翼 広げて
自由になりたい
この重力圏から離れて
宇宙という海に漕ぎ出していきたい
私たちは重力に縛られ
重力に逆らい
重力の恩恵も受けている
翼 広げて
宇宙に漕ぎ出したところで
...
看板のペンキが文字の型どおり剥げているから読める。牛乳
げに量りがたきは寿命・生命力・必要とされる度合い(書籍の)
芝桜模様に透ける衝立の向こうに顧客管理簿が咲く
寝る前に読ん ...
氷の橋、魂は密航する、銀竜草、傾いでいる秋の七草、光る星が何万年前の現象なら、光の中にある私の死体は、すでに、星々の冷めた遠景、氷の橋、猫の舌、竜舌蘭、傾いでいる冬の小路、太陽系を縦走する小惑星の発見 ...
やがて知ることにだろう
わたしの真実
毒の入った林檎をいくつもしまっておいて
いつ胸の奥から取り出そうか
考えることはそのことばかりになってきた
沈黙の呪文がひしひしと忍び寄る ...
ひぶたを漢字にすると
差し詰め火豚だろうか
「アメリカは戦争のひぶたを
切ろうとしている」と
ブヒブヒほざいているらしいが
トランプが
今まさにチャーシューを切ろうとしている
ラーメン屋 ...
何がなんでも
ロフト付きアパートに
入居したいという
27歳息子の望みを
叶えてやるために
親父が全力を尽くしたとしたら
てめえが頚を絞められる前に
厄介払いしたかったんだと
人様に勘 ...
ほんとうの絶望は
「だれからも愛されていない」
ということではなく
「だれも愛することができない」
ということではないだろうか
久しぶりに会ったトモダチが
やけに元気そうで、強く見え
肌の張りもよくて若々しい
エネルギーの大きさかな
安定や、給料や、雇用形態の違いかな
だけどそれも
小さなことさと
ますます、陰が ...
おま○ことフェ○チオを含むト音記号。
一発ギャグに命をかけて学校に行っていたあの頃、私は風呂上がりに牛乳を飲むような若人で、タブーに手を出し出禁になった。
振り出しに戻る。
出戻り。
...
――どうしてこんなことになっているんだろう。
さっきまで駅近のデパートに居てエレベーターを降りたばかり。
待ち合わせ場所で一人待ちぼうけているのも厭でエレベーターに乗ったばかり。
いつも ...
大切なもの
それは人とのふれあい
わかちあい
たわいのないことで
わらいあう
それがいい
そばにいて
おちつける
それがいい
それだけでいい
交わりに生きること
それ ...
僕は冬が好き
すきな服を好きなだけ着れる
厚着の着ぶくれの薄汚い男であれる時間を大事にしたいんだ
二日酔いで頭が膨れて死にそうな気分で
場違いなデパートの酒屋をぐるぐる回る
最後に飲む一 ...
かっグぅんくる
かっグぅんくる
かっと指上げ右手首だらあん
グぅんと下腹しぼれば肩は脱力
くるっと正面で前腕がまわる
かっグぅんくる
かっグぅんくる
ロン ...
水色が
ながれてあおくなり
思い出を思い出していた
あなたのひたいを
光がとおり すぎて いく のを
窓があり 扉がある
世界には取っ手がついてなくて
うまくひらかない心の代わり ...
“クソじじぃ!ありがとう!”
勇気を振り絞って
席を立ち目の前に立つ
老人男性に席を譲った…
つもりだったのに
無視された…
恥かかせやがって…
このクソじじぃ!…
同 ...
生きていることが
当たり前のことではないと気付いて
背筋が寒くなる
命のやり取りを
あまりにも簡単にやってきたから
私は何も気が付いていなかった
死んでしまったら
もう それでお終いだ ...
夜に魔界が溶け込んでいる
斜めになろうよ砂場くん
三は通りすぎる風を整えながら
腕よりも足 点を乗り越えてゆく
Sandbag inevitable
ああコノタビハコノタビデス
...
走る唇
音を捨てよう
風に苛まれて息を殺す
歌
喜びが身体に浸透する
だんだんだんだん
砂場の少年誰?
山を越えれば腹八分目
床の瞳
傷の瞳
階段の球
水の震え
櫛の先が
標に刺さり
白く白く
咲いてゆく
流木のはざまを流れゆく
骨の行方をひとつ知るとき
咆 ...
ひとつには多く
ふたつにはさみしい
径の亀裂に貼られた紙が
雨水に圧され 破れかけたまま
むらさきにむらさきに空を喰む
...
夢の切断面を
あまりじろじろ視ないことです
暗い朝を浴びすぎるのと同じように
眠れなくなりますから
俺は揺れにユレテイル
けれど
皆がゆるゆる笑ってクレレバ
ウクレレくらい軽く弾き
歌の一つでも披露して
皆さんホクホク喜び拍手
してクレレバいくらでも
俺は揺れにユレテイル
けれど ...
