よく晴れた日、木の下に立って空を見上げる。
くたびれた木の葉が太陽の光を受けてオレンジ色に透けていた。
これほど美しい情景があろうか。
溢れた感情がフレームに収まり切れずシャッターは ...
満ちていた
哀しみ あるいは痛みのように
煌めいて
昨日を潤し明日を照らす
零れ 滴り 流れ落ち
さらに溢れ
駆り立てる
とどめる術もない力で
押し寄せる波
こみ上げる欲望 ...
今宵、酔いどれの
耳には
便所を出た
白い洗面台の横に置かれた
金のニワトリの
悲痛に明るいお叫びが
脳裏の遥か彼方から
ひびいてくる
それは陽気だったけれど浅はかだった
何もかもニューウェーブ
私は羽のハエや木の森
だからおっぱいは隠さないよ
勤勉を傷つけ町に出ることもなくただ歌う
君は歌えない
きっと脳がな ...
時の流れなど感じていないかのような
安古いこのモーテルは中も狭い
下着もつけないままで
君はテレビを黙って見ている
やる気のない企画物が垂れ流れている
俺はベッドに座り煙草をくゆらせる
君 ...
春に出会う
あたりまえのように
それが君だった
日々があった
見えるものは見えるもので
見えないものは見えないもので
見えるものを二組の目で見て
二人はたまたま近い気持ちを感じた ...
他人のために尽力したのに
「馬鹿じゃねえのかお前!」
と罵声を浴びせられた日に
国道114号線を実家に向かう
私は一人のブラックジャック
憎まれ役で結構
強靭な孤独に基づき生きてい ...
空には、星
地上には、花
されど この季節には
宝石箱をひっくり返したような
幻想的な落ち葉の森
木漏れ日と艶やかな色彩は
晩秋の静寂に包まれ
聖なる空間を織り成す
言 ...
頼まれたら嫌と言えない
自分がその器で無いことを知っていても
頼まれたら嫌と言えない
だから いつでもキャパオーバーで
自分で自分の首を絞めることになる
OK OK 任せておいて
そん ...
羊のいない街などに
住みたくはない
眠れない夜に
数えるものがなにもない
夜中まで起きていて
地球でたった一人になって
季節の星座に笑われる
地上に貼りついているものの
そ ...
全部嘘だと秋の風が言ったので
それでは終わりですねと冬の空が言いました
春の花は無関心そうに頷いて
かたわら、夏の虫が死にました
青空で、歪んだ月明かり
うさぎ達は人を解体して笑っていま ...
目に見えないできごと
ずっと心のなかで燃え続けている炎が
目に見えない事象を照らしだす
人はずっと神々しく輝いていて
まざまざと見せつけるように
その才能を映しだしている
気持ちが ...
天気よし
血圧よし
女房の機嫌よし
僕は
秋の光りの中を
のんびり田圃道を歩く
ああ!これを悠々自適というのだろうか
現実とは何か
これが僕は
今だによくわからない
わかるようでわからない
「現実、ほらそこにあるじゃありませんか」
って言われても
夢のようでよくわからない
どうやったら現実をしっかりとら ...
半月のかたち
窓辺の幽霊
言葉を残し
燃えてゆく紙
四月の彼方
こぼれる花房
けだものは聴く
曇の終わり
わたる風
まだらに碧く
岩ひとり
神ひとり
...
うす紙には夕陽がのっていて
握ると、あわい音がした
ただわらっていたかった部屋で
むりに言葉をはきだすと
それはすごく汚れみたいで
いそいで手を洗いにきたのだが
石鹸は嘘でできていて、 ...
うちは、あんさんのこと
あんさんのこと・・・・
好きでっせええ!
こ、こいさん!
ほんまに、ほんまか?
ほんまにわてのこと好きなんか?
好きや!大好きやああ!
こいさんッ!
...
感情を取り戻したくて
ドクターに訴えてみる
喜怒哀楽がない方が生きているのが楽でしょう?
イライラして過ごすより
感情が平坦なほうがいいでしょう?
それとも感情がある方が生き易いの?
...
エンドロールの途中に
まさかのどんでん返しが
意表を突いたハッピーエンドが
そんな気がして
なかなか席を立てないでいる
場末の映画館
あるいは
アディッショナルタイムの
カウ ...
白い線につながれた
黒いスマートフォンは
小さな画面を閉じた暗闇に
遠く ぽつねん と浮く
青い惑星の夢をみる
キーボードの隙間に溜まったホコリを
エアダスターで吹き飛ばすとき
交差点の向こうで
スマートフォンをいじっているひとが
知り合いと似ている
マグカップのふちからたれた
コーヒー ...
来春、息子が通うであろう
養護学校を見学する
教室の窓外から
先生に笑顔があるか、見る
こども達に笑顔があるか、見る
言葉を話さず無垢にも笑う
息子をあずける豊かな場かを
廊下の ...
