うーん
そろそろさ
誉めなきゃまずいんだよ
月見近いからさ
なんか褒めなきゃさ
今年だけでいいっぽいんだけど
じゃあ一応
よ、黄色
丸くていいね
欠けても満ちても情緒がある
趣 ...
力が抜けていく
私の中で
力が抜けていく
自分の子供の失敗やあとを何とかしようとする母親というのはこのような気持なのかと
想像する
わかる、ような気がするから不思議だ
魂のさきが消えるよう ...
久しぶりに
一人が好きなんだ
と言い聞かせる
繰り返し繰り返し
自分をなだめて
寂しくなんかないのだと
唇を噛み締めてしまわないように
気持ちを抑えて
空を見上げて
深呼吸をする ...
のっぺらぼうのように
ありのままを
否定して生きた
全き愛のひかりに
こころは解放された
目からうろこ
ああ自由だ
わたしは私でいいのだ
けして罪びとではない
ゆ ...
きょうは電磁晴れ
ドイツもオランダも
ギリシャもナガサキも
世界なんて波の調べ
もっと適当でいいよ
意外な感情や答えを
ばっかみたいにトレース
男も女も愛 ...
朝方、目が覚めて
日常という乾いた渇望に水をやる
夜の暗闇は意図せずに
悲観的だった
動いている騎士達よ
雑踏にはヒモジイ苦痛が横たわり
果実の前に平伏していく
時折、差し込む光
...
キラキラ 光る 蜘蛛の糸
白い 東の 朝の空
雲が丸まり
綿菓子になり
甘い蜜の
したたる小雨に
なるふりをして
ふりそめない
僕の右手は宙を掻き
星に触われるわけも ...
うつむいて幸せ色を飲みほして茜の空に消え入るため息
あの時の白い日記を一新し古びた銀貨を落とすメルヘン
あちこちにこぼれるミネラル塩あめをかばんに仕舞ってゆく夏の午(ひる)
蛇つかい ...
ウッドデッキの
木と木の間の細い隙間に
花びらがすすっと入っていくのを見た
少し離れたところから
目を凝らすと虫が抱えていたようだ
蟻にしては大きかった
ごく小さめの細身の黒っぽい蜂の ...
官僚の答弁書を読まないでよくなって
ほっとする大臣もいるかもしれないが
多くの大臣は
「仕事人内閣」と言われたのに
一回も国会という晴れの舞台で答弁しないで終わるとは
残念だろう
総理自身 ...
秋になったから
蝉はいないんだよ
でもお父さん
じゃあ蝉はどこにいっちゃったの
突然青く染まった向日葵
わたしは季節をまたいでまで生きるのかしら
狂うくらい
狂うくらい
...
大風は
わずか一時で
よわいものを
破壊しつくして
北へさっていった
飛ばされた
屋根のかわりに見える
ウソのように晴れた
青空がむなしい
いつもそうだ
...
海は水平線を
鋭利なナイフのように突きつけてくる
想い出は残照の別称であり
水のように浸る憂愁である
夏が去り
海岸には打ち上げ花火の残骸が
寄せ来る波間に漂っている
{ルビ流離=さ ...
担当医患者の言葉聞き入れない自分の考え押しつけるだけ
文明の発展遅くさせているどんな未来が待っているのか
自動ドア開けば店の良い匂い老舗カレー屋の陽気な店主
何処いても楽園なのだと考 ...
夏の空、玄関口
立ち尽くす己
庭木の揺れ、うねる大気
ああ世界が広がっていた!
己とは無関係に
何処までも眩しい異郷よ
五歳の時のその体験を私は決して忘れない
じぶんとは全く無関 ...
ペットボトルやビニル袋を持ち舞台奥を通り過ぎるだけのガヤのアドリブのたのしそうな姿、にうんうんと頷いてはにやにやする私の頭ん中は高校生に戻ってるわ、かがえる気持ちわずかに右に避けて前の人に遮られて見え ...
青年時代のとある地獄は、青いヒヤシンスの未熟なか弱い花々のようだった。
架空の庭園に咲いた憂いのヒヤシンス。
情熱のスイトピー 戯れのチューリップ
あの限りない遠景には、あなたのト ...
自称詩人は
飛び込み自殺予備軍だから言っておくが
てめえら死んでもいいけど
いや、すぐに死ぬべきだけど
絶対に赤の他人に
迷惑掛けんじゃねえぞ
迷惑掛けやがったら
死んだおまえの名前調べ ...
さびしいというのは
状態としてはべつに悪いことではない
それに起因して
やがて悪い状態になるかもしれないというだけのことだ
だからさびしいということを
悲観的にとらえるこ ...
ガラス管のなかに生身をむりやりねじ込まれるみたいな感覚が長いこと続いていた、閉塞感なんて月並みな言葉で話しても良かったがいつだってそんなものに真実を語る力などない…そこら中をうろついてる、在りもののイ ...
{ルビ昨夜=ゆうべ}みたのはなんだっけ
昨夜みたのは金の星
応えたあなたは誰ですか
通りすがりの銀の風
明日もあなたに会いたいな
とっても優しい声だから
明日はわたしは隣国へ
十日後 ...
