよりほかに
生き延びようがなかったから
水を欲して、
水を求めて、
ここはさながら渇きの底
濁るよりほかに
明るい方向を知らなかったから
黒を試して、
黒を重ねて、
...
少し前に
壊れた橋の上に立って
きみは笑顔を浮かべている
ひびわれたセメントは
ゆうべの雨のせいで
稼働停止した工場の
機械のようなにおいがする
その橋を苦労して渡っても
きみ ...
あっ…
渇いた庭にポタリ
予知夢のように
紅い山茶花が一輪落ちた
大阪の方には雪に煙る夕日が落ちてゆく
愛してる?
愛しているよ何時までも…
ぼくらの旅は何時も冬だね
寒い ...
わたしはもう
石になってしまいました
かつてわたしにも
水だった時代があり
白濁した粘質の水となり
やがて泥となり
固まっていったのです
土として長年を過ごし
生き物をすまわせもし
...
診察のドアにもクリスマスリース
眠れない夜に走らせる車
滑り出す道は三日月のレール
あなたの寝顔を確かめる為の
最短距離を測ろうとしたら
丸い地球の裏側に居た
狼と食べたチョコレートは、いやにミルクが多くて甘くて
「お好きですか」とちらりと見やれば、彼の包みはもう空だった
「意外ですね」
「よく言われるよ」
「食べられないかと」
「 ...
「笹舟」
ほそくふるえる茎をくわえて吹いてみた
ちいさいころの夕焼けが鳴った
{ルビ百日紅=さるすべり}のあった空き地
少年探偵団のぼくが落とした時間
材木屋のある路地は行き止まり
ふ ...
0
死にたい。本当は一行だって書きたくない。空っぽの部屋に行きたい。どうなりたいかどうなりたいかどうなりたくないか。パソコンをしばらく脇に置いておくべきだ。もう、必要を感じないし、今までだって、必要 ...
この年になって
僕を捨てた女を
思い出すのは
なんともいえないなつかしさがある
なんで僕を捨てたんだろう
うーん、よくわからないが
多分僕のことが
信じられなかったからだろう
反対に
...
社会人が仕事をする舞台では
みなが仮面をかぶって役割を演じていた
そこでは魔女狩りが行われ
決闘や縄張り争いが絶えず
仕事の達成と失敗があり
虚構の連帯が結ばれる
自宅に帰り仮面と衣装 ...
ポイントを私の意識で説明するなら、ポイントとは、認知に、他ありません。言葉は、玉石混交に私の周りに溢れている。残念ながら、私の認知出来る書籍も、言葉もその、何億分の1、否、それ以下でしょう。私が、触れ ...
都会の空に星はなく
赤橙青の電気は偽で
ひとは地を天に変え
心を亡くした表をし
早歩きするカラな音
耳塞がずに耳澄まし
赤橙青の星達を魂に
ともしつづける為に
ことのはを色づけた
ひとしずく
罪がこぼれる
染みを残す
いつまでも
作り笑顔の下に
明るさを奪い
言葉を失くし
首を傾げたまま
繊細な左足の小指は
曲げられたまま
卑しさが芽を出したとき
頭の中がクリーム色になって
言葉がみんな出て行ってしまう。
全部、全部
無かったことにして
何度も、何度も
繰り返して
帰り路が分からなく ...
冷え切った指先が
白く、淡く、染まる時
”かなしみ”がやってきて
私はまた、トイレに逃げ込む
今までずっとそうしてきた
それが一番”あんしん”だからだ
”かなしみ”と”あんしん ...
胸にしまったブローチの輝き
ブラウスのポケットから透けている
誰も触れる事の無い星を
あなたが最初に送ってくれた
名前を付けても良いですか?
風が歌わない日にわたしたちは何を聴こうか
再生し続けることで乾く色彩の体温
その沈黙まで指先で縋るように諦めながら
待っているどちらでもないひとつの結末を
インプットしてきたものが違う ...
