昔、昔、昔、私は一人の馬だった
昔、昔、私は一頭の人間で
遙か未来は七色の稲光
先ほどまでは一瞬の虹
今はゆっくり紅茶を飲みながら
あなたの形をしたばかりの
静寂で曖昧な一筋の煙り
山の ...
文学と時代?
環境に左右されない文学?
地球外知的生命体の文学は?
やはり、本能ベースなのか?
悩ましげな春は注射をしても変わらない
卑近承知。そう書かなければ身は持たず誠に狡賢い。しかし、書けばなお狡賢いが、口上は早めに切り上げるのが得策。
昔、大人達からよく言われた『そんなもの、便所の落書きやないか』と。今よりまだ世の中雑 ...
透明感のある灰色の空の下
遥かロンドンの地にタイヤ
ジャガーxj_sクーペに男が乗り込む
ロンドンの街並を時速40キロのタイフーン
男の事なんて誰も気にしちゃあいない
酔い明け昨日の酒
...
日進月歩でどんどん進化しているスマホ
と
日増しに老化している俺との間に
大きなストレスが発生している
固定電話だけだったら
こんなことにはならなかったのに
今ごろになって
スマホを買っ ...
気になることがあって
眠れない時は
どうすればいいのだろう
酒を飲んで忘れる
いっぱい汗をかいて忘れる
気になることをいっぱい
ノートに書いてみる
誰かに気になることを
話してみる
...
近所のスーパー銭湯に
生ジュースを販売している場所があって
そこの女の子がうんこみたいにかわいい
「何がおすすめですか?」と聞くと
「イチゴがおすすめです! 実は私の名前もイチゴっていうん ...
朝、息は白く冷たい
夜雪が降り、ウサギの足跡はついた筈だ
心の中の鉛は骨に入り込んでいる
だが、浮き足立つ朝の輝きは止めることができない
ウサギ狩りだ
猟場に着いた
車の中から銃を下ろ ...
僕がsと外苑前を歩いた土曜日
通りは肌寒い 春先で
人気のない暗がりの道で地図を頼りにした僕は
歩いていた ただ 美術展を見るために
アングラだった 映像作品などや そして
そこ ...
あなたの鍵を青く塗って海に投げた
波の泡が飲み込んで
見えなくなった
別れた日だった
わたしが泣くとあなたも泣いた
玄関に、台所に、ふたりの部屋に
あなたとわたしのYESとNOが
...
重ねて 重ねて 重ねて
愛を忘れないように
不器用な口づけを
少し遠いティーカップの中
猫舌の私には飲みやすいのに
あなたには冷たすぎるのかしら
微妙な温度差を ...
昔、死んだジィちゃんがよく言ってた
満州の飯は美味かったと
関東軍の青写真
お国の為にと開国し続けた
進軍を進める日本
退避を続ける蒋介石
日本は強いと豪語した
進軍するその ...
果てしない切なさが広がる
救われることのないこの気持は
やるせなさに変わる
消えてなくなりたい
そんな風にさえ思う
ときに見失う
自分が欲しいもの
ときに忘れる
人の優しさ ...
十年前のわたしが知らなかったのは、ほんとうにひとは死ぬのだということ
息は絶えるし、姿はみえないし、さよならはいってくれません
十年後のわたしも知らないのは、ほんとうのひとの愛し方
結局こん ...
ああ、すごい
あなたまだ死んでいないのねと
ぽろりと転がることばがひとつ
まだ生きているのねと
はずかしいはなし、ほんとうにおもったのよ
さいごに記したことばを見返せば
あんまりいまの ...
はるの海が
すべてを呑み込んだ日
わたしは目眩でしかなかった
はるの苦さというにはあまりにも
多くの命が失われた日
応えぬ名
帰らぬ瞳
待ち続けた背中
遠ざかってい ...
白い孤独が風上に立つ
悲しみの花弁が吹かれ、落ち
さらさらとした別れが
ひかりを増してゆく
異国の地を歩くとき
誰もわたしに似ていない
そのような寂寞が
どうしようもなく白い ...
そらいろのくるま
にのって
あさがたの
やわらかな
ひのひかりのなか
ぼくたちはいこう
ぼんねっとにひかる
きのうのあめつぶが
さわやかな
くうきのなか
う ...
おはよう と言った
嵐吹き荒れ
暗い夜の向こうの
ある晴れ間の朝に
おはよう と言った
誰もいない中空に それから
どこかで交わされている
千の挨拶のことを思った
思ったけれど ...
約三時間前にサイレンが鳴った
そのあとやけにテンションの高いリサイクル業者の声が一帯を過ぎる
テレビをつけて相撲中継
七年経った
母は画面に正座で向かったまま
頭を垂れて舟をこい ...
