巨獣は妖精だよ あそぶの大好き
巨獣はやさしい妖精だよ みんなとあそぶのが大好き
あそぼう震えて痙攣して細動で体が拡がる
金属打ちの音とあそぶぼくらの笑い声
巨獣とぼくらとぼくらとぼくらとぼく ...
シンクの窓から
光が生まれている
質量はないが
手触りは淫靡だ

わたしたちは渇きやすいから
眠りの岸辺に
傷だらけの素肌をさらす
思い出せない言葉に囲まれ
猫の亡霊を見た──まひ ...
春は来た

枯れた草花

眠るな春に

色とりどりの

香を手繰り寄せ
朝から部屋で臥せっていると
唐突に金剛力士がやってきて
口元を引き締めた形相で見下ろしている
それがあまりに突然の出現だったので
なんの心構えも用意もできておらず
ただただ驚愕して畏まるばか ...
無駄話

笑え泣けるは

生活感
虫はやたらに
ひとの周りを彷徨くものだし
騒ぎに慣れたら
気にもならなくなるもので

ところ構わず
火を放つ若造の手際は
そもそも美しくない
顔中に吹き出すニキビと同じで
醜悪な ...
愛情というのは、夢であり、夢から覚めてみれば、はかない一抹の砂のようなものだ。

夢を見た。サッカーの夢だった。
思えば些細な先輩の愛情が、わたしにかれの夢を見させたのかもしれない。

飼い ...
アルマゲドンの成功したときの音楽
アルマゲドンの成功したときの音楽って何?
ドゥユナビーマイラー

耳が悪い

今日も
信号が渡れている

今日も
信号が渡れているぞ、っとおもう
...
入院を知らず
人生を語ることなかれ
入院は
もう一つの人生だ
生老病死のシャバだから
自分だけ
病気をしないというわけにはいかない
○過疎の田舎でも
病院だけは
みょうな活気がある

○バアチャンジイチャンたちは
薬はなんでもいくらでも
有り難がる
あの単純さが
うらやましい!

○バアチャン部屋からは
朝早 ...
四月の水
五月の水
油 月の輪
空を刺す虹


指先のひと粒
星おおう粒
氷と枝 雪と枝
はざま はざま
空のぼる空


あなたは手
あなたは砂
あなたは ...
深呼吸する

爽やかな甘い匂い

あそこをくわえると

幽かにしょんべんの臭い

街道の真ん中を彩る

ツツジの花花花花

深呼吸する


五月は影まできらきらしているよ ...
缶コーヒーは年中冷たいものを飲む

電話先の声はたどたどしくなった
昼間は腕まくりをするようになった
うどん屋でざる蕎麦を食うようになった

相変わらず私は居眠りしてばかり
缶コーヒーの色を確かめて飲んだ事が無いから
それが透き通っているかと聞かれると自信は無い
匂いはまるで麦茶の様で
そいつがどんな味かもろくに覚えていない

寝る前に見た景色がどんなだったか
...
ダースベイダーを
ダーツでは倒せぬので
エドモンドケンパーを
呼んで来たら
母は眼科へ行ってしまった
歯の中は秋で
狂言回しは青くて
小腹が空いて来る
車で北へ向かう我等に
歩きで南 ...
初任給を握りしめて走る背広達の
少し浮ついた雰囲気を足下に絡ませて
引きずる様にして帰るけれど
ドアを開けた所で何も無いんだ
冷蔵庫の中も
テレビ局に
サリンばら蒔いて
久米や筑紫が死んでいたら
ショーコーは歴史に名を残したと思う