生命に憑かれているというべけれ 湿原にずぶずぶと、足首
人食う、人の、目の、白、光、血を流し、たるは、食う顔、食え、サトゥルヌス
青空に白く小さい染み一つ仕方がないの有明の月
切 ...
詩を書きたい。
はじまりを告げる詩を書きたい。
安心を与える詩を書きたい。
温もりのある詩を書きたい。
おわりを惜しむ詩を書きたい。
誰かの心に少しでも住めるような、そんな詩を書きた ...
暗く淀む沼があって、
底のない沼があって、
死体でそれを埋めたてて、
若者達の死体で埋めたてて、
死体はどれも血まみれで、
瞳は濁って光が無くて、
なかには首が折れているのもあって、
そ ...
あたしがまだ二十代のころ
三十代のひとなんておっさんだった
えふさんもえぬさんもわいさんも
あの頃三十代前半だったんだ
あのおじいさんみたいなひとなんて四十一才
月日はた ...
自殺したがっている人たちは
死をどう考えているのだろうか
死ねば楽になると考えているのだろうか
地獄に落ちて針の山が待っているなどとは
考えないのだろうか
僕は死ぬのが
とても怖い!
死 ...
転がってゆく糸
穴に乗る洞窟
すきまで遊ぶ看板
光の形をした象
喜びで救うことは
そこにあるから入るもの
その延長の自我
認識しただけの自我
数字と踊る靴
雨の泣く道
静か ...
階段を上り切るともう
下りの螺旋階段
今度はどんな命を戴くのだろう けれど
ほんとうは ほんとうを言っても良いのなら
――永遠の両翼が望みです
もしもその価値が私にないのなら
神さま真夜中 ...
変身願望
満足させてくれる
銀の校章真っすぐに
坊主頭に髪の毛がわり
野球キャップで炎天下
心臓が干上がるぐらい地を駆けて
シルクハットで言葉に詰 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
重力と自由と
無限上昇のカ...
自由詩
1
17/11/6 22:11
塚 より
沼谷香澄
短歌
4*
17/11/6 21:47
氷の橋
白島真
自由詩
14*
17/11/6 21:24
トロント行き623便
乱太郎
自由詩
11*
17/11/6 21:10
戦争のひぶた
花形新次
自由詩
1
17/11/6 20:18
ロフト付き物件
〃
自由詩
1
17/11/6 19:37
絶望
zenyam...
自由詩
3
17/11/6 15:25
銀杏に
うめバア
自由詩
5
17/11/6 9:41
20171106_work0000@poetry
Naúl
自由詩
1
17/11/6 6:34
悲しみジョニー(詞:UA)を全年齢向けに解釈しようと足掻いて ...
(1+1)/...
散文(批評...
0*
17/11/6 4:21
交わり
星丘涙
自由詩
3*
17/11/6 1:07
例えば、君もだ
竜門勇気
自由詩
3*
17/11/5 23:40
かっグぅんくる
吉岡ペペロ
自由詩
4
17/11/5 23:34
とって
はるな
自由詩
5
17/11/5 22:19
クソじじぃ!
しょだまさし
自由詩
2
17/11/5 21:16
生きる、それは奇跡
無限上昇のカ...
自由詩
2
17/11/5 21:02
よく眺めてる歌鳥草
moote
自由詩
1
17/11/5 20:58
砂場の少年誰?
〃
自由詩
1
17/11/5 20:48
かたち くぼみ
木立 悟
自由詩
4
17/11/5 20:42
ノート(54Y.11・5)
〃
自由詩
3
17/11/5 20:41
ノート(54Y.10・27)
〃
自由詩
3
17/11/5 20:40
ウクレレ速興詩
ひだかたけし
自由詩
6
17/11/5 19:52
蟲動 より
沼谷香澄
短歌
1
17/11/5 19:37
詩を書きたい
水宮うみ
自由詩
2*
17/11/5 17:15
埋めたてて
渡辺八畳@祝...
自由詩
5
17/11/5 16:50
フレンド
吉岡ペペロ
自由詩
3
17/11/5 12:17
死
zenyam...
自由詩
0
17/11/5 10:53
自我と黒
moote
自由詩
1
17/11/5 8:41
敗荷
もっぷ
自由詩
3
17/11/5 3:36
帽子
佐白光
自由詩
0
17/11/5 2:07
1277
1278
1279
1280
1281
1282
1283
1284
1285
1286
1287
1288
1289
1290
1291
1292
1293
1294
1295
1296
1297
1298
1299
1300
1301
1302
1303
1304
1305
1306
1307
1308
1309
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1317
4.31sec.