君が駆けつけた時わたしはきっとそれこそ
垢にまみれて転がっている瓦落多
といっても過言ではないありさまで
それでも持病のお薬や携帯、国保の保険証など
無いと困るものだけは忘れずに
部屋を ...
死にたい奴は
他人に迷惑を掛けずに
勝手に死ねばいい
電車に飛び込むなんざ
もっての他だ
ふざけやがって!
こちとら
休み返上で働いて
やっとこさ家に帰れるってのに
駅で1時間も待ち ...
みんな死んでしまう
あたりまえのように
いつのまにか
死んでしまう
夢中になり
ころげまわり
生きていくうちに
死んでしまう
太陽がのぼり
沈んでいくように
いつのまにか
...
静寂が欲しいんだ
朝いちばんの新鮮なやつ
誰もいない部屋で
ひとりきりの
井戸の底のような
ひんやりとした感覚
物音ひとつしない
しーんと静まり返った
おのれの心見張るように
...
たとえば
プレゼントのバジルのせいで
食卓が変わっていくように
たとえば
もらった一枚の絵で
リビングが揺らいでいくように
たとえば
誰かの存在が
私を壊していくように
...
未知へ
タクラマカン砂漠を越えて
間氷期のほそい水系が
稀有のしばりとなるあたり
雪豹の瞳 罅割れて凍る水晶体
天山山脈から崑崙山脈へと
迂回するいのちの循環
毟り取られた緑の草原 ...
ゆく光こない光をえらぶから ふたり今夜の月の 傷 みる
くちびるで あなたのまぶたにキスしても 並べられない赤いビー玉
なあ、みたろ ジン マドラーで掻き混ぜた時 ライムの星 ...
夜に狭い部屋の中で座ってじっとしていると何も聞こえない 何も聞こえない遠くから やがて水の湧く音がしてくる みずのわく みずの ゆるゆるゆる とぽとぽとぽ ぽきゅん? ぽきゅん? 湧く音がしてくる ...
羽は失く角は折れ
歌は枯葉の底にあり
声は遠く 風は旋り
ちからとかたちを連れ去ってゆく
終わりは近く 忘れられ
まばゆいひとりがつづいている
息がつまるほどの ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
お月見ま〇せー協奏曲
秋也
自由詩
5
17/9/20 1:01
力が抜けていく
水菜
自由詩
1
17/9/20 0:52
寂しん坊
坂本瞳子
自由詩
1*
17/9/19 23:49
ありのままで
星丘涙
自由詩
5*
17/9/19 23:35
電磁祭り
吉岡ペペロ
自由詩
5
17/9/19 22:46
日常
鷲田
自由詩
3
17/9/19 22:46
小雨
秋葉竹
自由詩
3
17/9/19 22:33
ひとつのメルヘン
〃
短歌
2
17/9/19 22:12
ウッドデッキの細い隙間に
Lucy
自由詩
17*
17/9/19 21:35
臨時国会冒頭解散か?
zenyam...
自由詩
0*
17/9/19 21:06
_
印あかり
自由詩
10
17/9/19 16:23
大風
st
自由詩
0
17/9/19 14:00
海そして残照
白島真
自由詩
16*
17/9/19 9:17
老舗
夏川ゆう
短歌
1
17/9/19 5:20
ある夏の光景
ひだかたけし
自由詩
8*
17/9/19 3:48
台風がやって来た/即興ゴルコンダ(仮)時間外
こうだたけみ
自由詩
0*
17/9/19 1:59
あの遠景のイデアの狂った郷愁
mahdi
自由詩
0
17/9/19 1:04
死に方
花形新次
自由詩
0
17/9/19 0:32
悪党のうた
吉岡ペペロ
自由詩
4
17/9/19 0:24
あらかじめなにかが窒息している
ホロウ・シカ...
自由詩
3*
17/9/19 0:07
午前三時の窓辺にて
もっぷ
自由詩
4
17/9/19 0:03
カレーライス
〃
自由詩
2
17/9/19 0:01
ブルース・スプリングスティーン
花形新次
自由詩
0
17/9/18 23:19
いつのまにか
星丘涙
自由詩
4*
17/9/18 21:57
ひとりで独りではない
〃
自由詩
3*
17/9/18 21:30
侵入者
uminek...
自由詩
2*
17/9/18 21:26
水系
白島真
自由詩
13*
17/9/18 20:16
順縁
秋葉竹
短歌
3*
17/9/18 19:44
夜に狭い部屋の中で
ゆあさ
自由詩
1
17/9/18 18:58
水と虹
木立 悟
自由詩
5
17/9/18 17:38
1302
1303
1304
1305
1306
1307
1308
1309
1310
1311
1312
1313
1314
1315
1316
1317
1318
1319
1320
1321
1322
1323
1324
1325
1326
1327
1328
1329
1330
1331
1332
1333
1334
1335
1336
1337
1338
1339
1340
1341
1342
加筆訂正:
あの路地で
/
鵜飼千代子
[17/9/19 23:34]
行替が変なので修正しました
4.36sec.