ぴ ・ ぴ ・ ぴぴぴ・・・・・・・

 忘れ去られる目覚まし時計

 セットしたことさえ記憶を飛び越え

 理由さえ頭の回路から消え去る

 目を覚まさなければならない理由がない
...
命を賭けて紡いだ音調を

なんどもなんども口ずさむ

歩いてるときも部屋に入るときも

なにかに取り掛かるときも

寝るときも起きるときとかも

口ずさみまくれば落ち着くだろうか
...
  羊羹を冷したような
  ピアノの音
  しかくい木箱が
  引きずって くる


   指 ゆび  指  ゆび ゆび
      指 指 指 指 ゆび  指 指
    指 ...
せかいでぼくいがい
しあわせな顔して笑ってる
ゆめのなかでもつまずき
たちあがっては卑しい笑いをうかべる

かつて黄金(きん)色にかがやき
ぼくをみたしていた未来の理想は
さらさらさら ...
{引用=  かなしみの
  直方体は
  藍色の布に 屹立したまま

  *

  僅かばかり
  目を凝らすと
  覚醒した レールの冷たさ

  *

  明らかに 二つ以 ...
現実的
悲観主義
に寄りすぎると
理想が見えにくくなる世



理想的
楽観主義
に寄りすぎると
現実が見えにくくなる世



大航海時代を越えて
大高快時代を越えて ...
頭が重いな
悩み事のせい?
それとも止まぬ雨のせい?
どっちでもいいや
どうでもいいか
折れたビニ傘のように
疑問を放り投げた

元気があれば何でも出来る
元気がなけりゃ何にも出来ず ...
ペンシル 吐いてる 比喩っ子ちゃんは
 線死ティブにツキを眺めてうっとりトマトジュース
ツキに代わってお仕置きよ! ザラザラの月面全部つるっつるにしちゃう
 波打って新たな波紋の地層、致死イキ、 ...
冬空に輝く
無数の星を掴もうと
手を伸ばす幼児のように
ぼくも
毎日毎日
飽きもせずに
手を伸ばして
手中に収めようと
努力してみる
いつもは
面白みのない
心持ちで
つまらな ...
くだらないことしてレッテルはられても

練習ではいたいけな演者が一生懸命

頭のてっぺんから前髪たらして

カツラみたいな顔してシャウトしている

バス停のよこを過ぎていく

夜の ...
理不尽な手錠を一つずつ外していく
もうこれ以上汚れる必要はない

世界を受け入れようと
世界に溶け込もうと
我慢し続ける事は間違いだ

自分が信じる美しさと正しさを 妥協してはならない
...
緑の大地に花咲き乱れ
風はどこまでも穏やかで
光溢れる世界
何者もの侵略を許さず
平和な日々が続く
豊かな水と
大いなる文明
相反する二つが静かに共存する

人々は恵みに感謝し
自 ...
眠りの底で持続する
調和に充ちた音楽の木霊
命を賦活する脈動のグルーヴが
垂直ノイズの魂を
呼んで揺らして歓喜で貫く

流れ込んでは諧調に生き
魂もまた旋律を奏で
雨あがりの空は忙しい
低い雲は西へ
少し高い雲は東へと交差する
その上を小さな戦闘機が通過してゆく
雲はちぎれてまた大きな塊になる
風がゆるやかに動けばぼくも動きだす
家の中から外へ飛 ...
情熱って言葉は何となく青臭いよなー
なんて語っている今が青臭かったよなー
なんて思うのは何十年後なんだろうね
その頃私はいるんだろうか

今の情熱ってば何じゃらほいって考えてみたら
目 ...
雨ばかり降るね
まるでお日様がいなくなってしまったみたい
天岩戸伝説みたいに宴でも開いたら
お日様 姿を見せてくれるかしら
{ルビ天照大御神=あまてらすおおみかみ}は太陽の神様で
隠れてしま ...
わざと目線はずし
うつむいた横顔あまくって
わずかにうるんだ瞳さえ
シロップのようにおもえるんだ。

窓ガラスごしに
おおきなお月さまがほほえみ
いま、灰色のくもが通りかかるのを
もの ...
過ぎたことは
嘆かず
先のことは
考えず
今日一日に集中して生きよう
人間には
八万四千種類の苦がある
と言われている
苦しみのないことを
幸せというらしい
生身の肉体であるから
いつ変調をきたすかわからない
心臓などは
毎日十万回も動いているのである
年を取ればなおさらである
年寄りは年寄りらしく
落ち着いて暮らしていくことだ
威張らず
...
あしたあなたに提案したい
遺言書を書きましょうと
二人の最後の願いだと
信頼できるひとに託せるような

