朝起きてシャッターを上げれば
いつもの山が見える
人気のない道が見える
ああ!もう都会には住めないなあ!
あんなに人と車とビルの多い所には
住めないなあ!
ユータンして五年
もうすっかり ...
密室に詰め込まれた人々はただ寝静まっているふりをしていた
目を凝らせば二十六時を指す文字盤が見える

細長いスポットライトが客席をなぞって点滅を繰り返し
エンジンは緩急をつけながら唸り続けてい ...
 春とは名のみの夢見み月が
 発育不良な日差しを漏らし
       涸れた裏庭を
     舐めはじめるとき
      何もしないのに
    ほころぴてゆくのは
   腕時計の不要に ...
        

椅子取りゲームに負けた冬が
白い涙たくさんこぼしてわめいている
おうちはどこ
おかあさんどこいった
おとうさんどこにもいない

ふきのとうが
可哀想にと探してくれ ...


清水

頭を空に向けて六十二度くらい傾けたまま
動けなくなってしまった

顎を前方に突き出したまま
後頭部が後ろに傾いたように
六十二度が保たれている

右足をもう少し前に出すと
バランスが良 ...
あなたからの電話は突然で
それは
直に聞くべき用件だと思ったのだけれど

このページのように
しかも二人で埋めていった日日は
消せない 消したくない
喪うべきでない大切な
その時のあな ...
生まれたら
かならず死はやってくる
苦しくても
痛くても
恐れることはない

再生される生命に
大きな夢を抱き
それを知ったなら
幸せはやってくる

一人で生まれ
一人で死んで ...
20年くらい生きてきて
昔は良かったなぁとよく口ずさんでる
目の前には未来があるのに
僕は後ろを見ていた
テレビで過去の特集をやっていた
それを見てみんなが同じ事を言ってた
昔は良かったと ...
コーラルピンクの口紅を買いました
日常生活はささくれて
せめてメイクで気分転換をしようと
春色メイクで通勤します

恋をしたのかと人に聞かれましたが
自分のためにするメイク
恋というより ...
「俺を名付けたのは誰なんだ?」
タクがそう呟くと「私だ」とミケが言う。
「お前だったのか」と返すタクに、ミケは「なんでそんなこと疑問に思ったの?」と訊く。
「なんだか、名前があるのが不自由な ...
白と茶 誰もいない部屋のカーテンは開けられて 南向きの窓から差
し込む冬の低い太陽の明かりでとても明るい 雑然と散らばった請求
書、契約書、スーツ、ネクタイ、タオル、ビニール袋、文庫本、楽譜、
...
これのどこが良いのか
さっぱり分からないのに
美辞麗句並び立てて
褒めまくる奴がいる
自称詩投稿サイトにたむろする
老若男女みんなそうだ

こいつら一体何を期待してんだ、と思う
特に一 ...
その魂の美しさは通貨になる
ふかい森の奥でみどりいろに光る怪獣の眼と
契約して明るい場所まで走っていける
花嫁よ
ウェディングドレスが泥を食っても
きみはずっときれいだ
肉のわたしは獲 ...
風歌〽
あめがやむ

ふりつづけていた あめがやむ

私の心の奥にひろがる風歌が

空(くう)を吹き抜け

私の心のなかにひろがる

あめがやむ
僕はこの頃不思議な夢ばかり
見ている
はじめは
大きな蜂が大きな蜂の巣を
僕の部屋いっぱいにつくっている夢
次は
大きな黄色い蛇の夢
三番目も大きな蛇の夢
昨夜は大吉の札と札束が当たる ...
わたしが家事をしながら
ことばをちょこちょこ書いてるあいだ

きみは
外でるんるんはたらいて
手作りべんとうがつがつ食べる
うちに帰ればむしゃむしゃゴハン
つーんと薄荷のお風呂に入り
...
セックスは
人間にとって
とても大事なことの一つだ
でも、君たち若者に正しく伝えるのは
一番難しいことかもしれない
ちまたに間違った情報が
おもしろおかしく流されているからだ
セックスは ...
ちょいちょい 放り込んで来る
もう 今日は お腹一杯だって 言っているのに
巻物ならば 中身がなけりゃあ 意味ないじゃん

