ゆっくりと
ゆらり明るみ
今という時
接近し広がる
この夕暮れ
暮れていく空
淡い紅と水の色
焚火の残り香漂い、
迫る夜闇に踊る女の影
内外上下左右消しながら
声々 ...
はなくそ
きみのはなくそは ぺらい円の形で
フィンフィン泣く息でカポカポする
まるでコロッケのものまねの あのかつらみたいに
はなくそ面白いなぁ
くしゃみしたらママの手に ぺらい円の形く ...
漲る華は
漲る風は
タッタカタッタカタッタカタッタカ・・・・・・
燦の瞬き 一太刀の風 古から辿り着いた華の馨り
仰ぎは空
鑑の空
キーキーキーキーキーキーキ ...
町を散策しよう。池袋から目白へ。静かな通りを選ぼう。季節は春がいい。生暖かい風が吹くのが良い。曇り空の昼間が良い。僕は君と歩いている。君は誰だろう。分からない。でも君といるのは心地よい。
海にい ...
君が響いた夜、間違えてどこへとも知れず駆けだして行って、見えなくなって。聞こえなくなって。辺りには月でつくったカンテラがへんてこな影を見繕うばかり。おーい。哀しみとは、こんなもんだっけ?君の喋り方は、 ...
旗についた氷が溶け
滴となって径に撒かれ
たくさんの音を描いている
砲声の半分は空を埋め
もう半分は地を満たす
笛は 曇の影をゆく
手櫛の雪
子の頬に ...
薬局が家の近くに何軒もそれぞれ違ったサービスをする
滑り台の角度が急で遊ばない子供に恐怖心しかなくて
あの夏と全く同じ景色見る昔に戻った感覚が熱い
夏が来て全てのものが輝いてときめい ...
しんしんと細い雪が
透明な肩に着いては
じんわりと広がり
どこかにとけていく
もう我慢しなくてもいいんだよ
と、いう時間になって
わたしの大切なところが痛みだす
時は止ま ...
ずっと片目を瞑って─
まぼろしが氷をはった朝の
新鮮なドアノブ
静電気とひとつらなりの
なまあくび
冬の空気に刺さるしらふなガラスの不埒な断面 、
つつく鴉
首をあらう風の猫背 ...
書いたものを
改竄して
なかったことにする
そうすれば
涼しい顔をして
以前のように振る舞えるし
奴等も受け入れてくれる
言葉を軽くみる
言葉に何の責任も持たない
ゴミのように書 ...
私のお財布は
命の器だったんですね
使い込んでるがま口なんです
アンティークの布を使った手作り
パチンと開けると確かにみえる
銀のいろやら銅のいろやら いまは 私のコインたち
みんな実は ...
++
第 一 章
どうしようもなく雨が訪れる日々がある。
だけど長くは続かない。
けれど、あのときは…
雨は、いつまでもやまなかった…
それを予感というのなら、たしか ...
+
『 デッサン DESSIN 』
『廃屋』
押入れの中で舌を出している人形が、
暗闇に腹を立てていた
しずかな雨の音に
埃だらけの靴は下駄箱でかぶりを ...
亀裂のように微笑んだ
一瞬の
閃きの砲火が
砂に埋れてしまった海の
海の破片(かけら)を
思い出す
夢
空に啼いている鳥がいる
攫めそうで攫めないと
啼いている…鳥 ...
ゆめで会いにくるくまたちがほんとに好き
ないものをもっていて
あるものは置いてくるから
蝶蝶りるりる鳴いて、
ここはまだゆめなのだとおもったとき
わたしの足はまだらでした
嘘とほん ...
卑弥呼よ
日の皇女
貴女は愛しい
愛しい
アマテラス
竹取に光った貴女は
千年の女王なのだ
月に還ってしまった貴女を求め
ぼくは明日を夢見てる
そうだ
斎宮跡で
ぼくは船 ...
菜の花を 揺らしなびかす 小夜嵐
田畑に跳ぶは 月の光子(ひかりご)
でこっぱちに 現世利益の お札貼り
奇跡の証(あかし) 出せと詰め寄る
春の魔に 背中押されて 浮かれ猫
...
in通勤電車
メタボ気味なおっさんに押され
張り付くガラス
その向こうにタマリバー
幼い頃から知っている
河原で死ぬほど遊んだわ
今じゃかつての面影は無く
開発されまくりタマリバー
...
紙皿のお菓子とジュース分けあった
折り紙でつくるチェーンとくす玉と
ご当地の体操腰をトントンと
縄跳びを振りランバラルの名セリフ
紅白帽セブンを真似て鍔立てて
暗室に ...
私の翼は汚れてしまって
もう昔には戻れない
艶々の新しい羽を
望んでも虚しいだけ
どうせ翔ぶことが
出来ないならば
翔んでいるあいつを
どうにかして
撃ち落としたい
それが私の存 ...
かつて風船には二種類あった
空気より軽いガス製と
人間の息製と
人間由来の僕らは
空を飛べないはずだった
小さな手ではじかれて
ほんの少し空を飛んだ気分になって
じべたに落ち ...
