私たちは離散的だけど、連続的だと思える瞬間が、あって、そういう瞬間を恋と呼びたい。
数学の世界を整数から有理数に、有理数から実数に拡張した人たちは、きっとその時、向こう側の誰かに恋をしていた。
○「ボケ老人」
ボケ老人は
ヤクザよりも
怖い!
何をするかわからないから
○「嫌われる」
シャカやキリストでさえも
嫌う人はいたのだ
僕が
嫌われないはずがない
○「威張 ...
季節は春
もう少しすれば
ダンボール無しでも
外で寝られるかも知れない
そう言った意味では
私の生活にも
春の兆しが見えている
桜の花の潔さが
自分の対極にあるとしても
この冬を ...
そして、あのキャンプ場で出会った
囲われた星空の、
子どもたちをぞろぞろと引き連れて
詩の匂い漂うコンクリートで囲われた
夜の無人の街を歩いていく。
「あすなき暗闇の」
キラ ...
手首茎からパラアリと広がる
指の先に光る マニキュアの花
染まる色なら 勿論 紅
エキスをくれない?
首を傾げて聞きかじった枝が
ボンタンの先にポタンと落ちる
滴るのは霰 ...
そこにいるのは誰?
森の入り口で僕は小さな叫びをあげた。
昨夜からの雨の上がった朝だった。
風そよぐ緑の中で気配は続いていた。
君は僕の味方?それとも・・・。
味方かど ...
はぐれはぐれて
この街までやって来た
この街は焼けただれた街
俺もまた焼けただれて
街とともに啼く
はぐれはぐれて
この仕事についた
この仕事は汚染された仕事
俺はもともと汚染 ...
都会とは違い
田舎の夜景は控え目
ぽつぽつと光が散らばって
賑やかさはなくて
静かに営みを映し出す
田舎の夜景には
田舎の夜景の良さがある
真夜中になればなるほど
明かりが減っ ...
いつもいつも
いまもいまも
ずっとずっと
会いたい、会いたい、会いたい・・・
卒業式の季節が来ると、
思 ...
灰色に枯れかけた景色を
あるいてったさきを
(記憶のおくのほうで化石になってくれていた はやあしのおと)
どうしたって ぜったい壊れちゃうんだけど
あったかい秘密基地がほしくってさ
...
息が詰まるほどに
追い立てられて
こなしても
こなしても
次から次へと
矢継ぎ早に
いきつくしまもなく
立て続けに
押し寄せられる要求に
天を仰ぎ見るのは
逃げ道を探してい ...
そのみえすぎる目で満開の桜の花の下をみて
ひとがみてはいけないものさえみたくせに
あなたったら全然気づかないんだから鈍感でもう
待ちくたびれてあたしとっくに腐っちゃったのよでも
きらきらと ...
気がつけば部屋の中に
砂が入り込んでいる
どんなに固く扉を閉めても
少しずつ床に積もっていく
朝に目覚めれば枕の上にも
細かい砂が散らばっている
(いったい何だっていうのよ!)
...
今回の奇跡はここまでです。お疲れ様でした。
あなたとあの人との出会いが奇跡でなかったという訳ではありません。
あなたが生まれたことが奇跡でないという訳ではありません。
残念ながら、奇跡にも終わり ...
愛も自尊心も信仰心もいらない。
ただ海をみつめていたい。
自称詩人バカをぶつ切りにして
大量の塩と共に
かめで1ヶ月熟成発酵させると
得たいの知れないものが
大量に染みだして来るので
その上澄み液だけを掬って
鍋で24時間煮込む
すると水分が飛 ...
驢馬の群れを率いて仏壇街道を行くと
息が弾んで来て
その息が良かった
驢馬を連れてのモンスターハントは
あまりうまくいかない
ライバルのハンターたちが
とってもモダンで
私を上回るやり方 ...
トイレで詩集を読んでいると
にゅるんと、出てきた
これはいい、便秘知ラズだ
お尻を丁寧に拭き、パンツとズボンを上げたあと
家中にある、たった四冊の詩集をかき集めて
トイレに並べる
...
米粒たちが 踊る街
クリスマスソングが
もうそろそろ 響き始めても
良い頃だよねと 笑う
嗤われるのでは ない
あくまでも 主人公は 口角なのだ
広角レンズを 目一杯に構えて
シ ...
さがしものはいつでも
くだものの皮の中にある
とでもいうように慎重にむいている
生きているかのように
こわごわあつかっている
こわれもののように
うつむくのに
これほどつごうのよ ...
それは気の迷いだろうどっちかというと
と書き込みたい気持ちを抑えて眺める
空が青くて明るすぎるので私はすっかり腹を立て
こども部屋の真ん中に黒のクレヨンで魔法陣を書く
逆さの五芒星の真ん中 ...
