ほんとうの絶望は
「だれからも愛されていない」
ということではなく
「だれも愛することができない」
ということではないだろうか
久しぶりに会ったトモダチが
やけに元気そうで、強く見え
肌の張りもよくて若々しい
エネルギーの大きさかな
安定や、給料や、雇用形態の違いかな
だけどそれも
小さなことさと
ますます、陰が ...
おま○ことフェ○チオを含むト音記号。
一発ギャグに命をかけて学校に行っていたあの頃、私は風呂上がりに牛乳を飲むような若人で、タブーに手を出し出禁になった。

振り出しに戻る。
出戻り。

...
――どうしてこんなことになっているんだろう。

さっきまで駅近のデパートに居てエレベーターを降りたばかり。
待ち合わせ場所で一人待ちぼうけているのも厭でエレベーターに乗ったばかり。
いつも ...
大切なもの
それは人とのふれあい

わかちあい
たわいのないことで
わらいあう
それがいい

そばにいて
おちつける
それがいい
それだけでいい

交わりに生きること
それ ...
僕は冬が好き
すきな服を好きなだけ着れる
厚着の着ぶくれの薄汚い男であれる時間を大事にしたいんだ
二日酔いで頭が膨れて死にそうな気分で
場違いなデパートの酒屋をぐるぐる回る
最後に飲む一 ...
かっグぅんくる

かっグぅんくる

かっと指上げ右手首だらあん

グぅんと下腹しぼれば肩は脱力

くるっと正面で前腕がまわる

かっグぅんくる

かっグぅんくる


ロン ...
水色が
ながれてあおくなり
思い出を思い出していた
あなたのひたいを
光がとおり すぎて いく のを

窓があり 扉がある
世界には取っ手がついてなくて
うまくひらかない心の代わり ...
“クソじじぃ!ありがとう!”


勇気を振り絞って
席を立ち目の前に立つ
老人男性に席を譲った…
つもりだったのに
無視された…
恥かかせやがって…
このクソじじぃ!…


同 ...
生きていることが 
当たり前のことではないと気付いて
背筋が寒くなる
命のやり取りを
あまりにも簡単にやってきたから
私は何も気が付いていなかった
死んでしまったら
もう それでお終いだ ...
夜に魔界が溶け込んでいる
斜めになろうよ砂場くん
三は通りすぎる風を整えながら
腕よりも足 点を乗り越えてゆく

Sandbag inevitable

ああコノタビハコノタビデス

...
走る唇
音を捨てよう
風に苛まれて息を殺す

喜びが身体に浸透する
だんだんだんだん
砂場の少年誰?
山を越えれば腹八分目
床の瞳
傷の瞳
階段の球
水の震え



櫛の先が
標に刺さり
白く白く
咲いてゆく



流木のはざまを流れゆく
骨の行方をひとつ知るとき
咆 ...
ひとつには多く
ふたつにはさみしい
径の亀裂に貼られた紙が
雨水に圧され 破れかけたまま
むらさきにむらさきに空を喰む













...
夢の切断面を
あまりじろじろ視ないことです
暗い朝を浴びすぎるのと同じように
眠れなくなりますから
俺は揺れにユレテイル
けれど
皆がゆるゆる笑ってクレレバ
ウクレレくらい軽く弾き
歌の一つでも披露して
皆さんホクホク喜び拍手
してクレレバいくらでも

俺は揺れにユレテイル
けれど ...
生命に憑かれているというべけれ 湿原にずぶずぶと、足首

人食う、人の、目の、白、光、血を流し、たるは、食う顔、食え、サトゥルヌス

青空に白く小さい染み一つ仕方がないの有明の月

切 ...
詩を書きたい。
はじまりを告げる詩を書きたい。
安心を与える詩を書きたい。
温もりのある詩を書きたい。
おわりを惜しむ詩を書きたい。

誰かの心に少しでも住めるような、そんな詩を書きた ...
暗く淀む沼があって、
底のない沼があって、
死体でそれを埋めたてて、
若者達の死体で埋めたてて、
死体はどれも血まみれで、
瞳は濁って光が無くて、
なかには首が折れているのもあって、
そ ...
あたしがまだ二十代のころ

三十代のひとなんておっさんだった

えふさんもえぬさんもわいさんも

あの頃三十代前半だったんだ

あのおじいさんみたいなひとなんて四十一才

月日はた ...
自殺したがっている人たちは
死をどう考えているのだろうか
死ねば楽になると考えているのだろうか
地獄に落ちて針の山が待っているなどとは
考えないのだろうか
僕は死ぬのが
とても怖い!
死 ...
転がってゆく糸
穴に乗る洞窟
すきまで遊ぶ看板
光の形をした象