骨を
二人それぞれの最期の時の
ほんのひと欠片ずつでもかまわない
かならず寄り添 ...
不器用なふたりは

まだ小学生の正義感と

まだ中学生の逡巡と

高校生のような恋愛と

大学生のような季節の風と

二十代のような甘さと

三十代のメリーゴーランド


...
投票の後に
プロジェクトAばかりを
見て居た
でも私は
プロジェクトAの見栄や
プロジェクトAのワイルドな間を
厭うので
プロジェクトAそのものを厭う
空と海を見つめると
雨が落ちて ...
空振る言葉
届かない視線
拳を握り締めたせいで
自分の爪が掌に食い込み 血を流す

何かに怒りを覚えた
世界は理不尽に思えた
社会はくだらないと嘆いた
貴方はそんな私を笑った

ど ...
沼のような底だったと思う
金貨を無くしそれでも
…這い上がらねばと試行錯誤から、身包みを捨てた
沼地が枯れた。
死体が多くて餌には困らないと獣たちはいう
喚起に飲み干される時間ならば停止 ...
台風一過の朝ひかりが秋過ぎて

きのうの幸福が嘘のよう

影の長さで測ってみるか

ひとつ幸福でもつねってみるか


あんまり振り幅が

大きいもんだから

失くなることから ...
粒揃いの中に 大きさ違いが三つ
一つは大きすぎて
一つは小さ過ぎて
一つは太過ぎた

太巻きの中身ならば 多い方が喜ばれるんだもの
あとはカラフル模様に散りばめられて
たまに絵なんか ...
刀の{ルビ柄=つか}になりたかった
      かつて

 いまは
極小ビキニでありたい

真面目な話です
    詩についての




      《ちょっとだけ:2017年 ...
胸の芯がゆるゆる融けて
濁った冷たさと澄んだ熱いものが
混じり合えず争っていた
揺れる 琴線の 綱渡り
まばたきばかりが早足で
なみなみと杯は晴天を仰ぐ
降らぬ雨を数えてか
真昼の螢を追 ...
薪ストーブが煌々と燃えている
その上に遥かな時を巡った鋳物の鍋
穀物と野の草と獣の骨肉を煮込んだもの
それが飴色に溶け込んで
ぷすりとぷすりと
ヤジのような泡を吹かせている
端の欠けた椀を ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
忘却の目覚まし時計佐白光自由詩1*17/10/30 1:17
音調吉岡ペペロ自由詩317/10/29 23:05
霊柩車草野春心自由詩317/10/29 22:52
せかいでこどく秋葉竹自由詩317/10/29 22:49
My sorrow草野春心自由詩317/10/29 22:41
大広快時代 ~ 理想的悲観主義 & 現実的楽観主義 ~komase...自由詩2*17/10/29 22:39
低気圧ボンバイエたいら自由詩217/10/29 22:34
月面狩心自由詩117/10/29 21:54
徒労寒雪自由詩217/10/29 21:49
テレビが愛だった吉岡ペペロ自由詩317/10/29 21:36
不滅狩心自由詩317/10/29 20:05
平和な世界無限上昇のカ...自由詩217/10/29 18:24
天体音楽ひだかたけし自由詩517/10/29 14:25
台風小僧ツノル自由詩317/10/29 14:00
情熱クローバー藤鈴呼自由詩1*17/10/29 11:35
雨の日に思うこと無限上昇のカ...自由詩417/10/29 10:56
あまいひと時秋葉竹自由詩217/10/29 8:50
今日に生きるzenyam...自由詩117/10/29 8:12
苦の世界自由詩217/10/29 7:27
人生の紅葉期自由詩117/10/29 7:06
すみれ日記 2017.10.28 (遺言)もっぷ自由詩317/10/29 4:15
メリーゴーランド吉岡ペペロ自由詩217/10/29 4:04
溺死(居る、入る)間村長自由詩6*17/10/29 2:12
敵の無いエゴイズムえこ自由詩217/10/29 0:35
冬のアマゾンツノル自由詩7*17/10/29 0:05
朝のひかりと影の長さ吉岡ペペロ自由詩617/10/28 22:13
マスカッツ藤鈴呼自由詩1*17/10/28 21:34
ちょっとだけただのみきや自由詩11*17/10/28 20:23
耐え切れず自由詩5*17/10/28 20:18
山人自由詩6*17/10/28 19:27

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加筆訂正:
耐え切れず/ただのみきや[17/10/29 11:59]
数文字修正
4.21sec.