朝は土砂ったんですけどね
直ぐに雨上がりと照り返しの太陽
暑いくらいだわ! 夏は終わったんかい!
と ブツブツ言いながら闊歩する
雨樋の上にある杯みたいな形が
とても御洒落で思わ ...
不機嫌な顔を見る度に
私の中には灰が積もる
決して消えない黒い灰
怒鳴られる度に
風が吹く
押し殺した怒りの熱風が
出口のない憎しみが
私の心を蝕んでいく
私の手足は憎しみで動き
...
全力で集中して 集中して
汗をひた流し
頭の中は、やけにクリアだ
何もない
まるで真空のように
全てを吸収していく
クリアすぎる
全力で集中して 集中して
汗をひた流し
...
夕暮れ時に、私は、その駅に降り立った。
海に近いらしく、磯のにおいがする。駅前の目抜き通りは、さびれていて、シャッター商店街とはこのことか、と思う。閉まったシャッターには、落書きが目立つ。それで ...
風が少しだけ冷たくなって
銀杏が足元で潰れていたら
秋なのだと思った
多分
長袖が必要になり
電車でマスクを見かけ
過ごし易くなったように
見せかけられるのだろう
線路脇に目を ...
芋虫の行進
葉の隙間を ウネルように
まるで 空が我等の大地であるとでも
言わんばかりに
バカンスを楽しむ
バカはカバだなどと言う格言は
唯だの言い間違いだと信じなさい
尺取 ...
よろこび かなしみ
おりなしながら
なにかを信じ
生きて行こう
つまずいては倒れ
よろめき
嘆いても
あしたを見つめ
いのち果てるまで
生きて行こう
淋しくても
...
(OSビル前 心象風景 1 )
わたしの髪の毛が
やさしく風に歌う、
聴こえるわけない
あなたはOSビル7階 まるで
灰色のひつぎにいる亡霊
あなたに逢えない ...
会えばぜんぶ吹き飛んでしまうのに
臆病者も恥ずかしがり屋になれるのに
町に吹く秋の風
銀杏のひかりはすっかり黄色いのに
虫の声が星のように瞬いているなのに
どうしてど ...
洗う
洗わない
削ぎ落とす
大事なことよと
言っていた
あの女の声か?
清めるとか
塵芥とか
埃をためないで
清潔な衛生的なはず
私たちの
新しい身体を
お互いによく見て
あ ...
ハービーハンコック
フィービーケイツ
トムトムクラブ
BONNIE PINK
ベビーメタル
宇多田ヒカル
パフューム
mihimaru GT
ちあきなおみ
岡林信康
Mr.Chil ...
長時間眠っていることが
出来なくなりました
妻の手を探ることがあります
海に出かけてみたいです
私は幸せだろうか
明日は早く起きて
六時の快速に乗るのです
鮮やかな色の苺ジャム
娘たち ...
猫がちひさくねてゐる
がらんとしたひる下がり
友だちの本棚に
一冊きり のこされてゐた
うすい詩集をひらく
表紙は白 何もかかれてゐない
一ページ目
「私 ...
昨日の雨は
東の街に冷たい胞子を降らせた
夜の公園の砂場
無数の傘が突き刺さっていて
引き抜こうとし ...
曼珠沙華っていう東西南北に開けた世界を
今年は真っ直ぐに見つめていた春夏秋冬の
第三惑星に彼岸の舞台から地面に刺さって
来る
200歳の少女にしか見えないだとか
マングローブのよ ...
肌寒い路地裏を出て
そろそろ冬支度の公園に
真ん中辺りで見上げてみると
浮かんだ雲は食べかけのクレープだった
心が静かに微笑むのを感じて
もう一度見上げてみると
雲の合間にぽっかりと
瑞 ...
ざらざら沙を撒いた
フローリングに
たゆたうレースのカーテン
あかい
ペディキュアがちかちか
点滅する
かたむく陽の
ゆるやかなくれなずみ
肺に
こざかな、さりさり
し ...
やさしさが
夢のかげになって
ぼくをとおりすぎた
にわか雨がふる
じき 夕暮になる
街がせわしなくなる
この時を忘れられないかもしれない
...
あーあ
こころが汚れるのっていやだなぁ。
土曜の休みには
夫婦でよく来る甘味カフェで
ふたりカキ氷を食べて
彼女はマンゴー
僕は宇治金時
白玉をあげて
マンゴーを一口もらうと
...
イスラエルで扉が閉まる
イスラエルで風呂蓋が閉まる
全ては南からやって来た(時には西からも)
ガンダムの閉める扉や風呂蓋が
ゴミをまき散らしていた
イスラエルのガンダムだった
癌で死んでも ...
音楽が辺りを小刻みに震わせる時
からだが先に踊り出す人
静かなうねり 心地よい慣性
グラスの中のブランデーのように
心は 甘く揺らめいて
音楽が辺りを小刻みに震わせる時
暗い片隅に ...
