小さな箱に小さなケーキ二つ
一人で食べたよ
あなたがいないから
テレビには聖夜の飾り
みんな笑顔で聴いている
クリスマスの歌
幸せを運ぶよ、クリスマスの夜
淋しい人、僕は一人
哀し ...
いたいけな夜ぼくは
きょうもおんなをかう
感情とは興味のことだろうか
欲のことだろうか
脳が腫れていく
口が渇いて気もそぞろ
いたいけな夜ぼくは
きょうもおん ...
意を決して出かける度に
知らないものが増えている
街にとけのこってしまう
粉っぽくて
だまになる身体
焦りは何も生まないと
言ったその口が震えている
鍵穴をまわす
水音をきく
...
ほんのちょっと 寒そうな色合いを連れて
風がやって来た
パブロフの犬の代わりに
パブロンをゴクリ
喉を伝う ソフトクリームの滑らかさに
舌鼓を打つ頃
意思を持った石を包む
...
自称詩人が
冬を越せるのは
ひとえに日本政府と
真面目な納税者のお陰であることを
忘れてはならない
本来なら
春を待たずに
花が咲く(正確には手向けられる)
ところなのだ
ここで ...
土盛がされた土手に上がり夜明けの空を見ると
ああ、十センチくらい違うだけでこんなに高いものかと
違う気持ちになりもして
そしたら僕より背の高い人は
さぞ開けた景色を見ているのだろうなぁと
...
年を取ると
原因不明な病気が
増えてくる
病院でいろいろ検査しても
特に異常はないといわれる
けれども
痰がとまらないという人や
腰が痛いという人や
咳が出るという人などがいる
年を ...
「お願いします押し売り」が
横行している
情け深いおばあちゃんは
お涙を頂戴しながら
わけのわからない契約を
結んでしまう
疲労困憊。砂漠にいるよ。誰もいないよ。
逆さ吊りにされて、痛めつけられて、お礼も言われず、お亡くなりになったそうな。
できることならさっさと消えてしまうのも一つの方法だが、そうもいかないらしい。
...
クリスマスという
言葉に慣れているけれど
ノエルという言葉の響きが好き
街中のイルミネーション
取り付けが急ピッチで進んだ
子供の頃
家族全員で楽しんだ夜
それは今も続いている
...
ネオンサインの海を往く
もじゃ髭の老夫
くたびれた大きな袋を引き摺るように
あの中には
子供たちの願いと、欲と
資本主義が入っている、らしい
その重みは絶えず
彼の腕を苛み
老いた腰を ...
キャベツが自由自在に切り刻まれて
豚肉の生姜焼きが作られて行く
キンモクセイがまだ咲いて居た
十月の中旬
ナガサキアゲハの幼虫も
ナミアゲハの幼虫も
まだまだ葉の上を動いて居て
昼はまる ...
戦争はクソだよ
しないほうがいい
戦争があるなら
ない方がいいって思うさ
戦争はクソだよ
ない方がいい
戦争はクソだ
クソを望む人とも
分かり合えるけど
戦争を望む人とは
分か ...
12月22日に冬至を迎え星は、「丁酉一白水星」から、2018年2月4日から始まる「戊戌九紫火星」へと大きく舵を切る。
「丁酉一白水星」の星を振り返ると、
<丁*釘といった丁の入った字が示すよう ...
花を踏んで地面に押し花を
つくりあげる
しろい脚ばかり順繰りに
刈り取っていましめ
白金色の湿原には
ゆらゆらと
あおい目のさかな
とうめいな躯
背骨と心臓
透かしてみずにと ...
秋ふけて、もみぢがしとねに寄すとて
もみぢ葉の落つるけしきもはかなきに 霜にきほひてつもりぬるかな
浅茅がうへに露おきぬるとてよめる
冬枯れの草葉にむすぶ夕露の 玉なすがごとあけぼのの袖
...
私にとって
行列は
{ルビ皺=しわ}のようなものだった
黒く
そして蒼く
一段落のきれいだ
打ち付けられた
山肌に雪崩れる
そこが しずかだ
気になって来てみると
最後 ...
キタサンブラックが
有馬記念を快勝し
有終の美を飾った
オーナーの北島三郎といえば
代表作は何と言っても
兄弟仁義であって
その私生活も闇社会との繋がりが
何度か指摘されてきた
...
寒い夜
今ごろ どうしてるかな
冷たい風でも吹いたら
諦められるのに
やさしかった
きみの指先
あたためてくれた
冷たい頬を
今でも あたしは
見知らぬ街角に
たたずんだ ...
誤って創られた神の子と
大きくなれない神の子が
壊れた音の降るさまを見ている
夜の鳥は鳴いて
曲がり角は遠い
より暗い地へ
掲げられる腕
触れる前にうたは消え ...
