重い重い
今日の気分はいかが?
私はちょっと一息でほっ~
転倒した時のあばらのヒビも完治
目まぐるしく過ぎた
五十代前半
何か始めたい
五十代後半
そんなことを思いなが ...
なみたつバイオリズム
無数の引っ掻き傷が欲しがっている
ドン・キホーテも笑っている
喜劇の様な悲劇を演じては
燃え尽きそうな小さな乏しい石の塊
過去の幻影に囚われ
欲求が満たされぬ ...
削ぎ落とす
底の底に行き着いた今
削ぎ落とす
要らない脂肪
要らない欲望
要らない思い
もぐら叩きだ
底の底で
削ぎ落とす、また削ぎ落とす
私が在る処の私で在るために
私が ...
僕の田舎の人たちは
率直で
思ったことをすぐ口に出す人が少なくない
道で会った瞬間に
「あら、顔色が悪いねえー」とか
「あら、太ったねえー」とか
「あら、はげたねえー」などと
思ったこと ...
「悲しみって 日替りね」
少し軽めの春の陽気がつぶやく
金色の教室で新しいサヨウナラを見つけた
無人の机は古びた傷を刻んでいた
君の挨拶もサヨウナラとつぶやいていた
悲しみの言 ...
すこしまえのわたしは、やっぱり今よりも数倍甘ちゃんで
きっとなにもわかっていなかった
今になってそれを思う
すこしまえのわたしは、いまよりもまだ、まだ、希望を抱えていたんだ
本当は ...
脱出できずに苦しんでいた時もありました
声を出して 逃げ出した朝もありました
何時だって
起き出して 打ち震えた瞬間に
支えてくれる腕に
安堵の溜息を
漏らしていた気がしていま ...
壊れていく
粉々に飛び散り
破壊されるプライド
拾い集め掌に載せ憐れむ
ここまでか
俺の求道もここまで
これっきりか
困惑と戸惑い
諦めと終わりの影が
追いかけてくる
負け犬だ
...
まぶたの裏に咲く桜
遠くまでいけなかった足さきが
ようやく幹に触れる
よいのやみ
想い出を負ってしなる腕から
にじみだしていくほの白いあかりは
去っていった人のみちすじを辿るように
...
暗く独りの自慰行為
ため息 喘ぎ 泣いてみる
何かに動かされ 操られ
強張る笑顔に痛いモノ
乱れた衣服をボロボロに
引き裂く下着が 体を縛る
冷たい汗に溺れて 濡れたシーツ
...
トマトが赤くない
それだけでためらう
夏じゃないことを知る
売り場にて
おひとり様むけのパックをつかむ
日曜日に家族の群れの中を泳ぐ
ふいにこどもの泣き声がする
おかあさんの ...
わたくしがもし、嫌な気持になったのなら
わたくしは、きっと嫌なものに影響されているのだ
足の先から爪の先まで
心地よいと思うものに身を浸していれば
きっとそのような思いにはならない筈
こころ ...
暑くも涼しくもない
温い夕暮れが始まり
秋の気配が漂う
雨の匂いが充満し
風が強さを増す
嵐の前の静けさは
不気味なことこの上なく
薄暗い雲よりも
私の心がざわつく
今宵は月 ...
ピアノの旋律果てしなく
残響が耳に残る
盤上の謎が解き明かされるとき
果てしのないカオスが氷解
たて糸とよこ糸が交わり
タペストリーを織りなす
人はどこへ向かうのか
帰りのない道
君が死んだと思うことにした
思い出は過去の金庫にしまって
これからはその貯金で生きよう
美しかったと憶えているのは
君の前歯と爪の形くらい
優しかったと水増しするのは
僕が愛されたと言 ...
どうしようもないので
あたしたち
核武装しようと思います
イヤなんです
本当はイヤなんです
出来ることなら
持ちたくなかった・・・
お金掛かるし
でも仕方ないんです
持つだけ ...
半透明なガラスのような水の膜
その向こうから覗いているのは、わたしの目
何故生きているのですか
そう尋ねているわたし
未来とか将来とか一生添い遂げる人とか家族とか
そこにはそれら ...
隙間だらけのノイズに
剥き出されていく
骨も皮も肉も内蔵も
全て剥き出され
神経だけになる
鏡の神経だ
隙間だらけのノイズに
内も外も映し出し
シェイクさせる
鏡の神経だ
魂の ...
夜、あなたは夢と現実を行き来する
目を瞑っても、光が見えるのは何故だろう
あなたの瞳のなかを星々が流れ
夜空は瞼を閉じた
相手が
黙れば
黙るほど
言った言葉は
自分の方へ向かってくる
かつて仲の良かった人たちとは、夜空の星たちのようにちりぢりに離れた場所で暮らしている。
一緒にいた頃のことを懐かしんでいると、寂しくもなるけれど、別にそれでいいのだ。
きっとみんなどこかで光っ ...