どこかの空港から
ジェット機が 飛来し
それに応えて のどもとを震わす
土鳩がいた
あぁ 赤い夢を 持てなかった
わが老 ...
目の前にグラスが在る
グラスは透明な水で満たされている
私は喉が渇いていたので
そのグラスの水を一気に飲み干す
空のグラスが残る
ずんぐりとした円柱状の
空のグラスが在る
すぐ眼前に ...
空がまだらに光っている
飛び去った雨の記憶が
まだ薄っすらとかかっている
まだらにかかっている
空に穴を開ける
輪郭の正しい きれな穴を
縁が黒くナイーブに切り落とされて
小さな丸い ...
いつも目にすると じっと眺めてしまうポスターがある
それは古い写真のポスターで
エンパイアーステートビルの建設当時の労働者たちの写真だ
高い高 ...
心の薄い皮を
細く削いで
お湯に浸して
柔らかくしたものを
ぐいぐい編んでいく
腰のあたりで
ミツバチが巣をつくり
ひそかに蜜をためている
肺の辺りに茎が伸び
小さな紡錘体のつぼ ...
離婚するってほんとうですか
結婚式では
あんなに幸せいっぱいだったのに
離婚するってほんとうですか
子宝にも恵まれ
マイホームも手に入れたのに
離婚するってほんとうですか
仕事も順調で田 ...
安室奈美恵が引退する
特に思い入れのある人ではないが
時代を創った類稀なる才能には
敬意を表する。
わが街にミニFM局なる遊び場あり
そこで毎夜 大昔の流行歌特集の回とか
今の現役演 ...
甘いトゲが
私を刺したら
はじまるわ
rational making
so あなたの指
いやらしいくらい
理性的…
煽るわ she-cat
aa いつもはひたすらに
本能 ...
とろけそうな地の色に
流れ出す血の色が 映えている
生え際の隙間から
飛び出した 白い眼も
焼いた魚のように
静かになる夜
痺れるのは これが
電気ウナギだからだよ
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
銀杏の木と青空の映える時間帯
藤鈴呼
自由詩
0
17/9/25 0:37
私は憎しみでできてる
無限上昇のカ...
自由詩
4
17/9/24 20:58
麻薬のようなもの
星丘涙
自由詩
2*
17/9/24 18:26
夢描写、三度目
MOJO
散文(批評...
1*
17/9/24 15:42
あけ
ねなぎ
自由詩
0
17/9/24 15:37
風が流れると
藤鈴呼
自由詩
0
17/9/24 14:07
生きて行こう
星丘涙
自由詩
3*
17/9/24 10:03
小会議室
秋葉竹
自由詩
2*
17/9/24 9:01
秋の風
吉岡ペペロ
自由詩
4
17/9/24 4:49
恥丘の果て
tem874...
自由詩
3*
17/9/24 2:00
嫌いなやつ
〃
自由詩
4*
17/9/24 1:53
サテュリコン
〃
自由詩
3*
17/9/24 1:47
雲
石村
自由詩
10*
17/9/24 1:14
街に降る
春日線香
自由詩
3*
17/9/23 23:25
200歳の少女
朝焼彩茜色
自由詩
7
17/9/23 22:57
はぐれぐも
寒雪
自由詩
0
17/9/23 22:46
trip
むぎのようこ
自由詩
2
17/9/23 22:45
破滅
草野春心
自由詩
3
17/9/23 20:24
なんてことのない
秋葉竹
自由詩
3*
17/9/23 19:27
名探偵江南(こうなん)
間村長
自由詩
5*
17/9/23 18:22
音楽が辺りを
ただのみきや
自由詩
12*
17/9/23 17:17
秋分
信天翁
自由詩
2
17/9/23 15:15
空のグラス
ひだかたけし
自由詩
6*
17/9/23 15:10
雨上がりの玄関に腰をおろして空を見ている
オイタル
自由詩
6+
17/9/23 14:24
名もなき鼠のように
TAT
自由詩
6
17/9/23 10:40
simile
木屋 亞万
自由詩
2*
17/9/23 9:46
離婚するってほんとうですか
zenyam...
自由詩
1
17/9/23 9:30
安室奈美恵さんに寄せて
秋葉竹
自由詩
2*
17/9/23 9:02
少女を刺激する
花林
自由詩
1
17/9/23 8:35
夕陽を眺めると
藤鈴呼
自由詩
1*
17/9/23 8:17
1299
1300
1301
1302
1303
1304
1305
1306
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1311
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1318
1319
1320
1321
1322
1323
1324
1325
1326
1327
1328
1329
1330
1331
1332
1333
1334
1335
1336
1337
1338
1339
加筆訂正:
夢描写、三度目
/
MOJO
[17/9/24 17:27]
何回か修正しました。タイトルとか。
3.77sec.