シンプルな夜明けだ
明白な空の色
みつめる視線

とりあえず旅に出よう
あまり太りたくない脳細胞。

わかりやすい風景の片隅
細身のわたし
きれのいい動き

飛ぼう 宙に。

...
僕は弱い頭で寝ながら考えた

北朝鮮問題の本質は
米国と中露の対立にある
中露が北朝鮮を使って
米国を脅しているのである
北朝鮮の核ミサイルで米国を脅して
朝鮮半島から手をひかせようとた ...
柔らかく温度のない雪が降り積もっていく
地面の上 僅か数ミリの湿った土を粉白粉で薄化粧でもしたかのようなそれは
僅かに立ち昇る薄絹のような柔しい蒸気で一瞬にして煮溶けていく

子供とは何なのか ...
猫といつしよにすはつて
落ち葉がものすごいいきおひで
木にもどつていくのをみてゐました

世界がどんどんまき戻されて
文明がはじまるまえの
澄みわたつたあをぞらにもどりまし ...
「あした 先生はお休みします」
そういって いらい さわぐち先生は
学校に来ない

さわぐち先生ってみんな「沢口先生」って呼ぶけど
ほんとうは「澤口先生」って呼んでほしいらしい

...
それは冷たくて
それは触れると少し指は抵抗なくすこしついっと少しだけ触れるような感覚で
少しだけ引きずるように濡れる
すこしゲル状なのかそれでも形はあまり崩れない
光に当たるとシャボン玉のよう ...
青い水たまりを見る
同時に広がる小さな足くびと黄色の長靴 白いソックスと黄色の小さなレインコートと黄色い小さな傘
それは男の子で
青い水たまりの横に小さな長靴を履いた足を寄せて、傘の先を青い水た ...
黒い空から夏の問いが、
身体に差し込まれて
意思の間隙で
するどいものが窺っている
虫の音を風が運んだ夜に
生きるものはみな静かに重なり
目を瞑っても怖くはない

視線を置きわすれては ...
虫の音が聞こえてくる
身も心もおちつく。

闇におちるように
なにもかも預ける。

夢は覚めてゆく・・・

「気持ちがいい
ひといき入れようか」

「お茶をいれてくれ
おちつい ...
黒が消火器を浴びた

怒って白を炙った





終わらないオセロ。







手袋







マスク



...
三人目の反存在

かろうじて
生かされて在る
名も無い生

先に立って
名を得た
二人の背を見て
一人こぼれる三人目

光を受けて
先行する者
闇を授かり
逆行する ...
濡れた心にあなたが触れる

揺れた心に確かな想い

もっと抱いて
もっと奪って

でも あなたは


約束なんてしないもの

許されない私は
あなたを許せない

歪 ...
灰の地層
人工の骨
潰れ かがやく
玩具の群れ


波のはばたき
ひかり振る陽
来ることのない
待ち人の鼓動


動きが動きをくぐり抜け
片手は月に到いている
片足 ...
自分が思うとおりに
まわりも見てくれると
安心なんだけれど
思っている自分と
見られている自分との間に
大きなズレがある場合は
混乱するのではないだろうか
例えば
まわりの人たちからは ...
「最初の撮影で終わりまでいけることが
AV男優としてやり続けられるかどうかを
決める重要な要素です。その点、僕は
はじめてが樹まり子さんで幸運でした」
これは、かつて一世を風靡した
AV男優 ...
恋しよう?
そんな突然言うんだね
うつむく横顔 色づく 頬紅

うわ目つかい
あのとき伝えた甘いウソ
「好きになるかもしれない」信じた?

闇の絵に
「ぜったい誰にも だまされ ...
どこからもとおくの
きみの手足をゆらす風の音
あめの、
裂いたひかりをまねる
キュービック

点をつないで
線をえがいて、それからの
ことは
どうだってよかった
ひだりの
...
首を傾ける
背中の方へ
仰向けになるように
空を見上げて
地面と平行に
顎を突き出して
空を眺める
一滴の雫が
降ってきた
頬で受けとめ
冷たさを覚える
夏の終わり
夏の花が好きな人は情熱的なあなた
燃やし尽くせなかった心残りを思えば
わたしは墓標に毎日くれないを絶やさない