ジャズ、ありがと、えりまき、水槽、私の胸
ピンクのくまとか、くまの、意味とか
スプーンをまるめた指輪してたね。
あと覚えてるのはドア
しまるときに音がしなかったから
君が来たんだと思った ...
彼の存在価値なんて
はかりきれなくゼロに近い
私は存在しない
好きなように生きた独り暮し
転がり込んだ彼は
私の人生を監視した
何度も追い出したのに
帰ってく ...
久しぶりに太陽の下
元気よく歩いてみる
前を向いて
うつむかないで
暖かい木曜日
向かった先は病院で
それでも ちょっとお洒落して
紅など引いて歩いていく
気持ちのいい日
元気な ...
月のひかりが
しずくとなって
やさしくふりそそぐ
森の奥の湖は
やぶれた恋を捨てると
次には永遠の恋が
得られるという
伝説の湖
一人また一人と
若者たちが
...
台風と台風の間の
恋、じゃなくて晴れ
うつつとうつつの間の
夢、じゃなくて今日
ソナタとコナタの間の
溝、じゃなくて呼吸
日々、間が悪いと言 ...
まち中で、突然込み上げた。
恥ずかしい。人がたくさんいる。
ひとつの木。が朱く色付き照れてる。
まち中で、込み上げた。
苦渋。隠しきらなきゃ崩れる。
あと1ヶ月で去れ。去れ!
...
沸かし過ぎたので頑張る
あなたよ
ハワイではバッハが今日も
変態を極めた
冬支度はもう済みましたか
バッハの曲が鳴って居ます
何度も空と海を眺めて
迂回を信じる
あなたよ
頑張っても ...
台風第220号ポエマーは、25日19時には新宿の東にあって、1時間におよそ4kmの速さで南東へ進みました。中心の食欲は3カルパス、中心付近の風速は0.3m、最大瞬間風速は5mで中心の北東側4m以内と南 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
秋の名残り
ヒヤシンス
自由詩
8*
17/10/28 3:39
海が涸れる
Lucy
自由詩
14*
17/10/27 21:10
お叫び
服部 剛
自由詩
0
17/10/27 20:32
20171027_work0000@poetry
Naúl
自由詩
0
17/10/27 20:05
氷の女王
渡辺八畳@祝...
自由詩
1
17/10/27 19:26
さよなら
もっぷ
自由詩
4
17/10/27 18:09
114号線
葉leaf
自由詩
1
17/10/27 17:30
メグリメグル
忍野水香
自由詩
2
17/10/27 16:49
OK OK
無限上昇のカ...
自由詩
3
17/10/27 13:46
羊の街
やまうちあつ...
自由詩
3
17/10/27 12:44
全部嘘だと秋の風が言ったので
倉科 然
自由詩
3
17/10/27 12:19
心の炎は
電光石火
自由詩
3
17/10/27 11:52
秋空
zenyam...
自由詩
0
17/10/27 10:22
現実
〃
自由詩
0
17/10/27 10:14
ひかり ひとり
木立 悟
自由詩
1
17/10/27 9:23
うす紙
はるな
自由詩
5
17/10/27 0:43
張り裂けそうなタマキン
花形新次
自由詩
0
17/10/27 0:18
喜怒哀楽
無限上昇のカ...
自由詩
1
17/10/26 22:52
エピローグ
Lucy
自由詩
4*
17/10/26 21:20
電話のねむり
服部 剛
自由詩
3
17/10/26 21:13
ある瞬間
Seia
自由詩
0
17/10/26 19:41
ひかりの棒
服部 剛
自由詩
2
17/10/26 17:31
ジャズ、私の胸
はるな
自由詩
3
17/10/26 17:23
_
花姫
自由詩
0
17/10/26 15:18
病院へ
無限上昇のカ...
自由詩
2
17/10/26 14:45
女神のはかりごと
st
自由詩
3
17/10/26 12:12
すれ ずれ
AB(なかほ...
自由詩
2
17/10/26 9:14
残り1ヶ月の戯言
水戸 うしん
自由詩
5*
17/10/26 5:45
眠る
間村長
自由詩
5*
17/10/26 0:41
台風/即興ゴルコンダ(仮)投稿
こうだたけみ
自由詩
2*
17/10/26 0:18
1282
1283
1284
1285
1286
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1288
1289
1290
1291
1292
1293
1294
1295
1296
1297
1298
1299
1300
1301
1302
1303
1304
1305
1306
1307
1308
1309
1310
1311
1312
1313
1314
1315
1316
1317
1318
1319
1320
1321
1322
加筆訂正:
エピローグ
/
Lucy
[17/10/26 21:26]
タイトルを変えました。前半大幅に削除しました。
3.94sec.