ざりざりして
つめたい砂底に種をうえては
おびやかさない
まねくのはいつも、水
ひらかれた土地の穀物の声
らー、
と揺れている風の脚
とうめいを覗いたら景色になる
穂は ...
deadendな夜にきみは優しい
weekendのあさにゆでたまごを食べるみたいに
はっぴいえんどを聴きながら
The Doorsのthe endをおもう
愛はやすみなく働いて ...
美しい紅葉の写真を撮るために
カメラと三脚で二十キロもあるザックをかついで
三千メートルの高山を登ってきたシルバーと
山小屋で同室になった
これでも軽くしてきたということだった
美しい写真を ...
幾つもの黄土の波線が
水浸しの校庭を遥か越え
何処までも走っていく
わたしの意識は冷え冷えと
その光景に呑み込まれ
どんどん平たくなっていく
荒い呼吸を繰り返し
次第に遠い意識の断片 ...
○看護も介護も
ふだんの付き合いが大事!
困った時だけ助けてくれ!
と言われても
もう遅い!
○離れてみれば
有り難さがわかる
古女房も
○年を取っても
健康であれば
幸せ ...
花野を二分するようにさやかな小川が流れている
書くべきでないこちらのその向こう岸がまばゆい
悪い夢を見た人たちが
今朝を待てずに捨てに来る小川
好まない好めない幾つかからは解放されて
枕 ...
あのひとは損な人だった。
15歳くらいまでにやられたこと言われたことがえげつなすぎて、本当にいい思い出がない。やはり亡くなってスッキリした、と思うたびに、風穴が空いている自分を知る。
...
窓硝子に映った一角獣は
怯えることなく
凛としたまま
そこに佇んでいた
白い毛並みは金粉が混じったように煌めき
燃える炎の赤い瞳はつぶらなルビーそのもの
巻き貝を細長く伸ばしたようであ ...
姿も形もいらないから
心だけが残ればいい
クラゲのように舞うことが
できるだろうか
流されるだけでもなく
音も立てず
生命の強さを感じられることもなく
血液の温かさもしらず
...
今会社が社長に私物化されていて
そのつけがいずれは社員や株主に廻ってくる
そしたら新しい社長には経験不足の頼りない社長がいいのか
やっぱり今のまま会社を私物化している社長がいいのか
...
下りに乗ってしまえば
あの日の二人が見える
ような気がする
けど
いくら待っても
そんな電車は来ない
新宿でも、小金井でも、
君の声が聞こえた ...
アップデート後のメモは+を押して
スケッチを追加すると拡大しながら
線を描き込めるから細かい修正まで
できるって気がついて目の前にいた
ショートヘアの女性を描いてみよう
としたのだけれどもそ ...
(3)
瞳は無機質にも見えるのに
それでいて裂けたように生まれている
一人で簡単に生きているのに
甘えるように近づいてくる
すべて知っているようなのに
それでいて途方もなく必然にい ...
受話器のおく騒ぐテレビの寂しさを言えずに私夜を越えゆく
とどかない
比喩にうるおっても満ちはしなくて
コンクリートの水辺にはゆがんだ
月が浮かんでいる
さして、おもしろくも
ないひかりにおかされて夜は
雨になり浸透する
加速しながら泳ぐ群 ...
雨ばかり続くから
私はまた熱を出す
急に寒くなったりするから
私はまた熱を出す
お布団の中はもう飽き飽き
外に出たいと嘆いてみても
熱が下がるわけはなし
締め切った部屋には
風も吹 ...
(1)
思うほどに儚い
単純な強情さで
だからこそとてもとても
大切にしたいのに
光のようにわすれがちになってしまう
哀しみそのもの
(2)
自身の汚れを小さく見せて
それか ...
早朝の駐車場
誰かが捨てたごみ袋を丁寧に
カラスが広げている
コンビニ弁当の容器や紙クズを
ひび割れたコンクリートの上
器用に嘴を使って
秋晴れの清々しい空の下
目ぼしいものはな ...
雨なんて消えてよ
君の帰りを待つ退屈
乾かない洗濯
乾いた心
雨なんて空に
飲まれてしまえ
私を連れて…
口裂けジャックはうたう
陽気にうたって街を闊歩する
片手にナイフをちらつかせ
鏡合わせの貴方を探す
口裂けジャックはうたう
貴方の最期をうたう
看取る瞳は一組で
それは他の誰でもない ...
鳥を殺した、
鳥の死体を地面に寝かせて、
子供は自転車に乗り、
走る、
自転車が鳥の死体を轢く、
ブジャッ!
子供は満足気に笑う、
今日学校に行ったら、
担任の先生が泣いていた、
...
ガチャ―......ン !
い い 痛い !