年はとりたくないなあ!
と思いながら
時間を大切に使っていない
ある時期まで
自分には才能があると信じていた
JSの?
No I Don't!(怒)
そんなゴミではなく
私はクンニリングスの天才だと思っていた
どんな女性でも
天性の舌技で2分以内 ...
これほど
期待を持たせて
裏切るものはない
当たったやつ
出て来い!
財布にまだ二千円ある
エレベータより歩道橋で明治通りへ
5時、夕日傾いて
なんか悲しくてどうでもいい
見てる見てる
渋谷の再開発
大きなクレーンが強そうだ
どでかい穴を掘削機がドルド ...
ごめん
俺が悪かった
その一言で
堰を切ったように
流れ落ちる涙、涙
古文漢文が苦手だ
しかし、雰囲気を出すために
ちょっと混ぜたりする
それが韓国人相手に
インチキハングルを織り混ぜて話し
「こいつ、アホちゃうかカムサハムニダ」
と思われていることと同質の ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
季節風 ver.2
もっぷ
自由詩
2
16/12/23 6:18
あじけない部屋にて
ヒヤシンス
自由詩
8*
16/12/23 5:00
盤児
佐藤伊織
自由詩
0
16/12/23 2:04
理性と愛
ぽぽ
自由詩
0
16/12/23 1:48
風雨の夜
田中修子
自由詩
5*
16/12/23 0:44
権力ババア
花形新次
自由詩
0
16/12/23 0:40
濁るよりほかに
千波 一也
自由詩
5
16/12/23 0:10
12月、意味のない橋と思慮深いカラス
ホロウ・シカ...
自由詩
4*
16/12/22 23:25
冬の旅
レタス
自由詩
3*
16/12/22 20:58
石
山人
自由詩
18*
16/12/22 20:41
クリスマス
chihar...
俳句
2*
16/12/22 17:30
輪郭
ミナト 螢
自由詩
3
16/12/22 16:58
The wolf gentleman
豆椿
自由詩
2
16/12/22 16:09
短詩2篇
白島真
自由詩
23*
16/12/22 14:36
モラトリアム・オルタネイト
由比良 倖
散文(批評...
0
16/12/22 14:35
僕を捨てた女
zenyam...
自由詩
3*
16/12/22 5:47
舞台
葉leaf
自由詩
5
16/12/22 4:39
ポイントについて
水菜
散文(批評...
3+*
16/12/22 4:02
ことばあそび八
田中修子
自由詩
2*
16/12/22 1:41
とある風景
坂本瞳子
自由詩
1*
16/12/21 23:59
5年
みたま
自由詩
5
16/12/21 23:10
古い、アパートにて
〃
自由詩
3*
16/12/21 22:47
永遠
ミナト 螢
自由詩
1
16/12/21 22:31
陽気な二人
ただのみきや
自由詩
11*
16/12/21 21:55
年
zenyam...
自由詩
1
16/12/21 21:47
名犬ジョン
花形新次
自由詩
1
16/12/21 21:45
宝くじ
zenyam...
自由詩
1
16/12/21 21:41
平成38年までに再開発
うめバア
自由詩
12
16/12/21 15:50
一言…
薫子
自由詩
1
16/12/21 11:57
ビクトリー岩村「5代目赤点王」
花形新次
自由詩
0
16/12/21 8:14
1466
1467
1468
1469
1470
1471
1472
1473
1474
1475
1476
1477
1478
1479
1480
1481
1482
1483
1484
1485
1486
1487
1488
1489
1490
1491
1492
1493
1494
1495
1496
1497
1498
1499
1500
1501
1502
1503
1504
1505
1506
加筆訂正:
短詩2篇
/
白島真
[16/12/22 21:05]
船→舟に(2か所)
自然数の家
/
水宮うみ
[16/12/21 12:42]
タイトル変えました
4.74sec.