近所から けたたましくも
       聞こえてきた
     一一九の 唸り音
    さぞや 顔色かえて 
     いられるのだろう
  担架以外のご家族さまは
 
    あぁ ...
赤いボールペンばかりインクがなくなっていく
これでもう4回目の買い物
忘れない様に赤のインクを握りしめてレジへ
研修中のお嬢さんは
奇妙な顔をして作業をこなす

3つパックのプリンと無糖の ...
像の消失した世界、
ふとした瞬間に立ち上がる
 全て失い弱り果てている時に
 神経尖んがり一杯一杯の時に

無視しても無駄だゾウ
ソレは混沌を超えた
異様な響き力動の界
剥き身の形象世 ...
君笑う 秘密の庭の ヘビイチゴ

猫の子の 変わる目の色 恋の色
ファドが5月に合うのはなぜだろう

過ぎ去りし日々を過去と言うのは

今だろうか

すこし未来だろうか

ずうっと先のことだろうか

きらめく緑から光がやわらかく生まれる

生 ...
朝立がないのは
更年期障害だと
テレビでやっていた
若い頃は
朝立昼立夕立まであったが
今はまだ朝立だけはある
更年期障害になったら
男も深刻だ
うつ病、心筋梗塞、脳梗塞などの
リス ...
聞き流すだけで
驚くほどに人間関係が
改善する
解釈を加えて
失敗している
おかしな話ほど
聞き流す
肯定しても否定しても
いけない
本人には
そう見えたのだから
本人は
そう ...
ドクイチゴのジャムはどうですか
焼きたてのパンにぴったりです

あの日貴方にぶたれた頬は赤く染まりました
初めての衝撃から幾回も繰り返された蛮行は
わたしをわたしにしてくれました

一瞬 ...
馬鹿ってばかりの国
馬鹿ってばかりの国
寒いものを暑いと言い
増えたものを減ったという

馬鹿ってばかりの国
馬鹿ってばかりの国
声も出せない小娘に
肥えた豚が金を注ぐ

...
ふわり

ゆっくり

くもり
弱る体を

支える枝

細くて強い

優しさ甘え

触れる花は
 
儚く柔らかい

永久に生きる

毎日が私の

一つ星
啓蟄を迎えた深夜
こぽこぽと淹れた レモンティー

出涸らしだからって
これ以上 涙 涸らさないで

葉に留まる 鳥たち
静かな囀りに混じる 合唱

二つの手を合わせたら
何で ...
はるかはる

とおくにさくら

いまじゃつつじ

きらきらと


はるのちかいなつは

しみじみと

のこされたままいく


えらべない

みんなおとなだ

ぼ ...
むせるような息苦しさが
深い色の雲とともに立ち込め
空の青を覆い隠し
陽の光を閉じ込め
明日という希望を
もう少し先に追いやる

息をするのを少し我慢して
涙を零さないように
歯を食 ...
他人のふんどしで
相撲取れりゃあ楽なもんだが
どんなにキレイに見える
ふんどしだって
チンカスやウンコカスが
付着してるもんさ

気軽に稀勢の里気分を
味わうつもりなら
止めておけ
...
無心にならないと
人の気持ちは
わからない
自分の気持ちで
いっぱいだと
人の気持ちは
入らない
迷子のアリスの足跡は
ぐるぐると同じ場所を辿る

寝ぼけたイモムシが躓いても知らんぷり それとも気付かない?

紫の花が垂らす甘い蜜も
今のアリスの気をひくには足りなくて

ガラス瓶の ...
真っ白になった心は柔軟にわたしの体へと帰ってきた

どんな形にでも変化をするのだから

彼のソレとピッタリくっついてくれても良かったのに

彼の穴にピッタリ嵌ってくれれば良かったのに

...
今日で退院だね

うれしいでしょ

でも、美人連合(看護婦)に会えなくなるのが
残念だね

たまには来たら?

