ひとりで生まれ落ち
みんなと生きて
ひとりで死んでいく
孤独でも自由でもない
楽しくて悲しいだけだ
素朴な色彩の楽しみ
飛翔して行く悲しみ
悠久も刹那も
...
「ああ、おい、コーヒー淹れてくれ。」
「あ、はーい。」「なにか?」
「ああ、コーヒー淹れてくれんか?」
「あなタ。最近、コーヒー飲み過ぎちがいますか?」
「え、さっきの ...
目覚めの薬
始めたくない一日
ベッドの脇のギター
黙らせた目覚まし時計から
バトンタッチされたテレキャスター
僕にやる気を出させようと
甘い声で囁きかける
僕は布団の中から手 ...
キリストが人を救おうとしている
キリストは世界記録のためにではなく
世界をもっと便利にするためにではなく
世界一の企業をつくるためにではなく
人を救うために死のうとしている
...
幸福な夢 涛瀬チカ改め神坏弥生
オレンジ色の陽光と闇がまぎれあう大曲時
私たちは公園で、立って話していた
私たちの子供だったかもしれないし
私たちの子供の知り合いの子供だったかもしれ ...
腫れぼったい世界の空は
柑橘系の匂いと色で
眠り続けるアタシの中を
眩しい地下鉄が通過していく
ねぇねぇ、まだ起きないの?
ひからびた胎児が話しかける
だめよ、まだ、
まだ早すぎる! ...
窓にしがみつく
あさつゆ
透明がすこしずつ
いろをかえて
時間と時間のあいまに
やわらかくすべりだす
しずく
いっぱいに光をすいこんで
流れ込んでくるもの
...
彼らはあたまが悪かった
可哀想なくらい
朝礼が終わるときまって煙草をすった
ほめられると当然だと思い
叱られると気にくわなくて狙われていると
脳みそに発生する弱い電気で本 ...
○(シルバー心得)
年をとったら
争わない
怒らない
ボケたふりが一番!
ボケた!と言えば
だれもそれ以上は責めない
○(過去と未来)
未来は
変えられないが
過去は
変えら ...
一番驚いたのは
やはり聖火ランナーだ
大方の予想通り
キム・ヨナが出て来て
みんなが最終ランナーだと
思った瞬間
何と、舌を噛まないように
口に変なもん咥えさせられた
キム・ヒョンヒが ...
違和感はつきまとい
暦はいつだって市民のためにある
権利と義務とをリボンで束ねて
道と名づけ
手渡してくれる約束とは
すれ違い続け
なのにもうすでに私の上には
屋根がある
床も窓も扉も ...
そのひとは午後五時に目覚め
昨夕につくっておいたシチューに火を通す
簡単に部屋の掃除、整頓を済ますと
湯気までも香ばしいシチューを皿によそい
テレビをつけて
あるいは本を読み
新聞を広げ
...
渇いた唇を
潤す術を知らず
恥ずかしさに溢れ
喋ることもできず
噛み締めて
俯いて
しばらくそのまま
もう少し
このままでいたい
リリカルな私 涛瀬チカ改め神坏弥生
例えば、白と黒の鍵盤に向かって
白から黒へ黒から白へと半音ずつ上げてゆきながら
サティを弾いてみる
午後に明るい日差しがさしてカーテンが
膨らんで揺れ ...
希望よ どこへ往く
おまえが描いた絵空事
道端に落書きされた
こどものチョーク絵さながらの
夢と理想の地図を
おまえの弟 失望が
炎の姿で追いかける
めらめら尻を炙られて
煙も目に染み ...
カミーユの様に、ジョーの様に、廃人になってしまった方専用です。
まさに、廃人専用。シャア専用ではございません。
時々、廃人になります。
受験勉強のしまくりや、ハッと気づいたときに「わ、わた ...
あなたはあなたを傷つけた人間を許せますか?
反省もしてない後悔もしてない人間をあなたは
許せるというのですか?
あなたが許せるならそれはそれでいいでしょう
しかし誰もがそんな人間とは限 ...
氷の絶壁をのぼる
手を汚さなければ
手を洗うことはないのだ
汚れるから洗うのだ
氷の絶壁をのぼる
進んで手を汚そう
そして、だから手を洗うのだ
汚れるから洗う ...
世界は
向上心であふれている
より強く
より速く
より高く
より美しく
僕は
世界の片隅で
ほそぼそと生きる
世界は
向上心であふれている
より強く
より速く
より高 ...
スマホで何でもできるから
リアルにときめくことがない
赤い糸もこの時代
無線でつながるのかなぁ
思い通りにいかなくて
心がザワつくあの人と
旅先は何処にするか
直感で決めようと思う
雑誌もネットも見ず
ただ直感に任せて
それに従うだけ
何もかも決めていくより
心に残る旅になる
不安は一つも湧いてこない
直感を信 ...
