餅を喉につまらせて
雪に爆弾を詰め込んで
長い旅に出発する
日が暮れて
音を上げて
小さな頃
パンの耳が食べきれなくて
捨てていたけど
怒られたことはなかった
ハードコアな出来事
...
向かい合った二つの顔は、違う方向を見ていても
同じものを見ていた。向かい合った二つの顔は、
互いに違う方向を見ていても同じものを見ている
事実を酷く嫌っていた。どうしてこんなにも、似
ているも ...
私の皮膚から色とりどりの体毛が生えていく
色とりどりの体毛は、私の体内で流れる熱い
赤い海を揺らして、大地を割って生まれてく
る。色とりどりの体毛がやがて一本一本の指
に変わり、その指たちの背 ...
夜って奴は難儀する

世界がつながったり蠢いたり

蛍光灯にひとり照らされたりしている

あしたから

でっかく占める寒気団が

世界をすこし冷やす


なみだや眠気やじぶん ...
この次に来世があるならまた君の笑みや涙に俺で逢いたい あなたから届いた手紙読み終えて優しいまま夜を越えゆく こんなにも綺麗な星はないのにさ ひとは争い汚してゆくよ   糸球になって いつしか
  あお空へうかびあがっていった
  幼年期のぼくらのなさけなさ

  小さな 薄明るい唇の
  きれいなおさげ髪の女の子
  もう 全然 うつくしくは ...
僕は宇宙の大きさに耐えられない
沢山の可能性と希望を両手に抱えて生きることに疲れた
多くの人間は
極小だけど物凄い質量のぎゅーっと固められた点
ブラックホールみたいな点に向かう
というか吸い ...
さようなら あなた
私たちの住む家は
もうまもなく淡い春の陽に消えて
光る水面の陰にあの佇まいだけを残してしまうのです

さようなら あなた
胸が絞られるようでした あなたを見つめて
狭 ...
優しさには牙をむき、
肩にかけてくれた毛布を切り刻み
寒い風の中怖い顔して笑う君が
ノイズ交じりのブラウン管に
白黒で映る

苦しみに
飽きることはない?
野の獣となった君の心 ...
目に痛くない光を見つめる

見事なくらいの絶望を見せてあげる

ネオンを浮かべた夜の河と

丸福珈琲のブラックに映る電気の灯


揺れている

澄んでいる

泥や炭の汁みたい ...
10個の約束があって
1個ぐらいしか守れない
人間そんなもんだ
100個の夢があって
1個ぐらいしか実現しない
世の中そんなもんだ
でもその1個は大事

本当に大切なものを見失ってはな ...
優秀じゃない奴らが出しゃばってくるから
世の中悪くなる
引っ込んでろ

本当に馬鹿な奴らは自分が害虫だと気付けない
凄く時間を掛けて丁寧に
あなたは害虫だと教えてやっても全然認めない
至 ...
オカリナふいた

しあわせ

しあわせ

星空に光

ふつうに
ふつうに

星空に光

みつけた

みつけた

まえからあった


濁りあるから

こそ光
...
部活では敬語でカタイ後輩がふたりきりでは「ニャ」しか言わない 弓矢ではないのか僕のキューピッド吹き矢で君のハートを狙う 蛇の道は蛇犬の道ワンワンで恋の道には君、君だけだ 世間の常識は忘れて
好きなように自由に
のんびり生きよう
早期発見!早期発見!
と医者は言い過ぎる
テレビのCM は健康食品ばかり
「今から30分以内は┅┅┅┅┅┅」
と急がせる
評論 ...
散らかった部屋を掃除したら
埃を被ったガラクタの下から
顔を出す思い出が一杯

浜辺に打ち上げられた
ペットボトルの溺死体みたいに
塩辛い記憶を吐き出した

僕は年老いた若者
時の目 ...
窓を開けるんだ
向かいのマンションには
規則正しく電灯がついている
屋根と受信アンテナが見える
国道沿いには
リサイクルショップの看板があり
車両の通行する音が波打つ
すべてが小 ...
忍び寄る 紅葉の影
ぽつり ぽつりと 話し始める
呟きのようだ

一つは雨粒と化して
一つは涙と別れ
一つは空に還る

嗚呼 だけれども
葉が揺れるたび
切ないよ

どうに ...
第六章

話を変えよう。現在に戻す。
結局、終わったことはそれまでのこと。
まあ。
疲れたな、正直。
ヒトを避けていたわけではないけれど、そんな風にワザワザ自分から避けたりしてきた訳ではな ...
第五章(小休止)