俺が大臣なら
記者になりすました
得体の知れない奴の質問にぶちギレるどころか
てめえ、この ...
勇気



裸足
もしも僕の顔がもっと格好良かったなら

もしも僕の背がもっと高かったなら

もしも僕の年がもっと若かったなら

君の恋人になれるのかな

もしも僕がお金をもっと稼げたなら

もしも ...
逝く春を巻き戻したし蕾まで 目を瞑る

温もり揺らぐ

頬の優しさ
父の骨減り続けてゆく骨骨骨胸のロケット重たいままに

ころおん
こるろおん
くるうくるう
くるうおん
肩越しに
LEDがにじんでた

それはやがて
朝焼けに溶けてった

いつの間にか
さよならだった








(即興ゴルコンダより)
台所の窓辺に
葱だけが青々と伸びている
ほかの葉っぱたちは項垂れて
もう死にますと言わんばかり
葱だけが青く真っすぐ伸びて
葱好きではないけれど
すこし 
刻んでみたくなり 
ぱらりと ...
滴れば淡く溶ける指先

笑え緩む口許溢れだした

赤い水槽浮かぶ遠い夢

髪を触る足先の冷たさを

温める心の強さと弱さに

酔いながら抱きしめて

覚えのある口に絆をつけ ...
死に真似の遊び似合いし部屋の春 朝露に濡れた薔薇のつぼみよ

蕾の持つ美しさ

それは未来(あした)という一瞬の輝き

過去(きのう)は蓄積され

そして、沈澱してゆく

現在(いま)は消費され

そして、過 ...
    卒寿をすぎて
      ふと想う
    痩せっぽちの
      俺さまが
  よくも いまでも
 生かされている と
  「時」が真っ赤な
「塑像」になっている
  「空 ...
トーストにチョコを溶かして春の湯気 看護師たちが患者に
「だいじょうぶですかあ?」
と口癖のように声かけしている
あるおじいちゃんがたまりかねて
言った!
「だいじょうぶじゃないから
入院しているんでしょうが」
患者の立場 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
ふぁんしーあいらんど渡辺八畳@祝...自由詩217/4/27 19:08
枳殻の花伊藤 大樹自由詩7*17/4/27 17:28
春の香勇姫短歌017/4/27 17:21
かまぼこ春日線香自由詩417/4/27 17:14
話し相手勇姫俳句017/4/27 17:12
ゴー ホームホロウ・シカ...自由詩1*17/4/27 17:06
愛情mahdi自由詩117/4/27 14:07
アルマゲドンの成功したときの音楽nemaru自由詩2*17/4/27 9:23
自分だけホカチャン自由詩217/4/27 9:08
入院独り言集8自由詩1*17/4/27 8:56
ひかり 外側木立 悟自由詩317/4/27 8:52
触れあう海辺吉岡ペペロ自由詩217/4/27 5:59
葉桜藤山 誠自由詩117/4/27 4:15
くらげ虹村 凌自由詩417/4/27 2:24
分裂間村長自由詩417/4/27 1:42
桜はいつが綺麗ですか虹村 凌自由詩117/4/27 1:01
サザエさんは東芝の犬だった花形新次自由詩217/4/27 0:28
平成29年4月27日(木)みじんこ自由詩117/4/27 0:26
もしも1486 1...自由詩117/4/26 22:44
春夕べもっぷ俳句117/4/26 22:43
幸色勇姫俳句017/4/26 20:33
骨歌もっぷ短歌117/4/26 20:30
ひだり肩越しに見る夜AB(なかほ...自由詩317/4/26 20:11
ただのみきや自由詩18*17/4/26 20:04
瞑れた果実勇姫自由詩217/4/26 19:44
部屋にてもっぷ俳句1*17/4/26 19:19
薔薇の蕾……とある蛙自由詩317/4/26 16:30
大根の里を訪ねて信天翁自由詩317/4/26 15:59
トースト水城歩俳句017/4/26 12:28
声かけホカチャン自由詩217/4/26 8:53

Home 戻る 最新へ 次へ
1289 1290 1291 1292 1293 1294 1295 1296 1297 1298 1299 1300 1301 1302 1303 1304 1305 1306 1307 1308 1309 1310 1311 1312 1313 1314 1315 1316 1317 1318 1319 1320 1321 1322 1323 1324 1325 1326 1327 1328 1329 
加筆訂正:
さいはて公園のベンチ/そらの珊瑚[17/4/26 9:11]
少し修正しました。
5.04sec.