喜びで救うことは
そこにあるから入るもの
その延長の自我
認識しただけの自我

数字と踊る靴
雨の泣く道
静か ...
階段を上り切るともう
下りの螺旋階段
今度はどんな命を戴くのだろう けれど
ほんとうは ほんとうを言っても良いのなら
――永遠の両翼が望みです
もしもその価値が私にないのなら
神さま真夜中 ...
 変身願望

 満足させてくれる

 銀の校章真っすぐに

 坊主頭に髪の毛がわり

 野球キャップで炎天下

 心臓が干上がるぐらい地を駆けて

 シルクハットで言葉に詰 ...
棺に横たわって
昼寝してるみたいな
穏やかな表情のきみに
さよなら
なんて乾いた言葉を
見下ろして呟いた
あれから随分と
季節は追いかけっこを
何度も繰り返して
今ぼくは
棺の中に ...
左手でつかんだ豆を放り上げては落ちてくる男は山高帽かぶって静止と落下の両方の手で受け止めたいうまくいかないことによろこびをうれしみをほほえみをいつだって太陽の方を向いて顔を綻ばせますヒマワ・リーさんの ... ぼくらはぼくらを中心とした宇宙しか持っていない

ぼくらはぼくらからしか世界を考えられない

なのに地動説がまかり通っているのがとても不思議


犬の散歩をするひとが冬の街角に消えていく ...
音のない青空である 端っこをびりびり破り裂く哨戒機

白い、錆、赤い、石灰、見てしまう。古い高架は堅い、おそらく

海ゆかば。冬、清潔に風化され。臭い残さず水漬く屍よ。

◇基礎体温を付け ...
いつもあなたは完全だった

手を伸ばせば星が降り
振り返れば朝日が昇る

雨の日も風の日も
あなたが歩けば花が咲いた


世界はあなたのためにあった

それほどあなたは完全だった ...
大好きな高校を成績がわるくて退学させられる次男が心配だ

乳癌とたたかうためにオレは子宮を全摘した

来月右の乳房をとる

オレの生への執着は次男だけだ

子宮をとったら鬱っぽくなると ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
絶望zenyam...自由詩317/11/6 15:25
銀杏にうめバア自由詩517/11/6 9:41
20171106_work0000@poetryNaúl自由詩117/11/6 6:34
悲しみジョニー(詞:UA)を全年齢向けに解釈しようと足掻いて ...(1+1)/...散文(批評...0*17/11/6 4:21
交わり星丘涙自由詩3*17/11/6 1:07
例えば、君もだ竜門勇気自由詩3*17/11/5 23:40
かっグぅんくる吉岡ペペロ自由詩417/11/5 23:34
とってはるな自由詩517/11/5 22:19
クソじじぃ!しょだまさし自由詩217/11/5 21:16
生きる、それは奇跡無限上昇のカ...自由詩217/11/5 21:02
よく眺めてる歌鳥草moote自由詩117/11/5 20:58
砂場の少年誰?自由詩117/11/5 20:48
かたち くぼみ木立 悟自由詩417/11/5 20:42
ノート(54Y.11・5)自由詩317/11/5 20:41
ノート(54Y.10・27)自由詩317/11/5 20:40
ウクレレ速興詩ひだかたけし自由詩617/11/5 19:52
蟲動 より沼谷香澄短歌117/11/5 19:37
詩を書きたい水宮うみ自由詩2*17/11/5 17:15
埋めたてて渡辺八畳@祝...自由詩517/11/5 16:50
フレンド吉岡ペペロ自由詩317/11/5 12:17
zenyam...自由詩017/11/5 10:53
自我と黒moote自由詩117/11/5 8:41
敗荷もっぷ自由詩317/11/5 3:36
帽子佐白光自由詩017/11/5 2:07
さよなら寒雪自由詩017/11/4 22:06
コーヒーの淹れ方 ゴルコンダ・スタイルで/即興ゴルコンダ(仮 ...こうだたけみ自由詩4*17/11/4 22:02
散歩しながら吉岡ペペロ自由詩217/11/4 21:51
砂 より沼谷香澄短歌117/11/4 20:59
perfectゼロハチ自由詩2*17/11/4 19:48
星の家族吉岡ペペロ自由詩217/11/4 19:11

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