睡魔に全身を覆われているようだ
身体の芯が揺らぎ続け
目を閉じることも見開くこともできない
指先に力が入らず
涎が流れ続けているような
そんな気さえする
羞恥心などとうに捨てた ...
いつかゼロになるとしても、一歩ずつ進んでいこう。
いつかゼロになるとしても、1を足せば、すぐにゼロじゃなくなる。
それに、いつかゼロになるとしても、決して無になるわけじゃない。
ゼロという数が、 ...
まるで空みたいに
高台から見える海が
広かったからだとおもう
一帯をただ遺跡と呼んで
疑わなかった
石を通う風や
名前を知らない植物たち
目瞬きのたびにreloadするかたちを
追 ...
ライオンの世界は過酷だぜ
縄張り争いに負けたら
勝った雄に
子供なんかみんな食われちゃうんだってよ!
千尋の谷どころの騒ぎじゃないぜ
雄同士の闘いも
キンタマに噛みついたりさ
背骨噛 ...
風呂で溺れた
ダウン症児の周ちゃんが
救急車で運ばれ
一命を取り留めた
子供病院
入院後の回復は順調で
3日後に人工呼吸器は外れ
ゆっくりと目を覚ました
日が暮れて、パパは
...
遠くに数羽の鳩が舞う
あの泉を目指し
時の川をのぼりゆく
(空ノ青サガ 私ヲ 呼ンデイル)
夢の鞄をずしりと背負い
快い逆風を裂きながら
いつしか爪先は方位磁針になる
この足 ...
宇宙を食べ過ぎてお腹が脹れてしまった
赤ちゃん
大人たちのなかに入って
目玉に浸り
脳みそをくり抜いて
食べてしまえ
赤ちゃん
パンダのように
ころりと転がる
ユリウス暦 ...
言葉ひとつに対しても、無数の解釈が生まれる。
だけど、人が解釈を生むのではなく、
無数の解釈すべてが、言葉に元々秘められている。そんな風に思うのだ。
だから僕たちはきっと、ひとつの言葉の意味すら ...
○(親父似)
紙くずが落ちていたので
まるめてポケットに入れた
それを見ていた妹が言った
「父ちゃんとおんなじだね」
ポケットはいつのまにか紙くずで
いっぱいになっていた
○(介護老 ...
アネモネの咲く日
春は告げられる
ほらあの丘にも
あの岩場にも
碧色のきみとの約束にも
鳥はヒバリであるとして
同じようにきみもわたしも
名づけられる
かつてうたわれそこねたけれど ...
屋台とは芸術である。
何故、芸術足りえるか。それは、桜が美しい。と言う事と同じで、
簡単に定義でどうこうと言える問題でもない。
桜が何故美しいか。と言えば、散るからとは限らない、咲き誇るから ...
コの行列
撃鉄におされて
くるしいや
僕はあと何番目?
友達は何列うしろ?
パチン
パチン
規則正しく一歩一歩
われわれは進んでいくのである
おい ...
傷まないミルクのあふれる
断面を
あなたは菫といい
蛇といい
わたしは腕としるした
このまま
星の時刻を待とうか
誰も知らない海岸だから
寂しさを忘れ忙しがる
言葉笑い 言葉失う
一人 一人女房泣く
くもなくさみしい晴れの空
友は猫ウォヲシュレット
だからなんだとテレビのニュース
澄み切った空 静かに
月の横顔の
化粧を落とした白さだけ
深々と冷気は立ち込めて
木々と木々の間を渡る
鶫や連雀の羽音は
はたはたと 重ねられ
地にふれず かき消され
今朝わた ...
ゴミはゴミ箱に、だってさ。
よく言うよ。
自分だってそう変わらないくせに。
え、何の話でしたっけ。
そうそう。お金の話でしたよね。僕の。
予定通り折半にいたしましょう。
そうして手 ...
ハゲ上がった頭の上で
フィギュアスケートの女子選手が
股広げながら
ぐるぐる回っているのを想像すると
とても興奮する
ジャンプのウェアは
股のところをダブつかせて
揚力を稼ぐことがな ...
誰かに優しくできないのを時代のせいにしないでよ
誰かに優しくできないのを社会のせいにしないでよ
みんなが幸せになれる世界が一番いいに決まっている
正しいとか間違いとかそんなのは関係なくて
...
空気の膨張する季節には
おしくらまんじゅうの息苦しさよりも
少し 穴あきの 心たちの方が
自由発想を 発送できるのかも
呟いたままで ぎゅうと詰めた餡
本当は 粒揃いの方が お ...
雲が泳ぐ青空
太陽が今日の仕事をしている
降りしきる光は高級だから
散歩の理由はできる。
ざっざっざっ…
赤いスニーカーが2つ楽なリズムで交互に前へでる。
揺れる腰にかかったズ ...