最後にマスクをはずして
顔をちゃんと見せんね

げっそりさせたく ...
生きていてこそ
花を見つける
実りを見れる
カルピスは美味い

生きていてこそ
空はあおく
雲はしろく
カルピスは美味い

生きていてこその友よ
生きていてこその私だ

未来 ...
夏休み毎日日記書いていた面倒だけど宿題だから

休日は都会で過ごすより田舎窮屈そうな高い建物

哀しみを月の光が消していく身軽になれば幸せ気分

嘘をつく君の仕草ですぐ分かる互いに隠し事は ...
きょうかいせん、って言葉があるじゃない。
と、いった、彼女が、線をひいた。
むじひに、スッと切れめをきれて、
彼女は、だからね、と無意味なことば。

ひとつひとつが、正義である必要はなかった ...


夕餉

視座
振り向かぬ風ひたすら前へ 大空を駆ける鳥も向かう
『未来には何があるの?…』僕らはこの星の冒険者

「希望のひかり見えぬ夜は 気休めのライトを捨てて
君のことそっと想えば 勇気が湧いてくるよ ...
天気予報どおりだ。濃いねずみ色の雲が音を立て始めた。雷に注意してプレーしてください、カートから自動音声がながれる。でも僕らはこわごわプレーを続けた。

カートの音声が警報を告げた。打ったボールをほ ...
‪人たちを厭うばかりの昼頃に‬
‪俺の詩嚢に顔濯ぐほどの水もなく‬
‪愛に生きようと思ったが‬
‪邪魔するものが多すぎる‬
‪さらば死ぬかと訊かれれば‬
‪死ぬほどひどいこともなく‬
‪し ...
ちいさな公園で
ブランコをこいでいる
あれはともだち

ほうりだされたカバン
あそびすり切れたクツ

おりおりのかわいい花
うつりかわる葉のいろ
近くなる遠くなる空
すりむいて熱い ...
生きて、生きて、生きて
死んで、死んで、死んで
そして貴方は私の中で眠る。




人はいつか死ぬ。
誰にでも訪れるもの、死。
怖くて泣いてしまいそうになる。
どうして死ななけ ...
春雷よ一喝せなむ睡る吾を 貴方を想う 花弁の心
桃色 水色 橙色
とりどり 目一杯ふれる振り子のよう
貴方がいれば私は何にだってなれるの
願うのは 永久に続く祈り
けれども 花の命は月より短く
人知れず 散りゆく切 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
五月雨の朝信天翁自由詩117/5/3 15:14
初心者のための赤卯月とわ子自由詩417/5/3 15:10
像世界/蛾兆ボルカ氏への一つの応答としてひだかたけし自由詩2*17/5/3 15:03
午後三時卯月とわ子俳句017/5/3 13:12
5月のファド吉岡ペペロ自由詩017/5/3 12:41
朝立(あさだち)ホカチャン自由詩017/5/3 10:53
聞き流すラーニング自由詩017/5/3 10:24
after breakfast卯月とわ子自由詩317/5/3 9:46
馬鹿ってばかりの国ホロウ・シカ...自由詩1*17/5/3 1:29
平成29年5月3日(水)みじんこ自由詩117/5/3 1:13
夢見る星勇姫自由詩217/5/3 0:25
ユーカリ藤鈴呼自由詩017/5/3 0:20
はるかはる吉岡ペペロ自由詩317/5/2 22:32
空の高くへ坂本瞳子自由詩1*17/5/2 18:42
ふんどしに付いているもの花形新次自由詩117/5/2 16:52
人の気持ちホカチャン自由詩117/5/2 15:01
アリスは迷子卯月とわ子自由詩217/5/2 13:00
漂白自由詩217/5/2 9:25
マスク美人ホカチャン自由詩017/5/2 8:45
カルピスもっぷ自由詩4*17/5/2 8:37
仕草夏川ゆう短歌017/5/2 5:29
きょうかい。木築自由詩417/5/2 2:18
平成29年5月2日(火)みじんこ自由詩017/5/2 0:03
冒険者~君は僕のひかり~颯太@自由詩0*17/5/1 22:51
2017年4月29日吉岡ペペロ自由詩117/5/1 22:04
チョコ食らい奥畑 梨奈枝自由詩217/5/1 21:47
さよならブランコ田中修子自由詩13*17/5/1 21:20
生と死のパラドクス薔薇の人自由詩017/5/1 15:34
春雷水城歩俳句0*17/5/1 15:12
花色薔薇の人自由詩117/5/1 14:31

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加筆訂正:
さよならブランコ/田中修子[17/5/1 23:48]
数行、削除しました。
4.08sec.