あのときから
私の水虫時計は
ずっと止まったままだ
トイレットペーパーを気が触れたように
買い占めようとする連中を
「ひょっとして、こいつら
災害が起きたらいつもより
ウンコに行きた ...
形あるものを再び築くことは容易いが
形なきものを築くことは難しい
人と
人との
物や事との
環境との
結びつきの喪失
私と
大切な人との
親しかった人たちとの
大切 ...
忘れたい
ことを 忘れて しまえたら
どんなに楽になれただろう
私をとりかこんでいた言葉たちが
あのときを境に
いっせいに遠ざかってしまった
遠景になってしまった言葉たち
とり残された私のまわりの
がらんどう
けれど私は
おそるおそるでも
...
お爺ちゃん
真っ昼間
海辺の無人駅に一人座った
何のために来たのかも分からないまま
海が見渡せる方の端っこの古びたベンチで昼寝をした
陽が傾いて折れたような首元に柔らかい光が当 ...
ひるま雨にふられたふくろうの視線の中
森に刺す月光は乾いた笑い声をこらえた
さやさやと流れる雪どけの小川冷たく
小枝ゆらす風の軽い諦めが
病んだ湖を照らす真白な光と交わるところで ...
知らない他人が
知らない他所の土地で
一人
二人
三人
四人
殺されたからと言って
自分は何も困らない
本音を口にすれば
痛くも痒くもない
知らない他所の知らない他人だから ...
詩を書けば書くほど誰かに似てきて殺す
渇くような文体に憧れて物干す
阿漕を過ぎて我が心盲目見ず知らず柔らかく殺されて遍路
死に至る病かどうか分からないけど確かに絶望すれば死ぬけれども絶望して ...
精神弾性と成人男性が
俗に言うところの4ミゲルの幸福を
焼いていた焼きながら傷を舐め合い
しとど4ニゲルの雨が二人を濡らすなら
雨上がりの夜空に吹く風は、
どれほど孤独で寂しくなっても、
けっしてお前なんかは呼ばないだろう。
ってね。
なら、
なぜ時は止まらないのだろう?
嘘みたい、
このままなん ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
馬の思い出
腰国改修
自由詩
3*
18/3/12 17:42
悩春符
〃
自由詩
0
18/3/12 17:33
トイレの落書きとか共感の否定に関する話
〃
散文(批評...
1*
18/3/12 17:30
Daydreaming
暁い夕日
自由詩
1*
18/3/12 16:05
スマホの苦しみ
zenyam...
自由詩
2
18/3/12 15:27
気になることへの対応
〃
自由詩
0
18/3/12 15:04
スーパー銭湯の数%の希望
狩心
自由詩
1
18/3/12 7:46
ウサギ狩り
山人
自由詩
3*
18/3/12 4:32
外苑前を歩いた日
番田
自由詩
3
18/3/12 0:41
deep sea
mizuno...
自由詩
5
18/3/12 0:22
愛も嘘も
ムウ
自由詩
1
18/3/12 0:07
満州の飯と0311
暁い夕日
自由詩
5*
18/3/11 23:37
絶望の淵に
坂本瞳子
自由詩
4*
18/3/11 23:34
a decade
笹子ゆら
自由詩
4
18/3/11 22:35
生きてるweb/再会/また会うかい
〃
自由詩
2*
18/3/11 22:17
空白
につき
自由詩
4*
18/3/11 22:01
午後二時四十六分
ヤスヒロ ハ...
自由詩
4*
18/3/11 20:43
そらいろのくるまにのって
Giovan...
自由詩
18*
18/3/11 20:26
挨拶
〃
自由詩
3*
18/3/11 19:20
_
唐草フウ
自由詩
3*
18/3/11 17:39
水虫ジュク夫「震災と水虫」
花形新次
自由詩
1
18/3/11 17:02
視えないもの
忍野水香
自由詩
5*
18/3/11 16:27
慟哭
さがらみずは
短歌
1*
18/3/11 14:57
遠景へつぶやく
塔野夏子
自由詩
8*
18/3/11 11:34
無題
◇レキ
自由詩
9*
18/3/11 11:17
切り取られた最後の世界
秋葉竹
自由詩
3
18/3/11 7:41
謂れなき思い
こたきひろし
自由詩
0
18/3/11 7:24
死に至るような病い
腰国改修
自由詩
2*
18/3/11 1:50
鎮魂の近くにて
〃
自由詩
1*
18/3/11 1:12
残されたもの、ひとり。
秋葉竹
自由詩
1
18/3/11 0:57
1303
1304
1305
1306
1307
1308
1309
1310
1311
1312
1313
1314
1315
1316
1317
1318
1319
1320
1321
1322
1323
1324
1325
1326
1327
1328
1329
1330
1331
1332
1333
1334
1335
1336
1337
1338
1339
1340
1341
1342
1343
5.44sec.