クルシミマス25松の内7バレン・ホワイト14
サクラチル上旬ハハ14チチ18七夕7夏終了31
←いまここ
日付ばかり追う生活には曜日など必要なくて
カレンダーの一段目から惑星がこぼれ落ちる ...
始まりがあり
終わりがある
それは必然
くりかえし
くりかえす日々
花びらは
やさしく揺れ
首を傾げ
やがて散りゆく
しろく
しろい雪降り積もり
恐れ惑う
始ま ...
日は衰え
葉は彩を変える
季節は中年を迎えた
最も長い中年という季節
これまでに蓄積した疲労を
すべて養分として生かし
褪せていく美しさに
自らも加わろうとする
中年は始まった ...
いつの間にか空気が軽くなり
空も星もそれもまた然り
季節の変わり目は人の心もうつろいやすいけど
あぜ道に咲いた彼岸花の赤がやたらと
まぶしくて
君が残したものはとても多くて
私一人では ...
猿がないている
俺もないている
おまえはないている?
あの子もないている?
ないているの種類がちがう
京都のお寺のとなりのホテル
山裾のそこには夜、猿がでる
...
混沌として揺らぐ相変わらずの朝を
秋の気配含む涼風吹き抜け
見上げれば青い青い天空広がる
宇宙の時流は淀みなく静かに進み
混沌の中に律動を見い出した私は
この己産まれた九の月に
思い新 ...
追いかけるから逃げるんだって
わかっているけれど
見ているだけの自分にも
あきてしまったからしょうがない
太陽がまっかで
ずっとあなたがみているからだまって
私もなんにもいえないよ
...
りーりー
りりり と
鳴いている
耳を澄ますと
少しずつ違う音色で
合奏している
パソコンの中から
聞こえるようで
二階の窓から
見てみると
明るい夜空に
透明な羽根 ...
白い羽根のような雲がゆっくりとほどけ
ひとつの比喩が影を失う
意味からやっと自由になった娘らを
解釈は再び鍵をかけ閉じ込めようとする
ああ自己愛
鏡の中にしか咲かない薔薇よ
瑞々し ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
重い思い五十代半ば過ぎ
minomi
自由詩
1
17/9/4 6:51
引っ掻いて生きる
星丘涙
自由詩
3*
17/9/4 6:47
削ぎ落とす
ひだかたけし
自由詩
3*
17/9/4 6:15
すぐ口に出す人たち
zenyam...
自由詩
0
17/9/4 5:53
教室
秋葉竹
自由詩
2*
17/9/3 23:31
足りないもの 引き合うもの
水菜
自由詩
2
17/9/3 22:54
夢だと解っていながら
藤鈴呼
自由詩
3*
17/9/3 22:22
俺の青春
星丘涙
自由詩
3*
17/9/3 22:02
さくら
小夜
自由詩
5
17/9/3 21:32
オナニー
kino12...
自由詩
1
17/9/3 21:26
日曜特売
朧月
自由詩
3
17/9/3 21:22
きらめき
水菜
自由詩
1
17/9/3 20:43
化けの皮は剥がれることなく
坂本瞳子
自由詩
0
17/9/3 19:38
旋律
みっちー
自由詩
2
17/9/3 19:34
覚醒シンドローム
ミナト 螢
自由詩
1
17/9/3 18:57
本意ではない
花形新次
自由詩
0
17/9/3 17:55
波
水菜
自由詩
3
17/9/3 17:40
ロックンロール(改訂)
ひだかたけし
自由詩
3*
17/9/3 17:28
窓
水宮うみ
自由詩
0*
17/9/3 15:42
夫婦喧嘩
zenyam...
自由詩
1*
17/9/3 13:41
僕らはひとつの星座
水宮うみ
自由詩
2*
17/9/3 12:57
空曜日/即興ゴルコンダ(仮)投稿
こうだたけみ
自由詩
1*
17/9/3 12:18
常套句
星丘涙
自由詩
2*
17/9/3 11:32
長い秋
葉leaf
自由詩
2
17/9/3 4:15
晩夏
岸かの子2
自由詩
4
17/9/3 1:26
ないている?
吉岡ペペロ
自由詩
1
17/9/2 23:47
出帆
ひだかたけし
自由詩
4
17/9/2 22:56
あきのそら
朧月
自由詩
2
17/9/2 21:28
りーりー
Lucy
自由詩
10*
17/9/2 21:14
さてどうしよう
ただのみきや
自由詩
9*
17/9/2 20:42
1311
1312
1313
1314
1315
1316
1317
1318
1319
1320
1321
1322
1323
1324
1325
1326
1327
1328
1329
1330
1331
1332
1333
1334
1335
1336
1337
1338
1339
1340
1341
1342
1343
1344
1345
1346
1347
1348
1349
1350
1351
3.86sec.