秋の花が好きな人は人嫌いのあなた
この世に未練なく旅立ったことを思えば
わた ...
詩を書こう










書こうとしたが

















自分 ...
あなたのその愚かな 姉 の ようなほほえみを

点字にしてずっと撫でていたい 







知らない男がしゃがんでいる

あきらめた花がぽとぽと落ちてくる庭の木の ...
木々が襟を立てて拒む間
風は歌わない
先を案じてざわざわと
意味のないお喋りを始めるのは木
いつしか言葉も枯れ果てて
幻のように消えてしまう
すっかり裸になると
しなやかに 風は切られて ...
唐揚げにレモンをかけていいですか
唐揚げに醤油をかけていいですか
唐揚げにポン酢をかけていいですか
唐揚げにソースをかけていいですか
唐揚げに辛子をかけていいですか
唐揚げに山葵をかけていい ...
あれは化石の街だった
すべてが固まって
ぼくは言葉を失ってしまった
ある漁師は寡黙に作業をしている
ラーメンを啜りながら
海辺の波をみたら
視界は空を広げ
腕の血管のボルトを力いっぱい絞 ...
それは 悲鳴だったか

夜、星空に流れた
気づけば消えてしまうかすかな夢の中の笑い声
少し枯れてしまったシマリスの森の中で
ささやかな それでいて生真面目なそよ風に

生活を鵜呑みに ...
何かを守る為に何かを犠牲にすることは
様々な覚悟を人に求めるけれど
もし、覚悟の先にあるものが、自分の想像もできない素敵なものなのだとしたら
わたしは、きっと耐えるのだろう
耐えるという意識も ...
殺めてしまった
かりそめに

白い首筋 揺れる乱れ髪
唇は紅く
歯には私の爪先を

這わす指先
血の色

過敏な場所は遠回り
わざとずらして
ほくそ笑む

匂う香りと崩れる ...
 ふりはらいたい

 全てをたちきってしまいたい

 この衝動は後悔のはじまり

 生を受けて歩いている

 歩いている以上

 共に歩き 

 立ち止まっても 

  ...
○(不眠症)
イビキをかいて寝ていたのに
ワイフがいう
「夕べはちっとも眠れなかった」と

○(夫婦)
なんでうちのワイフは
こんなに
人のことにうるさいのだろう

○(健康)
...
詩情さえ
なくしていいと思っていた
このコンクリートの延長線に
あなたはいない
ひとりをなくした
世界のようなひとりを
なのに今夜は
少し明るい
月見草が咲いていて
私は詩を書い ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
きらくな旅星丘涙自由詩4*17/9/8 6:28
夢重夜zenyam...自由詩017/9/8 6:11
雪道想水菜自由詩117/9/8 3:02
もどつていく石村自由詩15*17/9/8 0:11
ふたごの恋秋葉竹自由詩117/9/8 0:04
透明の個体の液体の球状の水菜自由詩017/9/8 0:02
青い水たまり自由詩017/9/7 23:51
ある個体いっと自由詩117/9/7 21:18
おやすみ星丘涙自由詩4*17/9/7 19:35
トング.幽霊自由詩117/9/7 17:19
第三の道シホ.N自由詩217/9/7 17:16
冷える心kino12...自由詩117/9/7 13:37
ゆくえ ざわめき木立 悟自由詩217/9/7 8:35
自己イメージzenyam...自由詩1*17/9/7 5:51
はじめが肝心花形新次自由詩017/9/7 1:54
猫街に星屑の降る夏休み秋葉竹短歌117/9/7 0:35
ペシェむぎのようこ自由詩417/9/7 0:13
夏の終止符坂本瞳子自由詩017/9/6 23:52
四つの墓標もっぷ自由詩317/9/6 22:55
誰にでも平等に陽が差す訳じゃないTAT自由詩017/9/6 21:40
点字タオル自由詩12*17/9/6 20:54
風の痛点ただのみきや自由詩17*17/9/6 20:03
唐揚げに深水遊脚自由詩2*17/9/6 19:54
海路レタス自由詩317/9/6 18:37
秋葉竹自由詩117/9/6 15:37
白いマーガレットの花水菜自由詩117/9/6 13:42
愛撫kino12...自由詩017/9/6 13:33
しがらみ佐白光自由詩017/9/6 9:47
独り言24集zenyam...自由詩017/9/6 8:34
今夜は少し明るいフユナ自由詩12+*17/9/6 1:11

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