わすれそなこと
わすれへんて
ようゆうわ
ひらめいて
これやがなゆうて
さんぽやった
な
加速度て
正も負もあるんやな
わすれたいこと
わすれへんても
ようゆうわ ...
薔薇の花弁の縁から橙が染みて
みえないくらい細い管を伝っていく
酔いが芯に伝わる頃合いに目覚める
ことは望んでいなかったのに
考えるのを許さぬ身体は誰のもの
やはり私のものであり
でも ...
義母の墓参りに車でカミサンとでかけた
一時間半ぐらいかかって寺に着いた時
カミサンが僕に車の中で尋ねた
「外は寒いだろうか」
「外へ出たらわかるよ」
僕は
動いてから考えるタイプだが
カ ...
薄いヴェールを剥ぐように
私にしかみえないものを探
している。私はどこにいる
のか。既知の街が未知に見
えるほどこの手に握りしめ
た切り札は擦りきれてボロ
ボロだ。この街はいつも雨
に濡 ...
ただ次の季節へ向かう
冬へ向かう道が
目の前に伸びている
秋のままではいられない
次へ向かうしかない
秋から冬に変わる境目が
わかりにくい
いつの間にか冬
真っ白なイメージ ...
物思いに耽るあなたの横顔は美しい。
優しさの奥に深い悲しみが見える。
寂しい思いをさせていたならごめんね。
ただ寄り添うだけの私を許してね。
遥かに広がる大海原にカモメが戯れ ...
あの日、貴方が見せた笑顔は優しさそのものだった。
あの日、貴方が零した涙は悲しみそのものだった。
あの日、貴方が褒めた私は嘘そのものだった。
あの日、貴方がくれた温もりに気付けなかっ ...
窓辺に花が咲いている。
そっと静かに祈りを捧げる。
祈りとは願いの最上級。
花はじっと沈黙して私の願いを叶えてくれる。
窓辺に花が咲いている。
時は輝きを放ち、移ろう。
...
陽射しの下に
人が集まって
笑いが起きる
日々の小さなグルーヴを
ありがたく思う
そんな大げさな話ではないけれど
たとえば
心無いものと出会って
戦士は剣を抜き
心優 ...
平凡であることは難しい
目立たず
人並みで
静かな幸福
それはおそらく
種の存続をかけた
ひとつの才能なのだと思う
ビール瓶で
頭が割れるぐらいなら
相撲なんか辞めちまえ
シリコン入れてるから
立合い頭で来られると
死ぬほど痛かったと対戦相手に
言わしめた
名大関大受のことを考えたら
最近の力士 ...
ヒバリの翼が目覚めた日
空ゆく雲は祝福して座を明け渡した
囀る声も高らかに
大きな舞台を謳歌する
揺らぐ柳の影は濃く標され
その枝は優しく枝垂れる
薄桃色の花吹雪に霞む路を
黄色いカ ...
――雑草という名の植物はない
そんなこと言ったの誰だっけ
道端の小さな命 見つけたあの子
遠い昔のあどけない幼子
今はずいぶん大きくなって
片手には重たいかばん
片手には本
難しい顔して ...
ながらスマホを駅員さんに注意されている人を笑みを浮かべなら動画で撮影している人が後ずさった時にぶつかった相手が暴力的な方面の方でひと悶着起きそうだという空気が周りに漂い始めてからその方と舎弟的関係にあ ...
自分自身の中に納得できる部分がある
折り合いをつけて空をとぶことは安全に暮らすためには必要不可欠でそれを恥じることはない
みんながしているからとして 君が踊ることを私は責めたりしないが 私 ...
私の仕事は「ぬ」である。
なぜ「ぬ」が「わ」だの「た」だの「し」だの「の」だの「こ」だの「濁点」だの「と」だの「は」だの「かぎカッコ」だの使いやがるんだ、とおっしゃるかもしれないが。それは貴方に ...
まだ
夜は明けていなかった
上野駅の構内
入り口に近いを通路の隅にござをひいて
その上に正座をしていた
極寒の早朝とは思えない身なりをした老人が
手を合わせていっしんに
お経を唱えていた ...
あついおもいが
じょう熱が
こころふるわせる
いっしょうけんめいが
もえるこころが
こころゆさぶる
ほとばしる炎
とびちる汗
あつい
あつきこころ
もえている
明日へ ...
こんにちは。(これは人工音声です)
/
ぼくたちは普段生活をしていて、だから電化製品が好きで、きみの名前はコジマで買ったからコジマで、コジマは買いたての頃、すごくカタコトだった。ケーコートーの ...
僕は今日も生きている
理由はわからないが今日も生きている
明日はわからないが
今日も生きている
オギャア!と産まれてから
ずうっと生きている
よく生きてきたなあ!
あと何日生きるかなあ! ...