スマホはいろいろな機能がつきすぎだ
ガラケーに変えたが
それでも理解できないものが
いっぱいついている
僕は電話とショートメールがあれば
十分だ
うっかり手を出して
身に覚えのない請求が ...
「アメリカファースト」ではなく
「トランプ一族ファースト」だ
「金と美女と権力」
古典的な成金趣味だ
メキシコとの国境には
移民の侵入を防ぐために
万里の長城を築くという
日本には昔から ...
座れと言われたら
立ち上がりなさい
殺せと言われたら
トリガーから指を離しなさい
撃てと言われたら
銃口を空に向けて撃ちなさい
くれぐれも空飛ぶ鳥に当たらないように
守ってと言われた ...
寝れない夜に
コーヒメーカー
焙煎機能は停止中
遠くから眺める蟻の列
蝕まれる眠気
もっと遠くの葉切り蟻
構造的な場所で遺伝的に茸を栽培
運ぶ姿は愛おしく
たるく流れる音楽はラジオより ...
タコベルと韓国料理店しかない町に繋がるトランジットはアトランタの大雨しかない
リュックを枕にデルタのベンチで足止めをくらう
搭乗口のスタッフもいなくなり
我慢できる程度に肌寒く
濡れた機体 ...
きみの痕跡はすべて消した
サングラスも
髭剃りも
あの不思議な光を放つライトも
扇風機も
糸も
あの古びたコートも
花火もとっくにない
一緒に月を眺めたベランダも
メールも
ベッド ...
君が空のテープ持ってきて
ぼろぼろのラジカセに差し込んで
無音を永遠に再生してるから
私もしばらくここで聴いている
つくりごとの放課後
妄想してもいい部屋のなか
青空の飛行機雲眺め ...
青く澄んだ空を見上げれば
白いシャツが一枚
笑顔でひらひら飛んでいる
ああこんなにも素晴らしい
透き通った世界が広がるのに
君は安定剤の飲み過ぎで
あまり安定とは言い難い状態
漂 ...
フルカラーのエロ漫画の男の皮膚の色がうぐいす餡である
長方形に入ってる女性のモノローグ
精神科の待合室で前の人の肩見てるときの音楽
だれかのかいた絵がある
……
でんぢゃらすじーさんが表紙の ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
開ける今〇時流の間隙
ひだかたけし
自由詩
6*
17/1/24 17:34
はなくそ
朝焼彩茜色
自由詩
8
17/1/24 15:58
一太刀の風
〃
自由詩
4
17/1/24 15:42
夢の中で
佐藤守
自由詩
2
17/1/24 13:20
半真半偽
ピッピ
自由詩
2*
17/1/24 11:50
ひとつ 帰途
木立 悟
自由詩
3
17/1/24 7:06
感覚
夏川ゆう
短歌
1
17/1/24 5:28
フトウ(よる)
唐草フウ
自由詩
3*
17/1/24 5:00
Fw:
末下りょう
自由詩
5*
17/1/24 1:32
改竄
花形新次
自由詩
0
17/1/24 1:22
私のがま口
もっぷ
自由詩
2
17/1/24 0:47
宿命の CANDIDE
ハァモニィベ...
散文(批評...
0*
17/1/23 23:53
『 デッサン DESSIN 』
〃
自由詩
3*
17/1/23 23:51
『 十四行ノ居似詩絵 』
〃
自由詩
2*
17/1/23 23:49
りるりる
はるな
自由詩
7
17/1/23 22:03
千年女王
レタス
自由詩
4
17/1/23 21:50
短歌 4
グロタン
短歌
0*
17/1/23 20:09
タマリバー
たいら
自由詩
0
17/1/23 17:59
スクールデイズ 4
深水遊脚
川柳
1*
17/1/23 12:59
撃ち落とせ
花形新次
自由詩
2
17/1/23 12:24
風船革命
そらの珊瑚
自由詩
19*
17/1/23 10:37
スマホ不安
zenyam...
自由詩
1*
17/1/23 9:36
トランプ大統領
〃
自由詩
2*
17/1/23 7:04
言われたら
HAL
自由詩
8*
17/1/23 2:41
戯れ言
秋也
自由詩
0
17/1/23 1:38
アトランタ 大雨 ボーイング Made in China
末下りょう
自由詩
3*
17/1/23 0:59
きみの痕跡
一日三歩
自由詩
2
17/1/22 23:18
無音カセットテープ
wakaba
自由詩
2
17/1/22 23:10
漂白
〃
自由詩
0
17/1/22 22:53
グランス
nemaru
自由詩
1*
17/1/22 22:51
1466
1467
1468
1469
1470
1471
1472
1473
1474
1475
1476
1477
1478
1479
1480
1481
1482
1483
1484
1485
1486
1487
1488
1489
1490
1491
1492
1493
1494
1495
1496
1497
1498
1499
1500
1501
1502
1503
1504
1505
1506
加筆訂正:
さようならば
/
るるりら
[17/1/23 18:00]
つまり、中止宣言を復活宣言にかえたのが修正ポイントです。
夢夜、一 「灰色病と、花輪にうずもれるボルゾイの長い首」
/
田中修子
[17/1/23 9:58]
ちょこ、ちょこ
4.72sec.