○「独り言」
独り言は
ワイフとの摩擦を避けるに
役立っている
「今何かいったあ?」
「いや、独り言、独り言だから」
○「詩」
詩は
尿意のように
突然おとずれる
すぐにメモし ...
何もかも嫌になるときの私は鬱に沈んでる
心に立ち込めた暗雲は
覗いた浴室の鏡を曇らせて
疲れた顔はぼやけていた
朝 食欲がわかない
だから
キッチンで紅い林檎を剥いた
けど
白い果 ...
半覚醒状態で掛布団の下でうずくまる
地球外生命体の逃亡者のような私は
テレビの声だけ聴きながら丸く横たわっている
いっとき、毒水は体を掛けめぐり
麻薬のように高揚したかと思ったが
今は、毒々 ...
羊の群れに紛れ込む、一匹の山羊
和音の中に潜む、微細な不協和音
息を潜めるように生きてきた
いつの時代も調和を乱す者は
この世のあらゆる集団に於いて排除され
同じ制服を着用していても
...
意味はきらきらふる星だし
正しさはもえる草原で
寝息は世界のかぜ薬
あなたの頬がやわらかいうちに
知ってほしいことがたくさんあるけれども
なにひとつ教えられることがない
だからいつ ...
もう一つ
次への欲深さが 増す度に
表面張力を 試したくなる夜
〼酒に似合う一合を探す
今夜は熱燗
立冬も過ぎて 寒い頃合い
温もりが欲しくて 手を繋ぐ恋人達
はしゃぎながら ...
詩という形の
嘘も本当も主張できる
やさしい表現のありかたが好き
あらわしたいこと
そのために気持ちを注げるから
カウンセリングや心理学に行き着いたのも
言葉と身体を繋いだまっすぐな表現を ...
「教育の現場に
国が介入するなど
もってのほかだ」
そう言って憤るのは
元小学校の女性教諭M氏だ
M氏は今から数十年前に
横浜の公立学校で
4年生の担任を受け持っていたとき
生徒達 ...
世界との繋がりが
ネット、しかも自称詩投稿サイトしかない
そんな男の悲しみが
おまえなんかに分かるものか
俺はいつだって
泣きながら
キーボードを叩いているんだ
ちょっとした
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
恋
水宮うみ
自由詩
2*
18/3/24 14:26
独り言39集
zenyam...
自由詩
1
18/3/24 13:53
水虫ジュク夫「桜」
花形新次
自由詩
1
18/3/24 11:29
夜が明け、朝は来るから。(僕の、桶狭間)
秋葉竹
自由詩
3
18/3/24 9:30
紅葉花
藤鈴呼
自由詩
0
18/3/24 8:54
そこにいるのは。
ヒヤシンス
自由詩
8*
18/3/24 6:56
はぐれはぐれて
葉leaf
自由詩
3
18/3/24 6:20
田舎の夜景
夏川ゆう
自由詩
5
18/3/24 5:21
3月が来ると
さがらみずは
自由詩
1
18/3/24 2:56
さようなら秘密基地
田中修子
自由詩
11+*
18/3/24 1:10
息をつく
坂本瞳子
自由詩
3*
18/3/24 0:20
桜の樹の下では
佐々宝砂
自由詩
6*
18/3/23 23:16
砂
もとこ
自由詩
10+
18/3/23 23:12
奇跡
水宮うみ
自由詩
2*
18/3/23 21:11
海
〃
自由詩
4*
18/3/23 20:45
伝統の技法
花形新次
自由詩
1
18/3/23 19:49
収入
間村長
自由詩
5*
18/3/23 12:08
詩集だけ残った
高林 光
自由詩
3
18/3/23 10:16
炭水化物パレード
藤鈴呼
自由詩
1*
18/3/23 9:24
くだものの村
朧月
自由詩
3
18/3/23 9:16
木の芽どきのソネット
佐々宝砂
自由詩
3
18/3/23 9:08
独り言38集
zenyam...
自由詩
2
18/3/23 8:28
何もかも
こたきひろし
自由詩
2
18/3/23 6:57
ガラケー
山人
自由詩
4*
18/3/23 4:50
魂トロール
忍野水香
自由詩
5
18/3/23 1:15
寝がえり
はるな
自由詩
19+
18/3/22 23:54
ワンモア
藤鈴呼
自由詩
4*
18/3/22 22:51
詩について(6)
はなもとあお
自由詩
3
18/3/22 21:44
自由な教育
花形新次
自由詩
2
18/3/22 20:49
水虫ジュク夫「ひとりぼっちはもういやだ」
〃
自由詩
3
18/3/22 20:13
1296
1297
1298
1299
1300
1301
1302
1303
1304
1305
1306
1307
1308
1309
1310
1311
1312
1313
1314
1315
1316
1317
1318
1319
1320
1321
1322
1323
1324
1325
1326
1327
1328
1329
1330
1331
1332
1333
1334
1335
1336
4.55sec.