ころがった
部屋は私のせまい家
いい加減に仕事しろ
眠気に負けそうになりながら
家族の帰りを待っている
予定の時間はとっくに過ぎ
心配をしながら待つことしかできない
連絡しても
おそらく返事はないだろう
1人で遊び歩いているはずもない
...
洋装に日本髪といえば
私の妻のことだ
成人式で初めて結った
日本髪が勿体ないとの
母親の口車に乗って
ジーンズにロングコートに
日本髪の出で立ちで出社して
更衣室で同僚数人がかりで
...
繰り返し呟くみたいに大きな空を描く
風は大地連れ
音楽をのせる
空は暮れ
指に挟んだ紙を隣に渡す
過ごした時間に名前をよびかけることはない
風は雲を連れて暮れていく
...
題名のない詩には、名前がありませんでした。
題名のない詩は愛されました。題名がないというだけで、読者にとっても、作者にとっても、なんだか特別になるからです。
題名のない詩は、名前が欠けているという ...
テーブルに前歯が
激突して以来
目が少なくて泣けない
浜辺では泣けるのに
だし汁をとって飲んでは泣く
海猫が遠くで鳴いて居る
マーダー(殺人)事件は近すぎて
テーブルにはマークが記される ...
{引用=窓の外、乾いた風がぱらぱらとヤマモモの葉を鳴らす。猫がきりりと座りなおす。首を長く伸ばして何かを凝視している。}不可能な猫が財布を手に持って医者行ってくると窓閉めて出づ。
不可能な猫が小さ ...
鉛を擦った袖が
すっと高い
青空にひらめいて
手を振りかえすと
穂波へ消えていった
あなたを
好いていたんです
あなたの骨の中には
あの青い光が詰まっていて
きらきら き ...
あと何分で着くのか
うなじに尋ねる
水辺で死ぬ と
予告されたひと月前
の雲を抱えている
やさしい人たちが
みんな一斉に
難民になる島で
私は呑気に
ひたすら食器を洗った
...
労働というものは
自然界のように複雑で
神秘に満ちている
今日俺は法務省人権相談窓口に行って
パワハラの件など相談してきた
ところが法務省というものも
労働と等しく複雑で
不可思 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
物理の苦手な子どもたち 一
AB(なかほ...
自由詩
4
17/11/18 14:56
ブレックファーストソーセージ
深水遊脚
自由詩
1*
17/11/18 14:41
カミサンのタイプ
zenyam...
自由詩
0
17/11/18 10:37
この街
あおい満月
自由詩
2
17/11/18 5:41
冬へ向かう道
夏川ゆう
自由詩
0
17/11/18 5:19
二人一緒に
ヒヤシンス
自由詩
2*
17/11/18 4:31
あの日
〃
自由詩
3*
17/11/18 4:09
時の輝き
〃
自由詩
1*
17/11/18 3:35
円卓
ガト
自由詩
6*
17/11/18 3:19
家庭
〃
自由詩
2*
17/11/18 3:16
日馬富士
花形新次
自由詩
0
17/11/17 23:43
飯を炊く老婆
もっぷ
自由詩
4*
17/11/17 22:25
今日も風の中で
〃
自由詩
2*
17/11/17 22:02
観察記
しょだまさし
自由詩
2*
17/11/17 21:39
20171117_work0000@poetry
Naúl
自由詩
0
17/11/17 20:35
ぬ
若原光彦
自由詩
2*
17/11/17 18:38
地球
こたきひろし
自由詩
0
17/11/17 12:49
いのち燃える
星丘涙
自由詩
0
17/11/17 8:51
コジマ
さわ田マヨネ
自由詩
4*
17/11/17 8:48
生きている不思議
zenyam...
自由詩
2
17/11/17 6:40
のっとり
花姫
俳句
1
17/11/16 23:43
おかえりなさい
無限上昇のカ...
自由詩
1
17/11/16 23:27
日本髪
花形新次
自由詩
2
17/11/16 20:25
_
雨へのダブリ...
自由詩
2
17/11/16 20:01
題名のない詩
水宮うみ
自由詩
2*
17/11/16 19:33
リアル
間村長
自由詩
2
17/11/16 19:27
夢(ニ) 部分
沼谷香澄
短歌
2*
17/11/16 19:05
骨
印あかり
自由詩
12*
17/11/16 18:22
時間が散らかる
伊藤 大樹
自由詩
3
17/11/16 17:45
冬が迫りくる日に
葉leaf
自由詩
3
17/11/16 11:43
1298
1299
1300
1301
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1331
1332
1333
1334
1335
1336
1337
1338
加筆訂正:
カナリアの宝石さがし
/
田中修子
[17/11/17 22:51]
(タイトル等、だいぶ変えました。ポイントくださったかたすみません!)
カナリアの宝石さがし
/
田中修子
[17/11/17 17:40]
さいご、つけたしました
3.55sec.