香取神宮でのデートがボクの中では
キミとの初デートで、

成田山は、なんていうか、
デートというより、
友達と待ち合わせだったから。

キミが紺色のショールマフラ ...
もし心に穴が空いてしまったら
そこから抜け落ちるものの正体と成分を分析しようなんて
考えない方がいい

全てが無駄に終わるに違いないから

もし心に蝶々がヒラヒラ飛んでしまったら
捕まえ ...
  平仮名で書かれたような
  正しく間抜け向きの静けさ

  油臭い中華屋で私は
  漫画を読んでいてもいいし
  回鍋肉を頼んでもいいし

  目の縁が
  かすかに痛い
...
  ステンレス
  の紫が、架橋に折れて
  光のこなごなになった それを
  私たちの眼が いま確認している
  キーボードを叩き 文をうみだす私の
  左手の小指がうまく回らない ...
「いらっしゃいませ」
「ここに来れば、いい関係のままで
 縁を切ることができると
 聞いてきたのですが」
「はい、その通りです
 当社は、事情があって手放したい
 幸せ物件の仲介をしていま ...
少年時代

NHKのシルクロードや

大黄河をみていた

なんさつか

分厚い写真集も買ってよんだ

四千歳の巨大な竜を

尊敬の気持ちで見る思いだった

あのとき感じた中 ...
繭のなかで、
せめぎあいを繰り返した罪たちは
やがて大きくなり鏡の膜を
剥いで外へ出る。
そうして姿を見たものたちを、
石へと変えて時間を縫い潰していく。



ごみ捨て場の生ゴミ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
20180122_work0000@poetryNaúl自由詩118/1/22 7:58
ふたつの魂(こころ)あおい満月自由詩218/1/22 3:03
体毛の指自由詩018/1/22 2:14
夜って奴は吉岡ペペロ自由詩418/1/22 0:04
この次に来世があるならまた君の笑みや涙に俺で逢いたい颯太@短歌118/1/21 22:01
あなたから届いた手紙読み終えて優しいまま夜を越えゆく短歌118/1/21 21:54
こんなにも綺麗な星はないのにさ ひとは争い汚してゆくよ短歌118/1/21 21:53
吹替え草野春心自由詩218/1/21 20:31
母は歪な愛を子に与える狩心自由詩218/1/21 19:56
溶けていくものオイタル自由詩518/1/21 19:53
不幸の天才まーつん自由詩218/1/21 19:36
泥や炭吉岡ペペロ自由詩218/1/21 19:33
身悶えるほどのシンドウ狩心自由詩218/1/21 19:12
理不尽な世の中自由詩2*18/1/21 18:41
オカリナ吉岡ペペロ自由詩518/1/21 18:37
部活では敬語でカタイ後輩がふたりきりでは「ニャ」しか言わない北大路京介短歌418/1/21 17:45
弓矢ではないのか僕のキューピッド吹き矢で君のハートを狙う短歌118/1/21 17:45
蛇の道は蛇犬の道ワンワンで恋の道には君、君だけだ短歌118/1/21 17:45
好きなようにzenyam...自由詩018/1/21 15:53
千の色に染まる水まーつん自由詩318/1/21 14:37
窓を開ける葉leaf自由詩518/1/21 13:03
夢の向こうから藤鈴呼自由詩1*18/1/21 12:05
草稿⑥よーかん自由詩218/1/21 2:31
草稿⑤自由詩018/1/21 0:31
時間を浪費したくてこたきひろし自由詩418/1/20 23:27
椰子の木草野春心自由詩318/1/20 23:24
ステンレス自由詩118/1/20 23:14
株式会社 極楽譲渡イオン自由詩018/1/20 23:12
あのときの中国吉岡ペペロ自由詩018/1/20 22:58
しずくのこえあおい満月自由詩318/1/20 21:15

Home 戻る 最新へ 次へ
1297 1298 1299 1300 1301 1302 1303 1304 1305 1306 1307 1308 1309 1310 1311 1312 1313 1314 1315 1316 1317 1318 1319 1320 1321 1322 1323 1324 1325 1326 1327 1328 1329 1330 1331 1332 1333 1334 1335 1336 1337 
加筆訂正:
こころの時間/ただのみきや[18/1/21 9:56]
少し修正しました。
4sec.