床の間に 飾るならば 
水滴が 落ちないように 気を付けて ...
たまにやめないとヤバいかもな。

母さんにもらった保存液



浸る豆腐ガシャガシャなる。

再構築。トウフのハンバーグとかあるよね。






ドラム式せんたくき ...
月光が眩しい夜は眠れない眠れなくする悩みに揺れる

温かく愛し愛され生きている抱きしめるほど近づく魂

台風が次々出来る夏の時期ニュースで何度も進度を告げる

転校を繰り返してた親友は年に ...
自ら水晶の橋を作り
強度を改めながら渡ってきた人よ
あなたは無数の種だった
あなたから芽生えた茎をたどって
農村の体躯は静かに満ちていった
水路を設計することは
あなたの現在に次々と構 ...
淋しくはないのかと言われたらそれは違う
けれど
祈るように胸のどこかへしまって
自分をも騙してみたい

そとは 三月になったばかりの夜で
淡淡と気配を隠しながら
いつかしら窓辺に白旗を残 ...
行けども行けども野梅野梅野梅ヤバイ着色の珍味と大関とすっぱいセクハラが命綱。ん。川のナマズが飛び跳ねる。わ。ぬしだぬしだと死んでる虹をナマズとみまちがえ宇宙の高さに迫ろうとも真面目も休み休みに言えとせ ... 引き手

野鼠

弾丸
糸が風に舞う

白い糸が
青い空を背景に
風に流されている

その先を辿っていけるだろうか

糸を引いているのは誰だ
糸の先には誰がいるんだ

雨に打たれても
雷に撃たれても
...
八王子市にある
自称詩人施設「悔恨の里」には
社会や家族から見放された
自称詩人達2500人がお互いの自称詩を
褒めまくりながら暮らしている
しかし、今年3月
そんな施設で
悲惨な事件が ...
絡めあうゆび

傷だらけのたましい

ふたりぼっち

ビルと家々との間に

はんぶんの月


体重かけていいですか

あなたは軋むかも知れない

熱と匂いを吸わせて下さい ...
人はそれぞれ、地上と永遠が触れる場所を持っている

それが天国への搭乗ゲートになる人生もあれば、

憧れの地で終わる人生もあるだろう

実際にそこに身を置けなくとも

心には想像力の翼 ...
イライラしながらつくるご飯
容赦なく切り裂いてゆく食材

答えが知りたい
だけど知ってしまってなにになるんだろう
歩かなきゃいけないのは同じだ

夜には見える星の
正体なんて知りたくな ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
いつもの山ホカチャン自由詩117/3/8 14:51
夜をゆく青の群れ自由詩617/3/8 11:20
染色月(一 )信天翁自由詩417/3/8 10:52
探し物乱太郎自由詩5*17/3/8 8:09
平成29年3月8日(水)みじんこ自由詩017/3/8 2:40
逃すまじ坂本瞳子自由詩2*17/3/8 1:24
それは電話でもっぷ自由詩117/3/7 23:31
生命レタス自由詩317/3/7 22:44
白い時間リィ自由詩017/3/7 22:01
春化粧しずる自由詩1*17/3/7 21:42
言葉でできている水宮うみ散文(批評...0*17/3/7 21:34
目(10時24分〜32分,3月4日)はて自由詩2*17/3/7 21:08
毛じらみ花形新次自由詩117/3/7 20:38
祝福の呪文しもつき七自由詩1017/3/7 18:54
風歌水菜自由詩217/3/7 17:05
不思議な夢ホカチャン自由詩017/3/7 16:25
くりかえしくりかえそ田中修子自由詩11*17/3/7 15:51
セックスホカチャン自由詩017/3/7 14:24
トッピング・チョコレート藤鈴呼自由詩1*17/3/7 13:33
ポルターガイスト・ハンガー勝手に脱ぐな。幽霊自由詩217/3/7 7:54
転校夏川ゆう短歌117/3/7 5:27
定年退職葉leaf自由詩417/3/7 4:19
片恋もっぷ自由詩417/3/7 3:51
野梅末下りょう自由詩3*17/3/7 2:18
平成29年3月7日(火)みじんこ自由詩017/3/7 1:38
糸瓜の皮にあらず坂本瞳子自由詩3*17/3/6 23:35
自称詩人施設「悔恨の里」花形新次自由詩117/3/6 23:06
傷だらけのたましい吉岡ペペロ自由詩417/3/6 22:51
永遠に触れる場所Show自由詩117/3/6 20:52
迷いの食卓朧月自由詩117/3/6 20:39

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加筆訂正:
八番目の地球: 見ゅるばる見ゆん/AB(なかほど)[17/3/7 11:25]
見直すとまだ間違いだらけだ。
4.84sec.