「ぐーぐー」
ぐーぐーを聞いてから眠るのが習慣になって
ぐーぐーを聞かないと眠れなくなった
ぼんやりと豆電球を見てたら
玄関を開ける音が聞こえる
「先に寝てて良いよ」と言 ...
「好きなことこそ
気をつけないといけない
やり過ぎるから」
と自分から口にしておきながら
本当には気づいていなかった
「深酒に冬場のマラソン」
この組み合わせが
心臓に一番良くなかった
...
月日と共に離れていく
月と日のようにすれ違う
近付きたいのに近付けない
近くに居るのに離れていく
曖昧な距離感、蜃気楼
少しだけ時期を外した低気圧
雨上がり、アスファルト、蜃気楼
飛んで ...
自由を求めて彷徨う魂は蛍。
夜の神秘を嗅ぎ分けて、集まる。
静けさの中にちらちらと煌く光は
あらゆる煩悩を消してゆく。
今ここに在る事の意味を考える者は
光に頼りを探し、 ...
夏のリゾート地に
冬に行ったら
物足りず何だか寒気がする
閑散とした雰囲気
誰も引き寄せない感じ
海に浮かんだボート
ただ波で揺れている
時折吹く冷たい風
太陽もない曇り空 ...
冠者
朱鷺
縞縞
獰猛な二頭の虹が空に吼えすかさず雲を呼んだ青空
公務員が供述的に詩を書くと頭蓋が赤光せざるを得ない
陰茎をラーメンに漬けて書いた詩をラーメン好きが読むはずはない
Tehu君の意識高い系ツイートを ...
第三次世界大戦まで昼寝
レシートの丸まる音を聞いて冬
僕の血を飲んだ蚊が飛ぶ僕を置き
死にそうな夏に撃たれる水鉄砲
茨城で bmw ぶっ壊れ
働けという声がして夏が死ぬ
無駄骨を折って肉断 ...
足跡がしろい泡に食べられてぽむぽふと消えていくから
歩いていたはずのあたしも、はじけた
おかしいなあ昨日のあたしは窓辺で教科書のはじっこを弄りながら誰にもばれないようにみじめに泣いていたのに
髪 ...
応答してください
こちら宇宙背景放射ラジオ局エンケラドス支局の
遺言代筆執行人ナンバー1964でございます、
貴女は火星から海王星へ至る故障旅客船の尾びれの永久空席に居眠りキセル乗車した挙句
...
かりそめの空間のなかで薄明るい滲んだオーロラを着ている
着込んでも着込んでも熱は一向に下がる気配がなく
ずっとひざのうえで幻想の猫が鳴いている
にゃーにゃーにゃー、
にゃー宇宙は
北 ...
まん丸の
焼き菓子みたいな
今宵の月
雲に隠れてみたり
顔を出したり
なんだか不思議な
態度をとるよ
朝にはクラゲみたいに
薄うくそおっと光る
...
自称詩人が
ある時パッタリいなくなるのには
単に死んだという以外に
こんな理由がある
①元々ない才能が枯れたと思い込む
②女が出来る(ブス)
③金がなくなる
④まともに働くようになる ...
怒っていないよと言って、怒っている。
氣にしないで下さい、と言って、氣を使わせている。
いつから人は、習得するのだろう?
思いとは、かけ離れた言葉 ...
田植えが終わって
福島の祖母の家に行って
山菜を食べて
車の中でうたた寝をして
帰ってきて
隣の家から頂いた筍を灰汁抜きして
なんだか冷たいものが食べたくなって
サイダーを飲んだら
し ...
徳は隣りを照らす とか
されば
時空の四次元は
おのれ自身を 照らす のか
あぁ ねたましい
ねたましい
...
静かすぎる昼 脳の鼓動
まどろみを吸う
冷たい蝶
左目と左手にはばたいている
斜めに巨きく横たわり
街を隠す羽があり
明るく淡く 数え切れぬまま
ただ風ばかり ...
応接間のおおきなガラス窓が雨ににじむ
雨ごしの庭って
おとうさんの画集にあった
モネのすいれんみたいできれい
ドガのおどりこはなんだかこわい
おかあさんは砂糖は骨がとけるという
おばあ ...
患者が
生きる意欲まで
失ったら
アウトだ!
なのに
家族は再発を心配するあまり
あれは
してはいけない
これは
してはいけない
と言って
生きる意欲まで
取り上げようとする
眠れないのではない
眠らないのだ
やる気があるのではない
やるせないのだ
零れそうな涙を堪えるのでも
吐き出しそうな想いを飲み込むのでも
走り出したい気持ちを抑えるのでも
な ...
はちきれんばかりの心が
叫び出しそうで
泣き出しそうで
必死に口を押さえて
両手で覆って
精一杯のスピードで
駆け抜ける
何者をも諸共せずに
一直線に走り続ける
疾風のごとく
あら ...
