つめを剥く爪の転がる香ばしさ 言いたいことなど無かったのかも
立ち枯れの紫陽花程に美しく 言わなくて良い言葉を掬う
窓から見える
甘やかな夕焼け 綺麗
こんなに綺麗でいいのだろうか
空の柔らかなため息で
僕は満たされてしまう
遠くの空は水色のままなのに
光を浴びてまだらに染まる桃色の雲
...
魂、魂、降て来よ
何を考えているのかわからない
と言われる
ならばわからないままでいい
言葉じゃなくて
伝わること
伝えるべきこと
持ち続けるべきもの
言葉じゃなくても
...
好きになっていく
好きになっていくと
ある朝そらに一面に
きみの胸像が浮かぶ
それはふたか宇宙だ
きっと宇宙のほうだ
好きになっていく
まだ蒸し暑いけれど ...
からだが、あたまが
ことばでほうわじょうたいになって
もの、すごい、吐き気
けれどかたちをなさないことばたちには
市民権があたえられない
リアルに、はきたくなって、くちにゆびをつっこむ
ご ...
生きる事は
何かを誰かを
あやめる事
奪い奪われを
繰り返す事
それに疲れた人達は
ドレッシングだらけにしたり
クジラを守ったり
条件を出したりして
脱出を試みる
全てには ...
ある日
詩人の詩を読んで
自分は詩人であると知る
ある日
詩人の詩を読んで
自分は詩人ではないと知る
ある日
同じひとりの人が
そんなふり幅で
弦も響いて
からっぽだから余計に ...
夏には 黄色い向日葵
昼には 大きな 太陽
光の色合いは
凡そ そんな イメージ
歪んだ心を もっと傾げて
肩凝りが する位に 曲げた首を
何とか 支えたいと
頬杖を付く
...
入眠幻覚が
幻想を生み出す
ひとつの要素であるとすれば
まともでいるためには
人は覚醒していなければならない
そういう意味で自称詩人は
常にうつらうつら寝ぼけているか
脳がスカスカに ...
出産する間ぎわから出産後の二年くらいはなんか、ずーっとつきまとってた生きるとは?とか意味?とか死へ向かうのこととかがどうでもよくなって、幸福な疲労感がばあばあ出てて、それでそのあとまただんだん目が ...
飛び交う言葉達
物凄いスピードで
頬をかすめる
鮮血
赤 紅 朱
忘れ消えてゆく者たちを
追うことはない
放っておけ
やがて降りてくる
生を確かめるように
思考 妄想 想像
...
人生50年の時代は
長生きが寿だったが
人生80年の今は
長生きよりもクオリティ・オブ・ライフが
問われている
医者は1分1秒でも
長生きさせようとするが
クオリティ・オブ・ライフまでは ...
狂躁の果実
ニーチェの響き
かぐわしき悲劇
藝術家の宿命
苦しみの練習
ここは地獄なのか
霞のまどろみ
ダイヤモンドが割れる詩学
トリックの継続
イゾルデはいずこへ
神の臨在と父親 ...
気持ちまで
負けたら
致命傷になる
もう知らん顔
もう ど・う・でもいい
秀逸だとか統一感だとかソフトさきいか。
うまくまとめない
額縁からのプレッシャーもffuckk!!
止めるの病めるの止める
夢る夢る夢 ...
おもちゃが壊れて
なきだした
子どもみたいに
舌の奥に
にがみを飼っている
ながい雨のあとに
咲いた花で
つむぎながら朽ちた
花束みたいな
そんなうたをいつも
おまもりにした
...
汗ばむ夜は
また眠れないかと
憂鬱にもなるが
熟睡のうちに寝過ごして
時間を失ってしまうよりは
ましなようにも思える
ふとベランダに立つと
思いの外夜風は冷たく
束の間の避暑に恵ま ...
夥しいツノの群れが
君の皮膚の上を這ってゆく
生焼けの空が爛れている
膝の上の夕日を何度も剥ぎ取る
未だ白い三日月を突き刺して
悼みが止むまで雨を飲み込む地面
爪先で詰って
ポケット ...
秋になったら秋
雪が降ったら雪
自称詩人のクソつまらなさには
縄跳びを首に巻いて
左右から2人で引っ張ってやりたいぐらいです
夏が終わって
ノースリーブが消えて行くとき
恥ずかし ...
お茶の間の畳 私の靴下を波の形で受けとめている
まだかたいタピオカパールを見おろして「雪1グラムぐらいの大きさ!」
もう眠い どうでもいい って宇宙船乗ってもいってそうな口ぐせ ...
ボケットに隠していたのは猿の指ゆうきをください悪知恵ではない
胸元を強調し過ぎじゃないかしら嘘じゃないよねみんなこうよね
パーティーを切り裂く架空の悲鳴鳴り初めの恋のはじまり警報?
...