ちいさなものならボルトいっぽん
デブリは秒速8キロで地球のまわりを回っている
なのに映画や漫画いがい
デブリによる宇宙空間での大事故はない
ふしぎなことだ
隠ぺいされてい ...
なにかあるような気がして
遠くへ遠くへ
人の話もきかず
自分自身も、見ずに
なにかあるような気がして
遠くへ遠くへ
遠回りなんかごめんである
まっぴらである
なにかがあるような気がして ...
CSのドキュメンタリーチャンネルは
どれもこれも
戦争と中古車のレストアと
サバイバルばかりだ
そこで私は考えた
戦場で兵器のレストアをしながら
泥水啜って生きていく
という番組作れ ...
烏は不気味だ
何を考えているか
わからないから
野良猫も不気味だ
何を考えているか
わからないから
隣の犬も不気味だ
何を考えているか
わからないから
うちの女房も不気味だ
何を考 ...
スーパーの駐車場でのことである
いつものようにバックでゆっくり下がって
ちょうどいいところでブレーキペダルを
踏んだ
踏んだが車は止まらない!
やはり下がり続けている
このままでは後ろの車 ...
...
ふかしても ふかし終わっても 青色吐息
ゆっくり育つ息子が
五歳にして
歩き始めたので
日曜日の公園へ連れてゆく
小さな影は、{ルビ日向=ひなた}にのびて
ひょこひょこ歩き
地べたに尻餅をついては
砂を、払ってやる
...
月面なんとかレースがお金がなくて中止になった
宇宙開発にはお金がかかる
想像するのはただだけれど
実際問題お金の話は避けて通れない
小型核開発で軍産複合体は大喜びしている
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
その名は永遠
吉岡ペペロ
自由詩
4
18/2/11 17:48
コント。 正義とタエコさん。 ①言うこときかないタエコさん。
よーかん
自由詩
1*
18/2/11 17:29
目覚めの薬
まーつん
自由詩
3*
18/2/11 16:39
死のうとするかのように
吉岡ペペロ
自由詩
2
18/2/11 16:34
幸福な夢
神坏弥生(涛...
自由詩
1
18/2/11 12:42
Tangerine Dream
もとこ
自由詩
9*
18/2/11 11:49
『しずく』
ベンジャミン
自由詩
3*
18/2/11 10:19
人生で大切なこと
吉岡ペペロ
自由詩
5
18/2/11 9:40
独り言37集
zenyam...
自由詩
0
18/2/11 9:31
ぴょんちゃんオリンピック 閉会式
花形新次
自由詩
0
18/2/11 7:41
Disposer
もっぷ
自由詩
3
18/2/11 5:09
ひとつぶの種(仮)「午後八時」
〃
自由詩
1
18/2/11 1:52
恥ずかしがり
坂本瞳子
自由詩
2*
18/2/10 23:29
リリカルな私
神坏弥生(涛...
自由詩
3
18/2/10 21:40
スフィンクス
ただのみきや
自由詩
5*
18/2/10 20:48
廃人がポツリとつぶやく部屋14
過去ログ倉庫
18/2/10 20:22
変えられない現実
千幸
自由詩
3
18/2/10 20:02
氷の絶壁
吉岡ペペロ
自由詩
3
18/2/10 11:37
世界の片隅で
zenyam...
自由詩
1
18/2/10 9:44
赤いスマホで結ばれて
イオン
自由詩
3*
18/2/10 9:37
直感
夏川ゆう
自由詩
1
18/2/10 5:18
デブリ考
吉岡ペペロ
自由詩
3
18/2/10 1:37
遠回り
次代作吾
自由詩
5
18/2/10 0:34
ドキュメンタリーチャンネル
花形新次
自由詩
1
18/2/9 20:08
不気味なもの
zenyam...
自由詩
0
18/2/9 15:19
錯覚
〃
自由詩
0
18/2/9 14:58
あいでま
TAT
短歌
0
18/2/9 9:17
青色吐息
布
川柳
2
18/2/9 0:51
日曜日の公園
服部 剛
自由詩
12+*
18/2/9 0:05
お金と未来
吉岡ペペロ
自由詩
1
18/2/9 0:00
1289
1290
1291
1292
1293
1294
1295
1296
1297
1298
1299
1300
1301
1302
1303
1304
1305
1306
1307
1308
1309
1310
1311
1312
1313
1314
1315
1316
1317
1318
1319
1320
1321
1322
1323
1324
1325
1326
1327
1328
1329
加筆訂正:
のびていく豆苗の先はどれも、ふたば
/
そらの珊瑚
[18/2/10 10:02]
加筆しました。
ひらきかけの箱
/
ただのみきや
[18/2/10 6:40]
一行目の「静かに」の位置を変えました。
3.27sec.