ここは どこだろう
まわりをみると
きたない 錆びついたものばかり
ぼくも古くて すこし錆びついているから
どうやら
捨て ...
春が逃げてゆくので
真っ白なスカートを切り裂く
歌がテレビを爆破し
使徒ヨハネは妄言で人を救う
普賢菩薩は太ってゆき
梯子の裏側でそびえ立つ
モーセはエジプト人を殺し
窓の中で眠って ...
板は沈まないようだ
どうしてそこに靴があるのだろう
夢が泳いでいる
私は空を飛びもがいている
靴を履かせてくれ
黒が白に力を込めて
草だらけだ
草を二つ用意してよ
そして私を粉々に ...
右の肩を少しだけ上げて
顎を窓の方に傾けて
見える景色は空気の色が違う
雨の滴は線になって
薄い紫色を含み
アジサイを想い出させる
ひとしずく
音を響かせて
ほかのすべての音を ...
「時」に不満はない筈なのに
「空」をすっかり
わすれてる
卒寿を越した 翁 様
暇にまかせて テレビをつけりゃ
食いしん坊 ...
夏の残り香が まだ消えない夜
そぞろ歩く者は みな寂しげで
私まで悲しくなってしまう
何処からか秋の虫の鳴き声が聞こえ
夏が消えていくのを知る
どこかで花火を打ち上げている
火薬の臭い ...
破壊と創造
あいうえお
かきくけこ
さしすせそ
たちつてと
なに・・・
。
...
奥さんは
認知症で入院
今度は
介護していたオジサンが
倒れた!
県外にいる二人の息子は
なかなか帰って来ない
秋の公園は一向に結実しない
紅葉の色は飛び散り
木の実は空の浅瀬に揺れる
大気の鋭さが増すにつれ
秋はどこまでも細かく刻まれ
粒子となって獣の眼に付着する
深まっていくはずの秋が
ど ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
帰郷
むぎのようこ
自由詩
2
17/10/22 17:49
プリンテッドアウト
梅昆布茶
自由詩
4
17/10/22 17:20
美しい風景
zenyam...
自由詩
0
17/10/22 16:42
境界域
ひだかたけし
自由詩
4
17/10/22 16:01
独り言25集
zenyam...
自由詩
1*
17/10/22 9:15
泣けば泣くほどに
もっぷ
自由詩
4
17/10/22 8:02
ジャンヌ、雪の病室
田中修子
散文(批評...
4*
17/10/22 1:38
愛しのユニコーン
坂本瞳子
自由詩
4*
17/10/22 1:08
私はクラゲ
〃
自由詩
2*
17/10/22 1:00
新しい社長
吉岡ペペロ
自由詩
1
17/10/22 0:50
待チ癖ツイタシイイ人止マリ
AB(なかほ...
自由詩
1
17/10/21 21:39
待チ癖ツイタシイイ人止マリ/即興ゴルコンダ(仮)投票対象外
こうだたけみ
自由詩
0*
17/10/21 21:25
題名なんでしょう2
◇レキ
自由詩
2*
17/10/21 21:23
受話器のおく騒ぐテレビの寂しさを言えずに私夜を越えゆく
颯太@
短歌
1*
17/10/21 21:22
STROBE
むぎのようこ
自由詩
4
17/10/21 20:56
雨降り
無限上昇のカ...
自由詩
1
17/10/21 20:56
題名なんでしょう
◇レキ
自由詩
2*
17/10/21 20:37
ルールとマナー
ただのみきや
自由詩
9*
17/10/21 20:01
空は雨
花姫
自由詩
0
17/10/21 19:13
口裂けジャックはうたう
卯月とわ子
自由詩
0
17/10/21 18:23
怖い子供
moote
自由詩
0
17/10/21 14:23
捨てられた宝物
st
自由詩
0
17/10/21 13:57
夜が酔いながら踊っている
moote
自由詩
1
17/10/21 13:54
公民館が笑っている
〃
自由詩
1
17/10/21 13:52
雨は沈黙の音を世界に放つ
坂本瞳子
自由詩
4*
17/10/21 13:11
失 題
信天翁
自由詩
0
17/10/21 11:57
夏が終わる
無限上昇のカ...
自由詩
4
17/10/21 10:45
junk box
空丸
自由詩
12
17/10/21 10:30
介護難民
zenyam...
自由詩
1
17/10/21 9:47
深秋
葉leaf
自由詩
1
17/10/21 9:25
1286
1287
1288
1289
1290
1291
1292
1293
1294
1295
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1297
1298
1299
1300
1301
1302
1303
1304
1305
1306
1307
1308
1309
1310
1311
1312
1313
1314
1315
1316
1317
1318
1319
1320
1321
1322
1323
1324
1325
1326
加筆訂正:
いざない
/
もっぷ
[17/10/21 10:22]
タイトルを変更
3.86sec.