クリスマスだというのに
誰にも会わずにテレビを見ていた私
外は少し寒い
メルカリで買った服はかなり小さかったけれど
昼頃いつものように パスタを作っていた
それからワインを飲んで 暖 ...
僕はどこから来たんだろうとか、そういうことが気になる。
僕はどこへ向かっているんだろうとか、そういうことも気になる。
きちんとした目的とか目標とかがあるわけでもなく、なんとなく流されてるだけだから ...
家のすぐそこ
静かに営む町のケーキ屋さん
ジングルベルを鳴らしながら
年に一度せっかくだからと
一つ二つと食べる人数分
去年は息子さんのような
小さなその息子さんのような
幸せそうに笑う ...
パルナは朱色の着物
まるで天使のように蝶のように
ひらりと振袖を揺らして
ガシンを指差しながら笑顔で
「おっまえー」と言う
ガシンは紺色の着物で
少し戸惑った顔で
でも嬉しそうに
...
透明な chaim がひびく夕方未満の空めがけ、A-4 型機(テスト仕様)は仮定法過去を超えて飛ぶ。
時間割がキリキリ擦れる相変わらずの Thursday。
パネルの割れた smart pho ...
しょっぱいよね涙は
あまい涙を流したいな
産まれて落ちたから
拾ってくれた大地
いったい何の仕掛けかは
わからない
その時から
この体を動かすぜんまいを
誰が回すか
わからない
真実は何もわからない
何もわからないの ...
そのレモン。
絵画のようなフルーツにまじり
仏頂面でそこにいた。
寂しさの、
数だけレモンをかじっても
泣きはしないさ、酸っぱい顔する。
夜空には、
震える無数の星があり
地 ...
クリスマス イブに降る
乾いた粉雪のなか、
折られた翼を引きずった天使が、
私の街を歩いている。
悲しみをおし殺しているんだろう、
けっして俯かない頰にあたる風に
ピクピクと泣き黒子のあ ...
「生まれてきてありがとう!」
とプレゼントされる子どもたちが
いる一方で
「なんで生まれてきたんだ!」
と言われる子どもたちがいる
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
聖体の夜
ツノル
自由詩
4*
17/12/26 2:44
いたいけな夜
吉岡ペペロ
自由詩
1
17/12/26 0:29
下へ向かう
Seia
自由詩
0
17/12/25 20:30
苗名滝
藤鈴呼
自由詩
1*
17/12/25 18:35
冬に咲く花
花形新次
自由詩
1+
17/12/25 18:24
今朝土手に上り
りゅうさん
自由詩
2*
17/12/25 16:07
原因不明
zenyam...
自由詩
1
17/12/25 9:25
ノルマ
〃
自由詩
0
17/12/25 8:55
20171225_work0000@poetry
Naúl
自由詩
1
17/12/25 8:01
ノエル
夏川ゆう
自由詩
3
17/12/25 5:04
Misery Christmas
のらさんきち
自由詩
0
17/12/25 4:39
巨人
間村長
自由詩
2
17/12/25 2:12
戦争はクソだよ しないほうがいい
竜門勇気
自由詩
1*
17/12/25 1:29
戊戌九紫火星
吉岡ペペロ
自由詩
2
17/12/25 0:03
菫野
むぎのようこ
自由詩
13
17/12/24 22:54
初冬三首
藤原絵理子
短歌
0
17/12/24 21:09
鎧灯
石川湯里
自由詩
2
17/12/24 21:03
キタサンブラック
花形新次
自由詩
1
17/12/24 20:56
クリスマス・イヴ
藤原絵理子
自由詩
2
17/12/24 20:37
終わり ひとり
木立 悟
自由詩
2
17/12/24 20:19
2017年クリスマスイブと、私
番田
自由詩
4
17/12/24 20:10
あのさ
がん
自由詩
2
17/12/24 16:47
町のケーキ屋さん
灰泥軽茶
自由詩
1
17/12/24 12:32
パルナ = ガシン
狩心
自由詩
2
17/12/24 12:23
5時間目:英語
吉兆夢
自由詩
1
17/12/24 12:12
あまい涙
イオン
自由詩
3*
17/12/24 10:26
わからない
こたきひろし
自由詩
1
17/12/24 10:24
愛に、行くから。
秋葉竹
自由詩
2
17/12/24 9:41
泣かないで、クリスマス イブ
〃
自由詩
3
17/12/24 9:36
サンタの季節の光と影
zenyam...
自由詩
1
17/12/24 9:28
1311
1312
1313
1314
1315
1316
1317
1318
1319
1320
1321
1322
1323
1324
1325
1326
1327
1328
1329
1330
1331
1332
1333
1334
1335
1336
1337
1338
1339
1340
1341
1342
1343
1344
1345
1346
1347
1348
1349
1350
1351
加筆訂正:
時間外
/
ただのみきや
[17/12/24 14:22]
何文字か訂正しました。
4.99sec.