ジニーが死んだ
名前なんかつけたから
何度壊してやっても
やがてまた同じところに低く浮かんで
逃げもしないし
玄関横の
しろい壁とオキザリスの
プランターの間を斜めにつないで
全然邪魔 ...
なにも見えない
いいとこなんて見てない
そんなとこ見なかった
葉月。の海月から、棘言葉を聞いた。
雨水が海面を打ちつける、
飛び込み方、を間違えれば、打身。
そんな海原をみてい ...
虹の根元を今日の夕暮れ初めてみた
輝く太い白柱、虹の弧を支え
余りにリアルなその立体の佇まいに
遠い遠い常世から
繋がり報知する
そのサイン
確かに見事に聳え立ち ...
「私は幸福である」と人は如何なる場合でも感じる事は可能だろうか?
以前、テレビで寝たきりの老人が「生かされているだけで幸せです」とおっしゃったのを見た。そういった心理は多幸感と言うそうだ。
私は驚 ...
反核の連中は
今こそ立ち上がって
ブタ王国に乗り込んで
ピョンイヤ~ン、あんたも好きねえ~
辺りで
盛大にデモやれや
まあ、ピョンイヤ~ン、あんたも好きねえ~
じゃなくてもいいや
国会 ...
半分眠って、半分起きている体の
そのちょうど真ん中に、ひとつの花が咲く。
咲いた瞬間に枯れてしまったその花の、真上にまた重なるように、同じ花が咲いて、しばらくしてまた、その上に花が咲く。
下から ...
水彩のように
やさしい それは儚い夢
水滴がひとしずく
滲み広がる ひとり浮遊する
白い光が渦を巻く
それは不思議
なんなのだろう
ここは何処なのか 風がふく
懐かしい ...
夏の暑い日
しょっぱいおっぱい飲みたい
ぼくは泣いているのに
どうしてひとり置いてくの
病気がちな ぼくを
病院まで連れて行く
握った手が いつもより固く繋がれて
いつもより ...
桜並木のその先にある病院で大事な人は死んじまった。
二年も前の出来事で、
桜並木のその先で大事な人が死んじまった
最後に見つめる瞳は
俺に一言
助けて だった。
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
爪を剥く
はるな
短歌
0
17/9/13 23:45
終り
◇レキ
自由詩
0
17/9/13 23:44
魂、魂、降て来よ
AB(なかほ...
自由詩
1*
17/9/13 23:27
秋過ぎる
吉岡ペペロ
自由詩
2
17/9/13 23:09
air 22:44
もっぷ
自由詩
3
17/9/13 22:48
人間
花林
自由詩
4
17/9/13 20:26
ふり幅
ただのみきや
自由詩
11*
17/9/13 18:44
いつも笑ってた
藤鈴呼
自由詩
1*
17/9/13 18:31
目を覚ませ
花形新次
自由詩
1
17/9/13 18:22
着地のこと
はるな
散文(批評...
2
17/9/13 17:43
誕生
星丘涙
自由詩
2*
17/9/13 17:00
クオリティ・オブ・ライフ
zenyam...
自由詩
0
17/9/13 16:02
ワーグナーとマーラーの抱擁
みっちー
自由詩
0
17/9/13 14:26
病気
zenyam...
自由詩
1
17/9/13 6:13
tekitoー
幽霊
自由詩
1
17/9/13 3:04
Morpho/Morpho
むぎのようこ
自由詩
2
17/9/13 0:18
悪夢
坂本瞳子
自由詩
1*
17/9/12 23:55
傾聴する額縁
黒崎 水華
自由詩
3
17/9/12 23:17
めぐる季節
花形新次
自由詩
1
17/9/12 23:13
ロケット・パーツ
さわ田マヨネ
短歌
4
17/9/12 23:00
清純派
秋葉竹
短歌
2
17/9/12 22:06
ジニー
Lucy
自由詩
14*
17/9/12 21:49
最強。な雑魚
水戸 うしん
自由詩
8*
17/9/12 21:42
虹の立つ
ひだかたけし
自由詩
6*
17/9/12 21:34
『今宵の開花』出版にあたって。
小川麻由美
散文(批評...
1*
17/9/12 21:17
今やらなくて、いつやる
花形新次
自由詩
1
17/9/12 20:37
ohayou!
宮木理人
自由詩
3
17/9/12 16:37
白い秋
星丘涙
自由詩
5*
17/9/12 15:34
『しょっぱいおっぱい』
座一
自由詩
9*
17/9/12 12:04
桜並木のその先で
……とある蛙
自由詩
3
17/9/12 11:34
1312
1313
1314
1315
1316
1317
1318
1319
1320
1321
1322
1323
1324
1325
1326
1327
1328
1329
1330
1331
1332
1333
1334
1335
1336
1337
1338
1339
1340
1341
1342
1343
1344
1345
1346
1347
1348
1349
1350
1351
1352
4.93sec.