素数
夕暮れ
夏
老いぼれた犬たちや
枯れた枝たちが
誰もが待ち望んでいるのだと
かつて見た夢を
ずるずる引きずって歩き回る
違うとも言えずに
階段を歩き続ける
老犬や枯枝たちの夢は生乾きのままだ
...
{引用=なみだの意味を云いたくない
ひとの言葉で賄えないから
なみだの意味を弄りたくない
塗れていくのを視たくないから
なみだの意味を失いたくない
この世で唯一の聖域だから
な ...
まぶしさは骨から出てるホッチキス
笑顔のダサい恋人
やました先生のメロン爆弾
ようかんのみぞおち破裂
時計の形の虫がいて聞こえない
実印の首筋いたい すきだった
...
西の空が淡い紅に染まり
旺盛に繁茂した用水路沿いの草木たち
一息尽く頃
私は鉛の我が身をベットに横たえ
もういいだろう?もういいだろう?
朦朧とそう空白に問い掛ける
応えはもちろんない ...
昴
髪
参上
医学がどんどん発達するはずだ
来る日も来る日も
患者が満ち潮のように押し寄せてくる
手術にしても投薬にしても
実験台になるモルモットは
いくらでもいる
しかも老い先短いシルバーばかり
う ...
祈ることは
どこでも
いつでも
できること
僕に決定的に足りないのは
祈ること
イスラム教徒のように
一日何回も祈ること
自分の幸せのためだけでなく
他人の幸せのためにも
...
ふたつの気持ちが重なって
消えてしまうことは
よくあることで
ガロイ先輩の
割れないたまご理論と
チブラさんの
割れるたまご理論と
のあいだで僕は
ふたりのたまごをあたためていた
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ぐーぐーといっぴきのともだち
小原あき
自由詩
3*
17/5/13 9:41
僕の失敗
ホカチャン
自由詩
1
17/5/13 8:53
微細汁
たいら
自由詩
0
17/5/13 7:01
魂を繋ぐ者
ヒヤシンス
自由詩
5*
17/5/13 5:31
リゾート地
夏川ゆう
自由詩
1
17/5/13 5:28
平成29年5月13日(土)
みじんこ
自由詩
0
17/5/13 3:00
短歌書いたンゴ
山犬切
短歌
1
17/5/12 21:46
俳句書いたンゴ
〃
俳句
1
17/5/12 21:42
私だけが見た、私だけが夢見た色彩
北街かな
自由詩
1
17/5/12 21:26
エンケラドス支局第一報・海王星行き旅客船宇宙海難事故・放送原 ...
〃
自由詩
1
17/5/12 21:14
宇宙暗黒物質言語域で何度も私ではないと遺棄されるものとは
〃
自由詩
2*
17/5/12 20:35
月変化
吉岡ペペロ
自由詩
5
17/5/12 20:33
自称詩人がいなくなる10の理由
花形新次
自由詩
2
17/5/12 20:09
言葉
島貫めぐみ
自由詩
4
17/5/12 15:40
デジャヴ
小原あき
自由詩
3*
17/5/12 15:10
述懐(一)
信天翁
自由詩
0
17/5/12 9:38
白と震え
木立 悟
自由詩
4
17/5/12 8:30
子どもの澄んでる、のぞいてる
田中修子
自由詩
7*
17/5/12 7:20
患者の心
ホカチャン
自由詩
1
17/5/12 6:46
ほとんど朝だというけれど
坂本瞳子
自由詩
1*
17/5/12 2:53
弾丸は暴れる
〃
自由詩
2*
17/5/12 1:16
平成29年5月12日(金)
みじんこ
短歌
0
17/5/12 0:15
逸話
虹村 凌
自由詩
1
17/5/11 23:56
「窓辺で春を」 なみだ A-side
もっぷ
自由詩
3*
17/5/11 22:45
ふぇのん
初谷むい
川柳
3
17/5/11 20:15
ささやかな煩悶
ひだかたけし
自由詩
2*
17/5/11 18:27
平成29年5月11日(木)
みじんこ
自由詩
0
17/5/11 14:59
有名病院
ホカチャン
自由詩
0
17/5/11 11:06
祈りのある人生
〃
自由詩
0
17/5/11 10:07
あい
AB(なかほ...
自由詩
1
17/5/11 7:48
1281
1282
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1284
1285
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1287
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1289
1290
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1295
1296
1297
1298
1299
1300
1301
1302
1303
1304
1305
1306
1307
1308
1309
1310
1311
1312
1313
1314
1315
1316
1317
1318
1319
1320
1321
加筆訂正:
一人の女優に捧げる詩
/
ただのみきや
[17/5/11 20:04]
小修正しました。
4.17sec.