地球は美しく書きます
太陽を
吸うと夏
吐くと冬。です。
鏡は女性を呼吸します。
住民
婆。
猪、猪、猪。
鹿、鹿、鹿、鹿、鹿。
鳥、鳥、鳥、鳥、鳥、鳥、鳥。
ふたば
冬の午後
水に挿した豆苗を見ていた
光を食べたその植物は
飛べない二枚の羽を
明日へ広げる
さよなら
星はどこへ還るのだろう
色あせていく夜空
朝の襲来
...
四重
その夜空に
つよく金色に光らせた
するどい星で
屠るように
線を引いてしまった
星は消えそうして夜は終わり――
(やがて陽は昇った)
ぼくは
ぼくの目は
ぼくの頬は
...
誰かが知ってる
言葉はいつも
僕の王国の
使者になる
扉を叩いて
胸に手を
見つけた星を
売りつける
クソにはクソの
幸せを
一人でいれば
二人分
くれてる光の
...
点数を付けない
差を付けない
あなたも、あなたも
そこにいるだけで
みんな素晴らしいのです
そんな世界を求めて
点数を付けられ
差を付けられ
頭悪い、能力がないと言われ
安い ...
自分が今ここにあるのは
ずっと昔に誰かがいた証明でもある
そこから続いたずっと先に自分がいて
ここに立っている
生きていても
誰かが自分を
ほめたり
責めたり
勇気をくれたり
怒 ...
○(葬式)
死ぬということは
すべてのものからの
解放である
葬式に行き故人の顔を見ると
お疲れさまでした、よく頑張りましたね
と声をかけるようにしている
○(リタイア夫)
リタイ ...
感謝するどんなことにも感謝して心穏やかに優しく過ごす
練習をすれば何でも上手くなる成長してく自分に気づく
雪下ろし大変だねと君が言う自動雪下ろし機あれば楽だね
海の色いつもと違い美し ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
小さな願い
坂本瞳子
自由詩
3*
18/2/8 22:30
いつかゼロになるとしても
水宮うみ
自由詩
3*
18/2/8 21:36
untitled
かとり
自由詩
3
18/2/8 20:56
アニマルプラネット2
花形新次
自由詩
3
18/2/8 20:08
子守唄
服部 剛
自由詩
6
18/2/8 18:42
空ノ声
〃
自由詩
5
18/2/8 18:13
赤ちゃん世紀
ツノル
自由詩
2*
18/2/8 17:06
解釈
水宮うみ
散文(批評...
1*
18/2/8 17:03
独り言36集
zenyam...
自由詩
1
18/2/8 15:21
アネモネの咲く日
もっぷ
自由詩
4
18/2/8 11:04
屋台の味
布
散文(批評...
1
18/2/8 0:48
ホッチキス
次代作吾
自由詩
11
18/2/8 0:36
untitled
かとり
自由詩
3
18/2/7 22:10
独りぽっちの自由律
……とある蛙
俳句
2
18/2/7 21:54
ひらきかけの箱
ただのみきや
自由詩
11*
18/2/7 21:26
20180207_work0000@poetry
Naúl
自由詩
1
18/2/7 20:32
水虫ジュク夫「頭皮オリンピック」
花形新次
自由詩
0+
18/2/7 19:07
いいに決まっている
1486 1...
自由詩
6
18/2/7 18:51
薄皮饅頭
藤鈴呼
自由詩
2*
18/2/7 16:38
スパっっ。こんなもんです。
幽霊
自由詩
2
18/2/7 16:25
綺麗ですよ..
〃
自由詩
1
18/2/7 10:51
過疎の田舎村
zenyam...
自由詩
1*
18/2/7 10:41
のびていく豆苗の先はどれも、ふたば
そらの珊瑚
自由詩
16*
18/2/7 10:26
四重
幽霊
自由詩
0
18/2/7 6:48
星のタトゥー
本田憲嵩
自由詩
9
18/2/7 0:28
どうしようもなくならなきゃ安心なんて
竜門勇気
自由詩
2*
18/2/7 0:26
芋でも育てろ
花形新次
自由詩
0
18/2/6 20:42
生かされる命
電光石火
自由詩
2
18/2/6 11:57
独り言35集
zenyam...
自由詩
2
18/2/6 11:43
海の色
夏川ゆう
短歌
1
18/2/6 5:17
1290
1291
1292
1293
1294
1295
1296
1297
1298
1299
1300
1301
1302
1303
1304
1305
1306
1307
1308
1309
1310
1311
1312
1313
1314
1315
1316
1317
1318
1319
1320
1321
1322
1323
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1325
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1328
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1330
3.43sec.